「英語で!アニメ・マンガ」さんの15日付け記事、
「米地上波TV『東京ミュウミュウ』『ワンピース』打ち
切り?」
の後追いになるのですが、僕も興味のある話題です
ので、こちらでも少しだけ調べてみました。
公式な決定告知をソースとしているわけではありませ
んが、Anime News Networkが14日付けで、4KidsTV
での「東京ミュウミュウ」と「ワンピース」の放送打ち切
りの可能性?を示唆する記事を掲載しています。
「One Piece And Mew Mew Power Dropped From 4Kids Schedule」
これは、この週末の19日から、両作品の放送予定が突
然なくなってしまったこと、放送枠4KidsTVの公式ページ
TOPの放送ラインナップからも、同様にタイトルが消され
てしまっていることを受けてのものですね。
4KidsTV公式サイト
http://4kids.tv/index.php
フォーラムでの書き込みによれば、先週土曜日の放送
で、既に「ミュウミュウ」には次週予告がついていなか
ったとのことです。
また、来週の26日、その次の土曜日である12月3日
まで、両作品の放送が復活されないことも、ネット上の
各テレビ番組スケジュールなどで確認されています。
先週末の時点で、
「ミュウミュウ」は
第23話「I've Got A Crush On Mew」
(原題「恋は突然! 乙女のハートをうけとめて」)
「ワンピース」は
第60話「Doc Rock」
(4Kidsは、2話をまとめて1話にしたりとか、3話続け
て放送しなかったりとか、かなりエピソードをスキップ・
編集改変して放送しているので、オリジナルで対応す
る話数としてはよくわかりませんが、チョッパー編のラ
スト、第90〜92話辺り?)
まで放送されているようです。
打ち切りなのか、それともアメリカのテレビ放送では
よくある一時休止に過ぎないのかの判断は別にして、
打ち切られるとしたらその指標のひとつとなるだろう
視聴率/占拠率のデータを、参考としてまた掲載して
おきますね。
期間はここ5週間、4KidsTV枠の全作品と、比較として
Kids'WBで放送されている日本アニメ、「ポケモン」と
「遊戯王」のそれも並べてみます。
いつものように調査はNielsen Media Research、データ
掲載はCynopsis:Kids!からです。
10/8
「遊戯王」(2.5/11)
「ポケモン」 (3.2/13)
「おジャ魔女どれみ」(0.8/5)
「東京ミュウミュウ」(1.4/7)
「Bratz」(2.2/9)
「Winx Club」(2.5/11)
「Sonic X」(1.8/8)
「Teenage Mutant Ninja Turtles」(1.9/8)
「G.I. Joe」(1.2/5)
「ワンピース」(1.3/6)
10/15
「遊戯王」(1.2/9)
「ポケモン」(2.9/12)
「おジャ魔女どれみ」(1.1/7)
「東京ミュウミュウ」(1.6/8)
「Bratz」 (2.2/9)
「Winx Club」(2.1/8)
「Sonic X 」(1.3/5)
「Teenage Mutant Ninja Turtles」(0.9/4)
「G.I. Joe」(0.6/3)
「ワンピース」(0.6/3)
10月22日
「遊戯王」(1.3/9)
「ポケモン」(2.7/11)
「おジャ魔女どれみ」(0.8/5)
「東京ミュウミュウ」(1.2/6)
「Bratz」 (1.6/7)
「Sonic X」 (1.6/6)
「Teenage Mutant Ninja Turtles」 (1.6/6)
「GI Joe」 (0.8/3)
「ワンピース」(1.0/5)
10月29日
「遊戯王」(1.0/7)
「ポケモン」(2.7/10)
「おジャ魔女どれみ」(1.0/6)
「東京ミュウミュウ」(1.7/9)
「Bratz」 (2.4/11)
「Winx Club」 (2.0/8)
「Sonic X」 (1.3/5)
「Teenage Mutant Ninja Turtles」(1.0/4)
「GI Joe」(1.0/4)
「ワンピース」(0.7/3)
11月5日
「遊戯王」(1.7/10)
「ポケモン」(2.7/10)
「ビューティフルジョー」(2.0/9)
「おジャ魔女どれみ」(1.0/5)
「東京ミュウミュウ」(1.5/7)
「Bratz」 (2.4/9)
「Winx Club」(2.5/9)
「Sonic X」 (1.6/6)
「Teenage Mutant Ninja Turtles」 (1.2/5)
「GI Joe」(0.7/3)
「ワンピース」(0.4/2)
ざっと眺めてみると、確かにこの枠での「ワンピース」
の低迷は明らかだと思います。
一方の「ミュウミュウ」は、長く続いていたリピート
期間が終わり(5月〜9月はずっとリピートでした)、
新エピソードの放送が再開されてからは、かなり視
聴率的には健闘しているように思えます。
トップを競うほどではないものの、枠全体での平均視
聴率は常に上回っているようですし、鳴り物入りで
登場した「どれみ」の数字にもずっと勝っています(!)。
ただしプレスリリースで確認された情報として、4Kidsは
「ミュウミュウ」の放送権を前半の26話分しか購入して
いないこと、ソースは確認されていないものの、ファン
サイト「MewMew Alliance」掲載の記事として、後半エピ
ソードの吹替作業がまったく開始されていないこと、
などの情報はあります。
事実の確定には、もう少し時間がかかるでしょうね。
ここ最近、アメリカの地上波局では、確かに日本アニ
メから手を引き始めた傾向があります。
「アニメ!アニメ!」さんが11月12日付けの記事、
「米国で消えたビーダマンの最終回」
で伝えているように、ABCでは「メダロット」「ベイブ
レード」、そして最終話を放送せずに「バトルビーダ
マン」の放送終了が決定しています。
また、↑のデータを見てもわかるように、人気が終了
しつつある「遊戯王」の、シリーズ続編「デュエルモン
スターズGX」も、1作目のKids!WBでの地上波枠を引
き継ぐことが出来ず、ケーブル局Cartoon Networkで
の放送に移行しています。
Kids!WBでは、新たな日本アニメ「ビューティフルジョー」
の放送も11月5日より始まりましたが、枠の平均視聴率
をやや下回るくらいの数字だったようですね。
ただし、こういった地上波局でのアニメ冷遇開始(?)に
対して、新たな放送ネットワークの開拓も進んでいます。
ADV.Filmsが保有するAnime Networkに続いて、FUNima
tionも、自身のアニメ専門局FUNimation Channelの立ち
上げを正式発表しましたし、日本でも放送されているア
ニマックスは、アジア、インドに続いて南米での放送を
始めています。北米にも、いずれ進出するでしょうね。
そして、これはケーブル局なのか、ネット配信なのか
まだ不明ですが、アメリカ・バンダイが「bandai.TV」な
るドメインを取得した、との記事もあります。
「Bandai TV in North America?」
(Anime News Network10月23日付け)
こういう風に、アメリカでも権利者が、独自の配給
ルートを構築しようとしているようですが、先日発表
されたiPodによるアニメ配信の発展の可能性なども
含めて、いろいろと模索が続きそうですね。
ともかくもアメリカのファンにとって、納得のいく状況
に落ち着いてほしいものです。

