2005年09月29日

「極上生徒会」第24&25話


さて気を取り直して。
そろそろこっちもちゃんとしないと、愛想尽かさ
れちゃいそうですしね。いやまさかそんなっ。
今期唯一視聴しているリアルタイム新作の「極上
生徒会」
は、第24話「あなたに会いたくて」
25話「その声は風にのって」
を続けて見ました。


差し迫ってきたので、2話連続の視聴となりまし
たが、幸いにして内容は前後編で、クライマック
スのための、1時間スペシャルを見ているような
気持ちにもなれました。
後半の第25話を全編、神宮司家敷地内外での
バトルに費やした構成は贅沢でしたが、これは
まあ、登場キャラクターの多さのせいもあるでし
ょうね。
実は豪華な声優陣(千葉紗子さん、釘宮理恵さん
は僕でも知ってます。もう1人の細川聖可さんは
……ごめんなさい)のカレーライス3姉妹なんて、
そういえばいたなあ、と懐かしい記憶が再生させ
られましたし。
ともあれ25話のアフレコ現場は、おお賑わいだっ
たことでしょうね。


short_g.gif


率直な視聴感はといいますと、野暮は抜きにして、
「満足出来た」と記すことを、自分に許していい気
持ちにはなりました。
こちら側からの愛着が最大理由かもしれませんが、
ここまでの作品が示してきた道具を総動員してみ
せると、こんなにもパワーを発揮するとは、正直
思っていませんでしたから。
プロット自体はルーズでも、そういう域に達せられ
るのですから、やはりテレビアニメにおけるキャラ
クターの力はスゴイものだと思います。
「極上生徒会」の場合は、そのルーズさが、もう、
ひとつの魅力として機能しているようですし。
シリーズのクライマックスなのですから、それな
りにタイトな演出も有り得たとは思うのですが(神
宮司家のセキュリティをもっとシリアスかつ堅固に
するとか)、それでは「極上」らしくなくなってしまう
という判断なのでしょうね。変に鬱路線に向かう
よりは、安全策だったかも。


short_g.gif


ここまでのシリーズにおける特色のひとつは、極上
生徒会には、本質的な意味での「敵」がいないとい
うことです。
確かに、ストーリー上の妨害者は登場しますが、どの
相手も基本的に、極上生徒会のメンバーを語るため
の役割キャラに過ぎませんでしたし、キャラクター・
アニメとしての「極上生徒会」の本分からは、妥当な
処置だとも思います。また、そういう役割キャラがい
ない時は、メンバー自身が事件を起こすことで、スト
ーリーが発生させられています。


そういう作品構造である「極上生徒会」のクライマッ
クス・エピソードが、生徒会の根幹であり象徴である
奏会長の喪失と再獲得という内容になるのは、むし
ろ当然の帰結なんでしょうね。
ただ、そういう内に向けた構造を選択したために、
宮神学園の生徒のための自治組織という面がずい
ぶんと薄くなり、あくまで奏会長とメンバーのため
だけのグループにしか映らなくなってしまったのは、
メンバーそれぞれの境遇を考えれば、仕方のない
ところでしょうか。

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