11月18日付け記事のフォローアップになります。
ニューヨーク発のポッドキャストNinja Consultant
は引き続き11月20日付けで、「Manga: The
Complete Guide」の著・編者であるJason
Thompson ジェイソン・トンプソンさんへの独占
インタビューを配信していました。
前回の公開パネルの時とは違い近距離ですか
ら、まだ聞き取りやすくなっていたのは助かりま
した。でも、やっぱり難しかったですけど。
そのインタビューの中での、Ninja Consultant
のErinさんによる質問のひとつが、「カナダを含む
北米人で、マンガのエキスパートと呼べる人のトッ
プ5は? 現在北米在住でなくても構わないです」
というものでした。
悩みながらトンプソンさんがその業績を尊敬出
来る人達だと挙げた5人は――
Frederik L Schodt フレデリック・L・ショット
(公式サイト Wikipedia)
特に手塚治虫作品の研究・翻訳で知られる大御
所中の大御所。
83年に刊行された「Manga! Manga!: The World
of Japanese Comics」は、初めて英語で書かれ
たマンガの研究書として有名。
「鉄腕アトム」に関する文章をまとめた最新作
「The Astro Boy Essays: Osamu Tezuka,
Mighty Atom, and the Manga/Anime
Revolution」(2007年)も好評。
声が渋くて、落ち着いた説得力のある雰囲気の
方ですね。
Matt Thorn マット・ソーン
(公式サイト Wikipedia)
京都精華大学のストーリーマンガ分野の准教授。
トンプソンさんが勤めていたVizの依頼で「11人
いる!」や「BANANA FISH」などの英訳も担当。
特に少女マンガの紹介に貢献。
Carl Gustav Horn カール・グスタフ・ホーン
米コミック出版社Dark Horseのマンガ部門主任
編集者。
多くのコミック編集者が仕事中の服装にこだわら
ない中で、常にスーツ&タイ姿を崩さないお洒落
な方とか。謙虚で親切な物腰に、ファンや出版関
係者からの信望も厚いそう。トンプソンさんも、
「living god」「アメリカのMANGA界のゴルゴ13」
などと呼んでいました(笑)。
Ed Chavez エド・チャベズ
日本マンガ情報ブログ/ポッドキャストMangaCast
の代表者。
僕自身は、まだチャベズさんと直接やりとりする
機会はいただいてませんが、MangaCastのサイト
からは、うちのブログも「英語で!アニメ・マンガ」
さんと並んでリンクしてもらっています。
Casey Brienza ケーシー・ブリンザ
現在は、北米のアニメ雑誌Anime Insiderに
多く執筆されている方のようですね。
詳しい経歴は、ちょっとすぐにはわかりません
でした。すみません。
ネット上で読めるブリンザさんのAnime Insider記事
といった方々になるようです。
これ以外にも、VIZ時代の先輩であり、業界のイロ
ハを教えてくれたTrish LedouxさんにToshifumi
Yoshidaさん(ライブジャーナル)、BL作品の紹介で
知られるTina Andersonさん(ブログ)、元スタジオ・
プロテウス代表で、北米でのマンガ出版に尽力した
トーレン・スミスさんなども候補になっていました。
もし来年もAmerican Anime Awardsが開催され
るのなら(なんだか気配なさそうですけど)、こういっ
た分野での功績を称えてくれる賞もあっていいかも
しれませんね。

