タ(Wichita)市初のアニメ・コンベンションである、「Wich
ita Anime Festival」(公式サイト)について、昨日5日
またKansas.Comに、地元紙The Wichita Eagle提供の記
事、「Anime for all ages」が掲載されていました。
いよいよ本日6日の開催を迎える直前の、よい宣伝に
なっていると想像します。
今回の記事は、よりコンベンションを開催する人々に焦点
を合わせたものです。
コンベンションの代表Albert Berry氏が、家族総出でイベ
ントを運営することを引き合いに出し、日本のアニメは、
家族で楽しめるようなジャンルでもあるという、記事の繋
げ方がありがたく感じます。
13歳の娘さん、Lianne Meyerちゃんは、もっと幼い子供達
に、アニメ風キャラのイラストの描き方をレクチャーし、2人
の息子、Ian Meyer君(14歳)とAlexander Berry(13歳)は、
なにか参加者が必要とするものがあったら、それをすぐに
調達してくる係、そして奥さんであり、副代表でもあるRac
hel Berryさんは、先日紹介した、日本食ディナーを用意す
る担当とか。
料理は50人分ということで、これ以上多くなったら、専門の
調理師さんに依頼するしかないでしょうから、これぐらいが
ギリギリ手作り感の味わえる規模なんでしょうね。50人分
のご飯を炊くだけでも、Rachelさん大変そうですが。
ネットからファンサブをダウンロードしたり、大学のアニメ・ク
ラブに集まったりするだけでなく、こういう風にオープン・パ
ブリックなイベントを開催することは、アメリカ国内で、アニメ
というジャンルの認知度と好感度を向上させるのに、とても
貢献しているのだろうと思います。
特にこの「Wichita Anime Festival」は、イベントの収益の半
分は、会場として使用する、1922年に建造された歴史的劇
場Orpheum Theatreの修復費用として寄付される、と発表
していますから、単なるマニア向けの閉鎖的な趣味イベント
ではなく、地元コミュニティへの貢献という、社会的な側面も
ちゃんとアピールしているところが、さすがですよね。
代表のBerry氏は、500〜700人くらいの参加者を想定して
いたそうですが、高まる反応から、1000人を越えるかもし
れない、と修正したようです。
会場のキャパは1400人程度ということなので、当日の混乱
がないことを祈ります。
このアニメ・コンベンションというものは、そもそもは、アメリカ
でずっと以前からある、SFやファンタジー、コミックなどのコン
ベンションを模したものですよね。
最初は、ジャンルが重なるそれらの大会に、ブースを出したり
一室でビデオの上映会を開いたりしていたのが、やがてアニ
メ単体でイベントを開催出来るくらいに、ファンも増えたという
流れだと、僕は理解しています。
例によって、重宝しているタネ本「Watching Anime,Reading M
anga」(Fred Patten)によりますと、アメリカで最初に単体で開
催されたアニメ・コンベンションは、1983年8月13日、テキサス
州ダラスでの「YamatoCon T」になるとか。
名前が示すように、このコンベンションは、向こうでは「Star B
lazers」と呼ばれていた「宇宙戦艦ヤマト」シリーズをメインにし
たもので、参加者は百人少々だったそうです。

