毎度おなじみですが、theOtaku.comで現在
進行中のウェブ投票企画のお題が、
「Are you seriously working towards
a career in the anime/manga industry?」
(アニメ・マンガ業界で暮らしを立てていきた
いと真面目に考えていますか?)
というものです。
現時点での総投票数459票による結果は――
1位 「いいえ。出来上がった作品を楽しむ
だけでいいです」――178票・39%
2位 「はい。声優になってみたいです」
――77票・17%
3位 「マンガ家になりたいです」――75票・16%
4位 「どうすればいいのかまだわからない
けど、出来れば」――63票・14%
5位 「アニメーターになりたい」――25票・5%
6位 「シナリオ・ライターになりたい」
――24票・5%
7位 「アニメについてのサイトを運営」
――17票・4%
という感じですね。
こちらのサイトの閲覧者の平均年齢はわり
に若いのですけど、同じくらいの年齢の、日
本のアニメファンの意識と比較してどうでし
ょうか。そういう資料ありますか?
1位の、消費者としてのオタクでいいという
意見は、実際に作る側のアニメ業界で働こ
うと思ったら、日本に行かなくてはならない
という壁は大き過ぎる、という気持ちもある
でしょうね。
2位の声優さんというのは、英語吹替の、と
いうことですから、向こうで就職可能なわけ
ですけれど、それだけで暮らしていくのは無
理だとは、常に言われることです。アニメ・
コンベンションでセレブ扱いして騒がれるの
を見れば、憧れるのはわかりますけど……。
一番確実なのは、「アフロサムライ」のサミュ
エル・L・ジャクソンみたいに、先にハリウッド・
スターになってから、自分が主演声優でない
と成立しない企画を立てるとか? ←まず、
ハリウッドで成功するのが大変ですからっ
3位のマンガ家は……、少しずつ売れてきて
いる非日本人マンガ家さんもいるみたいです
し、努力次第では? そういう業界のトレン
ドもあるし、個人の才能もあるしで、色々大
変でしょうけれど。
シナリオ・ライターというか、「script writing」
――台本書きというのが、英語吹替の台本
執筆、というのであれば、可能性はあるかも
ですね。
声優さんで、その仕事を兼任されている方も
いますし、そこからアフレコ監督であるADRデ
ィレクターに昇進(?)することもあります。
その辺りのお仕事の、ギャラということにな
ると全然わかりませんが、これも向こうでの
アニメ人気に伴う、作品のリリース数の変動
にも影響されるので、どうでしょう。
コメント欄で見かける、やってみたいという
他のお仕事は――
「アニメのテーマソングを歌ってみたい。J-
POPで!」
「プロのアニメ批評家、みたいなもので食って
いけるのなら……」
「マンガの翻訳家」
「アニメ・マンガ業界よりはゲーム業界」
などなどでしょうか。
ちなみに、オタクの実態を描いた作品というと、
「おたくのビデオ」や「げんしけん」などがあり
ますけれど、アニメ業界を描いたアニメ・マン
ガ作品で、北米で紹介されているものというと、
「アニメ制作進行くろみちゃん」(英語題「Anim
ation Runner Kuromi」―― 公式サイト)くら
いになるでしょうか?
そのジャンルのヒット作である、石田敦子さん
の「アニメがお仕事!」は、まだ翻訳されてい
ないみたいですね……。スタジオジブリの「ギ
ブリーズ」シリーズもまだかな?
あと、ずっと昔に少年キャプテンで、アニメータ
ーさんを主役にした作品もあったような。
ポッドキャストAnime World Orderの最新回
で、「くろみちゃん」がちょうどレビューされてい
たんですけれど、作品としては超お薦めとして、
とても高く評価しつつも、大地監督いわく「99%
は事実」という内容に、「でも、これ見た人はやっ
ぱり、『……別の業界に就職しようかな。ゲーム
とか』って思うんじゃないかな(笑)」みたいに言
われてました。
僕も未見なので、機会があれば見てみたいで
すね。

