正式なプレスリリースの発表を受けて、「アニメ!
アニメ!」さんが2月21日付けで、
「ファニメーション 米国アニメ市場トップを公表」
という記事を掲載されてました。
それ以前にも、18日にフロリダ州オーランドで開
催されたコンベンションMega Conの企業パネル
における関係者からの発言として、同情報が記載
されてもいたのですが(19日付け記事)、その情
報元である、ToonZoneのアニメ・フォーラムには、
そのパネルでスライドにより公開された、もう少し
詳しいマーケットシェア・ランキングの数字が投稿
されていました。
以下、その2004年度から2006年度までのランキ
ングを掲載してみますね。
リンクは各社の公式サイトへのものですから、ど
んな作品を扱っているか、確認出来ると思います。
2004年度
1位 FUNimation――22.4%
2位 ADV Films――20.5%
3位 Geneon Entertainment――12.5%
4位 Viz Media――7.3%
5位 Bandai Entertainment――7.1%
6位 Buena Vista Home Entertainment
――5%(スタジオジブリ作品を販売)
7位 Media Blasters――4.2%
8位 Manga Entertainment―― 4.1%
9位 Central Park Media ――2.5%
10位 Sony Pictures Home Entertainment
――1.5%
その他の会社――13%
2005年度
1位 FUNimation――21.2%
2位 ADV Films――21.1%
3位 Geneon Entertainment――14.4%
4位 Viz Media――7.2%
5位 Bandai Entertainment――7.2%
6位 Buena Vista Home Entertainment
――6.8%
7位 Manga Entertainment――5.4%
8位 Media Blasters――4.8%
9位 Central Park Media――4.5%
10位 Sony Pictures Home Entertainment
――1.8%
その他の会社――6.5%
2006年度
1位 FUNimation――23.2%
2位 ADV Films――12.6%
3位 Geneon Entertainment――11.1%
4位 Sony Pictures Home Entertainment
――9.3%
5位 Viz Media――9.2%
6位 Buena Vista Home Entertainment
――9%
7位 Bandai Entertainment――7.6%
8位 Manga Entertainment――5.4%
9位 Media Blasters――5%
10位 Central Park Media――3%
その他の会社――3.2%
という感じですね。
FUNimationが出したプレスリリースは、「6年連
続でマーケットシェア1位」ということを誇るものだ
ったのですが、これを見ると2005年度は、かなり
際どい争いだったようです。
「2位に倍以上の差をつけて」ともICv2の記事で
は述べられていましたが、FUNimationが躍進し
たというよりは、今年になって、それまで競ってい
たADVが突然失速した、という方が正しい表現に
なるでしょうか……。
目立ったリリースがなかったADVの、2006年に
入ってからのシェア低下に対して、代わりに突然伸
びてきたSony Picturesから、昨年どんな作品が
売れたかというと――、どうやら向こうでは3月28
日に発売された、「ファイナルファンタジーZ:アドベ
ントチルドレン」1作の大ヒットのおかげのようです。
Anime News Network2006年6月14日付け
記事によると、この時点で、2位である「ハウルの
動く城」の倍(!)の売り上げを記録する、ダント
ツの1位でしたし。
これをふまえて、今年2007年度はどうなるかと
勝手に想像してみると、かなり中堅下位に沈ん
でいるBANDAIが、ついに「涼宮ハルヒの憂鬱」
(北米版公式サイト)を得て、どこまでジャンプア
ップするか、がひとつの楽しみですね。
もう1つのスーパー・ヒット作である「DEATH
NOTE」も、Viz Mediaからリリースが始まります
が、ダウンロード販売での売り上げはこちらの
ランキング(DVD・ビデオ市場シェア)には含ま
れないんですよね?
Geneonの期待作「ローゼンメイデン」は見たこ
とがない作品なのでよくわかりません。
ADVの復活は……、同じように日本では人気の
「ケロロ軍曹」も、翻訳が特に難しそうなパロデ
ィの多いコメディですから、どうでしょう。
リメイク劇場版「エヴァンゲリオン」のUSリリー
スまで我慢すれば、なんとか? そういえば、
その「エヴァ」の実写版は(以下略)。

