2006年02月08日

ロイター通信のメイド喫茶記事


「お帰りなさいませ、ご主人様」
メイドはそう言って、短いピンク色のドレスの上に
着込んだ、のりのきいたエプロンの前で両手を合
わせると、深々とお辞儀してくれる――。
このメイドが仕えているのは、貴族などではなく、
東京の秋葉原地区にある「メイドカフェ」を訪れて
くる、ポップカルチャー狂のお客の一団だ。
秋葉原は、電機製品マニアにとってのメッカとして
ずっと長く、そして今ではまた、首都東京の「オタ
ク文化」の中心地として知られている場所である。



イギリスに本拠を置く、世界的大手通信社のロイタ
ーが東京支局発で、↑の文章で始まる、日本の「メ
イド喫茶」ブームを伝える記事を2月7日付で配信し
ています。

「'Maid in Japan' cafes treat geeks like lords」 
 (「メイド・イン・ジャパン」カフェは、オタクを
  王様のようにもてなしてくれる)
http://today.reuters.com/news/newsArticle.aspx?type=oddlyEnoughNews&storyID=2006-02-07T160118Z_01_T320034_RTRUKOC_0_US-JAPAN-MAIDS.xml&archived=False


「Maid in Japan」はもちろん、「Made in Japan」の洒
落で、メイド喫茶という新しい「日本製品」の紹介の意
味なんでしょうね。
さすがにロイター発だけあって、この記事は各支局か
ら、世界各地に配信されちゃってます。
本拠イギリスはもとより、アメリカ、カナダ、インド、
パキスタン、バーレーン、ブルネイ、オーストラリア、
アラブ首長国連邦、スイス、といった国のニュース電
子版で記事が確認出来ました。
記事それ自体は、有名(?)メイド喫茶の「Royal Milk」
というお店(公式サイト)の紹介を中心に、お客のオタ
クさんや働くメイドさんの声、そして始まって4年ほど
という、日本のメイド喫茶の歴史を解説しています。


残念ながら僕自身は、メイド喫茶に足を踏み入れた経
験はないので、その解説がどこまで妥当か判断出来る
立場にはないのですが、その存在の良し悪しにまでは
深く踏み込んではいない、無難な概略記事、という感じ
はします。もちろん、オタク文化に免疫のない、海外の
方が読んだらどう感じるかは、まったくわかりませんが。
というか僕も、記事の中で紹介されているメイドさんに
よる各種サービス、ひざまずいてコーヒーに砂糖とミル
クを入れてくれる、スプーンで直接料理をよそって「あ
ーん♪」と食べさせてくれる、マッサージや耳掃除や
シャンプーや、個室での会話サービス――とかが、一
般視点からどこまで許容範囲なのかは、もう全然コメ
ント出来ません。
どこまでがメイド「喫茶」、そしてメイドさんによるサー
ビスの本流なのか、という議論も、きっと激しく行われ
ているでしょうね。どうですか、委員長様?


オタク文化が進出しているアメリカでも、その文脈の延
長にあるメイド喫茶はまだですよね? ひょっとしたら、
コンベンションとかで、アマチュアの模擬店くらいは出
しているかもしれませんが。
メイド喫茶という、その空間だけの関係性を演じること
を楽しむ、英語でいうmake-believeの瞬間を満喫する
には、それなりに(オタク)文化的熟練が必要だと思う
のですが、それがグローバルな域に達するかどうか、
一興ではあります。まずは日本制覇が先ですけど(笑)。



short_g.gif


★お祖母様のお早い回復をお祈り申し上げます。
ご都合がよろしくなった時の、更新再開を待って
いますね。
そちらの意見も参考にしまして、「ARIA」考につい
ても前向きに。野暮は格好悪いですけども。
ボッコロの日になったら、僕も薔薇を届けに行きた
いです。
posted by mikikazu at 09:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | 海外情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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