2010年03月26日

イタリアのコミック専門店における日本マンガ売り上げランキング(2010年1月期)


イタリアのマンガ・アニメ情報サイトNanoda.com
が、イタリアのコミック専門店における、2010年
1月期の日本マンガ売り上げランキングを掲載し
てくれていました。


Nanoda.com 2010年3月25日付け記事
"Classifica Manga: Vendite Gennaio 2010"


このランキングは出版部数ではなく、イタリア国
内の各小売店に問い合わせて調査した、実売
部数を元にしたものだそうです。
一般書店やニューススタンドでの数字は含まれ
ていないとのことですが、JETROの調査レポート、

「イタリアにおけるコミック・アニメ市場 
 基礎調査(輸出促進調査シリーズ)」


によると、
「大半のファン読者は、コック専門店を利用する。
書店経営者自身がコミックのファンだったり、
専門知識が豊富なこと、専門出版社との関係が
緊密なので信頼がおけるからである。」
との説明があるので、イタリアのマンガファン間
での、作品嗜好・人気をそれなりに示したものと
していいと想像します。


原リストは100位まで掲載してくれているんです
が、その全ては引用出来ないので、とりあえず
ここでは、1位から30位までです。


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1.「NARUTO」第46巻(panini comics)
2.「Bleach」第38巻(panini comics)
3.「FAIRY TAIL」第13巻(star comics)
4.「ソウルイーター」第5巻(panini comics)
5.「聖闘士星矢 エピソードG」第33巻(panini comics)
6.「クレイモア」第16巻(star comics)
7.「ヴァンパイア騎士」第10巻(star comics)
8.「666 -SATAN-」第16巻(j-pop)
9.「銃夢 LastOrder」第25巻(panini comics)
10.「ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-」
  第25巻(star comics)

11.「NANA」第42巻(panini comics)
12.「BASTARD!! -暗黒の破壊神-」第26巻(panini comics)
13.新装版「ONE PIECE」第24巻(star comics)
14.「コードギアス 反逆のルルーシュ」第1巻(panini comics)
15.「PLUTO」第5巻(panini comics)
16.「アイシールド21」第19巻(panini comics)
17.「天上天下」第39巻(panini comics)
18.「名探偵コナン」第60巻(star comics)
19.「ブレイザードライブ」第3巻(GP)
20.「ヤマトナデシコ七変化」第16巻(star comics)

21.「B.O.D.Y」第15巻(star comics)
22.「デッドマン・ワンダーランド」第1巻(panini comics)
23.「スティール・ボール・ラン」第17巻(star comics)
24.「天上天下 collection」第16巻(panini comics)
25.「紅色HERO」第12巻(star comics)
26.「テガミバチ」第6巻(panini comics)
27.「エレメンタル・ジェレイド」第16巻(star comics)
28.「桜蘭高校ホスト部」第14巻(panini comics)
29.「蜜×蜜ドロップス」第6巻(star comics)
30.「新世紀エヴァンゲリオン 碇シンジ育成計画」
  第7巻(panini comics)


各出版社公式サイト

panini comics
http://www.paninicomics.it/web/guest/planetmanga/
star comics
http://www.starcomics.com/
GP Publishing
http://www.gppublishing.it/
J-Pop
http://www.j-pop.it/


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という結果になっていますね。
2007年のJETRO調査のデータとは、かなり顔
ぶれにも変化があるようです。
ここでも1位の「NARUTO」を含めて以下続く、
「Bleach」
「ソウルイーター」
「クレイモア」
「ヴァンパイア騎士」
「ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-」
などは、北米でも売れている作品ですが、
やはり北米と異なる欧州地域の特徴としては、
第5位に「エピソードG」第33巻がランクインして
いる、「聖闘士星矢」の人気が見て取れます。
フランスやスペインでも同様に、現在進行中の
新刊が発売されれば、「NEXT DIMENSION
冥王神話」であれ「THE LOST CANVAS 冥王
神話」であれ、どの作品でも必ずトップ10入りし
ますしね。
イタリアでの「NEXT DIMENSION」の出版社は、
「エピソードG」「THE LOST CANVAS」のpanini
ではなく、J-Popという別のところになるというの
も、不思議な話ですけど。

Animeclick 2010年3月23日付け記事
"Ufficiale: Saint Seiya Next Dimension
 è JPOP! E non solo..."



あ、日本では第17巻までの「エピソードG」が、
どうして33巻まで出ているかというと、ページ数
を日本の単行本の半分にしたバージョンでの出
版形式だからですね。
「天上天下」のように、その薄いバージョンで出版
した後、あらためて「collection」版として、オリ
ジナル単行本と同じ装丁・ページ数で再出版する
こともあるようです。


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2010年02月03日

2月11日にイタリア・ミラノで「セーラームーン」シリーズのライセンス会議/イタリアで「セーラームーン」と「プリキュア」は共存出来るか


イタリアでの「美少女戦士セーラームーン」
シリーズの商業展開本格再開をお伝えした、
2010年1月26日付け記事の続報ですね。

参考・
アニメ!アニメ! 2010年1月27日付け記事
「『セーラームーン』伊で再展開 東映アニメ
 有力企業と契約」


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イタリアのライセンス・ビジネス情報サイト
Licensing ItaliaのTOPページでも、
大きく「セーラームーン」がフィーチャーされ
ていました。
その2月2日付け記事、

"CRESCONO LE ASPETTATIVE SU
SAILOR MOON!"

で伝えられているのは、
東映アニメーション・ヨーロッパ
ライセンス会社Backstage
民放グループMediaset
の関係者からのコメントと、三者が参加して、
2月11日にBackstage社のミラノ・オフィス
で開かれる、第1回ライセンス会議に関する
告知ですね。
会議は、新たに再開される「セーラームーン」
シリーズの、イタリア国内での商業展開につ
いて、興味があるライセンシー候補・希望企
業への説明を行うためのもの、だと思います。

参考・Backstage掲載2月1日付けニュース
"Sailor Moon Licensing Meeting"


関係者からのコメントは、伊→英の機械翻訳
経由なので、いささか心許ないですけど、
Backstageが権利を得るまでの過程と、今
後の市場展開についての自信、再び「セーラ
ームーン」をイタリアでテレビ放送出来る喜び、
東映アニメーション側から見た、日本アニメに
とってのイタリア市場の重要性、といった内容
ですね。
特に、かつてのテレビ放送を見て育ち、現在
は母親になっている人達と、その子供達とい
う、二つの世代に訴えかけられる魅力なども
強調されているようです。
イタリアでの「セーラームーン」放送開始は
1995年(日本放送1992年)ですから、15年が
経過して、当時少女だったイタリアの視聴者も、
そろそろ母親になっていていい頃です?


各リリース・ニュースやウェブ広告でも確認出
来るように、「Sailor Moon」のロゴも新しくな
っていて(古いロゴは、例えばこちらで)、会議
では、それも含めた新しい「セーラームーン」
の商品イメージがアピールされる予定になって
いるようです。


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関係者のコメントの中で、ひとつ目に付いたの
は、Backstageのライセンシング・ディレクター
Stefania Perletto氏による、

"anche perchè non sembrano esserci nuovi
character femminili forti sul mercato".
(また市場には、新しい、女性の強いキャラクタ
ーが存在しないようだからだ)

というものですね。
つまり、ヨーロッパ諸国では唯一イタリアで放送
を続けてくれている、「プリキュア」シリーズの扱
いはどうなるのかな、ということです。
「セーラームーン」と「プリキュア」は、イタリアで
共存出来るのかな、みたいな。


ヨーロッパでの「プリキュア」シリーズは、1作目
の「ふたりはプリキュア」こそ、フランス・ドイツ・
イタリア・スペインで放送されましたが、2作目
「Max Heart」はイタリアとスペインだけ、以降
の「Splash☆Star」「Yes!プリキュア5」は、
イタリアのみでの放送、といった状況になって
います。
昨年夏の「5」最終回放送後に、続編「Yes!プリ
キュア5GoGo!」の予告も放送されましたから、
今年も引き続き、「プリキュア」シリーズの放送
があるだろうとは予測されています。


イタリアでの「プリキュア」シリーズの放送局は、
ずっと国営放送局のRai Dueで、「セーラーム
ーン」が放送される予定の、民放のMediaset
グループとは、また立場が違うんでしょうけど、
変な話、90年代と00年代を代表する、二つの
変身少女シリーズが、同じ市場で勝負すること
になっちゃいますよね。
どちらも製作している東映アニメーション的に
はどうなんでしょう。それはまあ、どちらもそれ
ぞれ成功してくれたら、ベストなんでしょうけど。
それこそ、両者が共演する、クロスオーバーな
オールスター映画、くらいにまで発展してくれた
らスゴいですよね。


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2010年01月26日

イタリアで「美少女戦士セーラームーン」シリーズの商業展開が本格再開


先月くらいから情報は出ていたみたいですけ
ど、今回正式に、東映アニメーション・ヨーロッ
パ共名義でプレスリリースが出たのが、長く絶
たれていた、「美少女戦士セーラームーン」シ
リーズの、イタリア国内における商業展開が再
開されるというニュースですね。


英語版プレスリリース(pdfファイル)

Manga Forever 2010年1月26日付け記事
"Sailor Moon ritorna in Italia"
(セーラームーンがイタリアに帰ってくる)


プレスリリースの内容は、東映アニメーション・
ヨーロッパが、ライセンス管理会社(エージェン
シー)であるBackstage社と、「セーラームー
ン」シリーズの、イタリア国内におけるテレビ
放送権・出版権・マーチャンダイジング権・劇
場公開権についての契約を結んだというもの。
つまり今後、Backstageを通して、イタリア国
内で放送したり、関連本を出版したり、グッズ
を売ったり、映画館で劇場版を公開するため
の交渉が可能になる、ということだと思います。
Backstageは他に、「ドラゴンボール」「聖闘
士星矢」「ONE PIECE」といった、東映アニメ
ーション作品もイタリアで担当していて、そうい
う信頼関係に基づく契約だそうです。


イタリアでのテレビ放送が開始されるという話
は、去年の秋くらいからあって、今年の1月と
言われていたのが、また2月に伸びたりで、
ファンをヤキモキさせていたんですが、これで
色々確定していくと思います。
リリースの最後には、イタリアの民放グループ
のMediasetが既に放送権を取得していて、
第1シリーズを2010年秋には放送する予定、
とされていますね。
またフォーラムでのファンの反応を見ると、
今回はかつてのような、イタリアのテレビ向け
に修正されたものではなく、無修正のオリジ
ナル版で見たいという意見も多いですが、
どうなるでしょう。


東映アニメーション・ヨーロッパ公式サイト
http://www.toei-animation.com/

Backstage公式サイト
http://www.backstagelicensing.com/Pages/home.php


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Backstage公式サイトの、2009年12月16
日付けニュース欄
では、既にこの事が明らか
にされていて、機械翻訳頼りですが、
「Backstageは、長く真摯な東映との交渉を
経て、ついに作者である竹内直子氏に、イタ
リアでの展開を認めてもらうことに成功した」
という意味合いの記述が、まず最初にあるよ
うです。
英語版リリースでは、「このプロジェクトが実現
したのは、『セーラームーン』のオリジナル作者
である竹内直子氏との、綿密な共同作業にも
よるものである」という表現になっていますね。
まあ表現はともかく、竹内直子さんにもきちん
と話が通っている契約ということなんでしょう。


ともあれ、これで正式に展開が出来るという
のなら、ずっと待っていたイタリアのファンに
は嬉しいことですし、世代が進んで、また新
たにファン層が構築されるかもしれません。
この動きが、現在「セーラームーン」の商業
展開が停止している、世界の他の国々にも
広まっていくかどうか、注目です。
あ、個人的には、ヨーロッパではイタリアだけ
で放送が続いている「プリキュア」シリーズと
重なってしまったら、アニメファンの受け的に、
どうなるだろうとも思ったりするんですけど(笑)。


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2010年01月24日

イタリア語版「エウレカセブン」のレントン役の声優さんにふさわしいのは誰か、演技サンプルを聞いて投票出来る企画が進行中


イタリアで面白い企画が進行中なので、紹介
しておきますね。
2009年11月11日付け記事でお伝えしたよう
に、ボンズ製作のテレビアニメ「交響詩篇エウ
レカセブン」は、2010年中に、イタリアの国営
放送局であるイタリア放送協会(Radiotelevisione
Italiana) ―― 通称Raiのチャンネルの一つ、
地上デジタル放送局のRai4(公式サイト)での
放送が決定しています。


イタリアでの権利を獲得し、DVDもいずれ発売
するだろうDynit社(公式サイト)が、現在イタリ
ア語吹替トラックの制作を進めているのですが、
その公式サイト上で明らかにされた企画が、
「エウレカセブン」の主人公であるレントン・サー
ストンをイタリア語で演じるのにふさわしい声優
さんは誰なのか、演技サンプルをそれぞれ聞い
て、ファンに投票してもらい、その結果をキャス
ティングの参考にしよう、というものなんですね。


2010年1月22日付けニュース
"Vota il doppiatore di Eureka Seven!"
(エウレカセブンの声に投票しよう)


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演技サンプルが聞ける声優さん達の名前を、
アニメ作品における代表キャラと並べてみます。

・FLAVIO AQUILONE
 (ジェームス・レイ・スチム/「スチームボーイ」)

・GEORGE CASTIGLIA
 (切札勝舞/「デュエルマスターズ」)

・LEONARDO GRAZIANO
 (うずまきナルト/「NARUTO-疾風伝」)

・ALESSIO NISSOLINO
 (大谷敦士/「ラブ★コン」)

・GABRIELE PATRIARCA
 (シモン/「天元突破グレンラガン」)

という方々です。
日本版「エウレカセブン」におけるレントン役
は、女性の三瓶由布子さんでしたが、このイ
タリア版で候補に挙げられている声優さんは、
5人とも全て男性です。
代表作を見てもわかるように、日本版では女
性が演じていたレイ・スチム、切札勝舞、うず
まきナルトにしても、イタリアでは男性が演じ
ていることがわかります。
この辺は、国・地域・作品によっても判断に違
いがあって、イタリア語版で男性のうずまきナ
ルトは、英語版では女性のMaile Flanagan
さん、レイ・スチムも英語版では女性のAnna
Paquinさんでした。
ともあれ、このチョイスは、イタリアのアニメ吹
替で、少年役の代表的な声優さんを集めてみ
たのだと思います。


投票の期限は1月27日で、投票の結果がそ
のままレントン役に決まるのではなく、あくま
で参考ということですが、こうやってオープン
に、ファンの意見を集めるのは、アニメの外国
語吹替では珍しいですね。
吹替制作を担当するスタジオのコネクションと
オーディションによって決められる場合がほと
んどだと思います。もちろん作品によっては、
日本側の権利者さんの意向が一番尊重され
る時もあるそうです。


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アメリカでのアニメ・ゲーム声優さんが、どうや
って役を得るのかとか、その作業の実態につ
いては、昨日Twitterの方でも少し紹介しまし
たけれど、2010年1月8〜10日に、カリフォル
ニア州サクラメントで開催されたアニメコンベ
ンションSac-Animeにおける、声優Laura
Baileyさんと、Travis Willinghamさんへ
のインタビュー動画が、その話題にちょうど触
れていたので、最新の話として、参考になると
思います。
それぞれの代表キャラである、「ストリートファ
イターIV」の春麗(Lauraさん)、ガイル(Travis
さん)のためのオーディションを受けた時の話も
興味深いですね。
Lauraさんは、オーディションの時に初めてイラ
ストを見せられて、自分が演じるのが春麗だと
知ったそうですし、Travisさんの場合は、キャラ
名やイラストすらも見せてもらえず、用意され
た台詞に、ガイルの必殺技の「ソニックブーム」
があったので、初めてガイルと気づいたとか。
なかなか大変です。


iPlayWinner.com 2010年1月13日付け記事
"IPW's and GTG's Interview w/ Laura
Bailey and Travis Willingham!"
より




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2010年01月17日

イタリア民放局Italia 1での日本アニメ視聴者数/占拠率データ(2009年11月〜2010年1月期)


今日はちょっと久々に、イタリアにおけるア
ニメ視聴者数の話題です。
まず最初にまとめ的なところなんですが、
Kidscreenが、Eurodata TV調べのデ
ータとして、イタリアで2009年12月14日〜
2010年1月10日間に放送された、アニメ
・カートゥーン番組で、4〜14歳層で最も視
聴率・視聴者数の高かったTOP5を伝えて
いました。その結果は(全てItalia 1放送)、


1.「The Penguins of Madagascar」
 1月4日放送
 視聴率・9.5% 視聴者数・58万人
 占拠率・41.0%

2.「ONE PIECE」
 1月4日放送
 視聴率・8.5% 視聴者数・51万9000人
 占拠率・30.1%

3.「ザ・シンプソンズ」
 12月22日放送
 視聴率・8.3% 視聴者数・50万5000人
 占拠率・26.7%

4.「メリー・メロディーズ」
 12月16日放送
 視聴率・6/0% 視聴者数・36万9600人
 占拠率・35.3%

5.「名探偵コナン」
 12月23日
 視聴率・6.0% 視聴者数・36万8000人
 占拠率・23.8%


ということになっていて、イタリアで強い人気の
「ONE PIECE」は、「ザ・シンプソンズ」と並ぶ
数字なのがわかります。
これだけ勢いがあれば、映画版を一般劇場
公開しても、かなり頑張れそうな気もしますね。
続くのが「名探偵コナン」ということで、どちらも
北米では今ひとつですが、ヨーロッパでは強い
アニメの代表格になっていると思います。


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TOP2は「ONE PIECE」「名探偵コナン」とし
て、では他の作品はどんな感じなんでしょう。
イタリアのテレビ・ラジオ・メディア情報サイト
Live Televisionが時々掲載している視聴者
数・占拠率データから、地上波民放局Italia 1
が放送している、日本アニメの数字だけをいく
つか抜き出してみますね。
上のデータより数字が大きいのは、こちらが全
年齢対象の視聴者数だからだと思います。


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2009年11月23日(月)

「あらいぐまラスカル」
 AM6:33 5.03% 9万7000人
「小公子セディ」
 AM7:16 11.58% 57万人
「レディジョージィ」
 AM7:42 9.46% 55万3000人
「名探偵コナン」
 PM01:43 8.21% 134万5000人


2009年12月3日(木)

「あらいぐまラスカル」
 AM6:30 3.683% 7万5000人
「アルプス物語 わたしのアンネット」
 AM7:14 9.281% 45万6000人
「レディジョージィ」
 AM7:42 11.92% 74万人
「NARUTO-疾風伝-」
 PM03:43 7.47% 117万8000人
「ブルードラゴン」
 PM01:41 8.64% 128万4000人


2009年12月9日(水)

「あらいぐまラスカル」
 AM6:30 5.03% 8万9000人
「アルプス物語 わたしのアンネット」
 AM7:14 9.91% 44万7000人
「レディジョージィ」
 AM7:42 12.05% 69万3000人
「名探偵コナン」
 PM01:41 8.71% 140万2000人


2009年12月22日(火)

「アルプス物語 わたしのアンネット」
 AM7:46 7.93% 47万2000人
「ハロー!サンディベル」
 AM8:12 7.75% 49万3000人
「ブルードラゴン」
 PM01:41 7.42% 133万8000人


2010年1月3日(日)

映画「メトロポリス」(監督・りんたろう)
 AM2:43〜4:25 8.94% 13万3000人
映画「スチームボーイ」(監督・大友克洋)
 AM4:25〜6:21 9.84% 9万1000人
「とっとこハム太郎」
 AM8:30 4.73% 22万3000人
「ふしぎ星の☆ふたご姫」
 AM8:44〜 7.12% 38万1000人
「爆丸バトルブローラーズ」
 AM10:09 8.07% 59万人


あと、1月11日から午後5時40分台で放送
の始まった「きらりん☆レボリューション」は、
こちらのフォーラムでの報告によると(ソース
ここ?)、

1月11日
PM05:48 4.91% 61万6000人
1月12日
PM05:47 4.43% 54万9000人
1月13日
PM05:41 4.33% 52万4000人
1月14日
PM05:42 5.66% 67万1000人

というスタートになっているようです。


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「ONE PIECE」が入っていないのは、この時
期お休みしていて、今年に入って放送再開した
から(未確認)でしょうか。
Italia1では他に、「遊戯王5D's」も土曜の午
前10時頃に放送しているんですが、何故か最
近の土曜日のデータだけ、見つけられませんで
した、すみません。
去年の8月くらいまでは、データも手に入ったん
ですけど……。その頃は大体、8月4日の数字
が、11.43% 148万6000人くらいで、けっして
悪いものではありませんでした。


ともあれ、
「あらいぐまラスカル」
「小公子セディ」
「レディジョージィ」
「アルプス物語 わたしのアンネット」
「ハロー!サンディベル」
といった、欧米を舞台にした旧作の人気が根
強いことがわかります。この辺の作品はもう、
日本製アニメということは関係なく、イタリアの
大衆文化に根付いているのかもしれませんね。
つまり、今でもヨーロッパでの放送に耐えうる
だけ、ちゃんと作ってあったということだと思い
ます。


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2010年01月04日

イタリアで2009年1〜12月期に出版開始されたマンガの人気傾向(Animeclick調査)


イタリアの情報サイトAnimeclickでは毎月、
その月イタリアで出版開始されたマンガ作品
の中からの、お気に入りを投票する企画を
行っています(2009年12月期)。
選ばれる新作は6〜10作くらいで、投票数
は300〜500。一番の人気作だと、100票を
超えることがあります。


作品は編集部側からの選出なので、イタリ
アで出版されている全てのマンガ作品が対
象ではありませんが、イタリアでどのような
作品が現在翻訳出版されているのか、そし
てその中での人気作を知る、ひとつの目安
になるかと思います。
イタリアは、仏・独・スペインのようには、マ
ンガの売り上げランキングを伝える調査・
データがなかなか見つからないので、助か
ることは助かります。
あ、あくまで2009年度に出版開始された作
品なので、以前から出版が続いている、
「NARUTO」や「Bleach」みたいな人気作
は含まれません、お気をつけて。
では以下、全月を総合しての、投票数ランキ
ングです。イタリア全体での傾向が見えてく
るでしょうか。


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1.「PLUTO」(122票・5月)
(手塚治虫/浦沢直樹 Planet Manga)
2.「ソウルイーター」(100票・5月)
(大久保篤 Planet Manga)
3.「蟲師」(88票・11月)
(漆原友紀 Star Comics)
4.「喰霊」(82票・4月)
(瀬川はじめ Planet Manga)
5.「Darker than Black」(81票・1月)
(画:野奇夜 Planet Manga)
6.「DRUG-ON」(75票・5月)
(斎藤岬 JPOP)
7.「こばと。」(74票・11月)
(CLAMP JPOP)
8.「モンスターハンター オラージュ」(73票・10月)
(真島ヒロ GP Publishing)
9.「武装錬金」(71票・3月)
(和月伸宏 Planet Manga)
10.「.Hack//xxxx」(66票・3月)
(原案:松山洋/画:喜久屋めがね JPOP)


11.「ONE PIECE Yellow」(65票・6月)
(尾田栄一郎 Star Comics)
12.「サイボーグ009」(64票・9月)
(石ノ森章太郎 JPOP)
13.「Astral Project 月の光」(61票・2月)
(作:marginal/画:竹谷州史 JPOP)
14.「ラグナロックシティ」(59票・2月)
(うるし原智志 JPOP)
14.「黒博物館スプリンガルド」(59票・9月)
(藤田和日郎 GP Publishing)
14.「いばらの王」(59票・11月)
(岩原裕二 Flashbook Edizioni)
15.「聖伝-RG VEDA-」(56票・6月)
(CLAMP Magic Press)


16.「トムソーヤ」(55票・6月)
(高橋しん JPOP)
16.「東京バビロン」(55票・12月)
(CLAMP d/visual)
17.「アフロサムライ」(52票・4月)
(岡崎能士 Planet Manga)
17.「超時空戦艦まほろば」(52票・8月)
(松本零士 Hazard Edizioni)
18.「宇宙海賊キャプテンハーロック」(51票・12月)
(松本零士 d/visual)
19.「BLAZER DRIVE-ブレイザードライブ-」(50票・9月)
(岸本聖史 GP Publishing)
20.「RED GARDEN」(49票・2月)
(画:綾村切人 JPOP)


21.「グイン・サーガ」(47票・7月)
(原作:栗本薫/画:沢田一 Planet Manga)
22.「マジンガーZ」(46票・10月)
(永井豪 d/visual)
23.「E'S」(45票・1月)
(結賀さとる Star Comics)
24.「LOST+BRAIN」(44票・9月)
(作:藪野続久/画:大谷アキラ Star Comics)
25.「やさしい竜の殺し方」(43票・4月)
(作:津守時生/画:加藤絵理子 Planeta DeAgostini Manga)


26.「銃夢外伝」(41票・1月)
(木城ゆきと Planet Manga)
26.「ジョージィ!」(41票)
(作:井沢満/画:いがらしゆみこ Magic Press MX)
26.「キングダム ハーツII」(41票・10月)
(天野シロ Disney Manga)
27.「栄光のナポレオン - エロイカ」(39票・10月)
(池田理代子 Magic Press)
28.「ヴァンパイア十字界」(38票・1月)
(作:城平京/画:木村有里 Star Comics)
28.「.hack//G.U.+」(38票・7月)
(作:浜崎達也/画:森田柚花 JPOP)
29.「ブレイブ・ストーリー〜新説〜」(37票・6月)
(原案:宮部みゆき/画:小野洋一郎 JPOP)
29.「アライブ -最終進化的少年」(37票・9月)
(作:河島正/画:あだちとか GP Publishing)
30.「一騎当千」(36票・11月)
(塩崎雄二 JPOP)


31.「夜型愛人専門店-ブラッドハウンド-」(35票・5月)
(由貴香織里 Panini Comics)
31.「ヴィナス戦記」(35票・7月)
(安彦良和 Magic Press)
32.「イタズラなKiss」(33票・3月)
(多田かおる Magic Press MX)
32.「ブレイク ブレイド」(33票・10月)
(吉永裕ノ介 GP Publishing)
32.「ノスタルジア」(33票・10月)
(津田雅美 Dynit)
33.「月光条例」(31票・11月)
(藤田和日郎 JPOP)
34.「魔法の山」(29票・4月)
(谷口ジロー Rizzoli)
35.「鉄腕バーディ」(28票・2月)
(ゆうきまさみ Star Comics)


36.「月と湖」(27票・2月)
(芦原妃名子 Planet Manga)
36.「新世紀エヴァンゲリオン 学園堕天録」(27票・9月)
(作画:眠民 Planet Manga)
37.「女王様ウォーズ」(24票・8月)
(乾はるか Black Velvet)
37.「どーもくん」(24票・10月)
(JPOP)
37.「ロードス島戦記 ファリスの聖女」(24票・11月)
(画:山田章博 JPOP)
38.「宮本武蔵」(23票・6月)
(石ノ森章太郎 Planeta DeAgostini Manga)
39.「新暗行御史」(22票・11月)
(作:尹仁完/画:梁慶一 JPOP)
40.「小花美穂作品集三部作」(21票・3月)
(小花美穂 Dynit)


41.「Virgin Boy」(20票・8月)
(Kim Young-Bin/Kim Hun-Woo Planeta DeAgostini Manga)
41.「ラセンバナ〜螺旋花〜」(20票・10月)
(桑原真也 JPOP)
42.「片恋の月」(19票・6月)
(みつきかこ Flashbook Edizioni)
42.「うわさの翠くん」(19票・10月)
(池山田剛 Flashbook Edizioni)
42.「NAKED STAR」(19票・11月)
(大暮維人 Flashbook Edizioni)
43.「岳」(18票・7月)
(石塚真一 Planeta DeAgostini Manga)
44.「不器用なサイレント」(18票・7月)
(高永ひなこ Magic Press)
44.「わたしのすきなひと」(18票・11月)
(CLAMP GP Publishing)


45.「幸せいくらで買えますか?」(17票・2月)
(宇佐美真紀 Flashbook Edizioni)
45.「La Bicicletta Rossa」(17票・4月)
(Kim Dong-Hwa Planeta DeAgostini Manga)
45.「医龍―Team Medical Dragon」(17票・6月)
(原案:永井明/画:乃木坂太郎 Planeta DeAgostini Manga)
45.「eensy-weensyモンスター」(17票・7月)
(津田雅美 Dynit)
45.「3 THREE」(17票・9月)
(惣領冬実 GP Publishing)
45.「バトルクラブ2nd stage」(17票・9月)
(塩崎雄二 JPOP)


46.「LOVEY DOVEY」(16票・7月)
(織田綺 Star Comics)
46.「P×P」(16票・7月)
(吉住渉 Planet Manga)
46.「砲神エグザクソン」(16票・9月)
(園田健一 GP Publishing)
46.「チョコレートコスモス」(16票・9月)
(恩田陸 Planet Manga)
46.「Real Kiss」(16票・10月)
(宮坂香帆 Planet Manga)


47.「アクメツ」(15票・7月)
(脚本:田畑由秋/画/余湖裕輝 Mondadori)
47.「神南火〜忌部神奈・女の神話シリーズ〜」(15票・2月)
(星野之宣 JPOP)
47.「僕達は知ってしまった」(15票・4月)
(宮坂香帆 Planet Manga)
47.「ロードス島戦記 -英雄騎士伝」(15票・12月)
(画:夏元雅人 JPOP)


48.「ウルフガイ」(14票・9月)
(平井和正/田畑由秋/余湖裕輝/泉谷あゆみ JPOP)
49.「L'IDIOTA」(13票・7月)
(Kang Full Planeta DeAgostini Manga)
49.「極楽青春ホッケー部」(13票・9月)
(森永あい GP Publishing)
49.「ブラック・ジョーク」(13票・12月)
(作:小池倫太郎/画・田口雅之 JPOP)
49.「BLACK BIRD」(13票・12月)
(桜小路かのこ Star Comics)


50.「半蔵の門」(12票・6月)
(小島剛夕 Planeta DeAgostini Manga)
50.「キス&ネバークライ」(12票・9月)
(小川彌生 GP Publishing)
50.「パロスの剣」(12票・11月)
(原作:栗本薫/画:いがらしゆみこ GP Publishing)
51.「蜜×蜜ドロップス」(11票・3月)
(水波風南 Star Comics)
51.「Butterfly in the Air」(11票・4月)
(Long Yijian/Li Ming Kermes Free Books)
51.「あだち充エッセイコミックス」(11票・11月)
(あだち充 Star Comics)


52.「EDEN」(10票・6月)
(杉崎ゆきる JPOP)
52.「花より男子スペシャル(表紙は第37巻)」(10票・9月)
(神尾葉子 Planet Manga)
52.「BLAME! and so on」(10票・11月)
(弐瓶勉 Planet Manga)
52.「La storia di Sayo」(10票・11月)
(Watanabe Yoshiko/Masi Giovanni Kappa Edizioni)
52.「ナエガユル」(10票・12月)
(琴義弓介 JPOP)


53.「プリキュウ」(9票・9月)
(最富キョウスケ Flashbook Edizioni)
54.「Kwaidan」(8票・1月)
(Jee-Yun e Jung Planeta DeAgostini)
54.「我が名はネロ」(8票・7月)
(安彦良和 Yamato Video)
54.「素敵探偵ラビリンス」(8票・9月)
(作:万城めいと/画:若山晴司 GP Publishing)
54.「イ・オ・ン」(8票・12月)
(種村有菜 Planet Manga)


55.「こいのうた」(7票・3月)
(彬聖子 Planet Manga)
55.「Hanami」(7票・4月)
(Plus/Park Sung-Jae Renoir Comics)
55.「サタニスター」(7票・6月)
(三家本礼 JPOP)
55.「風のソナタ」(7票・9月)
(原ちえこ GP Publishing)
56.「サイコバスターズ」(6票・9月)
(原作:青樹佑夜/画:奈央晃徳 GP Publishing)


57.「ぴちぴちピッチ」(5票・9月)
(作:横手美智子/画:花森ぴんく GP Publishing)
58.「フォスティーヌ〜Fostine〜」(4票・6月)
(原ちえこ Star Comics)
58.「パイレーツ・オブ・カリビアン」(4票・1月)
(立花 未来王 Disney Manga)
58.「Les Bijoux」(4票・2月)
(JO Eun-Ha/PARK Sang Sun Wyrd Edizioni)
58.「EATER」(4票・11月)
(うすね正俊 GP Publishing)


59.「ANGEL VOICE」(3票・6月)
(古谷野孝雄 JPOP)
59.「J-Pop Idol」(3票・6月)
(作:Millenni+m/画:Toko Yashiro Wyrd Edizioni)
59.「Princess Ai: Encounters」(3票・2月)
(アンソロジー JPOP)
59.「Princess Ai: The Prism of Midnight Daw」(3票・2月)
(鯨堂みさ帆 JPOP)
60.「L'Appartamento」(2票・9月)
(Kang Full Planeta DeAgostini Manga)
61.「ダブルセンティメント」(1票・7月)
(南塔子 Planeta DeAgostini Manga)


「Princess Ai: Rumors from the Other Side」(0票・2月)
(アンソロジー JPOP)
「Romance Killer」(0票・6月)
(Kang Doha Planeta DeAgostini Manga)
「LUNA PARK」(0票・9月)
(Hong In-hye Planeta DeAgostini Manga)


short_g.gif


という結果になっていました。
アニメ以上に、幅広いジャンルを楽しんでいる、
イタリアのマンガ読者の傾向がわかります。
1位の「PLUTO」は、スペインなどでも好評です
が、北米では批評家受けにとどまっている一方、
ヨーロッパではそれなりの売り上げも、マンガ市
場という枠内では示しているようです。
続く「ソウルイーター」は、北米、フランス、スペイ
ンなど広い範囲で人気で、ひょっとしたら、次の
世界的大ヒット作品になるかもしれません。
ともあれ、新作・旧作含めて、こういう作品が現在
イタリアで出版されているという、ひとつの参考デ
ータになれば幸いです。今回はさすがに疲れました(笑)。


各出版社の公式サイト

Planet Manga(Panini Comics内)
http://www.paninicomics.it/web/guest/planetmanga/news
Star Comics
http://www.starcomics.com/
J-Pop
http://www.j-pop.it/
GP Publishing
http://www.gppublishing.it/
Flashbook Edizioni
http://www.flashbook-edizioni.it/
d/visual
http://www.d-world.jp/italia/index.html
Hazard Edizioni
http://www.hazardedizioni.it/
Planeta DeAgostini Manga
Dynit
http://www.dynit.it/
Rizzoli
http://rizzoli.rcslibri.corriere.it/rizzoli/
Black Velvet
http://www.blackvelveteditrice.com/

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2009年12月25日

イタリアの地上デジタル放送局Irisで、12月24日に今敏監督のクリスマス映画「東京ゴッドファーザーズ」放送


今週はずっとネットに繋げなかったため、
1日遅れの話ではあるんですが、例によって
イタリアのテレビ放送における、日本アニメの
話題です。
イタリアの民放メディアグループであるMediaset
が保有している、映画専門の地上デジタル放送
Irisで、クリスマス・イブの12月24日午後7
時25分からという、まさにクリスマスの夜らしい
時間帯に放送されたのが、今敏監督の、クリスマ
スを舞台にしたアニメ映画「東京ゴッドファーザー
ズ」(2003年 公式サイト)だったそうです。


ソース・Animeclick 2009年12月23日付け記事
"Tokyo Godfathers di Satoshi Kon, domani
su Iris Mediaset"



日本でのクリスマス時期における、この作品の
扱いはどうだったのかは資料がありませんけれ
ど、イタリアで今回クリスマス・イブの夜に放送
してくれるのは、作品内容にとって、ふさわしい
扱いだと思います。いずれ、イタリアのクリスマス
の定番になったりしたら面白いですね。
東京の街の描写も細かい作品ですし、「ARIA」
を見てヴェネツィアを訪れる人がいるように、「東
京ゴッドファーザーズ」を見て、東京を訪れる人
が生まれてもいいかもです。


既報のようにイタリアの国営放送局のRai4では、
翌12月25日に、同じ今敏監督の2001年作品
の「千年女優」(公式サイト)も放送される予定にな
っています。つまり、イタリアのクリスマスの夜は、
今敏監督作品が続くわけですね。
「東京ゴッドファーザーズ」は、ハリウッド映画
「三人の名付け親」(1948年 ジョン・フォード監
督)との類似点をよく指摘される作品ですが、イタ
リアで受けのいい作風だったりするんでしょうか。
24日はIrisで7時25分からの「東京ゴッドファ
ーザーズ」を見て、9時15分からはRai4での
「時をかける少女」を見る、というスケジュール
も可能だったかもですし。


short_g.gif


この年末年始は、イタリアのテレビ局で日本の
アニメ映画が多く放送される期間でもあって、
あらためてまとめてみると、


12月10日
「攻殻機動隊」(1995年 押井守監督)
―― Rai4 
12月17日
「イノセンス」(2004年 押井守監督)
―― Rai4
12月18日
「ゲド戦記」(2006年 宮崎吾朗監督)
―― Rai Due
12月24日
「東京ゴッドファーザーズ」(2003年 今敏監督)
―― Iris 
12月24日
「時をかける少女」(2006年 細田守監督)
―― Rai4
12月25日
「千年女優」(2001年 今敏監督)
―― Rai4
12月28日
「ハウルの動く城」(2004年 宮崎駿監督)
―― Rai Due
2010年1月3日
「メトロポリス」(2001年 りんたろう監督)
「スチームボーイ」(2004年 大友克洋監督)
―― 共にItaila 1


などが確認出来ていますが、まだ他にもある
かもしれません。なんにせよ、日本アニメが
イタリアの人達が年越しを過ごす時の、楽し
みのひとつになればいいですね。


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2009年11月25日

イタリア国営地上デジタル放送局Rai4で、「時をかける少女」(12月24日)、「千年女優」(25日)クリスマス連続放送


それから、さらにイタリアからの情報も、あと
二つほど追加しておきますね。急に見つけて
しまったので。
11月20日付け記事で、イタリアの地上デジ
タル放送局のRai4(公式サイト)における、

「攻殻機動隊」(1995年 押井守監督)
―― 12月10日放送
「イノセンス」(2004年 押井守監督)
―― 12月17日放送

といった日本製アニメ映画の放送情報を
お伝えしたばかりなんですが、その後も
ラインナップが追加されています。

Animeclick 11月24日付け記事で知りまし
たが、新たに追加されたアニメ映画は、

「時をかける少女」(2006年 細田守監督)
―― 12月24日午後9時10分放送

「千年女優」(2001年 今敏監督)
―― 12月25日放送午後6時50分

の2本になります。
クリスマス・イブの夜9時に「時をかける少女」
を放送してくれるのは、デジタル局とはいえ、
なんていうか、日本よりも優遇されてる感じで
すね。イタリアだと、イブの盛り上がりはどんな
ものなんでしょう。
「千年女優」も映像的クオリティは高い作品で
すが、同じ今敏作品だったら、クリスマスの
時期が舞台の「東京ゴッドファーザーズ」
(2003年)の方が合ってはいたかも?


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既出の「攻殻機動隊」「イノセンス」も、放送
時間が確定したんですが、イタリアのアニメ
ファンに喜ばれているのは、他の作品とも合
わせたスケジュール構成で、


12月10日
午後9時10分
 「攻殻機動隊」
午後10時40分
 「天元突破グレンラガン」第12話
午後11時05分 
 「コードギアス 反逆のルルーシュ」第12話

12月17日
午後9時10分
 「イノセンス」
午後10時55分
 「天元突破グレンラガン」第13話
午後11時20分
 「コードギアス 反逆のルルーシュ」第13話
午後11時45分
 「コードギアス 反逆のルルーシュ」第14話

12月24日
午後9時10分
 「時をかける少女」
午後10時50分
 「天元突破グレンラガン」第14話
午後11時15分
 「コードギアス 反逆のルルーシュ」第15話
午後11時40分
 「コードギアス 反逆のルルーシュ」第16話


という風に、木曜の夜はずっとアニメ作品が
連続で放送され続けるスケジュールになって
いるんですね。
特に「コードギアス」が2話ずつまとめて放送
される17・24日の構成が好評です。



posted by mikikazu at 19:22 | TrackBack(0) | 海外情報(イタリア) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月20日

イタリア国営地上デジタル放送局Rai4で、「攻殻機動隊」(12月10日)、「イノセンス」(12月17日)連続放送


イタリアは、ずっと日本アニメの人気が高い
国ですが、特に最近ファンの注目を集めてい
るのが、かねてよりお伝えしている国営放送
局のイタリア放送協会(Rai-Radiotelevisione
Italiana)が、2008年7月12日に開設した、
地上デジタル放送局のRai4(公式サイト)ですね。


若者向けのチャンネルとして、アメリカのテレ
ビ番組と合わせて力を入れつつある外国産
コンテンツが、日本アニメになります(Rai4内
のアニメコーナー
)。
現在放送されている、

「天元突破グレンラガン」
「コードギアス 反逆のルルーシュ」
「ARIA The Animation」
「ロミオ×ジュリエット」

に加えての、Dynit社(公式サイト)による「交
響詩篇エウレカセブン」の権利取得について
は、11月1日付け記事でお伝え済みですが、
2010年からのRai4での放送決定についての
正式発表も、11月14日付けで出されています。

Dynit社公式サイト
"Dynit presenta: EUREKA SEVEN"


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さらに、テレビシリーズだけではなく、劇場作
品についても放送枠を与えることが、19日付
けで明らかにされました。

AnimeClick 11月19日付け記事
"La serata Anime di Rai 4 approda in prima
serata con GITS"


放送されるのは、押井守監督作品の「攻殻機動
隊」シリーズの2作、

「攻殻機動隊」(1995年作品)
―― 12月10日放送

「イノセンス」(2004年作品)
―― 12月17日放送

ですね。共に夕方の時間帯になるようです。
他にも、「アップルシード」や「AKIRA」の可能
性もあるようですが、とりあえずこの2作が確
定しました。
地上波アナログ放送だと、そのまま放送する
のは難しそうな作品ですけれど、視聴者層を
限定したチャンネルということで、たぶんその
まま放送されると思います。
デジタル放送ですから、特に「イノセンス」の方
は、より画が映えるでしょうし。
12月10・17日はともに木曜日ということで、
「コードギアス」「グレンラガン」が放送されて
いる曜日でもあり、イタリアのアニメファンに
とっては楽しみな木曜日が続く、ということに
なるようです。


それにしても「イノセンス」のイタリア題は、
「Ghost in the Shell: L’attacco dei cyborg」
ということで、「Ghost in the Shell」はいいと
しても、「L’attacco dei cyborg」(サイボーグ
の攻撃)は、ちょっとなあ、という感じですね。
英米だとそのまま、
「Ghost in the Shell 2: Innocence」
なんですけど。


posted by mikikazu at 17:39 | TrackBack(2) | 海外情報(イタリア) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月13日

イタリア・Mediasetがアニメ版「FAIRY TAIL」の放送権を取得


相変わらず、イタリアは動きが素早いなあ、
という話ですね。
フォーラムAnime Funが11月7日付けで伝
えたところによると、

Anime Fun 2009年11月7日付け記事
"Mediaset acquista Fairy Tail, da poco
partito in Giappone"


日本でも、10月12日から放送の始まったばか
りの、真島ヒロさん原作のテレビアニメ「FAIRY
TAIL」(スペシャルサイト)の放送権を、複数の
テレビチャンネルを保有している、大手メディア
グループのMediaset(公式サイト)が購入した、
とのことですね。
具体的な放送開始時期は未定ですが、おそら
くMediasetの保有する地上波局Italia 1か、
有料衛星デジタル放送Mediaset Premiumの
中の、アニメ専門チャンネルHIROでの放送と
いうことになると思います。
僕の知る限りでは、欧州圏で初めての放送権
取得の話題ですね。こういうのって、どれくらい
の段階から契約交渉を始めてたりするんでし
ょうか? あんまり早くに契約してしまって、
完成したアニメが「あちゃあ」な出来だったり
したら困りますよね(笑)。


このアニメ版「FAIRY TAIL」、動画配信サイト
クランチロール(「FAIRY TAIL」ページ)におい
ても、日本での放送1時間後に、英語字幕版
エピソードが、日本以外の地域に配信されて
いるのですが、テレビ局での吹替版による放
送が、現在のイタリアだと、どれだけの反響
を呼ぶでしょうね。まあ、アニメそれ自体の出
来にもよるでしょうけど、僕個人は未見なので、
コメントは出来ません。
あ、クランチロールでの「FAIRY TAIL」の配信
は、月額6.95ドルの会費を払っている有料会
員のみが視聴出来ること(他の作品は、1週間
後に非会員でも無料で視聴出来るようになり
ます)が議論にもなりました。それで結局、どれ
くらいの有料会員が増えたんでしょう。


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ともあれ、イタリアでも、真島ヒロさんによる原
作マンガ「FAIRY TAIL」の出版は、Star Comics
(公式サイト)によって既に始められていて、今
月4日に第12巻が発売されたばかりです。
残念ながら、イタリア国内での売り上げ情報と
いうものはまだ見つけられていないのですが、
フランス(PIKA Édition)やスペイン(Norma
Editorial
)では、かなりの売り上げ好調が伝え
られていて、「NARUTO」や「ONE PIECE」に
続く、ヨーロッパでのビッグ・タイトルになるので
は、という期待が寄せられているようです。
イタリアでのアニメ版権利取得の素早い動きも、
イタリア及び欧州地域での、高い原作マンガ人
気が背景にあると想像してよさそうです。


posted by mikikazu at 11:36 | TrackBack(0) | 海外情報(イタリア) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月03日

イタリア語版マンガ「よつばと!」(あずまきよひこ)の出版は、第5巻までで休止


好きな作品についての緊急ニュースなので、
今日のうちに頑張って、もうひとつ記事にし
ておきます。
伝えるのが嬉しい種類の話題ではないです
けど……。


イタリアでのマンガ「よつばと!」(あずまきよ
ひこ)は、「Yotsuba &!」のタイトルで、アニメ
DVDも扱っているDynit社(公式サイト)のマ
ンガ部門より、2007年2月に第1巻の出版が
開始されました。
その後、
第2巻(2007年4月)
第3巻(2007年6月)
第4巻(2007年8月)
第5巻(2007年10月)
と、隔月ペースで一気に刊行が続いたとこ
ろで、イタリアでの出版はストップします。
ご存知のように日本では、第6〜8巻まで
の出版が続いていますから、現在まで続く、
この2年間の休止をもどかしく思うイタリア
のマンガファンは、当然多かったと思います。


で、先日もご紹介した、ルッカ・コミック&ゲー
ム展(公式サイト)での、Dynitのパネルの最
後の質疑応答で、「『よつばと!』はどうなって
いるの?」という質問がされたんだそうです。

ソース・Manga Forever 10月31日付け記事
"Dynit a Lucca comics: Eureka Seven,
Inuyasha Final Act, Saiyuki"


そこで、Dynitによる公式回答として、「よつば
と!」(及び「ふたりエッチ」と「最遊記」)の出版休
止が告げられた、そうなんですね。
その理由までは不明ですが、出版契約のもつ
れとかでなければ、やはりセールス不振の可能
性が高いだろうと想像します。


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「よつばと!」は、過去にも海外で出版のトラブ
ルに巻き込まれたことがあります。
アメリカでは第1〜5巻が、ADV Mangaから、
2005年6月から2007年10月にかけて出版され
た後、第6巻の発売は当初告知されていた2008
年2月からどんどんと遅れるだけで、ファンはヤキ
モキし、結局2009年の2月になって、第6巻を含
む「よつばと!」全ての翻訳権が、Yen Press
に移ったことが明らかになります。
Yen Pressから9月に発売された「よつばと!」
第6巻は、ニューヨーク・タイムズのマンガ・ベス
トセラー・ランキングでも初週に第3位に入る売
り上げを示し、ADVでの出版遅延が、不人気によ
るものではないとも明らかにしました。


僕個人は、国民性の違いといったものの存在
を、全く考慮しない立場の人間ですが、アメリカ
とイタリアで、結果としてこうやって扱いが違っ
てしまう現実を、ファンとして寂しくは思います。
アメリカだと、「よつばと!」は真面目なコミック、
グラフィックノベル関連の賞の候補にあげられ
ることも多くて、それを受けて図書館などでも
人気が高かったようですけど、そういう方面か
らの評価みたいなものは、イタリアでは構築さ
れなかったんでしょうか?
イタリアのファンは、まずアニメを経験してから
原作のマンガを読むとも聞きますけど、同じ作
者さんの「あずまんが大王」とは違って、アニメ
のない「よつばと!」は不利だったとか?
同じニュースを伝えるAnimeClickの11月2日
付け記事、

"Addio Yotsuba&! e grazie per tutto
il pesce"


のコメント欄では、イタリアのファンからの色々
な意見が寄せられています。
「この悲しいニュースを聞いて、私の一部も
一緒に死んだ」とまでショックを受けている
ファンの方もいる一方で、こういう日常マンガ
はイタリアではそもそも受けない、と分析され
ている方もいますし、出版社側のマーケティン
グ不足を批判する方もいます。難しいですね。
アメリカでYen Pressに移って見事に再生した
ように、イタリアでも、コメント欄で名前が出さ
れている、J-POP(公式サイト)のような、マン
ガだけを専門に扱ってくれる出版社に移って、
なんとか再開して欲しいと、僕も願います。

posted by mikikazu at 11:09 | TrackBack(0) | 海外情報(イタリア) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月01日

イタリアの国営デジタル放送局Rai4で、「交響詩篇エウレカセブン」放送決定


この週末、イタリアのトスカーナ州ルッカ県
の首都ルッカでは、イタリア最大のゲーム&
コミックイベントである、本年度のルッカ・コミッ
ク&ゲーム展 Lucca Comics & Games
2009(10月29日〜11月1日 公式サイト)が
開催中で、イタリア国内のマンガ・アニメ関連
会社が多く参加しています。
日本からも、高田明美さんがゲスト招待され
ていて、現地での模様を、公式ブログで連日
伝えてくださっているので、必読です。体調に
はお気をつけくださいね。

高田明美オフィシャルブログ「Angel Touch」


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海外でのコンベンションにおける話題のひとつ
が、その国・地域でのアニメ・マンガ作品のラ
イセンス取得の発表なんですけど、ニュースを
伝える記事のコメント欄などでの反応を読むと、
イタリアのアニメファンが一番喜んでいるような
のが、「交響詩篇エウレカセブン」についての
ライセンス発表ですね。


ソース・AnimeClick 2009年10月31日付記事
"Colpo grosso di Dynit e Rai 4, annunciato
Eureka Seven!"



特に、Dynitによるライセンス取得だけではなく、
イタリアの国営放送局であるイタリア放送協会
(Radiotelevisione Italiana) ―― 通称Rai
のチャンネルの一つ、地上波デジタル放送局の
Rai4(公式サイト)におけるテレビ放送も同時に
発表されたことが、大きな話題になっています。
ヨーロッパのテレビ放送では、ドイツ(Animax
2007年6月〜)に続くものですね。


既報のように現在Rai4では(プロモが視聴出来
アニメコーナー)、

「天元突破グレンラガン」

http://www.rai4.rai.it/Serie/Serie.aspx?IDSerie=1

「コードギアス 反逆のルルーシュ」

http://www.rai4.rai.it/Serie/Serie.aspx?IDSerie=2

「ARIA The Animation」

http://www.rai4.rai.it/Serie/Serie.aspx?IDSerie=99

「ロミオ×ジュリエット」

http://www.rai4.rai.it/Serie/Serie.aspx?IDSerie=98


が放送されているわけですが、開始時期は不
明ですけど、ここに「エウレカセブン」も加わると
いうのは、かなり強力なラインナップになると思
います。
ロボットアニメの人気が高いというのは、イタリ
アの特徴のひとつでしょうね。ずいぶんと昔の
作品ですけど、「ブロッカー軍団IV マシーンブ
ラスター」(1976〜1977年)が、衛星放送局の
Cooltoonで12月1日から再放送されることが、
ニュースになってたりもしますし。
イタリアでの最初の放送は、1980年に国営放
送局のRaiDueで行われたそうです。


tvblog.it 2009年10月30日付け記事
"Astrorobot: la serie mecha del 1976
ritorna a dicembre su Cooltoon"



イタリア語版「ブロッカー軍団IV マシーンブラス
ター」OP




short_g.gif


もう一つの大きな発表は、日本でも10月から
放送が始まったばかりの最新作である「犬夜叉 
完結編」についても、同じDynitが権利獲得を
したことですね。ヨーロッパでも人気が高いシ
リーズだけあって、さすがに動きが早いです。


AnimeClick 10月31日付け記事
"Dynit annuncia Inuyasha: The Final
 Act e altre novità"



ご存知のようにこの作品、アメリカでは日本の
放送と同時ネット配信されているのですが、イ
タリアでの扱いはどうなるでしょう。
第一期については現在も、上記の衛星放送局
Cooltoonで、再放送が続いているようです。


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2009年10月27日

意識調査・イタリアのデジタル放送局Rai4で放送して欲しいアニメ作品は?


イタリアの国営放送局であるイタリア放送協会
(Radiotelevisione Italiana) ―― 通称Rai
のチャンネルの一つ、地上波デジタル放送局の
Rai4(公式サイト)については、

「天元突破グレンラガン」

http://www.rai4.rai.it/Serie/Serie.aspx?IDSerie=1

「コードギアス 反逆のルルーシュ」

http://www.rai4.rai.it/Serie/Serie.aspx?IDSerie=2

「ARIA The Animation」

http://www.rai4.rai.it/Serie/Serie.aspx?IDSerie=99

「ロミオ×ジュリエット」

http://www.rai4.rai.it/Serie/Serie.aspx?IDSerie=98


といった日本アニメを放送していることもあり、
何度かご紹介してきましたよね。



サイトAnimeClickでは24日から、Rai4のディレ
クターであるCarlo Freccero氏からの依頼に
よって、イタリアのアニメファンへの意識調査を
行っています。
お題はずばり、「既にDVDが発売・発売予定され
ている作品も含めて、Rai4で放送してほしいアニ
メ作品は?」というものです。

"Quale anime vorreste su Rai 4 dopo
Gurren Lagann e Code Geass?"


記事のコメント欄で、1人三作品までのリクエスト
が許されており、明日28日の締め切りをひかえて、
たくさんの意見が投稿されています。
今、イタリアのアニメファンが一番見たいアニメは
なんなのかを知るのに、格好の調査だと思いま
すので、現時点までの結果をまとめてみますね。
全員はさすがに1日では無理だったので、とりあ
えず、最初に書き込んだ100人の方の意見から。


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32票
「涼宮ハルヒの憂鬱」

21票
「Ergo Proxy」

19票
「ソウルイーター」
「プラネテス」

18票
「サムライチャンプルー」
「Bleach」

17票
「N・H・Kにようこそ!」

14票
「交響詩篇エウレカセブン」

12票
「ラブ★コン」

9票
「岩窟王」

7票
「ノエイン もうひとりの君へ」
「魔方陣グルグル」

6票
「攻殻機動隊SAC」
「ヴァンパイア騎士」

5票
「.hack//SIGN」
「クロノクルセイド」

4票
「Black Lagoon the second barrage」
「真マジンガー衝撃!Z編」
「最終兵器彼女」
「X/1999」
「Hellsing Ultimate」


3票
「Hellsing」(TVシリーズ)
「鋼鉄神ジーグ」
「強殖装甲ガイバー」
「D.Gray-man」
「ジョジョの奇妙な冒険」
「ラーゼフォン」
「RAVE」


2票
「機動戦士ガンダム」(ファースト)
「トリニティ・ブラッド」
「UFOロボグレンダイザー」
「ツバサ・クロニクル」
「頭文字D」
「シュヴァリエ〜Le Chevalier D'Éon〜」
「電脳コイル」
「NANA」
「蟲師」
「カウボーイ・ビバップ」
「FREEDOM」
「新ゲッターロボ」
「GANTZ」
「灰羽連盟」
「天上天下」


1票
「あずまんが大王」
「黒執事」
「機動戦艦ナデシコ」
「ジャングルはいつもハレのちグゥ」
「xxxHolic」
「Fate/stay night」
「機動戦士ガンダム00」
「精霊の守り人」
「鉄のラインバレル」
「クレイモア」
「ウルフズ・レイン」
「トライガン」
「ルパン三世」(第一期)
「タイガーマスク」
「マジンガーZ」
「銀河鉄道999」
「東京マグニチュード8.0」
「MONSTER」
「キューティーハニー」
「最遊記RELOAD GUNLOCK」
「家庭教師ヒットマン REBORN!」
「CLANNAD」
「さよなら絶望先生」
「ソウルテイカー」
「ef - a tale of memories」
「家庭教師ヒットマン REBORN!」
「テガミバチ」
「アイシールド21」
「妄想代理人」
「あぃまぃみぃ! ストロベリー・エッグ」
「めぞん一刻」
「ヘタリア」
「ブギーポップは笑わない Boogiepop Phantom」
「北斗の拳」
「電影少女」or「I"s」
「ドラゴノーツ -ザ・レゾナンス-」
「キン肉マン」
「宇宙戦艦ヤマト」
「今日から俺は!」
「大空魔竜ガイキング」
「グイン・サーガ」
「化物語」
「コードギアス 反逆のルルーシュ R2」
「獣王星」
「機動戦士ガンダムSEED」
「トランスフォーマーG1」
「パラダイス・キス」


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という結果です。
イタリアでの「ハルヒ」人気は高いのか、やはりテ
レビでも見てみたい人が多いようですね。
あと、「Ergo Proxy」「ノエイン もうひとりの君へ」
などは、北米でも人気でしたし、海外受けしや
すい作品傾向なのかもしれません。



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2009年09月17日

イタリアでのアニメ版「ARIA」テレビ放送は、地上波デジタル局Rai4に移って10月3日から再開


2009年5月3日付け記事でお伝えしてい
た、イタリアでのアニメ版「ARIA」シリーズ
のテレビ放送なんですが、反響はどうだっ
たんだろうと思っていたら、7月いっぱいで、
放送局だった衛星チャンネルのRaisat
Smash Girls自体が、なくなってしまって
いたんですね。
TVシリーズ三部作とOVAの権利は、YAMATO
VIDEO
が保有しているんですが、5月18日
の放送開始から2ヵ月と少しで、第一期「The
ANIMATION」では全13話のエピソードが、
ちゃんと最終話まで放送されたのかも、確認
出来ませんでした。
第2シリーズの「NATURAL」は? という声
はフォーラムで見かけたので、放送されたと
しても、第1シリーズ「The ANIMATION」
だけになると思います。


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なので、途中までだったら不憫だと思って
いたんですが、幸いにして、同じイタリアの
国営放送局RAIグループの、無料地上波
デジタルチャンネルであるRai4で、Raisat
Smash Girlsでも一緒に放送されていた
日本アニメ「ロミオ×ジュリエット」と共に、
この10月3日から、再び放送が始まるとの
ことで、安心しました(ソース・Rai4公式サ
イトのアニメページ
via Animeclick9月16
日付け記事
)。
放送時間帯は、土曜日の朝8時と日曜日の
午前10時半になるそうです。


イタリアでのデジタル放送普及率は、2008
年3月で52.8%の世帯率らしくて(国別に見
る世界情報通信事情
)、日本と同じくらいの
伸びですか?
女の子向けの有料チャンネルRaisat Smash
Girlsから、若者向け無料チャンネルRai4に
移って、視聴者数自体は格段に増えると思い
ます。
Raisat Smash Girlsの時は、そもそもチャ
ンネルを見ている層と、イタリアのアニメファン
とが重ならないのか、反応もよくわからなかっ
たのですが、Rai4では9月24日から、アニメ
ファン大注目作の「天元突破グレンラガン」と
「コードギアス 反逆のルルーシュ」の放送が
始まりますし、イタリアのアニメファンがチャン
ネルを合わせる機会が増えるのは、間違いな
いでしょう。


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イタリアでの「The ANIMATION」DVD-BOX
セット
の発売は、10月21日になっています。
10月29日という情報もありますが、リリース元
YAMATO VIDEOの公式サイトには、来月
の話だというのに、何も情報がないので、正解
はわかりません。
ディスク3枚組で、定価は49.99か50ユーロ
(約6700円)。実売価は、それより1割引くらい
でしょうか。


アメリカで、Right StufからBOXセットがリリ
ースされた時は(公式サイト)、値段は安かった
ものの(定価50ドル・売価37.49ドル=約3400
円)、英語吹替は収録されず、日本語音声に英
語字幕だけというフォーマットで、ガッカリした
人も多かったようですが、このイタリア版DVD
には、日本語音声と合わせて、イタリア語吹替
音声もきちんと収録されているようです。
イタリア語版キャストについては、AntonioGenna.net
掲載のリスト
を参照ください。
実際の「ARIA」作中で話されている言語はと
もかくとして、舞台であるネオ・ヴェネツィアの
モデルになった場所で話されている言葉の、
イタリア語で会話する灯里さん達の雰囲気は、
どんなものになるでしょう。




参考資料・Raisat Smash Girlsで放送された
告知CM。残念ながら、イタリア語なのはナレー
ションだけです。音楽も、本編とは別のものです
よね?





posted by mikikazu at 11:54 | TrackBack(0) | 海外情報(イタリア) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月13日

イタリアで「おとぎ銃士 赤ずきん」「しゅごキャラ!」「きらりん☆レボリューション」など、少女アニメが多数放送決定


70年代にヒットした「アルプスの少女ハイジ」
「UFOロボグレンダイザー」の頃から、イタリ
アは、ずっと日本のテレビアニメを多数放送
し続けてくれている国ですよね。


この秋以降も、たくさんの新作日本アニメが、
地上波局・衛星局で放送される予定なので
すが、そのラインナップの特色は、いわゆる
少女アニメ、あるいは魔法少女風のアニメが
多い、ということになります。
イタリアではかねてより、「美少女戦士セーラ
ームーン」はもちろん、「東京ミュウミュウ」や
「マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ」といっ
た作品の人気は高く、最新作「Yes!プリキュ
ア5」の視聴率は振るわなかったものの、
ヨーロッパで唯一、「プリキュア」シリーズを
放送し続けてくれている国です。
「5」の最終回には、続く「5GoGo!」の予告も
流れたそうですから、今後も「プリキュア」シ
リーズは放送してくれるでしょう。


ここ最近まとめて発表があったのは(ソース・
Anime Funの各スレッド)、


「おとぎ銃士 赤ずきん」(日本公式サイト)
9月12日から、毎週土・日曜日の午後零時
35分に、衛星チャンネルのDeA Kidsで放送。


「しゅごキャラ!」(日本公式サイト)
2010年から地上波局Italia 1で。


「レ・ミゼラブル 少女コゼット」
(日本公式サイト)
まずは有料デジタル衛星局のHIROで、
そして同じMediasetグループの、Italia 1
でもいずれ。


「きらりん☆レボリューション」
 (日本公式サイト)
放送時期は未定だが、地上波局Italia 1で。


「ジュエルペット 宝石の目をもつ33匹の
 ペットたち!」
(日本公式サイト)
「アニマル横町」(日本公式サイト)
放送時期は未定だが、Mediasetグループで。


などになります。
(あ、イタリア語については、伊→英の機械翻
訳頼りです、念のため)
ジャンルは少し違いますが、これら以外でも、
「スレイヤーズREVOLUTION」と「ガイキング
LEGEND OF DAIKU-MARYU」がそれぞれ
9月23日から、HIROで放送開始予定になっ
ています。
また既報ですが、国営放送局RAIの4番目の
チャンネルであるRai4でも、9月24日から、
「天元突破グレンラガン」「コードギアス 反逆
のルルーシュ」の放送が予定されています。
あと、HIROでは9月25日から、人気の「東京
ミュウミュウ」の再放送が、また始まるようです
ね。地上波Italia 1でも、何度か再放送されて、
高い視聴者数を獲得していましたから、ずっと
好評のコンテンツなんでしょうね。


今でも、たくさんのテレビアニメ作品の需要
が、商業ルートでちゃんと存在している国が
あると知れるのは、日本のアニメ業界にとっ
ても、いいことだと思います。
こういった商業放送なら、ファンサブと違って、
ちゃんと放送契約料も作り手に払われるわけ
ですし、正規の放送で見てもらった上で、作品
やキャラの人気が出てくれた方が、気持ちい
いですものね。
それにしてもイタリアには、こういう少女アニ
メ作品を見ている、日本でいうところの「大き
なお友達」は、どれくらいの割合いるんでしょ
うね?


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あと、とりあえず資料として、現在イタリアの
地上波・衛星局で放送されている、日本アニ
メのリストを、わかる範囲で載せておきます。
ひょっとしたら、日本の地方県よりも、ずっと
恵まれた環境かもですね。


Italia 1(地上波)

「牧場の少女カトリ」
「愛の若草物語」
「名探偵コナン」
「BLUE DRAGON」
「爆丸バトルブローラーズ」
「NARUTO-疾風伝」
「ONE PIECE」
「ふしぎ星の☆ふたご姫」
「とっとこハム太郎」
「遊戯王5D's」


Cartoon Network(衛星放送)

「クレヨンしんちゃん」
「金色のガッシュベル!」
「鋼の錬金術師」
「ケロロ軍曹」
「爆丸バトルブローラーズ」


HIRO(衛星放送)

「サイボーグクロちゃん」
「ジャングル大帝」
「ONE PIECE」
「恐竜冒険記ジュラトリッパー」
「ゾイド」
「スレイヤーズ」
「名探偵コナン」
「遊戯王デュエルモンスターズ」
「聖闘士星矢」
「ベイブレード」
「NARUTO-疾風伝」
「神八剣伝」
「クロノ・クルセイド」
「プロジェクトARMS」
「鎧伝サムライトルーパー」(9/17より)


Cooltoon(衛星放送)

「うる星やつら」
「BURN-UP EXCESS」
「紅三四郎」
「ダッシュ勝平」
「トライガン」
「BECK」
「彼氏彼女の事情」
「Samurai 7」
「機動戦艦ナデシコ」
「銀河旋風ブライガー」
「ふしぎ遊戯」
「桜通信」
「超合体魔術ロボ ギンガイザー」
「ナジカ電撃作戦」
「Aika」
「モンキー・パンチ 漫画活動大写真」
「ヤッターマン」


Boing(地上・衛星放送)

「キャプテン翼」
「花の子ルンルン」
「名犬ジョリィ」
「小公子セディ」


Rai Gulp(デジタル・衛星放送)

「ガラスの仮面」
「アニメ三銃士」


DeA Kids(衛星放送)

「みつばちマーヤの冒険」
「アルプスの少女ハイジ」
「赤毛のアン」
「おジャ魔女どれみ」
「魔法の天使クリィミーマミ」
「ときめきトゥナイト」
「ラ・セーヌの星」
「リボンの騎士」
「愛の若草物語」


Nickelodeon(衛星放送)

「アタックNO.1」
「キャッツ・アイ」

Telenova(衛星放送)

「スプーンおばさん」


地上波地方局(ソース・Cartoni80.it)

「六神合体ゴッドマーズ」
「名探偵ホームズ」
「ヤッターマン」
「いなかっぺ大将」
「てんとう虫の歌」
「宇宙の騎士テッカマン」
「よろしくメカドック」
「森の陽気な小人たち ベルフィーとリルビット」
「超合体魔術ロボ ギンガイザー」
「新造人間キャシャーン」
「タイムパトロール隊オタスケマン」
「氷河戦士ガイスラッガー」
「ハニーハニーのすてきな冒険」
「ロボダッチ」
「宇宙戦艦ヤマト」
「月光仮面」
「まんが水戸黄門」
「銀河旋風ブライガー」
「破裏拳ポリマー」
「タイガーマスク」


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2009年08月28日

イタリア大手マンガ出版社Planet Mangaでの日本マンガ売り上げランキング(2009年1月〜4月期)


今日はイタリアのマンガ事情です。
JETRO(日本貿易振興機構)による調査レポート、

「イタリアにおけるコミック・アニメ市場 
 基礎調査」(2007年3月)


によると、「イタリアには刊行物の刷り部数、
販売実数、トレンド動向など、出版業界関連
のデータを調査・収集し公開する機関が存在
していない」とのことで、イタリアにおける日本
マンガの人気・売り上げの全体像を把握する
のも難しいみたいですね。
一応、イタリアのコミック市場でトップのシェア
40%を占めている、Panini Spa社傘下の関
連子会社である、Planet Mangaでは、その
公式サイトのニュース欄で、毎月自社出版マ
ンガの、月間売り上げランキングを発表してい
ますので、ひとつの参考データになるでしょう。
とりあえず、今年に入ってからの、月間ランキ
ングを並べてみますね。


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2009年1月期


1.「NARUTO」IL MITO(新装)版第33巻
2.「Bleach」第32巻
3.「NARUTO」ファンブックBlack
4.「NARUTO」MANGA GOLD(再新装?)版第11巻
5.「聖闘士星矢 エピソードG」第25巻(分冊版)
6.「聖闘士星矢 エピソードG」第26巻
7.「BASTARD!! -暗黒の破壊神-」第25巻
8.「BLUE DRAGON ラルΩグラド」第4巻
9.「NANA」第17巻
10.「DEATH NOTE」GOLD版第7巻


2009年2月期


1.「NARUTO」第41巻
2.「蒼天の拳」第37巻
3.「NARUTO」GOLD版第12巻
4.「聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話」
 第12巻(分冊版)
5.「聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話」
 第11巻
6.「エンジェル・ハート」第51巻(分冊版)
7.「銃夢外伝」第2巻(?)
8.「天上天下」第37巻(分冊版)
9.「エア・ギア」第17巻
10.「欲情CMAX」第7巻


2009年3月期


1.「NARUTO」IL MITO版第34巻
2.「鋼の錬金術師」第20巻
3.「Bleach」第33巻
4.「NARUTO」GOLD版第13巻
5.「聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話」
 第14巻(分冊版)
6.「聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話」
 第13巻
7.「NANA」第37巻(分冊版)
8.「DEATH NOTE」GOLD版第8巻
9.「D.Gray-man」第16巻
10.「天上天下」第38巻(分冊版)


2009年4月期


1.「NARUTO」第42巻
2.「ベルセルク」第65巻(分冊版)
3.「NARUTO」オフィシャルガイドVol.2
4.「蒼天の拳」第38巻
5.「聖闘士星矢 エピソードG」第28巻(分冊版)
6.「聖闘士星矢 エピソードG」第27巻
7.「NANA」第18巻
8.「NARUTO」GOLD版第14巻
9.「エンジェル・ハート」第52巻(分冊版)
10.「エア・ギア」第18巻


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というわけで、フランスやドイツやスペインと
同じく、このイタリアでも、「NARUTO」がトップ
セラーのマンガだと判断していいと思います。
ヨーロッパ全体の総計でも、多分そうでしょう。
「Bleach」「鋼の錬金術師」といったところは、
他のヨーロッパ国と同じ売れ筋ですが、さらに
フランスと同じく、「聖闘士星矢」シリーズが
このイタリアでも、とんでもなく強いですね。
「THE LOST CANVAS 冥王神話」と「エピソ
ードG」が、交互にランクインしている人気です。
それは、OVAも作りたくなるでしょう。絶対に
フランス・イタリアでも売れますものね。


あとイタリア独自の人気ということでは、「蒼
天の拳」「エンジェル・ハート」といった、コミッ
クバンチ勢ですか?
これはおそらくは、旧作にあたる「北斗の拳」
「シティーハンター」のかつての人気を引き継
いだもので、それら旧作が失敗した北米では
まったく注目されていないのと、好対照です。
他の出版社や、アニメDVDの売り上げについ
ても、また調べていきますね。


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2009年08月07日

アニメ版「家庭教師ヒットマンREBORN!」のテレビ放送が、イタリアで難しい理由の確認


イタリアの大手メディアグループであるメディアセッ
トが保有している民間放送局Italia 1(地上波)
及びHiro(有料チャンネル イタリア語Wikipedia)で、
アニメ・カートゥーン作品を担当しているディレクタ
ーの、Fabrizio Margaria氏へのインタビューが、
フォーラムAnimeFun!に、8月3日付けで掲載され
ていました。
このフォーラムは先日も少しお伝えした、日本と
同じくイタリアでも、「美少女戦士セーラームーン」
のテレビ放送が再開されることが最初に伝えられ
た場所なんですが、「詳しくは、Fabrizio Margaria
氏へのインタビューを後日掲載するので」とも合わ
せて伝えられていて、ちょっと楽しみに待っていた
のです。
インタビューというか、寄せられたファン達からの、
イタリアでのあのアニメの放送はどうなっているの
か、という質問に、Margaria氏がどんどんと答える
形になっています。


「美少女戦士セーラームーン」については、当初
秋頃からでは?という話もありましたが、正しくは
2010年1月から、Hiroでの放送開始ということ
だそうです。
また、放送権についても、シリーズ全てを購入済
ということですから、第1作から、最終作の「セーラ
ースターズ」まで、次々放送されると思います。
この「セーラームーン」の放送解禁は、日本を含む
世界的なものみたいですから、イタリア以外の国で
もどうなっていくのか、注視したいですね。ブームの
再来だってあるかもしれません。
Yuriconのエリカ・フリードマンさんのように、「セー
ラームーン」でanimeに目覚めたという人には、
とても嬉しいことだろうと思います。


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インタビューの中では、「あの作品の放送の続きは
どうなっているの?」「あの作品をイタリアで放送し
てくれる可能性は?」という質問が、たくさん寄せら
れていたんですね。
例えば、日本で高視聴率を記録した、イタリアでも
人気のある作品のカップリングである、TVスペシャ
ル「ルパン三世vs名探偵コナン」を、イタリアでも見
られるかどうかについての質問もありました。
Margaria氏によれば、権利を持っているTMSに
問い合わせはしたものの、現在海外に売る予定は
ない、と答えられたとか。ただし、交渉は続けていき
たいとも。


で、質問の中には、「家庭教師ヒットマンREBORN!」
についてのものもあったんですね。放送権を購入す
るつもりはあるのかと。
Margaria氏が答えるところによれば、

"Per ora no, poi l'argomento mafia anche
se in maniera scherzosa non è molto semplice,
soprattutto per un cartone animato."
(差し当たりノー、というのはマフィアに関する
話題は、例え冗談めいた作風であっても、そう
単純なものではない。とりわけアニメに関しては)

ということだそうなんです(翻訳ありがとうござい
ました)。
やはり子供向けアニメとして、マフィアを扱った作
品をテレビ放送することは、難しいという判断があ
るように読めるんですけど。


ご存知のように「REBORN!」は、イタリアンマフィア・
ボンゴレファミリーの10代目ボスとしての、主人公・
沢田綱吉君の成長物語ですよね。
現実にイタリア国内に犯罪組織として存在し、社会
問題となっているマフィアが、アニメ版「REBORN!」
の中でどう描かれていて、それをイタリア国内の人
がどう感じるかは、日本人の側からは想像するしか
ありませんが、放送するかしないかを決定する、テレ
ビ局の担当の人の判断として、「放送は難しい」とい
うものがあるようです。
ただし、ドイツにおけるナチスの扱いのように、
メディアの中では絶対に駄目だというわけではなく、
原作マンガはPlaneta DeAgostiniからの出版が、
順調に巻を重ねているようですし、問題視された
というニュースも、とりあえず耳にはしていません。
だからあくまで、アニメ版のテレビ放送における判
断ということだと思います。


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判断自体の是非については、イタリアのテレビ視聴
者やアニメファンからも、それぞれ反応があるでしょ
うけれど、ここで重要なのは、放送をする・しないを
判断する担当者のコメントが確認出来た、というこ
とだと思います。
アニメにしてもマンガにしても、海外のたくさんの国
で放送・流通するようになった一方で、文化の違い
による問題もまた発生しているとされていますよね。
日本では問題のない描写が、海外のある特定の国・
地域では問題視されてしまう、という風に。
で、「問題視されている」という話が出てきた時に、
では実際のところ、「誰が」問題視しているのか、と
いう事実の確認もまた、大切だと思うんです。
というのも、「問題視されているのでは」という想像
する際に、実はその想像の根拠となっているのは、
「この国・民族の人は、こういう考えをするのだから、
こういう描写を問題視するに違いない」という、ステ
レオタイプの先入観でしかない危険性も大きいから
です。
なので今回のように、その判断をしている「誰か」が、
他でもないテレビ局の担当者であるMargaria氏だと
知れたことは、正しい客観事実の確認が出来たとい
う意味で、価値があると思います。


posted by mikikazu at 12:39 | TrackBack(0) | 海外情報(イタリア) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月04日

イタリア地上波テレビ局での、日本アニメ視聴者数データ(7月27〜8月2日週)


まず先に。
お馴染みManga About.comのDeb Aokiさん
が、先日のサンディエゴ・コミコンにおける、「機巧童
子ULTIMO」の共作者であるスタン・リー氏と武井
宏之さんのパネルの採録と、その後に行った独自
インタビューについての記事をアップしてくれてい
ます(via MangaBlog)。

Manga About.com
"Interview: Stan Lee and Hiroyuki Takei"

またICv2でも、スタン・リー氏と武井宏之さんへの
個別インタビュー記事を掲載していました。

ICv2 8月3日付け記事
"ICv2 Interviews Stan Lee
On 'Ultimo'"


"ICv2 Interviews Hiroyuki Takei
On 'Ultimo'"


これらに先日も紹介したPublishers Weekly
記事、

Publishers Weekly 7月28日付け記事
"Talking with Ultimo's Hiroyuki Takei"

を加えれば、今回の訪米での武井さんの公式発言
は、ほぼフォロー出来るのではないかと思います。
まだ全部読みきれていないので、頑張ります。


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さて今日の本題は、7月29日付け記事の補完に
なります。
1日だけの視聴者数データで判断するのは、やは
り不確実ですので、この一週間、7月27日月曜
日から、8月2日日曜日までの、イタリア地上波
テレビ局における、日本アニメの視聴者数・占拠
率のデータをフォローしてみました。
ソースはいつものように、tvblogですが、残念な
がら7月31日(金)と8月1日(土)については、
細かい数字までは発表されませんでした。


現在、イタリアの地上波局で放送されている日本
アニメのラインナップは、


Rai Due(国営放送局)

「Yes!プリキュア5」
(月〜金 午前8時20分)

Italia 1(民放・メディアセットグループ)

「牧場の少女カトリ」
(月〜金 午前8時15分)

「小公女セーラ」
(月〜金 午前8時40分)

「ドラゴンボールZ」
(月〜金 午後1時40分)

「名探偵コナン」
(月・水・金 午後2時5分)

「遊戯王5D's」
(火・木 午後2時5分)

「ふしぎ星の☆ふたご姫」
(土・日 午前8時35分)

「おねがいマイメロディ」
(土・日 午前9時5分)

「とっとこハム太郎」
(土・日 午前9時25分)

「爆丸 バトルブローラーズ」
(土 午前9時50分)


などになります。
衛星・ケーブルの専門局でも、他にたくさん
アニメ作品は放送しています。例えば、

MTV ――
「隠の王」「銀魂」
Nickelodeon ――
「アタックNo.1」
Cartoon Network ――
「クレヨンしんちゃん」「BLUE DRAGON」
「出ましたっ!パワパフガールズZ」
「鋼の錬金術師」
Jetix ――
「ポケットモンスター」「キン肉マン2世」
「シャーマンキング」
Boing ――
「ハローキティ」「金色のガッシュベル!」
「マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ」
「キャプテン翼」「花の子ルンルン」
「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」
Cooltoon ――
「ダッシュ勝平」「妖しのセレス」
「地球防衛企業ダイ・ガード」「ソウルテイカー」
「うる星やつら」「無敵鋼人ダイターン3」
「ゴールデン・ボーイ」


などの作品が現在放送されていて、地方局なんか
だともっと多いわけですが(参考・Cartoni80.it)、
さすがにそこまでは把握出来ません。
日本でも衛星・ケーブル局は、チャンネルごとの
加入者数くらいしか、表には数字が出ないと思い
ますし。
そうそう、話題作といえば、国営放送局RAIの
4番目のチャンネルであるRai4では、9月24日
から、「天元突破グレンラガン」「コードギアス
反逆のルルーシュ」の放送が予定されています。

ソース・tvblog 7月27日付け記事
"Gurren Lagann e Code Geass: Lelouch of
the Rebellion, dal 24 settembre su Rai4"


RAi4は新設のデジタル放送局とのことですが、
こちらもデータがわかるようなら、反応を調べて
いきたいです。


とりあえず今日のところは、地上波局で放送され
ているアニメ作品についてのデータを、日別に視
聴者数の多いものから、並べていってみますね。
「タイトル ―― 視聴者数/占拠率」の表記です。


short_g.gif


7月27日(月)

「ドラゴンボールZ」 ―― 149万人/10.06%
「名探偵コナン」 ―― 144万6000人/10.7%
「小公女セーラ」 ―― 69万4000人/17.53%
「牧場の少女カトリ」 ―― 42万8000人/10.73%
「Yes!プリキュア5」 ―― 22万2000人/5.63%


7月28日(火)

「ドラゴンボールZ」 ―― 148万3000人/9.83%
「遊戯王5D's」 ―― 121万8000人/8.81%
「小公女セーラ」 ―― 64万2000人/16.49%
「牧場の少女カトリ」 ―― 44万9000人/10.69%


7月29日(水)

「ドラゴンボールZ」 ―― 154万6000人/10.30%
「名探偵コナン」 ―― 150万6000人/10.97%
「小公女セーラ」 ―― 56万人/13.73%
「牧場の少女カトリ」 ―― 42万7000人/10.34%
「Yes!プリキュア5」 ―― 20万4000人/4.96%


7月30日(木)

「ドラゴンボールZ」 ―― 167万9000人/11.48%
「遊戯王5D's」 ―― 153万5000人/11.5%
「小公女セーラ」 ―― 86万7000人/22.68%
「牧場の少女カトリ」 ―― 52万9000人/12.95%
「Yes!プリキュア5」 ―― 20万5000人/6.74%


8月2日(日)

「ふしぎ星の☆ふたご姫」 ―― 40万7000人/9.05%
「おねがいマイメロディ」 ―― 57万3000人/12.31%
「とっとこハム太郎」 ―― 59万人/12.15%


short_g.gif


多くはありませんが、とりあえずこれくらいのデ
ータが見つかります。
やはり驚くのは、「ドラゴンボールZ」の衰えぬ人
気ぶりで、圧倒的ですね。東映アニメーションの
ヨーロッパからの収益レポートに、必ず「DBZ」の
名前が入り続けている理由がわかります。
続く時間帯だからか、「名探偵コナン」と「遊戯王
5D's」も、新作として同程度の人気を得ているよ
うです。
「小公女セーラ」と「牧場の少女カトリ」も、視聴
者数こそ差がありますが、これはそもそもテレビ
視聴者数自体が少ない時間帯だからで、占拠率
をみれば、二桁超えの、高い人気を得ているとわ
かります。
20年以上前の作品が、いまだに高い人気を保って
いるのは嬉しいことですが、旧作の再放送で高い
視聴者数を得られるのなら、新作をわざわざ買っ
てきて、イタリア語の吹替もつけて放送する必要
もないという判断も当然生まれるでしょうから、
ビジネスとしては難しいかもですね。


で、その最新作の「Yes!プリキュア5」は、残念な
がらこの中だとどちらの数字でも、最下位に位置
するみたいですね……。チャンネル自体の人気の
差も大きいでしょうけど。
最初の「ふたりはプリキュア」1作だけで終わったら
しい、ドイツ・スペインなどと違って、律儀にずっと
シリーズを放送し続けてくれているのだから、イタ
リアでは「プリキュア」シリーズも、それなりの評価
を受けている筈なのは想像出来ますが……。
たくさんある映画とか、公開してくれないものでし
ょうか。


posted by mikikazu at 08:47 | TrackBack(0) | 海外情報(イタリア) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月02日

イタリア語版70〜80年代アニメOPメドレー動画集&「とびっきり!勇気の扉<ドア>」(Yes!プリキュア5)


まず先に、ちょっともう細かく紹介出来ませんが、
インタビュー関連の記事をまとめていくつか。


The Chicago Examiner 7月29日付け記事
"Erica Friedman, founder of Yuricon and
ALC Publishing, talks to us about Yuri Manga"


お馴染みYuriconの代表であるエリカ・フリードマ
ンさんへのインタビュー記事。
一般の方向けに、ジャンルとしての「百合 Yuri」、
自身と百合との出会い、Yuriconの活動目的、
出版部門であるALC Publishing、代表的な出版
物である「Yuri Monogatari」アンソロジーにつ
いて、簡単に説明してくれています。


Publishers Weekly 7月28日付け記事
"Talking with Ultimo's Hiroyuki Takei"

先日のサンディエゴ・コミコンにゲスト参加され
ていた武井宏之さんが、「機巧童子ULTIMO」
について語った記事。
スタン・リー氏との共同作業について、詳しく語
ってくれています。武井さんにも、クリエイティブ
な部分での発言権は多かったのだとわかります。


Anime News Network 7月31日付け
"SDCC '09 - Hayao Miyazaki panel"

同じくサンディエゴ・コミコンにゲスト参加していた
宮崎駿監督の、パネルでの模様を伝える動画。
宮崎監督のお答えは日本語なので、大体わかる
でしょうか。
とにかく、観客の反応が凄まじいですね。


Manga Recon 7月25日付け記事
"Manga Recon @ Otakon 2009: Grant’s
Report, Part 2"


同8月1日付け記事
"Manga Recon @ Otakon 2009: Grant’s
Report, Part 3"


その前のOtakonでの、手塚治虫作品の翻訳・
研究で知られるフレデリック・ショットさんのQ&
Aセッションの模様を伝える記事。
マンガの英語翻訳における実情や、友人でもあ
った手塚治虫さんとの思い出・評価について語
ってくれています。
Otakonでは、ポッドキャストAnime World Order
も、短いながらインタビューを収録出来たとのこ
とで、公開に期待しています。


short_g.gif


では本題。
今日は日曜日ですし、たまにはちょっと時間を
かけてもいい動画ネタなんかどうでしょう。
7月29日付け記事で、イタリアのテレビ地上波
放送では、80年代作品である「牧場の少女カトリ」
や「小公女セーラ」の方が、最新作である「Yes!
プリキュア5」よりも多い視聴者数を、いまだに
得続けていることをお伝えしましたが(もう少し広
い範囲での総括データ調査もいずれやります)、
では、70〜80年代からイタリアでは、日本アニメ
はどんな風に伝えられていたんでしょうか。


その辺のことが端的に想像出来る動画が、いく
つか編集されて、YouTube上でも公開されてい
るんですが、今日のところはこの「Cartoni animati
anni 80 - Super mix」というシリーズ3本を置い
てみます。それぞれ10分弱の長さです。
他にも同趣向の編集動画はありますが、たぶん
このシリーズが画質・音質的には一番良好です。
ステレオが多いので、音楽は別音源から編集し
たものもあるでしょうね。
日本アニメ以外の作品も少し混ざっていますが、
メドレー形式でさくさく進むので、わりと楽に見ら
れるのでは、と思います。とはいえ、僕にもタイ
トルがすぐに思い出せない作品が結構ありました。
「こんな作品がイタリアで放送されていたのか」
「こんな主題歌になっていたのか」
ということを確認する、手っ取り早い資料になれば。


各クリップで紹介されるタイトル一覧も書こうか
と思いましたが、「え!これが!」と驚きつつ見
る方がきっと楽しいと思うので、やめました。いえ
いえ面倒くさかったんじゃありません。
この辺の70〜80年代の作品は、Cartoni80.it
によりますと、今でもイタリアの地方局・衛星放
送局で、たくさん放送され続けているのがわかり
ます。


Cartoni animati anni 80 - Super mix round 1




Cartoni animati anni 80 - Super mix round 2




Cartoni animati anni 80 - Super mix round 3





short_g.gif


で、これはオマケですけど。
律儀にイタリア語で吹替えてくれる作業は今でも
続けられていて、その最新版が、「Yes!プリキュア5」
第20話「プリキュア5 歌手デビュー!?」のラストで披露
される、キュアレモネードこと春日野うららさんの歌う
挿入歌「とびっきり!勇気の扉<ドア>」のイタリア語版
です。ものすごく頑張っていると思います。最後のスマ
イルも可愛いです。


「とびっきり!勇気の扉<ドア>」イタリア語版




posted by mikikazu at 02:26 | TrackBack(0) | 海外情報(イタリア) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月28日

「ミチコとハッチン」、イタリアMTVで2月10日より放送開始&DVD第1巻は日本の2ヵ月後の3月18日発売


スペインの次はイタリアですね。
イタリアのテレビ情報ブログtvblogの1月26日付け
記事、

"Michiko e Hatchin: l'anime arriva su Mtv"

で伝えられていたので知りましたが、アニメ「ミチコ
とハッチン」(日本公式サイト)が、イタリアMTVで、
放送終了する「フルメタル・パニック! The Second
Raid」の後を受け、2月10日から、毎週火曜日午後
9時半からの枠で放送開始されるそうです(再放送は
土曜日の午後2時)。
既に、イタリア公式サイトもオープンしています。


short_g.gif


調べて驚きましたが、この「ミチコとハッチン」、日本
でも昨年10月15日から放送中の、バリバリの新作
なんですね。
日本での放送開始からわずか4ヵ月遅れで、新作ア
ニメが吹替されて海外でもテレビ放送されるのは、
かなり珍しいと思います。
DVD第1巻の発売も、日本の発売日(1月23日)から、
2ヵ月遅れの3月18日で、これも異例ですね。
このイタリアMTVのアニメ枠では、「隠の王」も日本で
の放送終了直後から放送されていますが、それよりも
ずっと早いです。
そういう時間を考えると、日本での放送開始以前の
段階で、「ミチコとハッチン」はイタリアでの展開も決
まっていたのだろうと想像します。
イタリア版トレーラーも公開されていて、イタリア語版
キャストの名前も出ますが、残念ながら台詞はまだ
聞けません。
ともあれ、他の海外展開は未定で、海外で最初に、
正規の手段でこの作品を見られるのは、まずイタリ
アの人達ということになります。


最近では、今年1月8日からの、「黒神 The Animation」
の日韓米ほぼ同日放送、というのもありましたけど、
原作コミックが3国で出版されていて、それなりの知
名度もあるとされる「黒神」と違い、完全オリジナル作
品の「ミチコとハッチン」は……どういう経緯でしょう。
製作委員会の企業を見ても、イタリア側からの出資が
あったりするわけではないみたいですから、合作とい
う立場の作品ではなさそうですし。
むしろ、作品の舞台やサポーターブランドからして、ブラ
ジルからなら納得がいくんですけど。
イタリアのディストリビューターであるDynit(公式サイト)
と日本側で、いつどんな風に交渉が進んだのか、興味
がありますね。少なくとも、イタリアで受ける作品になる、
という判断は確実にあったと思います。
この素早さが、この作品だけの事情なのか、それとも
日本アニメのリリースをより早めたい、イタリアのアニ
メ市場全体の方向性なのか、いずれわかってくると思
います。
あ、単にイタリアで、いまブラジル・ブームとか(笑)。


またDynitは、1月27日〜2月1日に、イタリア・ボロー
ニャで開催されるアニメーション・SF作品専門の映画
祭Future Film Festival(公式サイト)にも出展して
いて、この「ミチコとハッチン」を筆頭に、「ハローキティ」
「ラブ★コン」「Freedom」といった作品を上映する予定
とのことです。
なので、やはり力を入れている作品であることは間違い
なさそうですね。


posted by mikikazu at 08:23 | TrackBack(0) | 海外情報(イタリア) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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