2010年04月26日

スペインの専門店での、日本マンガ売り上げランキング(2010年3月1日〜4月11日期) ―― 「涼宮ハルヒ」シリーズの好調


月末が近づいてきましたので恒例の、世界各
地におけるマンガ売上ランキング・データにつ
いてまとめていきたいと思います。


まずはスペインですね。
お馴染みRamen Para Dosが伝えてくれ
ている、スペインの専門店における日本マンガ
の売れ行きランキングから、2010年3月1日
〜週から、最新の4月11日〜週までのデータ
を紹介してみます。
調査対象となった専門店は、いつものように

DHARMA COMICS
Atom Comics
Norma Cómic Sabadell
continuara
Otaku Center

ですね。
ランキングは、各店から寄せられたデータを
集計したものになります。


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2010年3月1〜7日期

1.「FAIRY TAIL」第9巻
2.「るろうに剣心・完全版」第11巻
3.「NARUTO」第45巻
4.「ゼルダの伝説」第3巻
5.「バガボンド」第32巻
6.「PLUTO」第6巻
7.「MONSTER・完全版」第6巻
8.「モン・アネ」(谷口ジロー)
9.「エア・ギア」第19巻
10.「涼宮ハルヒの憂鬱」第2巻


3月8〜14日期

1.「PLUTO」第6巻
2.「るろうに剣心・完全版」第11巻
3.「NARUTO」第45巻
4.「NANA」第20巻
5.「FAIRY TAIL」第9巻
6.「ゼルダの伝説」第3巻
7.「ONE PIECE」第49巻
8.「竹光侍」第2巻
9.「涼宮ハルヒの憂鬱」第2巻
10.「バガボンド」第32巻


3月15〜21日期


1.「Bleach」第35巻
2.「PLUTO」第6巻
3.「YAWARA!」第9巻
4.「NARUTO」第45巻
5.「るろうに剣心・完全版」第11巻
6.「ゼルダの伝説」第3巻
7.「FAIRY TAIL」第9巻
8.「NANA」第20巻
9.「天使なんかじゃない」第3巻
10.「エア・ギア」第19巻


3月22〜28日期

1.「Bleach」第35巻
2.「666〜サタン〜」第5巻
3.「鋼の錬金術師」第23巻
4.「天上天下」第20巻
5.「NARUTO」第45巻
6.「スラムダンク・完全版」第2巻
7.「涼宮ハルヒの憂鬱」第3巻
8.「ONE PIECE」第50巻
9.「るろうに剣心・完全版」第11巻
10.「FAIRY TAIL」第9巻


3月29日〜4月4日期

1.「Bleach」第35巻
2.「ONE PIECE」第50巻
3.「666〜サタン〜」第5巻
4.「鋼の錬金術師」第23巻
5.「NARUTO」第45巻
6.「涼宮ハルヒの憂鬱」第3巻
7.「PLUTO」第6巻
8.「天上天下」第20巻
9.「るろうに剣心・完全版」第11巻
10.「スラムダンク・完全版」第2巻


4月5〜11日期

1.「Dr.スランプ・完全版」第4巻
2.「MONSTER・完全版」第7巻
3.「ONE PIECE」第50巻
4.「FAIRY TAIL」第9巻
5.「Bleach」第35巻
6.「鋼の錬金術師」第23巻
7.原作小説「涼宮ハルヒの憂鬱」
8.「テニスの王子様」第39巻
9.「NARUTO」第45巻
10.「バンパイアクライシス」(伊吹楓)


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という結果になっています。
それなりの期間を並べてみると、スペインで
の売れ筋マンガも分かってきますね。
期間内の新刊トップは、「Bleach」第35巻
かもしれませんが、
「PLUTO」第6巻
「ONE PIECE」第50巻
「FAIRY TAIL」第9巻
「鋼の錬金術師」第23巻
「NARUTO」第45巻
といった定番売れ筋と競っている感じですね。
少女マンガでは、「NANA」「天使なんかじゃな
い」の矢沢あいさんが突出しているでしょうか。
谷口ジローさんは、スペインでも人気の高いマ
ンガ家さんで、ヨーロッパ圏でのみ出版されて
いる描き下ろし作品「モン・アネ」も、ランクイン
していますね。


スペインならではの特色というと、旧作の再発本
の人気以外に、やはり「涼宮ハルヒ」シリーズの
健闘になるでしょう。
ツガノガクさんが作画を手がけたマンガ版は、ほ
とんどずっとランクインしていますし、4月3日に
満を持して出版された、谷川流さんによる「憂鬱」
原作小説も、マンガの週間ランキングに割り込む
勢いです。
スペインの書籍市場全体の中だと、どういう位置
かはまだ不明ですが、少なくとも専門店で購入す
るような、スペインのマンガファンの間では、概ね
好評をもって受け入れられているようです。
実はスペインでは、いまだにアニメ版「ハルヒ」シ
リーズの正規展開がなされていないのですが、
この人気を見たら、考えるアニメ流通会社も出て
くるかもしれませんね。


Ivrea社が出版している、スペイン語版「憂鬱」表紙

ivreaharuhinovel.gif

SUZUMIYA HARUHI NO YUUTSU
© Nagaru TANIGAWA · Noizi ITO 2006
© Gaku TSUGANO 2006
/ KADOKAWA SHOTEN PUBLISHING CO., LTD.

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2010年03月13日

スペイン情報 ―― 「時をかける少女」ライセンス・「聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話」DVD/BD・原作小説「涼宮ハルヒの憂鬱」スペイン語版


スペイン方面から色々と情報が流れてきて
いて、Twitterの方でも少し呟いたんですが、
ブログでもまとめておきますね。それぞれの
フォロワー/閲覧者の方は、あまり重ならない
みたいですし。


まず、スペイン第二の都市バルセロナでは、
3月12〜14日の日程で、Japan Weekend
(公式サイト)という、日本のポップカルチャー
をテーマにしたイベントが現在開催中なんで
すが、それに合わせて、スペインのアニメソ
フト製作・流通会社Selecta Visiónが、
細田守監督作品「時をかける少女」(2006年)
のライセンス取得を発表しています。


Ramen Para Dos 2010年3月12日付け記事
"[III JW BCN] Selecta Visión licencia
Tokikake, La chica que salta a través
del Tiempo"


細田監督版「時をかける少女」は、他でもない
スペインの、シッチェス・カタロニア国際映画祭
で、2006年(第39回)に、アニメーション部門
長編作品グランプリを受賞していたんですが、
意外にも、スペイン国内での商業公開・ソフト
化はまだだったんですね。
賞自体に権威がないのか、あるいは受賞ゆえ
にライセンス料が高騰してしまったのか、その
辺の事情はわかりませんけれど、正規に作品
が流通するのは、良いことです。
細田監督の次作「サマーウォーズ」も、同じ映
画祭でアニメーション部門長編作品グランプリを
昨年(第42回)受賞しているんですが、商業流
通には、またどれだけの時間がかかるでしょう。


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そのSelecta VisiónがDVD/ブルーレイの
発売権を取得したことを既報の、OVA作品「聖
闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話」
(日本公式サイト)ですが、発売予定が当初伝え
られていた10月から早まり、6月16日に確定
して、公式サイト内にページも出来ており、仕様
の詳細も明らかになりました。

・DVDの紹介ページ
http://www.selecta-vision.tv/es/ficha.php?id=972
・ブルーレイ
http://www.selecta-vision.tv/es/ficha.php?id=973

音声は、オリジナルの日本語とスペイン語吹替。
ディスクそれぞれ1枚に、5話収録です。
価格は、DVDが19.95ユーロ(約2484円)、ブル
ーレイが29.95ユーロ(約3729円)ということです
から、2話収録で1枚6510円(DVD)、7560円(ブ
ルーレイ)という価格設定の日本版と比較すると、
1話辺りだと、

・日本版
―― 3255円(DVD)
―― 3780円(ブルーレイ)
スペイン版
―― 496.8円(DVD)
―― 745.8円(ブルーレイ)

という差になって、スペイン版は日本版の15〜
19%程度の価格になります。


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さらにもうひとつ。
スケジュール自体は以前伝えられていた、Ivrea
社(公式サイト)が今月出版を予定している、
谷川流さんの「涼宮ハルヒの憂鬱」原作小説の
スペイン語版の表紙が、Ivreaの公式サイト新刊
コーナー
で明らかになりました。


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SUZUMIYA HARUHI NO YUUTSU
© Nagaru TANIGAWA · Noizi ITO 2006
© Gaku TSUGANO 2006
/ KADOKAWA SHOTEN PUBLISHING CO., LTD.

ツガノガクさんが作画を手がけられたマンガ
版は、タイトルロゴが異なるくらいで、わりに
どこの国の版でも、日本版オリジナルの装丁を
尊重していると思うのですが、原作小説の方は、
ライトノベルという新しい市場を構築しなくては
ならないこともあってか、表紙デザインには、
色々と趣向の違いが見られますね。
また、このスペイン語版の冒頭8ページ分は、
ネット上でも試読出来るように公開されている
ので、スペイン語に堪能な方は、ぜひチェック
してください。

http://www.traduccionesimposibles.com/haruhi/

残念ながらお隣の国フランスでは、この原作
小説版「ハルヒ」シリーズは、第1作「憂鬱」の
売り上げ不調により、以降の巻の出版が凍結
されてしまったという話も出ているのですが、

haruhi.fr 2010年2月11日付け記事
"Haruhi disparait aussi chez Hachette"

先行出版されているマンガ版の売れ行きが、
少なくとも専門店で購入するようなアニメ・マ
ンガファンの間では好調なスペインだと、どう
なるでしょうね。
1ヵ月遅れで出版される、同じスペイン語圏の
南米アルゼンチンでの反応も含めて、注視して
いきます。


posted by mikikazu at 15:50 | TrackBack(0) | 海外情報(スペイン) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月05日

スペインの専門店での、日本マンガ売り上げランキング(2010年2月期)/浦沢直樹作品・マンガ版「涼宮ハルヒの憂鬱」の好調


データが出ましたので、今日は恒例のスペイン
における日本マンガの売れ行き情報です。
お馴染みRamen Para Dosが伝えてくれて
いる、スペインの専門店における日本マンガの
売れ行きランキングから、2010年1月期に続い
て、2010年2月期データを紹介してみます。


調査対象となった専門店は、いつものように

DHARMA COMICS
Atom Comics
Norma Cómic Sabadell
continuara
Otaku Center

ですね。
ランキングは、各店から寄せられたデータを
集計したものになります。


short_g.gif


2月1〜7日期

1.「ONE PIECE」第49巻
2.「スラムダンク 完全版」第1巻
3.「涼宮ハルヒの憂鬱」第1巻
4.「PLUTO」第5巻
5.「Bleach」第34巻
6.「チーズスイートホーム」第5巻
7.「BIOMEGA(バイオメガ)」第5巻
8.「僕等がいた」第13巻
9.「Bésame」(右京さんの「GET CHU」?)
10.「学園アリス」第18巻
10. Alice, Escuela de Magia #18 [10]


2月8〜14日期

1.「MONSTER 完全版」第6巻
2.「Dr.スランプ 究極版」第6巻
3.「スラムダンク 完全版」第1巻
4.「ONE PIECE」第49巻
5.「I"s 完全版」第2巻
6.「チーズスイートホーム」第5巻
7.「アフロサムライ」第1巻
8.「涼宮ハルヒの憂鬱」第1巻
9.「Bleach」第34巻
10.「666〜サタン〜」第4巻


2月15〜21日期

1.「NARUTO」第45巻
2.「Dr.スランプ 完全版」第3巻
3.「魔法先生ネギま!」第26巻
4.「MONSTER 完全版」第6巻
5.「SIDOOH-士道-」第12巻
6.「NARUTO」カタルーニャ語版第39巻
7.「YAWARA!」カタルーニャ語版第8巻
8.「チーズスイートホーム」第5巻
9.「スラムダンク 完全版」第1巻
10.「冬の動物園」(谷口ジロー)


2月21〜28日期

1.「NARUTO」第45巻
2.「FAIRY TAIL」第9巻
3.「ゼルダの伝説」第3巻
4.「バカボンド」第32巻
5.「涼宮ハルヒの憂鬱」第2巻
6.「魔法騎士レイアース 新装版」第1巻
7.「エア・ギア」第19巻
8.「スクール・ランブル」第19巻
9.「ONE PIECE」第49巻
10.「新世紀エヴァンゲリオン 碇シンジ育成計画」
  第7巻


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という動きになっています。
今期のスペイン・マンガ市場で一番目立つのは、
やはり「PLUTO」「MONSTER」「YAWARA!」
といった浦沢直樹作品の人気でしょうね。
北米などでは、批評家筋の評価は高いものの、
売り上げランキング上位で姿を見かけることは
稀なので、スペインではそれなりのマンガ読者
層に支持されていると考えてよさそうです。
「スラムダンク」「バガボンド」が北米では売り上
げランキングに顔を出すことはない、井上雄彦
さんの作品も同様です。


それからもうひとつの特記事項は、ツガノガク
さんが作画を担当した、マンガ版「涼宮ハルヒ
の憂鬱」の好調ですね。
実際の部数まではわかりませんが、こうやって
売り上げランキングの上位にずっと居座ってい
るのを見るのは、スペインが初めてです。
マンガ版を出版しているIvrea社(スペイン公式
サイト
)は、3月に谷川流さんの原作小説版「憂
鬱」を、マンガ版第3巻と同時出版する予定なの
で、スペインでの「ハルヒ」人気も、一気に加速
するかもです。
(同じくIvreaがスペイン語版を出版する南米ア
ルゼンチンでも、4月に小説「憂鬱」とマンガ版第
3巻が同時出版予定)


・Ivrea社のスペイン語版マンガ「涼宮ハルヒの
 憂鬱」第3巻表紙。


ivreaharuhi3.gif

SUZUMIYA HARUHI NO YUUTSU
© Nagaru TANIGAWA · Noizi ITO 2006
© Gaku TSUGANO 2006
/ KADOKAWA SHOTEN PUBLISHING CO., LTD.

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2010年02月16日

調査「スペインで出版してほしいマンガは?」/スペインでの「涼宮ハルヒ」関連作品出版状況


ここ数日は精神的に元気がなくて、Twitter
方だけで情報更新してました。
ところで先週末2月12〜14日にかけて、スペ
インの首都マドリードでは、アニメ・マンガコンベ
ンションの第2回Japan Weekend Madrid
(公式サイト)が開催され、大いに盛り上がって
いたようです。

・公式ポスター

japanweekend.gif


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このイベントには、情報サイトMision Tokyo
(sはひとつ)の方達もブース参加していて、
会場に集まったマンガ・アニメファンを対象に、
意識調査を行ったそうなんですね。
お題はずばり、「スペインで出版されたら買い
たいマンガは?」です。

Mision Tokyo 2010年2月15日付け記事
"Los lectores hablan de lo que quieren"

写真を見る限り、来場者に作品名を書き込
んでいってもらうというスタイルの調査のよう
です。ご苦労様でした。
その結果は、


1.「ソウルイーター」(大久保篤)
2.「黒執事」(枢やな)
3.「LOVELESS」(高河ゆん)
4.「らき☆すた」(美水かがみ)
5.「HUNTER×HUNTER」(冨樫義博)
6.「美少女戦士セーラームーン」(竹内直子)
7.「3×3 EYES」(高田裕三)
8.「BECK」(ハロルド作石)
9.「純情ロマンチカ」(中村春菊)
10.「PandoraHearts」(望月淳)


というものになっていました。
1位の「ソウルイーター」は、既に出版が開始
されている北米やフランスでも売り上げは好調
で、「NARUTO」は無理でも「ONE PIECE」
クラスの人気を世界的に築くのではと目されて
います。


「美少女戦士セーラームーン」などは、かつて
スペインでもGlénat社から出版されていました
が、現在は他の欧米諸国と同様に入手不可能
なので、再出版を望む声が高いということだと
思いますし、既報通りイタリアでの商業展開が
再開されましたから、いずれスペインでも動きは
あるかもですね。


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4位に「らき☆すた」が入っているなら、同じ
京都アニメーションがアニメ版を制作した「涼
宮ハルヒ」シリーズは?という話になるかも
ですけど、スペインでは既にIvrea社(公式
サイト
)によって2010年1月29日から、まず
ツガノガクさんによる「憂鬱」マンガ版第1巻
が出版されています。
情報サイトRamen Para Dosが提供している、
専門店でのその週(1月25〜31日)のマンガ
売り上げランキング
を見てみると、「憂鬱」第
1巻は「Bleach」第34巻に続く初登場第2位
で、スペイン全体ではわかりませんけれど、
少なくとも専門店で購入するようなアニメ・マ
ンガファンの間では、売れ行き好調なのがわ
かります。


Ivreaからのマンガ版は、2月に第2巻、3月
に第3巻と毎月続くんですけれど、さらに3月
には、谷川流さんによる「涼宮ハルヒの憂鬱」
原作小説の出版も予定されていて、Ivrea公
式サイトの「来月の新刊」ページでも、現在告
知されています。


先行して「憂鬱」原作小説が出版されていた
フランスでは、残念ながら売り上げ不調によ
り、2作目「涼宮ハルヒの溜息」以降の出版が
凍結されたそうですが、

ソース・News de la SOS-Dan
 2010年2月11日付け記事
"Haruhi disparait aussi chez Hachette"
(「白い空」のかざみあきらさんに教えていた
だきました。ありがとうございます)

スペインではマンガ版の好評と、上手くプロモ
ーションが連携出来るといいですね。
そうなれば、いまだに正規リリースされていな
い、アニメ版の展開にもつながるでしょうし。

posted by mikikazu at 02:37 | TrackBack(0) | 海外情報(スペイン) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月02日

スペインの専門店での、日本マンガ売り上げランキング(2010年1月期)


今日は恒例の、スペインでの日本マンガの
売れ行き情報です。
お馴染みRamen Para Dosが不定期に
伝えている、スペインの専門店における、日
本マンガの売れ行きランキングから、11月
に続いて、2010年1月期データを紹介し
てみます。残念ながら12月分は、データが
出ませんでした。


調査対象となった専門店は、1月11〜17日
期が、

DHARMA COMICS
Atom Comics
Norma Cómic Sabadell
continuara

の4店で、1月18〜24日期には、

Otaku Center

も加わります。
ランキングは、各店から寄せられたデータを
集計したものになります。
以下、今回は二週分しかありませんけど、そ
れぞれの期間での売り上げランキングです。


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2010年1月11〜17日

1.「PLUTO」第5巻
2.「天使なんかじゃない」第2巻
3.「イキガミ」第6巻
4.「神風怪盗ジャンヌ・完全版」第2巻
5.「チーズスイートホーム」第4巻
6.「冬の動物園」(谷口ジロー)
7.「アフロサムライ」第1巻
8.「GANTZ」第26巻
9.「ゼルダの伝説」第2巻
10.「エレメンタル・ジェレイド」第17巻


2010年1月18〜24日

1.「Bleach」第34巻
2.「ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE」第27巻
3.「PLUTO」第5巻
4.「666〜サタン〜」第4巻
5.「チーズスイートホーム」第5巻
6.「Hellsing」第10巻
7.「NARUTO」第44巻
8.「ONE PIECE」第49巻
9.「天使じゃない」第2巻
10.「学園アリス」第18巻
11.「GTO」第14巻
12.「冬の動物園」
13.「アフロサムライ」第1巻
14.「RAVE」第35巻
15.「Venus Versus Virus」第5巻


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といった感じです。
やはり目立つのは、「PLUTO」の好調ですね。
北米でも、確かに批評家筋の受けはいいんで
すが、売り上げ的には突出しているわけでは
ないので、こうやってランキングの1位にいる
のを見るのは、作品のファンとして嬉しいです。
それと、例えば「学園アリス」なんかも、
TOKYOPOPから出版された北米版は、大ヒ
ット作「フルーツバスケット」の後釜を期待され
つつも、売り上げ的には不振だったわけですが、
スペインではそれなりに売れているようですね。
あと、「チーズスイートホーム」も人気なのは
少し驚きました。
谷口ジローさんの作品も、スペインでは批評
面だけでなく、セールス的にも好調なのは、
それだけスペインのマンガ読者層が広く成熟
している、ということでしょうか。
あ、1位の「Bleach」に対して、「NARUTO」
第44巻は低いように見えますが、2009年11
月23〜29日期
に初登場1位で、いまだにこの
位置にいる、つまりずっと売れ続けているという
ことです。


posted by mikikazu at 17:47 | TrackBack(0) | 海外情報(スペイン) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月28日

スペインの専門店での、日本マンガ売り上げランキング(2009年11月期)


ドイツ・フランスと来たので、欧州圏で続けま
すけど、今日はスペインでの、日本マンガの
売れ行き情報です。
お馴染みRamen Para Dosが不定期に伝
えている、スペインの専門店における、日本マ
ンガの売れ行きランキングを、前回(11月2〜8
日週)
に続いて、残りの11月分を紹介してみま
すね。


調査対象となった専門店は、

DHARMA COMICS
Otaku Center
Atom Comics
Norma Cómic Sabadell
continuara

の5店で、ランキングは各店から寄せられた
データを集計したものになります。
スペイン全土の総合的状況とまではいかなく
ても、スペインの日本マンガファンの嗜好を、
ある程度把握したデータになっていると思い
ます。
以下、それぞれの期間での売り上げランキン
グです。


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2009年11月9〜15日

1.「DEATH NOTE」第13巻
2.「Dr.スランプ」第1巻
3.「FAIRY TAIL」第7巻
4.「ゼルダの伝説 時のオカリナ」第1巻
5.「ONE PIECE」第48巻
6.「NARUTO」第43巻
7.「MONSTER」完全版第4巻
8.「I"s」第1巻
9.「魔法先生ネギま!」第24巻
10.「るろうに剣心」完全版第9巻
11.「鋼の錬金術師」第22巻
12.「桜蘭高校ホスト部」第13巻
13.「竹光侍」
14.「バガボンド」第31巻
15.「ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-」第26巻


2009年11月16〜22日

1.「Bleach」第33巻
2.「666 〜サタン〜」第3巻
3.「ONE PIECE」第48巻
4.「魔法騎士レイアース」第3巻
5.「きまぐれオレンジロード」第7巻
6.「NARUTO」第43巻
7.「PLUTO」第4巻
8.「ああっ女神さまっ」第31巻
9.「DEATH NOTE」第13巻
10.「ライフ」第5巻
11.「RAVE」第34巻
12.「ロザリオとバンパイア」第7巻
13.「イキガミ」第5巻
14.「トリニティ・ブラッド」第8巻
15.「ゼルダの伝説」第1巻


2009年11月23〜29日

1.「NARUTO」第44巻
2.「きまぐれオレンジロード」第7巻
3.「Bleach」第33巻
4.「ゼルダの伝説」第1巻
5.「DEATH NOTE」第13巻
6.「聖闘士星矢 エピソードG」第16巻
7.「犬夜叉」第56巻
8.「薩摩義士伝」第1巻
9.「666 〜サタン〜」第3巻
10.「Hanzo」(半蔵の門?)第4巻


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といった感じです。
「NARUTO」
「ONE PIECE」
「Bleach」
「DEATH NOTE」
「ゼルダの伝説」シリーズ
といった、世界のどこでも売れている作品
も、もちろんランクインしているんですが、
挙げられるスペイン市場の特徴の二つとし
ては、まず、
「Dr.スランプ」
「きまぐれオレンジロード」
「るろうに剣心」
などの、旧作の新装版もかなり売れている
みたいだということですね。
旧版の装丁や印刷がどうだったのかは不明
ですけれど、小さい頃に読んだ人達が、あら
ためて、しっかりとした完全版で購入している
のかもしれません。


それから、
「竹光侍」(松本大洋)
「バガボンド」(井上雄彦)
「薩摩義士伝」(平田弘史)
「Hanzo」(半蔵の門? 小池一夫 小島剛夕)
といった、読者の年齢層が高いだろう作品が
売れ筋ランキングに入ってくるのも、スペイン
のマンガ市場の特徴ですね。北米などよりは、
ずっと年長のマンガ読者層が構築されている
のだと思います。
あるいは、「るろうに剣心」にまで繋がる、
チャンバラ物、サムライ物といったカテゴライ
ズで考えるべきでしょうか。


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2009年12月16日

スペインの「DEATH NOTE」研究本における、本家単行本第13巻表紙画像の盗用事件


今日2つ目のスペインからの話題も、あまり
楽しくはないというか、困ってしまう種類の事
件ですね……。
引き続いて、スペインのアニメ/マンガ情報サ
イトのRamen Para Dosからご紹介します
けれど(あ、こちらでの記事の引用については、
運営者の方に報告済です)、原作/大場つぐみ
・作画/小畑健の人気マンガ、「DEATH
NOTE」についての事件です。


ソース・Ramen Para Dos
2009年12月15日付け記事
"Polémica con los libros teóricos"
 (研究本をめぐる議論)


スペインにおける、マンガ及び小説版「DEATH
NOTE」出版は、最大手のマンガ出版社であ
るEdiciones Glénat(公式サイト)によって
行われていて、既にマンガ単行本全13巻、小
説2作(「ロサンゼルスBB連続殺人事件」「L
change the WorLd」)の出版を終えています。
売り上げランキングでも、フランスやドイツと同
じく上位の常連で、スペインでもベストセラー
になった、人気作品と判断していいと思います。


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今回告発を行っているのは、そのGlénatの
編集ディレクターである、Joan Navarrod氏。
その個人ブログに12月15日付けで、以下のよ
うな記事が投稿されました。

Joan Navarrod氏の個人ブログ「Viñetas」
2009年12月15日付け記事
"ESTE ES EL LEGAL"
 (これが正規物だ)

"This is the legal"とストレートなタイトルの
記事の内容は、同じスペインのコミック出版社の
Dolmen Editorial(公式サイト)の行為を告発
するものです。


Dolmen Editorialは、JETRO(日本貿易振
興機構)による調査レポート「スペインにおける
日本のテレビアニメ・マンガ・映画市場の実態」

にも名前は出てこなかったので、規模としては
小さいところだと思うのですが、「薩摩義士伝」
(平田弘史)、「ブレイクダウン」(さいとうたか
お)、「おもひでぽろぽろ」(岡本螢・刀根夕子)
といった、日本マンガも出版しているようです。


GlénatのNavarrod氏が、電気製品・本・CD
などを扱っているチェーン店Fnacで見つけて驚
いたのが、Dolmenの出版していた、「Death
Note:jugando a ser un dios moderno」

という本です。
著者はジャーナリスト/ライターのEduard
Terradesという人物にされている、「現代の神
になろうとして」と訳せるような副題のついたこ
の本は、「DEATH NOTE」の作品それ自体で
はなく、研究本というか、日本語で平たくいえば
「謎本」のような内容だと思います。


Navarrod氏を驚かせたのは、この「Death Note:
jugando a ser un dios moderno」の表紙
に用いられているイラストが、他でもない、Glénat
が集英社から翻訳権を正式に得て出版している、
単行本第13巻表紙と同じだったことなんですね。
比較検証のために、表紙画像を各公式サイトから
引用掲載させていただきますけど、


Glénatによる
「DEATH NOTE」単行本第13巻表紙

deathnote13a.gif


Dolmen Editorialによる
「Death Note: jugando a ser un
 dios moderno」の表紙

deathnote13b.gif


見てわかるように、トリミングこそ違いますけ
ど、Dolmen側が、Glénatによる単行本第
13巻のイラストを引用しているのは明らかです。
Dolmenは過去にも、「NARUTO」、「Bleach」
CLAMP作品などの研究本を出版しているよ
うですが、今回は特に、正式な単行本の表紙
イラストをそのまま使用したことで、はっきり
と問題視されているのだと思います。
「DEATH NOTE」の権利を管理しているVIZ
Mediaヨーロッパの人も、Dolmenの本を目
にして、心底驚いていたようですし。
権利管理者が驚いたということは、イラストを
無許可で、勝手に使用しているということだと
理解していいと思います。


同じイラストを使用しているのなら、事情に詳
しくない人だと、どちらも正規の出版本だと考
えてしまう恐れはあると思います。
本家の第13巻の内容も、物語・キャラの解説
といった、研究本的なものでしたから、同じイ
ラストを使って、あえて混同を狙ったのかも、
とも勘ぐれますし。
スペイン国内の著作権の扱いの細かいことは、
正直よく知らないのですけど、例えば日本だっ
たら、謎本に画像の引用許可を出すことはあり
ませんよね。著作権法で認められている、批評
のための引用は、また別の話として。
このDolmanの件は、表紙イラストまでそのま
ま使ってしまったということで、問題を議論する
大きなきっかけになったでしょう。今後の動き
を見守ります。


posted by mikikazu at 21:08 | TrackBack(0) | 海外情報(スペイン) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

スペインでのマンガ「家庭教師ヒットマンREBORN!」出版は、第19巻以降長期休止へ


今日はスペインからの話題を二つです。
まず、現地の作品のファンにとっては残念な
お知らせなんですが、スペインにおける「家庭
教師ヒットマンREBORN!」(天野明)の出版
が、第19巻以降、長期休止する見込みです。


ソース・Ramen Para Dos
 2009年12月16日付け記事
"Tutor Hitman Reborn! en pausa hasta
finales del 2010"



日本では集英社から、現在第27巻まで単行
本が出版されている、この「REBORN!」ですが、
スペインでは、大手出版社のPlaneta DeAgostini
より、2007年11月から、第18巻まで、現在出
版されています。
2009年8月のその第18巻出版後に行われた、
11月のイベント第15回サロン・デ・マンガ・バ
ルセロナにおいて、Planeta DeAgostini側
から、スペイン語版「REBORN!」の出版が、
なんらかのトラブルを抱えていることが伝えら
れていました。


short_g.gif


今回あらためて、公式ページでのQ&Aコーナ
において、12月13日付けで明らかにされた
のは、Planeta DeAgostiniはスペイン語版
「REBORN!」の、第19巻以降の翻訳出版権を
まだ得ていないこと、そして以降の巻のスペイ
ン語版出版については、2010年終わり頃にな
ってみないとわからない、ということでした。
つまり、第19巻以降は、かなりの長期間、スペ
インでの「REBORN!」単行本出版がお休みに
なってしまう、とみられているようですね。
他の出版社に移ったりする可能性も、そんなに
高くなさそうですけど……。


その、スペイン語版「REBORN!」の翻訳権更
新交渉が上手くいっていないことの詳細につい
ては、なにもわかりません。
翻訳権の金額の問題なのか、それに見合う
だけの売り上げがスペインで得られていない
のか、あるいは出版ペースの問題なのか、色
々と想像だけは出来ますけれど、実際のところ
は不明です。
残念ながら、スペインのマンガ売り上げランキ
ングなどで、「REBORN!」の姿を目にした記
憶は全く無いので、他の少年ジャンプ作品ベス
トセラーの、「NARUTO」「Bleach」「ONE
PIECE」のような、圧倒的な売り上げを、スペ
インで記録している作品ではないと思います。
こういう契約交渉の中身が、外部に出ること
はほとんどないと思いますけれど、スペインの
「REBORN!」ファンにとっては、しばらく我慢の
時間が続きそうですね。


posted by mikikazu at 19:25 | TrackBack(0) | 海外情報(スペイン) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月21日

ドキュメンタリー「Bajo el Disfraz」監督Cristian Farpón氏からのお返事


先に別記事でご報告です。
11月19日付け記事でお伝えした、「コスプレ」
をテーマにしたスペイン発のドキュメンタリー
「Bajo el Disfraz」(公式ブログ)の監督である
Cristian Farpón氏とは、無事連絡が取れま
した。
非英語圏の方と連絡がつながるのは稀なので、
ほっとしましたね。


日本で紹介したことの報告と共に、「Bajo el
Disfraz」を、日本を含むスペイン国外で上映
する可能性について質問してみたんですが、
制作したHaluro Filmsは小さなグループな
ので、海外にまで足を伸ばして、上映する予
定は当面ない、とのことでした。
来年には、色々な追加映像や、カットされた
部分を補完した、いわゆる完全版としてのDVD
をリリースし、現在上映されているバージョン
については、ネットで公開するかもしれない、
とのことでした。


Farpón氏からの提案として、スペイン国内で
のプロモーションを助けるためにも、僕が日本
国内で無料で上映するのなら、フィルムを送っ
てもいい、という話がありました。
確かに、「コスチューム・プレイ」ではない「コ
スプレ」発祥の地である日本で、他でもない
「コスプレ」をテーマにした作品を上映出来た
ら、スペインでも当然話題になるでしょう。
ただ、翻訳の問題もありますけれど、20分の
作品ということで、どういう形で上映すればい
いのかは、難しいですよね。
日本にアニメコンベンションのようなものがあ
れば、その中で時間をとって上映出来たりも
するんですが。
先日例に出した山形国際ドキュメンタリー映画
祭(公式サイト)は、ちょうど今年のが終わった
ばかりで、次回は2年後ですし……。

posted by mikikazu at 17:25 | TrackBack(0) | 海外情報(スペイン) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月19日

第47回ヒホン国際映画祭(スペイン)で、「コスプレ」をテーマにしたドキュメンタリー映画「Bajo el Disfraz」が上映


えっと、もう少しスペイン発の話題が続きます。
ちょうど今日の2009年11月19日から、28日
にかけて、スペイン北部アストゥリアス州の街ヒ
ホンで、第47回ヒホン国際映画祭(公式サイト)
が開催されています。
で、スペインのアニメファンの間で注目されて
いるのが、そこで23日に上映される予定の、
「Bajo el Disfraz」(Under the Disguise
〜に変身しての意)と題した、「コスプレ」をテー
マにした20分ほどの長さの、ドキュメンタリー作
品なんですね。

「Bajo el Disfraz」公式ブログ
http://bajodisfraz.blogspot.com/

メイキング動画




short_g.gif


制作したのは、Haluro Films Producciones
という会社で、監督・脚本はCristian Farpón氏。
作品の主な目的は、アストゥリアス州地域の
コスプレイヤー達を紹介しながら、コスプレに
ついての正しい知識を伝え、誤解や偏見を取
り除くことだそうです。


日本アニメの人気は、古くからスペインでも
あったとはいえ、急増するコンベンションや、
そこに参加するコスプレイヤーさん達の存在
は、スペインの一般の人達には、まだまだ新
奇で理解しがたいものらしく、それ故の偏見
や攻撃も、やはりあったりするそうなんですね。
テレビ番組などでも、コスプレ行為を面白おか
しく、不当に伝えられたりすることがあって、
アニメ・マンガ関連サイト・ブログが、それに
対して抗議活動を行ったりもしています。


参考・情報サイトRamen Para Dosによる、
メディアへの公開質問状(2009年8月24日)
"Carta abierta a los medios"


そういった現状をふまえて、コスプレという
行為についての、正しい認知を一般にも広め
なくては、という意図により、このドキュメンタ
リー映画が制作されることになったようです。
ファンのコミュニティの中からだけ見ている
と、コンベンションにしてもコスプレにしても、
ただ楽しい場所であり行為ですが、そもアニ
メやマンガというジャンルに対して知識と理
解の無い層からすれば、奇異がられたり、
あるいはからかい、批判の対象になったりす
る現実はあるわけです。
でも、国際映画祭という、それなりに一般的
認知度があって(ヨーロッパでは、特に強いと
思います)、そこでの評価が一般にも伝わる
筈の場所で公開し、話題になって、もし賞で
も取れれば、扱っているテーマであるコスプ
レについての、正しい認知も広まるだろう、と
いう戦略ですね。


世界で日本のマンガ・アニメが人気とかいう
話題はよく伝えられますけれど、基本は外国
の文化であり、それゆえの偏見や無理解とい
うものも、発生して当然だと思います。
自分の部屋にこもって、ただダウンロードして
アニメを見ているだけならともかく、コスプレと
いう、コミュニティの外の世界に露出してしま
うし、その姿ゆえに、一般メディアにも好奇心
優先で取り上げられてしまうことの多い活動
の場合は、攻撃の対象とされやすいでしょう。
新しい文化がその国・地域に定着し、受け入
れられるまでには当然通過しなくてはならな
い段階なのでしょうけど、このドキュメンタリ
ー作品が、スペインのコスプレイヤーさん達
にとって有益な結果を生むことを期待したい
ですね。
日本でも、山形国際ドキュメンタリー映画祭
(公式サイト)辺りで上映してみませんか?


posted by mikikazu at 16:37 | TrackBack(0) | 海外情報(スペイン) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月18日

スペイン語版「よつばと!」第8巻の出版時期確定&スペイン専門店での日本マンガ売り上げランキング(11月2〜8日週)


先にお薦め記事のご紹介です。
ずっとお世話になっているceenaさん運営の
ブログ「英語で!アニメ・マンガ」が連日で、
北米でのマンガ事情を伝える記事を掲載して
くださっています。

11月16日付け記事
「北米マンガ事情:アメリカ産原作のMANGA化(1)」

11月17日付け記事
「北米マンガ事情:アメリカ産原作のMANGA化(2)」

日本マンガだけではない、というかむしろそ
れ以上に注目を集めつつある、アメリカ産原
作のMANGAについての情報をまとめた、と
ても役立つ記事になっていると思うので、
ぜひ目を通してみてください。
MANGAというものが、単に「日本人作家によ
るコミック」という枠を超えて、物語表現として、
様々な展開を生み出しつつあり、現地の出版
社に対して、新たなビジネスの可能性を考え
させつつもある、北米の事情がよくわかります。


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では本題。昨日に続いてスペインからのお話で
すが、今日はマンガについて。
情報サイトRamen Para Dosが11月17日付
けで伝えていて安心したのが、あずまきよひこ
さんの「よつばと!」第8巻の出版が、2010年
の4月〜5月頃だと、出版元のNorma Editorial
によって確認された、という話題ですね。


スペイン語版「よつばと!」は、「¡YOTSUBA!」
のタイトルで、第7巻(2008年6月出版)までの
出版が済んでいたんですが、2008年9月に、
続く第8巻の出版は2009年内になると伝えら
れていたにもかかわらず(同サイト2008年9月
13日付け記事
)、全く動きがなく、そろそろ今年
も終わりなので、あるいはイタリアのように、
出版が打ち切られるのでは、という不安が、ス
ペインのファンの間に広まっていたようなんで
すね。
なので、今回第8巻の出時期が確定したこと
で、一安心といったところみたいです。


北米でもイタリアでも、そしてこのスペインでも、
出版スケジュールのトラブルというか、それに
対する不安を招いてしまうこの「よつばと!」な
んですが、そもそも日本の掲載誌が月刊誌「コミ
ック電撃大王」で、単行本の出版ペースもゆっく
りしていますし、日本から遅れて翻訳されるため
に、立て続けの隔月ペースで出版されたりする
週刊連載作品とはまた違う展開になってしまう
のは、仕方のないところでしょうね。


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それともうひとつ、Ramen Para Dosが11月15
日付け記事で久々に伝えていたのが、スペインで
の主要専門店における、日本マンガの売り上げラ
ンキングです。

11月15日付け記事
"Mangas Más Vendidos en España
(2 - 8 Noviembre 09)"


この調査は、スペインで日本マンガを扱っている

DHARMA COMICS
Otaku Center
Atom Comics
Norma Cómic Sabadell

といった専門店での売り上げデータを集計する
ものなんですが、8月24〜30日分以来、ちょっ
とお休みが続いていて、今回が2カ月ぶりの掲
載となりました。
うちのブログで紹介出来ていたのも、7月27日
〜8月2日週分
までだったので、今日はその最
後の8月24〜30日分と、最新の11月2〜8日
分、二つのデータを掲載してみますね。


short_g.gif

8月24〜30日

1.「FAIRY TAIL」第6巻
2.「鋼の錬金術師」第21巻
3.「NARUTO」第42巻
4.「るろうに剣心」新装版第8巻
5.「犬夜叉」第54巻
6.「魔法先生ネギま!」第23巻
7.「xxxHolic」第14巻
8.「学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD」第5巻
9.「GTO」第11巻
10.カタロニア語版「NARUTO」第36巻
11.「花ざかりの君たちへ」第2巻
12.「テニスの王子様」第34巻
13.「エア・ギア」第16巻
14.「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」第18巻
15.「ONE PIECE」第47巻
 

11月2〜8日

1.「鋼の錬金術師」第22巻
2.「FAIRY TAIL」第7巻
3.「PLUTO」第4巻
4.「NARUTO」第43巻
5.「DEATH NOTE」第13巻
6.「るろうに剣心」新装版第9巻
7.「聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話」第1巻
8.「無限の住人」第24巻
9.「MONSTER」第4巻
10.「バガボンド」第31巻
11.「魔法先生ネギま!」第24巻
12.「桜蘭高校ホスト部」第13巻
13.「ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-」第26巻
14.「O.U.T」
 (スペイン人マンガ家Inma Ruizによる作品。
 プレビューも読めます)
15.「こばと。」第1巻


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という結果になっています。
順位についてはタイミングもありますけれど、
スペインにおける「FAIRY TAIL」の、トップセラ
ー・マンガとしての地位は、フランスと同様に
確定したと判断していいでしょうね。
「鋼の錬金術師」や「NARUTO」「魔法先生ネギ
ま!」といった、かねてよりの売れ筋も頑張って
います。


注目は、ついに車田正美さんご本人による「聖闘
士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話」の出版が
始まったことで、「星矢」シリーズの人気がいまだ
に根強いスペインで、どれだけの人気を得るのか、
楽しみですね。
あと、北米では不人気な「バガボンド」、批評家筋
の評価は高いけれどトップセラーというわけでもな
さそうな「PLUTO」、北米では早々に出版が打ち切
られた「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」などの
作品の人気が高いのも、スペインの特徴だろうとは
思います。


スペイン人マンガ家Inma Ruiz(インマR)さんの
作品が売れているのは、スペインのマンガ家志
望の方にとっても、心強いでしょう。
インマRさんについては、
・公式ホームページ「Golden Nights」
pixivのページ
などで、その活動がチェック出来ますので、
ぜひどうぞなのです。
CLAMPさんの大ファンということで、その新作
「こばと。」よりも上の順位なのは、色々驚きで
しょうね。

posted by mikikazu at 12:41 | TrackBack(0) | 海外情報(スペイン) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月17日

「ミスター味っ子」、スペイン・Canal Sur 2で十数年ぶりに放送復活


ここ最近、スペインのアニメファンの間でちょ
っと注目されているらしい話題が、11月4日
から、おそらくは十数年ぶりに、サンライズ
制作のテレビアニメ「ミスター味っ子」(1987
〜1989年 全99話)の放送が復活したこと
みたいですね。


Ramen Para Dos 2009年11月14日付け記事
"Mr. Ajikko, El Rey del Sushi llega
 a la autonómica andaluza [Act!]"



当ブログ11月2日付け記事でも取り上げたイ
ベント、第15回サロン・デ・マンガ・デ・バルセ
ロナにおいて、バルセロナのLuk Internacional
という会社が、「家庭教師ヒットマンREBORN!」
「テニスの王子様」「ブラック・ジャック」といった
作品と合わせて、「ミスター味っ子」についても、
権利を取得したというニュースが出ていたんで
すが(Ramen Para Dos 2009年10月29日
付け記事
)、すぐに動きがありました。
スペインでは、90年代初頭か半ば頃にも、一
度「ミスター味っ子」は放送されていたことがあ
って、他の新作と違い、その時に制作したスペ
イン語吹替を利用出来るので、すぐに放送が
可能になったのだと思います。


その時も今回も、スペインでのタイトルは、

"Mr.Akikko, el rey del sushi"

というもので、後半の部分は「寿司の王」という
意味だと思います。原作者である寺沢大介さん
の作品「将太の寿司」ならともかく、「味っ子」で
そんなにお寿司ばかりを題材にしていたわけで
はないと思いますけど? OPにもお寿司は出て
きませんし。
ちなみに91年頃放送されていたフランスでは、
"Le Petit Chef"という題で、「ちびっ子シェフ」
くらいの意味でいいですか?


short_g.gif


今回の放送局は、スペイン・アンダルシア地方
の州営局Canal Sur 2(公式サイト)。
その局の、午前7時から9時台と、午後2時から
5時台にかけて、"La Banda"と称された、司会
のお兄さんやお姉さんもいる、子供向き番組専
門の枠があって、その午後のプログラムの中で、
「味っ子」は主に平日、放送されています。

2009年11月5日付け
 「ミスター味っ子」の放送開始告知


同枠では、日本のアニメもずっとたくさん放送さ
れているようで、最近だと、

「ドラえもん」
「デュエルマスター」
「名探偵コナン」
「ONE PIECE」
「ケロロ軍曹」
「とっとこハム太郎」
「魔法のプリンセス ミンキーモモ」

などが放送されているようです。


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フォーラムやコメント欄での反応を見ると、
「子供の頃によく見ていた」という声が多くて、
いまアニメ専門サイトやプログを運営している、
スペインのアニメファンにとって、「味っ子」が
思い出の作品になっているのがわかりました。
今回の放送でもまた、今のスペインの子供達
にとっての、思い出の作品になっていくのだろ
うと思います。
まあ、日本の食文化を伝えるという意味で、ア
ニメ版「味っ子」がどれだけの印象――という
かインパクトですね(笑)――を与えてしまうの
かはわかりませんけれど、まずは楽しんでくれ
たらいいですね。
「ふたりはプリキュア」で、主人公達が美味しそ
うに食べていたたこ焼きを通して、日本文化へ
の興味が高まった人がいるように、外国の文化
を知ろうと思うためのきっかけは、何でもいいん
です。


・「ミスター味っ子」スペイン語版OP
 あの名曲は、こんな感じになります。情熱な
 雰囲気が、なかなか合っているような。




short_g.gif


・参考資料
JETRO(日本貿易振興機構)調査レポート
「スペインにおける日本のテレビアニメ・
 マンガ・映画市場の実態」



posted by mikikazu at 12:32 | TrackBack(0) | 海外情報(スペイン) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月02日

スペイン最大のアニメコンベンション「サロン・デ・マンガ」バルセロナ大会(10月29〜11月1日)について


では引き続いて、今日の本題です。
昨日の記事でご紹介した、イタリアのルッカ・
コミック&ゲーム展と全く同じ期間である10月
29日〜11月1日には、地中海の向こう側の、
スペインのバルセロナでも、大規模なコンベン
ションである、サロン・デ・マンガ・デ・バルセロ
ナ Salón del Manga de Barcelona 第15
回大会(公式サイト)が開催されていました。
ルッカの方が、広くコミック・ゲームといった分
野を扱っていたのに対して、こちらのサロン・
デ・マンガは、マンガとアニメを中心とする、
日本のポップカルチャーにテーマが絞られた
イベントですね。

公式ポスター


SalondelManga.gif


short_g.gif


既に伝えられている記事、

ABC.es 11月1日付け記事
"Unas 60.000 personas visitan el Salón
del Manga en la Farga de l'Hospitalet"


ACN 11月1日付け記事
"El Salón del Manga reúne en L'Hospitalet
a 60.000 amantes del cómic japonés"


Antena 3 Noticias 11月1日付け記事
"El XV Salón del Manga de Barcelona se
acerca a su fin


などによると、今年の参加者数は約6万人とさ
れています。
JETRO-日本貿易振興機構が2007年11月に
出した調査レポート、

「スペインにおける日本のテレビアニメ・
マンガ・映画市場の実態」


によると、3日間の期間で開催された同イベ
ントの2006年大会の参加者数は5万8000人、
Wikipediaスペイン語版によると、2007年大
会は6万5000人、FICOMICによると、今年は
2008年と同程度だったそうですから、ここ数年
は、6万人前後の変わらない盛況が続いている
と考えてよさそうです。
スペインもずっと景気が良くないみたいですから
(失業率が19.3%とか)、この安定ぶりは喜ばし
いことですよね。


けれど一方では、同じスペイン国内で期間が
重なってしまった、グラナダで開催されたサロ
ン・デ・マンガのアンデルシア大会(公式サイト)
が、参加者をバルセロナの方に取られてしまっ
たのか、コスプレイヤーの数も少なく盛り上が
らなかった、という報道もありました。
こういう、人気があるからこそのバッティングや
スケジュール調整は難しいですよね。


Ideal 11月2日付け記事
"La escasez de 'cosplayers' deslució el
Salón del Manga."



short_g.gif


バルセロナでのイベントの雰囲気を知るには、
Youtubeなんかでもたくさん動画がアップされ
ていますが、まずは222枚もの写真を紹介して
くれている、情報サイトRamen Para Dos提供の、
flickr「Salón Manga Barcelona特集ページ」
をチェックするのがいいと思います。
会場の様子や催し、コスプレイヤーさん達、日本
人ゲストさん達の写真もたっぷりです。
先日亡くなられた、臼井儀人さんの追悼コーナー
もちゃんとありますね。


また、イベントに合わせたマンガ賞についても
発表されていて、

FICOMIC 10月31日付け記事
"ENTREGA DE PREMIOS DEL SALON
DEL MANGA"



子供マンガ部門
「チーズスイートホーム」
 (こなみかなた Glénat)

少年マンガ部門
「ONE PIECE」
 (尾田栄一郎 Planeta DeAgostini)

青年マンガ部門
「PLUTO」
 (手塚治虫/浦沢直樹/長崎尚志 
 Planeta DeAgostini)

少女マンガ部門
「のだめカンタービレ」
 (二ノ宮知子 Norma Editorial)

ベストアニメDVD部門
「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」
 (Selecta Visión)

日本人マンガ家部門
 ・浦沢直樹

スペイン人マンガ家部門
 ・Laura Bartolomé

という結果になったようです。


アニメ作品の新規ライセンスについては、
Selecta Visionによる「聖闘士星矢 THE LOST
CANVAS 冥王神話」「真マジンガー衝撃!Z編」
の発表が一番話題になっているでしょうか。
どちらも今年の新作ですが、星矢にしても永井
豪作品にしても、スペインでは高い人気を保ち
続けているからこその、素早いライセンス取得
なんでしょうね。


posted by mikikazu at 11:33 | TrackBack(0) | 海外情報(スペイン) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月15日

影山ヒロノブさんインタビュー&ライブ動画 at 2006年バルセロナ(スペイン)


忘れた頃にやるJAM Projectネタです。
3ヶ月ほど前に、YouTubeにアップされて
いたのが、2006年10月27〜29日に、ス
ペイン・バルセロナで開催されたイベント
Salón del Manga(公式サイト)にゲスト
参加されていた、影山ヒロノブさんのインタ
ビュー&ライブ動画です。
再生数は少なめですし、日本語のコメント
もないので、日本のファンの方にはあまり
知られていない動画かと思って、紹介して
おくことにしました。既に有名だったらすみ
ません。


short_g.gif


Salón del Mangaは、1995年に始まり、
昨年までに13回を重ねている、スペインで
最大規模のアニメ・マンガコンベンション
です。
2007年度の参加者数は約6万5000人以
上ということで、北米で最大規模のアニメ
コンベンションAnime Expo(2009年・約
4万4000人)を上回る盛況です。
この年には、影山さんの他に、串田アキラ
さん、桂正和さん、中嶋敦子さん、モンキー
・パンチさんなどもゲスト参加されていたよ
うですね。
動画を提供しているのは、スペインで日本
アニメのDVDを販売している、Selecta
Vision(公式サイト)という会社のチャンネル
だから、公式なものといっていいと思います。


注目は、12分近くに及ぶロング・インタビュー
ですね。
JAMの成り立ちについての1問を除いて、
全て「聖闘士星矢」のことだけですが、それ
だけスペインでの「星矢」人気がいまだに高
い証明なんでしょう。Selecta Visionが「星
矢」のDVD
をリリースしている会社、ということ
もあるでしょうけど。
影山さんのお答えで想像がつくかもですけど、
とりあえずだいたいこういうことだろうという、
質問の和訳を置いておきます。
Q2とQ3で影山さんが言及しているアルバムは、
「聖闘士星矢 ヒット曲集III BOYS BE〜君に
あげるために〜」でいいでしょうか?


Q1.
「『聖闘士星矢』が、あなたの歌が世界中
で聞かれた、一番最初のアニメ作品という
ことになりますか?」

Q2.(00分47秒〜)
「(「聖闘士星矢」の二代目OP&EDである)
『聖闘士神話〜ソルジャードリーム〜』と
『BLUE DREAM 夢旅人』のレコーディングは、
どのようなものでしたか?」

Q3.(4分18秒〜)
「『聖闘士星矢』ソングの中で、歌うのが最も
難しい曲と、好きな曲は?」

Q4.(6分20秒〜)
「イメージ・アルバム『聖闘士星矢〜冥王ハー
デス篇』(90年発売)で歌っていた、『DEAD OR
DEAD』が、OVA『冥王ハーデス編』(2003年〜)
で使われなかった理由は?」

Q5.(7分26秒〜)
「JAM Projectのアイディアはどこから生まれた?」

Q6.(9分33秒〜)
「あなたにとって『聖闘士星矢』は、どういう意味を
もった存在?」

Q7.(11分9秒〜)
「『聖闘士星矢』でお気に入りのキャラクターは?」







続いてライブも。
6万人以上集まっているイベントだから、お客さん
の数はスゴイですね。
それにしても影山さん歌上手過ぎです。
こんな風に歌えたら、さぞかし気持ちがいいだろう
と思うシンガーさんですね。





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2009年08月15日

スペインの専門店での日本マンガ売り上げランキング(2009年7月期)


Twitterを始めて10日程になります。
まだ様子見という感じではあるんですけど、
始めてよかったかな、とは思っています。
フォローしているのはまだ、以前からTwitter
を覗いていた、旧知の信頼出来る方だけで、
増やしてはいないんですが、こちらのブログ
が大仰になってきたので、気楽に呟けて、
楽に連絡が取り合える場所があるというのは、
いいものかもです。
そうですね、アンテナの方向が偏るのもあれ
ですから、「この作品のこの国・地方での状
況は?」みたいなリクエストなどありましたら、
そちら経由からでもどうぞ。出来る範囲で頑
張ってみます。


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というわけで、今日は久々のスペインですね。
忘れた頃に思い出す、という感じですか。
お馴染みスペインのアニメ・マンガ情報サイトの
「Ramen Para Dos」提供による、日本マンガ
売り上げランキングです。
現在このランキングは、スペイン各地にある5つ
の専門店、
Dharma Comics
Otaku Center
La Vila del Pigüi
Shazam Comics
Continuará Cómics
における日本マンガの売り上げを集計したもの
になります。全スペインを包括したレベルではあ
りませんが、かなりの参考となるでしょう。
以下、週ごとのランキングの7月分です。


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7月6〜12日週

1.「FAIRY TAIL」第5巻
2.「NARUTO」第41巻
3.「多重人格探偵サイコ」第13巻
4.「SIDOOH-士道」第8巻
5.「学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD」第4巻
6.「MONSTER 完全版」第2巻
7.「YAWARA!」第2巻
8.「PLUTO」第2巻
9.「ご近所物語」第2巻
10.「ファイブ」(ふるかわしおり)第8巻
11.「ブラック・ジャック」第15巻
12.「鋼の錬金術師」第20巻
13.「Zマジンガー」第3巻
14.「BLACK BIRD」(桜小路かのこ)第7巻
15.「PLUTO」第1巻


7月13〜19日週

1.「D.Gray-Man」第17巻
2.「バガボンド」第30巻
3.「NARUTO」第41巻
4.「PLUTO」第2巻
5.「FAIRY TAIL」第5巻
6.「学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD」第4巻
7.「ご近所物語」第3巻
8.「ブラック・ジャック」第15巻
9.「Zマジンガー」第3巻
10.「MONSTER 完全版」第2巻
11.「SIDOOH-士道」第8巻
12.「多重人格探偵サイコ」第13巻
13.「ブレイクダウン」(さいとうたかお)第3巻
14.「今日、恋をはじめます」(水波風南)第1巻
15.「エア・ギア」第15巻


7月20日〜26日週

1.「Bleach」第31巻
2.「ヴァンパイア騎士」第8巻
3.「666〜サタン〜」第1巻
4.「D.Gray-man」第17巻
5.「聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話」
  第7巻
6.「紳士同盟†」第11巻
7.「PLUTO」第2巻
8.「ONE PIECE」第47巻
9.「今日、恋をはじめます」(水波風南)第2巻
10.「Dofus」第2巻
11.「MONSTER 完全版」第2巻
12.「WANTED」(樋野まつり)
13.「ヴィーナス ヴァーサス ヴァイアラス」第2巻
14.「トリプルKISS」(嶋木あこ)第2巻
15.「新世紀エヴァンゲリオン 碇シンジ育成
  計画」第6巻


7月27日〜8月2日週

1.「666〜サタン〜」第1巻
2.「Bleach」第31巻
3.「ヴァンパイア騎士」第8巻
4.「聖闘士星矢 エピソードG」第14巻
5.「紳士同盟†」第11巻
6.「MONSTER 完全版」第3巻
7.「ONE PIECE」第47巻
8.「FAIRY TAIL」第5巻
9.「きまぐれオレンジロード」第5巻
10.「PLUTO」第2巻
11.「ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-」第25巻
12.「ABARA」(弐瓶勉)第2巻
13.「聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話」
  第7巻
14.「WANTED」(樋野まつり)
15.「ファイブ」(ふるかわしおり)第8巻


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という結果ですね。
専門店での結果なので、一般書店での成績とは
また少し異なるかもしれませんが、ひとつの目安
にはなるでしょう。
世界のどこの国でも売れている、
「NARUTO」
「Bleach」
「鋼の錬金術師」
と、北米ではイマイチだけども、ヨーロッパでは
売れ筋の、
「ONE PIECE」
「バガボンド」
「FAIRY TAIL」
浦沢直樹作品
という風には分類出来るかもしれません。
「バガボンド」は、おそらくイベリア半島で最も
売れている作品、というコメントもありました。
フランスやイタリアと同様に根強い人気の「聖闘
士星矢」シリーズも、「THE LOST CANVAS
冥王神話」と「エピソードG」が同時にランクイン
したりしてますね。
「Zマジンガー」のランクインは、ヨーロッパでの
永井豪人気が、「真マジンガー衝撃!Z編」放送
で再燃している、ということでしょうか。


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あ、かざみさん宛てに追加情報ですが、Dharma
Comics
単店での、売れ筋商品ランキングでは、
第9位に日本からの輸入グッズである、「涼宮ハ
ルヒの憂鬱」のねんどろいどぷちvol.1が入って
いました。
でも、いわゆるスペイン版の正規商品というもの
は見当たらないようですね。
「アニメ文化外交」(櫻井孝昌 ちくま新書)による
と、イベントでのコスプレイヤーの数などを見る限
り、スペインでの「ハルヒ」人気はとても高かった
ようですけど、その人気を利益として回収する、
正規版ビジネスの展開は、やはりまだなんでしょ
うか……。

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2009年05月06日

スペインのExpoManga2009アワードの、マンガ・アニメ各部門ノミネート発表


スペインの首都マドリードでは、この週末の5月8
〜10日にかけて、名称でわかる通りのマンガ・アニ
メイベント、ExpoManga 2009(公式サイト)が開催
されます。
それに合わせて、先月から投票が一般にも呼びか
けられていた(投票期間4月1日〜5月1日)、マンガ・
アニメを対象とする賞――賞自体に名称はないみた
いなので、そのままExpoManga 2009アワードと
呼んでおきます――の、各ノミネートが5月5日付け
で、お馴染み情報サイトのRamen Para Dosで伝
えられていました。

Ramen Para Dos 2009年5月5日付け記事
"Nominados a los Premios ExpoManga 2009"

各賞は、一般ファンからの投票によるものと、プロ・
業界関係者からの投票によるものに分けられていて、
その対象は、特別なカテゴリーを除いては、2008年
度内に、スペイン国内で正式に発売・放送された作
品に限られています。なので、昨年度のスペイン国内
でのマンガ・アニメ人気の傾向を知る指標として、あ
る程度役に立つでしょう。
最終的な受賞者は、イベント2日目である5月9日
午後8時に発表されるそうです。


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とりあえず、各賞のノミネートを紹介していきます。
まず、業界関係者による選出部門から。


・スペイン語翻訳版マンガ部門
 「父の暦」(谷口ジロー Planeta DeAgostini)
 「ジョージィ!」(井沢満・いがらしゆみこ Banzai)
 「きまぐれオレンジ☆ロード」(まつもと泉 Glénat)

・スペイン語吹き替え版アニメ部門
 「ロードス島戦記・Ultimate Box Edition」 (Jonu Media)
 「ドラゴンボールZ・TVシリーズ」 (Selecta Visión)
 「聖闘士星矢・special edition」(Selecta Vision)

・情報サイト部門
 「Infotaku」
 「Misión Tokyo」
 「Ramen para dos」

・ベストプロフェッショナル(人物)部門
 Annabel Espada(Planeta DeAgostini y Norma Ediciones)
 José Luis Puertas(Jonu Media)
 Manuel Guerrero(Selecta Visión)


――と、ここまでが図書館司書・出版社・メディア
関係者といった、スペインのマンガ・アニメ業界の
人達による選出です。
アニメ・マンガ作品についても、内容よりもその翻
訳や装丁、パッケージなどの、商品としてのクオリ
ティが重視されているようですね。


続いては、スペインのアニメ・マンガファンによる選
出部門です。こちらは、純然たる人気投票と考えて
いいでしょう。


・スペインでTV放送されたアニメ部門
 「Bleach」(Cuatro)
 「NARUTO」(Animax)
 「DEATH NOTE」(Buzz)

・ビデオ発売されたTVアニメ部門
 「Bleach」 (Jonu Media)
 「DEATH NOTE」 (Selecta Vision)
 「NANA」 (Jonu Media)

・OVA部門
 「エルフェンリート」 (Canal Buzz)
 「鴉-KARAS-」(Canal Buzz)
 「NARUTO-滝隠れの死闘オレが英雄だってばよ!」
  (Animax / Panini)

・アニメ映画部門
 「ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン」
  (Universal)
 「鋼の錬金術師 シャンバラを征く者」
  (Panini / Buzz)
 「ツバサ・クロニクル 鳥カゴの国の姫君」
  (Jonu Media)

・スペインで出版して欲しいマンガ部門
 「涼宮ハルヒの憂鬱」(ツガノガク)
 「パフェちっく!」(ななじ眺)
 「ソウルイーター」(大久保篤)

・スペインで放送・発売して欲しいアニメ部門
 「コードギアス 反逆のルルーシュ」
 「鋼の錬金術師 Fullmetal Alchemist」
 「らき☆すた」

・スペイン語版吹替声優部門
 Roger Pera
  (DEATH NOTEのL、めぞん一刻の五代裕作)
 Jorge Saudinós
 (ONE PIECEのゾロ、遊戯王のダイナソー竜崎)
 Sergio Zamora
  (Bleachの黒崎一護、聖闘士星矢の紫龍、DEATH
  NOTEの夜神月)

・お気に入り女性キャラクター部門
 ブルマ(ドラゴンボール)
 朽木ルキア(Bleach)
 紬屋雨(Bleach)

・お気に入り男性キャラクター部門
 エドワード・エルリック(鋼の錬金術師)
 黒崎一護(Bleach)
 うずまきナルト(NARUTO)

・お気に入りマンガ作者部門(2008年度内)
 星野桂(D.Gray-man)
 大場つぐみ・小畑健(DEATH NOTE)
 岸本斉史(NARUTO)

・お気に入りスペイン人マンガ作者部門(2008年度内)
 Hiya(Hunter of Tales)
 Dorianna(No te escondas)
 Jesulink(Los Cinco Elementos)

・お気に入りマンガ作者部門(オールタイム)
 岸本斉史
 久保帯人
 浦沢直樹

・お気に入りスペイン人マンガ作者部門(オールタイム)
 Dorianne (Laura Bartolomé)
 Hiya
 Inma Ruiz

・お気に入りスペイン人イラストレーター部門
 Dorianne (Laura Bartolomé)
 Victoria Francés
 J. M. Ken Niimura

・お気に入りアニメソング部門
 「What's up,people?!」(マキシマムザホルモン)
  ―― 「DEATH NOTE」2ndOPテーマ
 「PAPERMOON」(Tommy heavenly6)
  ―― 「ソウルイーター」2ndOPテーマ
 「UNDO」(COOL JOKE)
  ―― 「鋼の錬金術師」3rdOPテーマ

・スペインでのアニメ放送局・マンガ出版社部門
 Canal Animax
 Editorial Nowevolution
 Norma Ediciones


になります。
そして最後に、業界関係者によって選ばれた三つ
の候補から、ファン投票によって決定する部門が、

・ベストマンガ部門(オールタイム)
 「MONSTER」(浦沢直樹)
 「NANA」(矢沢あい)
 「らんま1/2」(高橋留美子)

・ベストアニメ部門(オールタイム)
 「ドラゴンボール」
 「カウボーイビバップ」
 「らんま1/2」

・ベストクリエイター部門
 CLAMP
 高橋留美子
 手塚治虫

になります。
マンガ・アニメ両部門に、近作の「犬夜叉」ではなく
「らんま1/2」が選ばれているのは、業界関係者の
目からは、スペインでのマンガ・アニメの歴史的に、
「らんま」が、それだけ重要な作品だという判断なん
でしょうね。
クリエイター部門も悩むところですが、CLAMP・高橋
留美子さん両氏共にきっと、まずは手塚先生にあげ
て欲しいと仰るのではないでしょうか。


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2009年03月30日

スペイン・ムルシアで開催されるアニメ・マンガイベント「Nemawashi(根回し)」


今日は時間がないので一発ネタです。
例によって、スペインのアニメ・マンガ情報サイ
「Ramen Para Dos」さん経由なんですけど、
その3月23日付け記事で紹介されていたのが、
スペイン南東部の都市ムルシアで、4月3〜4
日に開催されるアニメ・マンガイベントの、
「Nemawashi」(公式サイト)だったりします。


イベント・ポスター
(キャラは、「フルメタル・パニック!」の千鳥かなめ
さんでいいでしょうか)

CARTEL01.jpg


「Nemawashi」というのは、公式サイト上のタイト
ルからもわかるように、もちろん日本語の「根回し」
からですね。
第一回は2007年12月21〜22日にかけて開催され、
今回が二回目になるので、「2」が付いています。


ともあれ、面白いネーミングだと思うわけです。
どうしてこういう名前にしたかというと、スペイン語
Wikipediaの「根回し」の項
からの引用文章が掲載
されているように、意味は誤解なく把握しており、過
去に組織を再編する際、その「根回し」的な行動を必
要としたので、その象徴ということみたいですね。
とりあえず、「Dangou(談合)」とかじゃなくってよかっ
たかもです? 
イベントの内容は、通常のアニメコンベンションと同
じで、カラオケやコスプレコンテスト、ビデオゲーム大
会、AMVやスタジオジブリ映画の上映などになり、
残念ながら「社内で上手く立ち回るための根回しの
コツ」みたいな講座は用意されていないようです。
そりゃないですよね(笑)。
いずれは「Kawaii」に続いて、「Nemawashi」も通じ
る言葉として定着するでしょうか。


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スペインでは同じ4月4日に、バルセロナでも
開催されるアニメ・マンガイベントがありまして、
そちらの名前は「Niban! Hanami S.O.S.」
(公式サイト)になります。

イベント・ポスター
(こちらのキャラはオリジナルです?)

cartel%20definitivo.jpg


「Niban!」はもちろん、昨年2008年4月5日の第一回
に続いての第二回ということですが、「S.O.S.」は、
開催が危ぶまれているとか、桜の咲いている場所が
危機で花見が出来ないかも、ということではなく、主催
団体が、「涼宮ハルヒ」シリーズのSOS団から名前を
取った、バルセロナの「Asociación Juvenil Brigada
S.O.S.」(公式ブログ)という人達だからです。
こちらのイベントも、カラオケ・コスプレコンテストにゲー
ム大会やアニメ上映といった、同趣向の内容みたいで
すね。
タイトルに「Hanami」があるように、桜が咲いているよ
うな場所だといいんですけど。スペインでも桜は今頃咲
くんです?


posted by mikikazu at 11:02 | TrackBack(0) | 海外情報(スペイン) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月14日

スペインの専門店での、日本マンガ売り上げランキング(2009年2月期)


まず先にです。
そろそろ来日されていると思う、MangaCast
エド・チャベズさんによる最新ポッドキャスト(第
361回)のお題は、コミック「ひとひら」第2巻(桐
原いづみ)のレビューでした。北米ではAurora
Publishing
からこの第2巻が、2008年12月29
日に出版され、第3巻も今年3月に続いている筈
です。
僕個人はこの「ひとひら」という作品、コミックも
アニメ版も、プロットの根本的な破綻と暴力肯定
思想を否定の理由にして、まったく評価していな
いのですが、エドさんは、主人公・麻井麦さんの
成長物語として、素直に褒めておられました。
それはそれで、その人の受けとめ方ですし、本
来は、そういう風に読んでもらいたかったろう作
品だとは、僕も思いますけど……。


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さて本題。
気がついたらずいぶんと放置してしまっていた、
スペインのマンガ売上げデータです。すみません。
お馴染みですが、スペインのアニメ・マンガ情報
サイトの「Ramen Para Dos」提供による、マドリ
ード市のコミック専門店Dharma Comicsと、マン
ガをメインとする日本のオタク文化グッズ専門店の
OtakuCenterになります。
とりあえず、1月末分も重なりますが、2009年2月
期四週分のデータですね。


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1月26日〜2月1日

・Dharma Comics

1.「鋼の錬金術師」第19巻
2.「Bleach」第28巻
3.「D.Gray-man」第12巻
4.「きまぐれオレンジロード」第2巻
5.「銀魂」第8巻
6.「NARUTO」第38巻
7.「ヴァンパイア騎士」第5巻
8.「バガボンド」第29巻
9.「FAIRY TAIL」第2巻
10.「蟲師」第9巻

・Otaku Center

1.「ヴァンパイア騎士」第5巻
2.「鋼の錬金術師」第19巻
3.「Bleach」第28巻
4.「D.Gray-man」第12巻
5.「銀魂」第8巻
6.「きまぐれオレンジロード」第2巻
7.「BLACK BIRD」第2巻
8.「リアル」第8巻
9.「レンアイ至上主義」第3巻
10.「僕の初恋をキミに捧ぐ」第12巻


2月1〜8日
・これ以降は、Dharma ComicsとOtaku Centerの
売上げを合わせたリスト

1.「鋼の錬金術師」第19巻
2.「Bleach」第28巻
3.「きまぐれオレンジロード」第2巻
4.「D.Gray-man」第12巻
5.「ヴァンパイア騎士」第5巻
6.「魔法の山」(谷口ジロー)
7.「蟲師」第9巻
8.「BLOOD+ A(アダージョ)」第1巻
9.「家庭教師ヒットマンREBORN!」第12巻
10.「GTO」第9巻


2月9〜15日

1.「Bleach」第28巻
2.「鋼の錬金術師」第19巻
3.「ヴァンパイア騎士」第5巻
4.「ボボボーボ・ボーボボ」
5.「FAIRY TAIL」第2巻
6.「BLACK BIRD」第3巻
7.「GTO」第9巻
8.「かりん」第8巻
9.「家庭教師ヒットマンREBORN!」第12巻
10.「ホットギミック」第10巻


2月16〜22日

1.「NARUTO」第39巻
2.「るろうに剣心」第5巻(新装版)
3.「聖闘士星矢 THE LOST CANVAS」第5巻
4.「鋼の錬金術師」第19巻
5.「FAIRY TAIL」第2巻
6.「ヴァンパイア騎士」第5巻
7.「D.Gray-man」第14巻
8.「デトロイト・メタル・シティ」第3巻
9.「クレヨンしんちゃん」第4巻
10.「NANA」第19巻


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という感じです。
今期は、ずっと「Bleach」第28巻、「鋼の錬金術師」
第19巻、そして「ヴァンパイア騎士」第5巻の争いだ
ったわけですが、それに取って代わった「NARUTO」
の最新第39巻の勢いもスゴいです。このトップは、
しばらく続きそうですね。
北米との違いというと、フランスと同じく「FAIRY TAIL」
や「聖闘士星矢」シリーズの強さが目立ちます。
また、北米ではさっぱりな、「バガボンド」や「リアル」な
どの井上雄彦作品も、ランキングの類で久々に目に
しました。
「きまぐれオレンジロード」や「GTO」といった、古い作
品が売れているのも不思議ですけど。


posted by mikikazu at 12:22 | TrackBack(0) | 海外情報(スペイン) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月16日

スペインの専門店での、日本マンガ売り上げランキング(2008年10&11月期)


というわけでお馴染みの、スペインのアニメ・マンガ情
報サイト「Ramen Para Dos」掲載による、スペインで
の日本マンガ売上げランキングの、9月分に引き続いて、
10月と11月分の話なのです。10月分のデータが少なか
ったのでちょっと待って、2ヵ月分まとめてになりました。
調査対象店は、マドリッド市のコミック専門店Dharma
Comics
と、マンガをメインとする日本のオタク文化グッ
ズ専門店のOtakuCenterですね。


まずは最近まとめられた、12月11日付け記事による、
Dharma Comicsの11月期全体での、日本マンガ売上
げランキングトップ10です。


1.「FAIRY TAIL」第1巻
2.「NARUTO」第37巻
3.「鋼の錬金術師」第37巻
4.「キングダム・ハーツ」第3巻
5.「るろうに剣心」第3巻(新装版)
6.「Bleach」第27巻
7.「ヴァンパイア騎士」第4巻
8.「Blood+」第5巻
9.「エア・ギア」第11巻
10.「デトロイト・メタル・シティ」第1巻



記事タイトルにも、「『FAIRY TAIL』は新たな少年マンガ
の王となるか?」とあるように、フランスと同じく、刊行の
始まった「FAIRY TAIL」の勢いがすごいようです。
今後はどうなるかわかりませんが、これまでずっと売上
げトップの座を維持してきた「NARUTO」、あるいは「鋼
の錬金術師」「Bleach」といった売れ筋を、月間単位で
上回ったのは驚きですね。
あと、「デトロイト・メタル・シティ」第1巻が10位に入って
いるのが面白いですね。ヨーロッパでは、まだヘヴィメタ
ルの人気がありますか? 北欧やドイツはともかく、スペ
インのメタル・バンドというと、すぐに思い出せませんが。
ともあれ以下、各週ごとの細かいランキングを引用して
おきます。


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9月28日〜10月5日

・Dharma Comics
1.「鋼の錬金術師」第17巻
2.「Bleach」第17巻
3.「ヴァンパイア騎士」第3巻
4.「多重人格探偵サイコ」第11巻
5.「D.Gray-man」第12巻
6.「Blood+」第4巻
7.「聖闘士星矢 エピソードG」第13巻
8.「黒鷺死体宅配便」第6巻
9.「Speed Racer」第1巻(?)
10.「紳士同盟†」第6巻

・Otaku Center

1.「Bleach」第26巻
2.「鋼の錬金術師」第17巻
3.「学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD」第2巻
4.「MOONLIGHT MILE」第15巻
5.「Hellsing」第9巻
6.「カルドセプト」第6巻
7.「ヴァンパイア騎士」第3巻
8.「Speed Racer」第1巻(?)
9.「トリニティ・ブラッド」第3巻
10.「アタシがハマった4つの純愛」


10月27日〜11月2日

・Dharma Comics

1.「FAIRY TAIL」第1巻
2.「鋼の錬金術師」第18巻
3.「るろうに剣心」第3巻(新装版)
4.「キングダム・ハーツ」第3巻
5.「NARUTO」第37巻
6.「エア・ギア」第11巻
7.「スクールランブル」第11巻
8.「Blood+」第5巻
9.「1ポンドの福音」第3巻
10.「GANTZ」第23巻

・Otaku Center

1.「るろうに剣心」第3巻
2.「鋼の錬金術師」第18巻
3.「FAIRY TAIL」第1巻
4.「D・N・ANGEL」第12巻
5.「GANTZ」第23巻
6.「聖伝-RG VEDA-」第3巻
7.「のだめカンタービレ」第1巻
8.「エア・ギア」第11巻
9.「機動戦士ガンダムTHE ORIGIN」第16巻
10.「天神爛漫紀ORIGAMI」第1巻


11月3〜9日

・Dharma Comics

1.「FAIRY TAIL」第1巻
2.「鋼の錬金術師」第18巻
3.「るろうに剣心」第3巻
4.「NARUTO」第37巻
5.「GANTZ」第23巻
6.「Blood+」第5巻
7.「エア・ギア」第11巻
8.「キングダム・ハーツ」第3巻
9.「xxxHolic」第13巻
10.「1ポンドの福音」第3巻

・Otaku Center

1.「FAIRY TAIL」第1巻
2.「るろうに剣心」第3巻
3.「鋼の錬金術師」第18巻
4.「Black Lagoon」第6巻
5.「エア・ギア」第11巻
6.「聖伝-RG VEDA-」第3巻
7.「天神爛漫紀ORIGAMI」第1巻
8.「ヴァンパイア騎士」第3巻
9.「のだめカンタービレ」第1巻
10.「GANTZ」第23巻


11月17〜23日

・Dharma Comics

1.「Bleach」第27巻
2.「D.Gray-Man」第13巻
3.「ヴァンパイア騎士」第4巻
4.「学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD」第3巻
5.「FAIRY TAIL」第1巻
6.「鋼の錬金術師」第18巻
7.「黒鷺死体宅配便」第7巻
8.「NARUTO」第37巻
9.「Blood+」第5巻
10.「るろうに剣心」第3巻

・Otaku Center

1.「Bleach」第27巻
2.「ヴァンパイア騎士」第4巻
3.「D.Gray-Man」第13巻
4.「ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-」第23巻
5.「学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD」第3巻
6.「トリニティ・ブラッド」第4巻
7.「ブレイブ・テン」第1巻
8.「NANA」7.8(?)
9.「天上天下」第18巻
10.「のだめカンタービレ」第2巻


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という感じですね。
新装版の「るろうに剣心」の根強い人気もスゴイですが、
「NARUTO」「Bleach」「鋼の錬金術師」のトップ争い
に、「FAIRY TAIL」が割って入ったのがよくわかります。
あと、北米ではさっぱりな「のだめカンタービレ」が、わり
に好評らしいのは、読者としては嬉しいです。


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いつもの私信欄
posted by mikikazu at 12:33 | TrackBack(0) | 海外情報(スペイン) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月10日

スペイン・バルセロナでアニメファンのためのクリスマス・イベント「OTAKHRISTMAS(オタクリスマス)」開催


もちろん海外情報も。
お馴染みスペイン発のマンガ・アニメ情報サイトRamen
Para Dos
12月9日付け記事で伝えてくれたので
知ったのが、2009年1月3日にバルセロナで開催さ
れる予定のイベント「Otakhristmas」(公式サイト)です。
これはもう、名前そのままに、スペインのオタクのみん
なでクリスマスを楽しもう、というイベントですね。
向こうはお正月がないから、1月3日でも、まだクリスマ
スの雰囲気が残っているんでしょうか。
運営者にLa asociación juvenil Brigada S.O.S.
――訳すと「SOS青年団」?(公式ブログ)という団体の
名前がありますが、あくまでバルセロナのアニメファン
有志によるアマチュア団体で、向こうで「ハルヒ」をリリ
ースしている(らしいんですけど)会社が公式に関わって
いる、という話ではないようです。


予定されている企画は定番の、コスプレ大会(もちろん
クリスマスをテーマにしたものにも賞が)、カラオケ大会、
ビデオゲーム大会、日本文化のワークショップ、マンガ
をテーマにしたパネル・ディスカッション、コンサートとい
ったものですね。
ともかく、「オタク」という言葉にネガティブな響きを感じ
ない国だからこそのネーミングだとは思います。
これが日本で、「オタクのみんな! オタクだけのイベ
ント『オタクリスマス』で盛り上がろう!」って言われたら、
かなり微妙でしょうし。日本でも、自虐的に使う以外は、
たぶん特に定着していない表現ですよね。
もちろん、スペインのアニメファンのみんなが、そうやっ
て胸を張って名乗ること自体には、まったく問題はない
と思います。


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このイベントで興味深いと思ったのは、17時から21時ま
で開催されるコンサートに参加しているバンドが、J-POP
に影響を受けたと公言している、スペインの人達だとい
うことですね。
プロフィールと合わせて並べてみると、

Withe Noise
 アニメ「NANA」で扱われたスタイルやテーマを含む、
 J-ROCK-POPに様々な影響を受ける。

Jikan Gai(MySpace)
 ネーミングは日本語「時間外」から。ヴィジュアル系エロ
 グロスタイル。マリリン・マンソン、Dir en Gray、 MUCC
 (ムック)、アリス九號からの影響。

Silent Orchestra(公式サイト)
 J-Rockとヴィジュアル系から影響。

Sexy Mafia(公式サイト)
 モーニング娘。とパラパラに影響を受けた、コスプレパフ
 ォーマンス・グループ。

Thais(公式サイト)
 J-POPに影響を受けたソロ・シンガー。


といった面々が参加するようです。音を聞いてみたいと
思うんですが、なんだかどこも無茶苦茶重いので、時間
をあらためてまた。
日本のインディーズのヴィジュアル系バンドが、海外で
好評だという話はよく聞きますけど、既にそれを受けて、
影響を受けたバンドも、海外でどんどん誕生しているわ
けですね。いずれは、日本に逆上陸してきたりするでし
ょうか。


posted by mikikazu at 12:21 | TrackBack(0) | 海外情報(スペイン) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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