2010年08月09日

ブラジル発ウェブコミック「XDragoon」二周年記念の、新作プロモーションアニメ発表

久々に、ブラジル在住の作者ご本人さんから
連絡をいただきましたので、日本でもご紹介し
ておきたいと思います。
2008年11月27日付け記事でお伝えした、
ブラジルのクリエイターであるFelipe Marcantonio
さんが発表を続けている、ウェブコミック作品
「XDragoon」を覚えている方はおられるで
しょうか。

「XDragoon」公式サイト
http://xdragoon.com/

この「XDragoon」が、8月1日にネットでの発表
2周年を迎えたことを記念して、新たな90秒のプ
ロモーションアニメが制作されたんですね。
音楽を担当したのは、これも2008年12月27日付
け記事
でご紹介したことのある、アニソン特撮ソング
系バンドAnimadness(アニマッドネス)。
曲調はいわゆるメロディック・スピードメタルで、
歌詞は全編ポルトガル語ですが、いずれは英語・
日本語バージョンを録音したい、との意向もあるよ
うですね。
曲のタイトル"Viagem Sem Volta"の意味は、
英語だと"Travel with no Return"。
「帰路のなき旅」くらいの意味でいいでしょうか。


Animadness公式サイト
http://www.animadness.com.br/

「XDragoon 2周年記念アニメ」
XDragoon - Animadness: "Viagem Sem Volta"




以下に、Marcantonioさんからの公式コメントを
翻訳掲載してみます。


short_g.gif


「ブラジル発のマンガ/アニメ作品である
『XDragoon』はこの8月1日付け日曜日に、
インターネット上での冒険2周年を迎えました。
それを記念して作者は、このプロジェクトのテーマ
音楽を担当してくれているブラジルのバンド
Animadnessの曲を使って、新しいアニメを制作
しました。
その成果は、こちらのリンクから、HDバージョン
でご覧いただくことが出来ます。
『XDragoon』は、Felipe Marcantonioによって
創作された、オンラインコミック・シリーズです。
英語・ポルトガル語の双方で読める公式サイト
こちら。Animadnessの公式サイトは、こちらです」


"The Brazilian manga/anime XDragoon, completed
this Sunday, August 1st, two years of adventures
on internet. To celebrate, the author produced
a new animation with the brazilian band Animadness,
who did the theme music of the project. The result
can be seen in this link available to watch in
high-definition.
XDragoon is an online comic series created by
Felipe Marcantonio. To visit the official site,
in portuguese or english version. And to meet
the Animadness."


short_g.gif


Marcantonioさんはそもそも、「XDragoon」
をテレビアニメの企画として構想を始めたそうな
んですが、実現化の道はなかなか険しく、とりあ
えずウェブコミックとしての展開を続けています。
興味がおありの日本アニメ制作者・関係者の方は、
ぜひFelipe Marcantonioさんにご連絡を。

Felipe Marcantonioさんのメールアドレス
xdragoonofficial@gmail.com

また、当ブログ運営人Mikikazuからも、連絡を
取り次げます。
mikikazu.ko@gmail.com
posted by mikikazu at 10:53 | TrackBack(0) | 海外情報(南米) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月19日

調査・南米スペイン語圏及びブラジル(ポルトガル語圏)で吹替して欲しいアニメは?


Twitterでも少し触れた話題ですけれど、あら
ためて記事としてまとめておきますね。
南米発のニュースサイトANIME, MANGA Y
TV
で、現在進行中の意識調査が、南米のス
ペイン語圏(メキシコ・アルゼンチン・チリなど)
及びポルトガル語圏のブラジルを対象に、その
言語で吹替された、どのアニメを見てみたいか、
というものです。

・スペイン語圏
"Encuesta: Qué Anime Quisieras ver
Doblado al Español?"


・ブラジル
"Enquete: Qual anime você gostaria que
fosse dublado no Brasil?"


「吹替で見てみたい作品」という括りには色々
受けとめ方があって、それは例えばメジャーに
テレビ放送して欲しい、ということであったり、
あるいはその言葉で喋ったら、その作品の雰
囲気はどうなるのか、自分達の言葉で喋るキャ
ラ達を見てみたい、ということでもあったりする
でしょうね。
その辺を、それぞれの人が踏まえて投票してい
るだろう現在までの結果を、紹介してみます。


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・スペイン語で吹替して欲しいアニメは?
(2009年12月13日より・現在投票数3620)

「犬夜叉 完結編」
―― 847 (23%)
「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」
―― 644 (17%)
「コードギアス 反逆のルルーシュ」
―― 410 (11%)
「ソウルイーター」
―― 318 (8%)
「クレイモア」
―― 272 (13%)
「銀魂」
―― 265 (7%)
「涼宮ハルヒの憂鬱」
―― 248 (6%)
「School Days」
―― 236 (6%)
「FAIRY TAIL」
―― 204 (5%)
「CLANNAD」
―― 107 (2%)

その他 ―― 341 (9%)
「家庭教師ヒットマンREBORN!」
「エルフェンリート」
「ONE PIECE」(再吹替で)
「魔法少女リリカルなのは」
「舞-HiME」
「舞-乙HiME」
「ドラゴンボール改」
「グラビテーション」
「ラブレス」
「君に届け」
「ラブ★コン」
「こどものおもちゃ」



・ブラジルで吹替えて欲しいアニメは?
(2010年1月5日より・現在投票数2110)

「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」
―― 719 (34%)
「犬夜叉 完結編」
―― 697 (33%)
「遊戯王5D’s」
―― 627 (29%)
「FAIRY TAIL」
―― 470 (22%)
「ソウルイーター」
―― 442 (20%)
「ツバサ・クロニクル」
―― 385 (18%)
「コードギアス 反逆のルルーシュ」
―― 300 (14%)
「クレイモア」
―― 293 (13%)
「涼宮ハルヒの憂鬱」
―― 241 (11%)
「銀魂」
―― 216 (10%)
「ふたりはプリキュア」
―― 146 (6%)

その他 ―― 374 (17%)
「フルメタル・パニック!」
「砂ぼうず」
「ブルードラゴン」
「ドラゴンボール改」
「聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話」
「双恋」
「ネギま!?」
「家庭教師ヒットマンREBORN!」
「ヴァンパイア騎士」
「らき☆すた」
「けいおん!」
「桜蘭高校ホスト部」
「花より男子」


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という結果ですね。
双方で選択出来る作品に少し違いはあるん
ですが、スペイン語圏でもポルトガル語圏
でも、南米のアニメファンが、いま吹替で見て
みたい作品の双璧が、「犬夜叉 完結編」と
「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」
だと判断していいと思います。どちらも、南米
での原作マンガ・前作アニメの人気は高かっ
た筈の作品ですし。
また、南米では現在、世界の他の地域のよう
な、日本での放送直後の、テレビ放送・ネット
配信は、まだ行われていませんから、吹替で
もいいから早く見たい、という気持ちも含まれ
ているかもしれませんね。


全体的には、ファンタジー・アクション系の作
品が人気で、学園物は今ひとつ、という感じ
でしょうか。
やはり日本を舞台にした学園物だと、吹替で
見ると違和感があったり?
それでも「ハルヒ」などは、数年前の調査なら、
もっと票を集めたでしょうね。


個人的には、「ふたりはプリキュア」の人気が
低いのが残念かもです。
南米地域では、1作目がメキシコのTelevisa
Canal 5で、スペイン語吹替によって放送さ
れたことがある筈ですが、それっきりです。
東映アニメーション側も、以降のシリーズを南
米のテレビ局に売り込んでいるという話は目に
しますが、なかなかまとまらないみたいですね。
ヨーロッパのスペインでは、2作目「Max Heart」
まで放送されましたけど。


・スペイン語版「ふたりはプリキュア Max Heart」
 前期ED「ムリムリ?! ありあり!! INじゃぁな〜い?!」
 原曲の魅力を上手く移植した、これはこれで
 楽しい出来になっていると思います。



posted by mikikazu at 10:00 | TrackBack(0) | 海外情報(南米) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月21日

南米・コロンビアで、「HENTAI」をテーマにしたコンベンション「SHIN ANIME LOLLIPOP」開催


というわけで、今日の本題です。
あ、今日の話題は、ちょっと大人向きというか、
そういう種類の情報・画像を含むので、受け付
けない方はお気をつけください。


short_g.gif


同じスペイン語圏ですが、ずっと南に移って、
南アメリカ北西部の国、コロンビア共和国から
の話題ですね。Twitterではともかく、こちら
のブログでは初めて扱う国です。
「崖の上のポニョ」がやっと今月公開中という
ことをきっかけに(Colombia.com映画コーナー)、
コロンビアについて調べていて、つい見つけて
しまった(笑)んですけど、まあ、先にフライヤー
を紹介しちゃいますね。


lollipop1.gif


lollipop2.gif


画像の使用問題はとりあえずさておいて、
これはどういうフライヤーかというと、コロン
ビアのSHIN ANIMEというグループ(公式ブ
ログ
)が、コロンビア第三の都市カリで、去年
から開催を始めた、いわゆるアダルトアニメ・
マンガ・ゲームなどの海外での呼称である、
「HENTAI」をテーマにしたコンベンション、
「SHIN ANIME LOLLIPOP」を宣伝するもの
なんですね。今年は第二回で、9月5日に開
催されました。
「SHIN ANINE」は、一般的なアニメコンベンシ
ョンである「SHIN ANIME FESTIVAL」、コスプ
レに特化した「COSPLAY COMPLEX」といった
イベントを運営しているんですが、「LOLLIPOP」
もその一つのようです。


昨年9月20日に開催された第1回大会を告知
する、公式ブログ8月25日付け記事では、こう
いう分野を専門に扱ったイベントとしては、世界
で初めて、とのコメントもありますが、うちのブ
ログの閲覧者さんだときっと思い出すのが、ポー
ランド・ワルシャワで開催されている、同じ趣向
のコンベンション「Ecchicon」ですよね
(当ブログ2009年3月7日付け記事参照)。
最初の「Ecchicon」が開催されたのが、2005
年8月25〜27日ですから、残念ながら「SHIN
ANIME LOLLIPOP」は世界で唯一のイベント、
にはなりません。レアなイベントなのは確かで
しょうけど。
「Ecchicon」の方の入場年齢制限は、満15歳以
上でしたが、こちらはもう少し厳しくて、17歳以上
とのことですね。


short_g.gif


主なイベントの内容は、

・HENTAI関連作品の展示・上映・販売
・HENTAIについてのパネルディスカッション
・ビデオゲーム大会
・ワークショップ
・コスプレ・ダンスショー

といったもので、普通のアニメコンベンション
と変わりませんが、ただそのテーマが全て
「HENTAI」ということが違うんですね。


本年度の会場の様子については、9月6日付
け記事
9月7日付け記事などでチェック出来
ます。
セクシー系のコスプレイヤーのお姉さん達が、
特に集まっていたみたいですね。
動画も見つかりましたが、まずこちらは一枚いく
らで(3000コロンビアペソ=約135円?)で、
HENTAIイラストを描いてあげる、というサービス
だろうと思います。
前の人をチラチラ見ているのは、その人をモデル
にして、ということなんでしょうか。





そしてこちらは、お姉さんのダンスですね。
ゴージャスです。




posted by mikikazu at 18:38 | TrackBack(0) | 海外情報(南米) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月15日

「カレイドスター」、メキシコの公共放送局Canal Onceで11月23日より放送開始


では、今日はヨーロッパから一気に中南米
に移って、メキシコからの情報です。
ここ数日話題になっているのが、GONZO
制作のテレビアニメ「カレイドスター」(日本
公式サイト
)が、メキシコの国立工科大学
(IPN-Instituto Politécnico Nacional
公式サイト)が保有している公共放送局
Canal Once(公式サイト)で、11月23日から
放送開始される、というニュースですね。


僕自身が知ったソースは、中南米のアニメ
ニュースブログANMTV-ANIME, MANGA
Y TV
フォーラム内の、11月13日付けニュー
ス・スレッド、

"¿ KALEIDO STAR EN EL CANAL ONCE
TV MEXICO ?"


においてで、その後、放送局公式サイトの
11月23日放送予定表においても、

15:15:00 KALEIDO STAR
EPISODIO 1
ESTRENO

の記述を確認出来ましたから、確定情報だと
思います。
とりあえず月・火・木・金の午後3時15分の
時間帯で、1話ずつ放送していくようです。
メキシコですから、スペイン語吹替の放送に
なるでしょうね。
特別番組として、「夏服の少女たち 〜ヒロシ
マ・昭和20年8月6日〜」という作品を放送し
たことはあるようですが、普通の日本のテレビ
アニメ・シリーズをこの局が放送するのは、
「カレイドスター」が初めてみたいです。


中南米地域で「カレイドスター」が放送される
のはこれが初めてではなく、ケーブル・衛星局
のCartoon Networkや、Boomerangなど
で、2004年頃から放送されてもいたんですが、
今回のCanal Onceは、メキシコ全土で視聴
出来る地上波の公共放送局ということで、広い
範囲の視聴者層からの反応も生まれるかもし
れません。
国立大学保有の公共放送局ですから、わりに
真面目な、文化的な番組を主に放送するチャ
ンネルということですし。日本でいうNHK教育
みたいな?


中南米での「カレイドスター」での評価というと
……どうでしょう?
例えば、ポルトガル語圏であるブラジルの情報
サイトJBox.comのTOPページでは、「テレビで
放送して欲しいアニメは?」という意識調査を
行っていて、トータルで1092人の投票から、

1.「テニスの王子様」 ―― 387(35.0%)
2.「韋駄天翔」 ―― 368(34.0%)
3.「カレイドスター」 ―― 288(26.0%)

という結果にはなっているのですが、選択肢
自体がこの三作品だけなので、評価の指標と
しては、あまり役立たないかもです。
今回の放送で、視聴率などまた分かるようで
したら、ご報告します。


スペイン語版「カレイドスター」OP




short_g.gif


作品の舞台であるアメリカでは、ADV Films
からDVDがリリースされましたけれど、やはり
日本人が描いたアメリカ像の奇妙さ・面白さも
楽しめる、みたいな受けとめられ方はあったよ
うですね(例・Mania.comのChris Beveridge
氏によるレビュー
)。
海外の映画・テレビが日本を舞台にした作品
を撮っても、実際に暮らしている日本人から
見たら、ちょっと(時にはかなり)変に感じるの
と同じように。


僕個人の目でも、人間関係の描きようが、ち
ょっとウェット過ぎてアメリカらしくない、という
印象はありました。まあ、その「アメリカらしさ」
というのも、先入観でありイメージに過ぎない
ので、気をつけなくてはいけないものですが。
そういう、アメリカ像の正確さが評価されてい
たアニメ作品というと、ニューヨークを舞台に
した「RED GARDEN」になるとも思います。
ともあれ、今回の放送による、メキシコでの評
価がまた伝わってくればいいですね。


posted by mikikazu at 15:16 | TrackBack(0) | 海外情報(南米) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月17日

ヒカルド・クルーズさん(JAM Project)による、お気に入り日本特撮テレビ作品TOP10


あ、こちらこそいつもお世話になっています。
じゃあ、JAM Project結成記念日及び朝日新聞
掲載記念ということで、ヒカルド・クルーズ Ricardo
Cruz さん関係の話題を少し。
JAM Project(公式サイト)の準メンバーである
ヒカルドさんには、個人の公式ブログとして
「CROSS WORLD」があって、ファンの間では
有名だと思います。
最新記事だと、やっとブラジルでも発売されたの
に、画質が最悪だったらしい「世界忍者戦ジライ
ヤ」DVDの件について報告されていますね。


そこからもリンクしている、特撮作品の話題専門の
ブログ「ROBÔ GIGANTE」にも、ヒカルドさんは
時折寄稿しているんです。
あ、「ROBÔ GIGANTE」というのは、「Giant Robot」
=巨大ロボットという意味みたいです。
ちょっと前ですけど、その「ROBÔ GIGANTE」の
2008年12月11日付け記事として、ヒカルドさん
はご自身の、お気に入り日本特撮テレビ作品の
トップ10リストをあげていました。当時、JAMファン
の間でも話題になったでしょうか。

ROBÔ GIGANTE 2008年12月11日付け記事
"Séries favoritas"

これは、「ROBÔ GIGANTE」の他のメンバー達が
それぞれ各人のトップ10リストを語るのに合わせた
ものですね。
以下、そのリストを引用してみます。


short_g.gif


1.「電撃戦隊チェンジマン」
 (日本放送1985〜1986年 ブラジル放送1988年)

2.「風雲ライオン丸」
 (日本放送1973年 ブラジル放送1989年)

3.「ウルトラマン」
 (日本放送1966〜1967年 ブラジル放送は60年代
 から現在にかけて、何度も各局で)

4.「世界忍者戦ジライヤ」
 (日本放送1988〜1989年 ブラジル放送1989年)

5.「仮面ライダークウガ」
 (日本放送2000〜2001年 ブラジルでは未放映?)

6.「超人機メタルダー」
 (日本放送1987〜1988年 ブラジル放送1990年)

7.「スペクトルマン」
 (日本放送1971〜1972年 ブラジル放送70〜80年代)

8.「超新星フラッシュマン」
 (日本放送1986〜1987年 ブラジル放送1989年)

9.「星獣戦隊ギンガマン」
 (日本放送1998〜1999年 ブラジルでの放送は、
 Power Rangersシリーズの6作目「Power Rangers:
 In Space」として99〜2000年に)

10.「超獣戦隊ライブマン」
 (日本放送1988〜1989年 ブラジル放送は?)
――朝日の記事にも書かれていた、レンタルビデオ
屋の奥から、テープを全て見つけたという話が披
露されているようです。


short_g.gif


という感じで、若かりしヒカルドさんの、特撮青春
時代の雰囲気がわかるでしょうか。ブラジルでの
放送が80年代後半だった作品が多いですね。
「チェンジマン」が1位なのは、もちろん主題歌を
歌っているのが、影山ヒロノブさんだから、という
ことも、ポルトガル語のコメントによると大きいみ
たいです。
あ、コメント欄でも指摘がありますが、ブラジルで
は「チェンジマン」と並ぶ大人気特撮作品であると
いう、「巨獣特捜ジャスピオン」(ブラジルでの放送
は88年)は入っていないんですね。
ヒカルドさん個人的には、それほど思い入れがな
いのかな?

posted by mikikazu at 11:30 | TrackBack(0) | 海外情報(南米) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月11日

ブラジルのアニソン・特撮ソングカバーバンドAnimadness(アニマッドネス)がライブ活動休止へ


まず先に、こちらでもお薦めしておきますね。
いつもお世話になっているアニメ!アニメ!の代
表である数土直志さんが、今年になって急速に
活発となってきた、アニメの世界同時展開につい
てまとめた文章を発表されているので、必読なの
です。

アニメ!アニメ!4月10日付け記事

「世界同時展開時代のアニメビジネス 
 その課題と未来 -1-」


「世界同時展開時代のアニメビジネス 
 その課題と未来 -2-」


配信の時期が早まろうとも、違法配信それ自体は
なかなか無くならないだろうことは、うちの「NARUTO
-疾風伝」や「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCAMIST」
についての調査でもわかったので、配信それ自体
を大きなビジネスとするのは難しいでしょうから、
「二次利用の市場組み合わせることで、利益を最大
化する方法」は、おそらく正解だろうと思います。
今年は色々なアニメビジネスの転換期にもなるよう
ですから、注視していきたいですね。
なによりも、結果として、良い作品が市場へ送り出
され続けることを祈りたいです。


short_g.gif


今日は2008年12月27日付け記事の、残念なフォ
ローになります。
その記事で、ブラジルで活動している、アニメ・特撮
ソングのカバーバンドAnimadness(アニマッドネス)
を紹介したわけですが、公式サイトでそのライブ活動
休止が発表されていたので、驚きました。
あくまでライブの休止ということで、即バンドの解散、
というわけではないようですが。
2005年2月のバンド結成から、4年を経ての活動休
止の理由は……、音楽・理想の方向性の違いが出て
きて、時間を置いてもう一度バンドとしてのルーツを
見直したい、という風に述べられています。
前回の記事を掲載してから、僕もバンド側と直接連
絡を取ろうとしていたのですが、なかなか上手くい
かなかったんですね。多分、バンドもゴタゴタしてい
て、きちんと対応出来る状態じゃなかったんだろう
と思います。


バンドとしては活動休止になっても、メンバー達は
それぞれ動いていて、そのひとつが、うちのブログ
でも応援している、Felipe Marcantonioさんのプ
ロジェクト「XDRAGOON」(公式サイト)のテーマソング
「Viagem sem Volta」になります。
実は僕は以前から、このテーマソングについては知
っていて、先日Marcantonioさんから相談を受けた
JAM Projectみたいな曲の歌詞というのも、この曲
についてだったんですけど、正式発表までは口止め
されていたんですね。
ポルトガル語と日本語それぞれのバージョンで歌わ
れるこの曲、ちょっとだけお手伝いした僕も、とても
興味がありますので、完成したらまた紹介したいと
思います。レコーディングは4月中旬と言っていまし
たから、そろそろですね。


で、今日のところはそのテーマソング全体ではない
んですが、Animadnessがインスト部分の曲を提
供している、「XDragoon」Chapter 04のCM動画
を張っておきますね。ドラムどかどかで盛り上がるそ
の先を聞きたくなります。





posted by mikikazu at 12:28 | TrackBack(0) | 海外情報(南米) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月27日

ブラジルのアニソン・特撮ソング系バンドAnimadness(アニマッドネス)

あ、2:04分の方コメントありがとうございました。
ぼちぼち養生していきます。
ピグモんさんも、お嬢さん共々、カナダでの「ふたりはプリ
キュア」放送を楽しんでくれると嬉しいです。ご感想、楽し
みにしていますね。


short_g.gif


とりあえず、PCに向かう分には問題がないので、
更新も再開していきますね。頑張れ自分。
最近交流の始まった、ブラジル・サンパウロ在住の
クリエイターFelipe Marcantonioさん(作品「XDRAGOON」
公式サイト
)から紹介してもらって興味深いと思った
のが、Animadness(アニマッドネス)というバンドです。


Animadness公式サイト(まだTOPページだけですが)
http://www.animadness.com.br/

バンドのライブの模様などが確認出来る、オンライン
写真アルバムサービスFlickrの、
「Animadness' photostream」
http://www.flickr.com/photos/animadness/


公式サイトでの記述によると、Animadnessは2005年
の2月に結成された、HR/HMをベースに、日本アニメ、
特撮、ゲームやJ-Rockからの楽曲を演奏するバンド、の
ようですね。今はフェスティバルなどでの演奏がメインみ
たいです。
2006年4月には、バンドの1stシングルとなる「Labyrinth」
をリリースしており、2009年には2ndシングル 「KASATO
MARU」も予定されているようです。
「KASATO MARU」というのは、1908年(明治41年)に、
第1回ブラジル移民の人たちが乗船して日本からブラジル
へ渡った「笠戸丸」のことだと思います。それから100周年
ということでの、トリビュート作品なのでしょう。


メンバーの皆さんのお名前は、公式サイトとFlickrで一部
異なっていて困るのですが、公式サイト表記を採用すると、

Rodrigo Eiki (ボーカル)
Terumi Kurata (ボーカル)
Felipe Kamakura (キーボード)
Daniel Miura (ギター)
Danilo Ryuji (ギター)
Hideki Sakaguti (ベース)
Marcos Takezo (ドラム)

という方々になっています。Flickr表記との差は、現在のス
テージ・ネームとの違い、かもしれません。
ともあれ、日系ブラジル人の方も多いみたいですから、
日本からのブラジル移民をテーマにする楽曲を作るのも、
わかりますし、それをHR/HMの音像でどう表現するか、
どういう歌詞で歌うのかは、興味深いところです。アニメ・
特撮ファン以外の層にもアピールするかもしれませんし。


short_g.gif


Marcantonioさんからのメールには、Animadnessの
1stシングルである「Labyrinth」のMP3ファイルが添付さ
れていて、「日本人の耳で聞いて、どう思う?」という依頼
が書かれてあったんです。
で、実際に聴いてみて驚いたんですが、ボーカルの
Rodrigo Eikiさんは、日本語歌詞で、この曲を歌ってい
るんですね。それも、相当に真っ当な発音かつ文法で。
よくJ-POPの楽曲における英語歌詞の発音や文法が、
おかしいという批判がされますけれど、この「Labyrinth」
の、少なくともスタジオレコーディング・バージョンにおいて
は、ほぼそういう問題はないと思います。
歌唱力やオリジナリティという部分については、また別の
話ですけど、知らない人に聞かせても、外国のバンドとは、
すぐに連想しないでしょう。


楽曲自体は――、JAM Projectとアニメタルの影響が明
白ですが、それなりによくまとまっていると思います。
また、日本語歌詞内での英語フレーズの引用が、じつに
日本の楽曲らしいのが微笑ましいですね。こういうアニソ
ンってあるよね、っていうアレンジになっています。
僕は最近のHR/HMシーンには全く疎いのですが(最後に
買ったのは、B・ディッキンソンが復帰した時のアイアン・
メイデンのアルバム「Brave New World」かな)、今のトレ
ンドに詳しい方が聴いたら、もっと影響とか何かわかるで
しょうか。
ブラジルのHR/HMバンドというと、僕の聴いていたのは
ANGRA、SEPULTURAくらいですね。音楽的には、前者
がずっと近いのでしょうけれど。


その音源自体をアップは出来ないので、例によってですが、
YouTubeに投稿されている、「Labyrinth」のライブ映像
をひとつ置いておきますね。どうでしょう。


ANIMADNESS - Labyrinth [Live Tanabata Matsuri]




そうしてもう1曲。Terumi Kurataさんのボーカルをフィ
ーチャーした「Shooting Star」のクリップも。
歌唱もそうですけど、歌詞の乗せ方とかも、なかなかにい
い感じです。

ANIMADNESS - Shooting Star [Live Tanabata Matsuri]




で、最後はオマケ的ですが、戦隊シリーズのメドレーも。
おお、これが来るか!的なノリをお楽しみください。
最後の曲は、ブラジルで一番人気があるといわれている
作品からですね。会場の盛り上がりもスゴイです。

Animadness - Medley Sentai - Tanabata Matsuri
(2008)



posted by mikikazu at 12:14 | TrackBack(0) | 海外情報(南米) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月02日

ブラジルで「巨獣特捜ジャスピオン」がDVD化


まず先に個人的な話題ですが、「本日の写真」のコー
ナーをどうぞ。


miu.JPG


これがどういう写真かというと、海外で百合普及に努め
ている団体Yuricon(公式サイト)の代表であるエリカ・
フリードマンさんと交流していることは、かねてよりお伝え
していますよね。
前回こちらから、お薦め百合作品詰め合わせの荷物を、
アメリカ・ニュージャージーのエリカさんの所に送った際
に、PS2ソフト「苺ましまろ」初回限定版も、一緒に入れ
ておいたんです。
向こうに日本のゲームソフトをプレイ出来る環境がある
かどうかは知らなかったんですが(友人が用意してくださ
るそうです)、この限定版には、特典として美羽着せ替え
ドール(普段着と浴衣の2着)が付いていたので、エリカ
さんが「苺ましまろ」の中では、特に美羽さんがお気に入
りだと憶えていましたから、いい機会だと思い、同梱した
んですね。


エリカさんは大変に喜んでくれて、「他の大切なフィギュ
アと一緒に、棚へ飾ります」と仰っていたので、「その写
真をぜひ見たいです。出来たらブログで紹介してもいい
ですか?」とお願いしたところ快諾をいただき、本日送っ
てきてくれたんです。
ちょうど「苺ましまろ」の単行本を背にして、浴衣姿の美
羽さんが他のお気に入りフィギュアと並んでいる、キュー
トな写真です。
ご本人も仰っていましたが、フィギュアやマンガの種類で、
エリカさんの好みがよく分かってしまいますね。ああ、この
作品・キャラが好きなんだって。
ともあれエリカさん、写真のご提供ありがとうございました♪


short_g.gif


さて本題。
ここのところブラジルでニュースになっているのが、つい
に「巨獣特捜ジャスピオン」がDVD化される、という話な
んですね。
僕が最初に知ったのは、

JBox.com.11月28日付け記事
"Oficial: Focus Filmes Lançará Jaspion em DVD!"

ですか。ソースは、ブログROBÔ GIGANTE同日記事です。
ブラジルでDVDをリリースするのは、Focus Filmes(公式
サイト
)という会社で、前・後半の2つのBOXセットのうち、
前半は2009年3月に発売される、とのことです。


「巨獣特捜ジャスピオン」は、宇宙刑事三部作の後を受
けて、1985年から86年にかけて放送された、東映製作
のメタルヒーロー第4作目ですね(Wikipedia)。
日本国内当時の作品評価などについては、詳しい方にお
任せしますけれど、どうしてこれが今大きなニュースになっ
ているかというと、「ジャスピオン」はブラジルでとても人気
のある、記事での表現を借りれば、「80年代を象徴する作
品(少なくともブラジルでは)」、だからなんですね。
日本語でも、「ジャスピオン ブラジル」で検索すれば、その
話題がたくさん見つかります。
中でも信頼出来るのは、やはり作品に直接関わった人の
印象で、「ジャスピオン」でブーメランを演じた渡洋史さん
の公式サイト「渡洋史:ワタリヒロシワールド」には、渡さん
がブラジルのイベントにゲスト参加した時のレポートが「ブ
ラジル紀行」として2年分掲載されていて、とても参考にな
るでしょう。
例えば、2003年7月5日付けの、アクションショーに参加
した時の日記には、

「ブラジルでは『ジャスピオン』が1番人気です。『スピル
バン』はブラジルタイトルが『ジャスピオン2・スピルバン』
として放映されその後に『シャリバン』の放送となるそうで
す。(ちなみに戦隊での1番人気は『チェンジマン』でした。)」

という記述もありますね。


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このブラジルでの「ジャスピオン」DVD化の話が面白いの
は、Focus Filmesと日本側の交渉の橋渡しとして奔走
した人物として、日本のアニソン・グループJAM Project
の準メンバーである、ヒカルド・クルーズさんが紹介され、
そのインタビューも掲載されていることですね。

JBox.com. 11月30日付け記事
"Exclusivo: Ricardo Cruz Fala Sobre Jaspion"

ヒカルドさんはブラジルでは、日本マンガ・アニメの翻訳
などもされているとのことで、そういう繋がりでのお仕事
だったんでしょう。
上の渡洋史さんのレポートにも、ヒカルドさん(とそのご
家族)は登場しますし。
インタビューによると、日本の東映側との契約交渉は、
2007年からの約2年近くにも及ぶ、長く大変なものだ
ったようですね。
人気作ゆえに、既に海賊版も多く出回っているようです
けれど、この「ジャスピオン」が成功すれば、ブラジルで
人気のある、他の日本特撮作品のDVDリリースにもつ
ながるのでは、という期待があるみたいです。


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以下いつもの私信欄
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2008年11月27日

ブラジル発ウェブコミック「XDRAGOON」プロモーションアニメ


ブラジル・サンパウロ在住のアニメ・マンガジャーナ
リストであるSandra Monteさんのブログ「Papo de
Budega」
が11月26日付けで伝えていたので知った
動画ネタを紹介しておきます。


今年7月から、Felipe Marcantonioさんという作家が
発表を始めている、オンライン・コミックの「XDRAGOON」
(公式サイト)という作品があって、毎週6〜8ページず
つアップデートしているのだそうですが、今回11月25
日に、そのアニメ版パイロット・エピソードが、YouTube
上で公開されています。
これはあくまでパイロットで、本来は別に1話9分ずつ
の全6話シリーズを制作する予定だったそうですが、
そちらの計画は休止中で、現在はコミックの方を優先
して制作しているそうです。将来的には可能性がある
かも、とのことですね。
制作には9ヵ月以上、つまりコミック版が始まる以前か
らの時間が費やされたそうですね。
台詞はポルトガル語ですが、英語字幕がついているの
で理解はそんなに難しくないと思います。コミック版も、
ポルトガル語版・英語版の双方で発表されています。


物語設定は……、主人公はRockyとAlfredという名前
のドラゴン。惑星Gan-Mahの皇帝であるKradの宇宙船
に侵入したところが見つかり、地球に逃げて、Renata
Oliveiraという地球人の女の子と一緒に暮らしている
が、そこにもKradからの刺客が送り込まれてきて……
みたいな? コミックの方をちゃんと読めばもっとわかる
と思いますが。
声優さんはプロの方で、ヒロインRenata役のTânia
Gaidarjiさんは、ポルトガル語版「ドラゴンボールZ」で
ブルマを演じているそうです。
アニメの演出それ自体は、タイミングとカットインとか、
今のキッズ・バトルアニメをよく研究していると思います。
ヒロインのRenataさんがちょっと昔風の雰囲気なのと、
不思議なマッチングになっていますね。
以下に動画を張ってみましたが、YouTubeのページ
高画質版を見てもらった方がいいかもしれません。




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2008年08月06日

ブラジル・リオデジャネイロのアニメコンベンション「Anime Center」での、さかもとえいぞうさんライブの盛り上がり


6月4日付け記事でも少しお伝えしましたけれど、
ブラジル・リオデジャネイロで8月2〜3日にかけて
開催された、今年7回目のアニメコンベンションAnime
Center(公式サイト)は盛況だったようですね。
ブラジルの情報サイトJBoxが8月5日付け記事で
写真やビデオを紹介していました。

JBox8月5日付け記事
"Eventos: Fotos e Vídeos do Anime Center"

記事内記述によれば、会場から完全に海賊版商品
を排除出来たことも、成果として挙げていて、逆に
言うとそれだけ、海賊版商品の問題がブラジルに存
在することが想像出来ます。
イベントの代表であるPedro Carvalho氏によれば、
今後はもっとブラジルで、ちゃんとした会社と合法的
なアニメビジネスが展開出来るようにしていきたい、
というようなことを仰っているようですけど……。
またブラジルについても色々と調べたいです。


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さて、僕個人の最大の興味の的であった、ゲストとし
て参加した日本のメタルシンガーである、さかもとえ
いぞうさんのライブも、期待通りに盛況だったようで
すね。バックバンドは、地元のGaijin Sentaiという
人達、でいいのかな?(えいぞうさんのブログ)


まずは、イベントに先立ってAnime Center公式サイ
トで公開されている、えいぞうさんのコメント映像から。
公式サイトの方はなんだか再生の調子が悪いっぽい
みたいなので、YouTubeから引っ張ってきます。

リオのファンへの挨拶




そしてライブの映像ですが、オーディエンス撮影された
ものはたくさん投稿されていますけれどそれはちょっと
まずいので、JBoxが運営側から許可を得て撮影し、公
開していると思われるものだけを、ここでは紹介してお
きますね。


「聖闘士神話(ソルジャードリーム)」
 (「聖闘士星矢」二代目OP)




「愛をとりもどせ!!」(「北斗の拳」初代OP)




あは、特に「愛をとりもどせ!!」の歌詞の危なっかしい
こと(笑)。ご本人も「肝心の歌に関してはこれからテー
プを聞いて猛反省会です」と仰ってましたけど。
まあでも、会場の盛り上がりはわかると思います。
ちゃんとみんな一緒に歌ってくれますし。
えいぞうさんの場合は、えいぞうさんにしか歌えない、
個人でのアニソン持ち歌というのがないのが、ちょっ
と辛いかもしれませんね。
ともあれこの週末のOtakon(8月8〜10日 アメリカ・
メリーランド州ボルチモア 公式サイト)では、えいぞう
さんもかつて在籍していたJAM Projectがいよいよ登
場ということで、こちらも盛り上がって欲しいですね。

posted by mikikazu at 08:48 | TrackBack(0) | 海外情報(南米) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月04日

メタルシンガーさかもとえいぞうさん、ブラジル・リオデジャネイロで開催のアニメコンベンションAnime Centerにゲスト参加


へヴィメタル・バンドANTHEMや、アニメ・特撮
ソングをHR/HMでカヴァーして一大ブームとなっ
たアニメタルのボーカル、そしてアニソン歌手グ
ループJAM Projectの一員としても活躍した、
さかもとえいぞう(坂本英三)さんは、来る8月に
2週間に及ぶソロでの南米ツアーを予定してい
るのですが、その中の、ブラジル・リオデジャネ
イロでは、今年で7年目のコンベンション、Anime
Center(8月2・3日 公式サイト)へのゲスト参
加も予定されているようですね。


ソース・JBOX 6月3日付け記事
"Eizo Sakamoto no Rio de Janeiro"

さかもとえいぞう公式サイト
・ここではリオでのライブは8月1・2日という
記載。1日は別の場所みたいです。

Eizo Sakamoto Official MySpace


8月といえば、翌週の8〜10日には、JAM Project
の方も、アメリカ・メリーランド州ボルチモアでの
Otakon(公式サイト)にゲスト参加される予定で
すから、南米・北米と2週続けて、アメリカのアニ
メファンはライブで燃えるみたいですね。両方行っ
てしまう人もいるかも?


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MySpaceでのえいぞうさんのコメントによると、
南米ツアーで披露されるセットリストは、アニ
ソンと特撮ソングがメインになるようですから、
実質的にはアニメタルとしてのライブに近くな
るのだと思います。バンドのメンバーがどうな
るかまでは不明ですが。
ともあれ僕個人も、アニメタルはスタジオ収録
のアルバムは全て聴いているくらいファンなの
で、そういう形になるのはとても嬉しいです。
アルバムはそれぞれ好きですけど、例えば「マラ
ソンIV」ラストでの、「アイアンリーガー〜限りなき
使命」〜「ゲッターロボ號」への流れ、また「マラ
ソンV」での、「炎のキン肉マン」〜「TOUGH
BOY」〜「よろしくチューニング」といった流れは
大好きでした。


で、アニメタル形式でやるということは、JAM
Projectとは違って、以前かざみあきらさんが
仰っていた
、「北米(ここでは南米ですね)でヒッ
トしたアニソンをライブで歌う」という戦術が、
無理なく使えるんですね。
今ブラジルでどんなアニメ・特撮作品が人気あ
るのかわかりませんけれど、それを事前にリサ
ーチしておけば、盛り上げるのは、そんなに難
しくはならないかもしれません。古い作品でも、
北米よりはずっとオリジナルのままの歌が知ら
れている筈ですし。
JAMのワールドツアーは、ニコニコ動画が密着
取材してくれるそうですけど(アニメ!アニメ!5
月31日付け記事
)、新旧アニメ・特撮ソングで
盛り上がるだろうえいぞうさんの方のライブも、
ぜひ見てみたいですね。どこか取材して欲しい
です。


posted by mikikazu at 08:32 | TrackBack(0) | 海外情報(南米) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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