2008年02月16日

「ご奉仕」が許されなかった、ニューヨーク・アニメ・フェスティバルのメイド喫茶


週刊アスキー誌に連載中の、OTAKU USA編集長
(公式サイト)パトリック・マシアスさんのコラム「アメ
リカンOTAKU伝説」の、今週号(第10回 P133)の
テーマは、「マンハッタンに出現したメイドカフェ」と
題して、ニューヨーク・アニメ・フェスティバル(NYAF
公式サイト)で設置されたメイド喫茶と、そこで働い
ていたメイドさん達の姿を伝えるものでした。
NYAFは、昨年12月7日から9日にかけて、ニュー
ヨークのジェイコブ・ジャビッツ・センターで開催さ
れ、その参加者数は1万〜1万5千人だったとさ
れています。
このメイド喫茶については、メイドさんのボランテ
ィアを募っていることについて、うちでも過去に記
にしましたよね。


マシアスさんは直接触れてはいませんが、この
NYAFのメイド喫茶、じつは、現地ではとても評判
が悪かったのですね。
代表的なのは、「最も大きな失望のひとつ」と評し
た、コンベンション情報専門サイトAnimeCons.com
掲載のレポート
。その他、個人のブログでも、多く
の不満の声を目にしました。
批判されている大きなポイントの2つは、

・メイドさん達が挨拶だけで給仕を全くしてくれ
 なかった。
・せっかくのメイド喫茶なのに、食べられる料理
 がホットドックなどの、普通にニューヨークで食
 べられるものしかなかった。

になりますね。他に、ただ長テーブルが並べられ
ただけで、メイド喫茶らしいお店としてのセッティ
ングが皆無だった、というのもあります。
給仕については、やはり批判意見を掲載してい
たブログ「DAIJOUBU」のコメント欄に投稿され
ていた、実際にボランティア参加した方によると、
メイドさん達はみな、食べ物や飲み物に触れるこ
とを一切禁じられていたのだそうです。
また食べ物については、 Publishers Weekly
07年11月26日掲載の、NYAFの運営会社Reed
Exhibitionsの副社長John McGeary氏への
インタビュー
によれば、ラーメンなどの日本食を
用意する予定もあったようですが、これも実現し
なかったようです。
そういった期待を裏切られたこともあって、伝
え聞く日本のメイド喫茶同様のサービスを夢見
ていたアメリカのオタクさん達からは、「ちゃんと
仕事をしていない」という厳しい批判が浴びせら
れてもいました。


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そういう事態になってしまった理由は、ニューヨ
ークのユニオン――労働組合との関係にあるよ
うです。
一昨日伝えた、フロリダ発のポッドキャストAnime
World Order
第65b回のメインの内容は、AWO
メンバーのDarylさんによる、NYAFのロング・
レポートでした。
そのレポートの中で、メイド喫茶の不評の原因
についても述べていたのですね。


Darylさんによると、ニューヨークは「ユニオン・
シティ」と称するくらいに、組合の力が強い場所
であり、コンベンション・センターのような場所は
特にそうであると。
組合員でないメイドさん達が、労働対価の発生す
る給仕の仕事をしてしまうと、それは組合員達の
仕事を奪ってしまうことになり、彼らを守るべき組
合は、当然それを阻止すべく動かなくてはならな
いのです。
なので、NYAF運営者に組合側から、メイドさん達
に絶対仕事をさせないように要請があり、実際に
彼女達が仕事をしていないことを見張るための監
視員が派遣され、3日間ずっと会場で監視をして
いたそうです。
代わりに、飲食物の販売は、組合が認可している
出張業者に任せなくてはならないということになり
ました。だから、メイド喫茶独自の料理を出すこ
とは出来ずに、ありきたりのホットドックやコーラ
だけになったんですね。


結果として、せっかく参加してくれたメイドさん達
に許されたのは、来店してくれた人への挨拶と、
ちょっとした会話やゲームくらいでしかなく、限ら
れた活動範囲の中で、みなさん一生懸命に頑張
られたようなんですが、メイドさんのメインの仕事
である給仕が出来ないのでは、オタクさん達を満
足させることは難しかったようですね。
この種のイベントで、組合側との関係をどう交渉
すべきなのか、あるいは交渉の余地があるのか
はまったくわかりませんが、ともかくメイドとしてご
奉仕したい、あるいはご奉仕されたい、「メイド喫
茶」という夢の空間の実現を願った人達双方に、
不幸な結末に終わったわけです。
これが、完全なファン運営のイベントであったり、
会場がコンベンションセンターではなく、ホテルだ
ったりしたらまた別だったかもしれませんが……。
昨年くらいから、北米のアニメコンベンションでは
メイド喫茶がひとつの流行になっていきそうな雰
囲気だったんですが、州や街、あるいは会場によ
っては、今回のような障害が発生する場合もある
ようで、難しいですね。


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★今日は、プリキュアのみんなに会いに行っていた
ので更新が遅くなりました。
期待通りに楽しかった、その話はまた今度で。
posted by mikikazu at 14:58 | 海外情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月15日

北米オンラインストアでの、マンガ売り上げランキング(2月上旬編)


お馴染みですが、Dark Horse Comicsのマンガ
部門担当編集者であるCarl Horn カール・ホーン
さんへのインタビュー
の一部が、イギリスの年刊
コミック情報誌TRIPWIREのサイトに掲載されて
いました(via JournalistaMangaBlog
Bibliophile Stalker)。
インタビューの全体は、同誌を購入すれば読め
るようです。


紹介されているパートで、ホーンさんが語って
いるのは、日本のマンガとアメリカのコミックの
違いですね。
いわく日本のマンガにおいては――

・出版社内で共通する世界観がない。よってマン
ガ家個人の設定によって、世界観を完結出来る。
・作者としての、マンガ家の尊重。例えば高橋留
美子は、1978年から1987年にかけて、1人で
「うる星やつら」を描き上げたが、これがアメリカだ
ったら12人の作家によって描き分けられて、今で
も続いているだろう。
・アメリカのスーパーヒーロー・コミックは、永遠に物
語が続けられていく宿命にあるが、日本のマンガ
作品はそれぞれで物語の完結を迎えられ、作者も
次の作品・キャラクターへと進んでいくことが出来る。

というような特徴が挙げられているのですが、ホー
ンさんが最大の利点として強調していたのが、マン
ガ雑誌の存在です。
とても安価で、かつ定期的に刊行されるマンガ雑誌
のおかげで、スーパーヒーロー・コミックのような限ら
れた特定のファンだけではない、一般層への広い露
出と認知が得られ、連載による「引き」と読み続けて
いく習慣性によって、作品への関心がずっと維持さ
れていくという効能ですね。
ホーンさんは、各マンガ家個人の才能以上に、そう
いった日本マンガのビジネス構造を高く評価してい
ました。


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では本題。
北米オンラインストアにおけるマンガ作品の売り
上げランキング2月上旬分ですね。
以下、各ストアのトップセラー・リストになります。


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・アメリカAmazon

1.「The Manga Bible: From Genesis to Revelation」
2.「DARK HUNGER」
3.「DEATH NOTE How to Read 13」
4.「DEATH NOTE: Another Note」(小説)
5.「LOVE MODE」第8巻
6.「LOVE PISTOLS」(日本題「SEX PISTOLS」) 第4巻
7.「Warriors: Warrior's Refuge」
8.「Gothic & Lolita Bible Volume 1」
9.「Bleach」第22巻
10.「Making Comics: Storytelling Secrets
 of Comics, Manga and Graphic Novels」


・Barnes & Noble

1.「DARK HUNGER」(Christine Feehan)
2.「DEATH NOTE How to Read 13」
3.「NARUTO」第27巻
4.「NARUTO」第26巻
5.「NARUTO」第25巻
6.「The Lost Warrior (Warriors)」
7.「フルーツバスケット」第18巻
8.「NARUTO」第24巻
9.「ヴァンパイア騎士」第3巻
10.「フルーツバスケット」第17巻


・Books-A-Million

1.「NARUTO」第1巻
2.「NARUTO」第18巻
3.「フルーツバスケット」第17巻
4.「NARUTO」第13巻
5.「DEATH NOTE」第1巻
6.「NARUTO」第17巻
7.「NARUTO」第15巻
8.「NARUTO」第16巻
9.「NARUTO」第2巻
10.「NARUTO」第14巻


・Chapters Indigo
(カナダ)

1.「桜蘭高校ホスト部」第10巻
2.「絶対彼氏。」第5巻
3.「ゴッド チャイルド」第8巻
4.「ふしぎ遊戯 玄武開伝」第6巻
5.「ツバサ」第16巻
6.「月のしっぽ」第9巻
7.「DEATH NOTE」第2巻
8.「D.Gray-Man」第8巻
9.「S.A」第2巻
10.「DEATH NOTE」第6巻


・AnimeNation

1.メガミマガジン2008年2月号
2.ニュータイプ2008年2月号
3.「Bleach」第22巻
4.「よつばと!」第5巻
5.「新世紀エヴァンゲリオン」第9巻


・Right Stuf

1.「よつばと!」第6巻
2.「xxxHilic」第11巻
3.「エイケン」第8巻
4.「桜蘭高校ホスト部」第10巻
5.「花ざかりの君たちへ」第22巻
6.「エマ」第6巻
7.「これが私の御主人様」第3巻
8.「クレイモア」第9巻
9.「NARUTO」第27巻
10.「ああっ女神さまっ」第8巻(2ndエディション)


・Anime Castle

1.「Bleach」第22巻
2.「NARUTO The Movie Ani-Manga 01 Ninja
  Clash in Land of Snow」
3.「ブルードラゴン ラルΩグラド」第1巻
4.「恋はいつも嵐のように」第3巻
5.「きみはペット」第14巻


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という感じです。
今回は各ストアで色々売れ筋が分かれていて、
バラエティ豊かなチャートになっていると思い
ます。
アマゾンUSAでトップになっている「The Manga
Bible」は、各メディアでも大きく取り上げられ
ている話題作ですね。日本だと、宗教書や宗
教家の生涯をマンガ化した作品は特に珍しいも
のではありませんが、マンガ表現の多様性のひ
とつとして受けとめて欲しいです。
「DEATH NOTE」はガイドブックの「HOW TO
READ」と合わせて、西尾維新さんの小説「ア
ナザーノート ロサンゼルスBB連続殺人事件」
も好評のようです。しばらくは日本人小説家さ
んも、こういうミックスメディア展開に乗るのが、
英語圏進出には得策だったりするでしょうか。


posted by mikikazu at 12:50 | 海外情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月14日

米SFテレビドラマ「スターゲイト SG-1」に、「超音戦士ボーグマン」のオマージュ・エピソード?


いつも紹介しているフロリダ発のポッドキャスト
Anime World Orderの、2月13日に更新さ
れた最新配信エピソードである第65b回(bはパ
ート2の意)の冒頭では、メンバーのGeraldさ
んが、88年に放送されたテレビアニメ「超音戦
士ボーグマン」の劇場作品である、「超音戦士ボ
ーグマン LOVERS RAIN」と、「ザ・ボーグマン
ラストバトル」のレビューを担当していました。
僕自身は、後年のCSでの放送で、最初の頃の
エピソードだけ視聴した記憶があります。
他のメンバーとヒロインのアニス・ファームさん
が、16〜17歳の年齢設定なのに、学校の先
生になってしまう展開に驚いたような。


アメリカでは、この「ボーグマン」、テレビシリ
ーズは放送もリリースもされておらず、放送終
了後に完結編的内容として製作された劇場作
品の、「LOVERS RAIN」と「ザ・ボーグマン ラ
ストバトル」のみがセットで1枚のDVDに収録
され、ADV Filmsから2004年7月にリリース
されているんですね(フランスやイタリアでは、
テレビシリーズも放送・販売されたようです)。
商品自体は、日本でリリースされた「超音戦士
ボーグマン THE MOVIE COLLECTION」と
同じ内容みたいです。


アメリカではテレビシリーズがライセンスされて
いない段階でのリリースについては、他の作品
と一緒にされたパッケージ契約の中の1作だっ
たのでは、とか、テレビシリーズがアメリカで受
けるかどうか調査するためのテスト・リリースだ
ったのでは?というのが、AWOメンバーの推
測なんですけど、日本でもまだテレビシリーズ
はDVD化されていないから、というのも理由に
なりますか。


ともあれ、Geraldさんは、セールの時に5〜6
ドルで購入出来たので見てみることにしたそう
なんですが、完結編的な内容上、テレビシリー
ズを見終えないままでは当然理解できず、レビ
ューもレビューにならなかった、というのがオチ
ではありました。
あ、DVDの特典である、コンサート映像では、
若い若い山寺宏一さんなどの当時の声優さん
やファンの姿が確認出来るのが、興味深いとも
コメントはされていました。


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Geraldさんが「ボーグマン」をレビューすること
は前回の放送ラストで告知されていたのですけ
ど、それを受けてアメリカの「ボーグマン」ファン
から、期待の声が色々メールで届いたそうなん
ですね。その期待に応えられなかったことには、
Geraldさんも素直に謝罪されていました。


届いたメールの1通が、AWOメンバーの友人
である、アトランタのアニメコンペションAnime
Weekend Atlanta(公式サイト)のスタッフの、
Patrickさんからのものでした。
彼は「ボーグマン」の大ファンとして、あるトリビ
アをAWOに伝えてくれます。
人気SFテレビドラマである「スターゲイトSG-1」
(北米公式サイト)に、「ボーグマン」へのオマー
ジュ・エピソードがあるというんですね。


Patrickさんが指摘したのは、「SG-1」シーズン4
第3話(通算第69話)の、「Upgrades」(邦題「人
体改造アームバンド」)というエピソード。北米での
放送日は2000年7月14日で、日本でも放送され
ています。
登場するエイリアンの女性の名前が、「ボーグマ
ン」のヒロインと同じ「Anise」(アニス/アニース)
で、彼女によって提供されたアームバンドによっ
て、メンバー達がスーパーパワーを発揮出来るよ
うになるものの……というお話のようです。
確かに「ボーグマン」のキャラ達も、アームバンド
というかブレスレットを、変身用アイテム(だったか
な)として装着していますけど……。
細かい点は、実際に内容を見てみないと判断出
来ませんが、Patrickさんによると、このエピソード
は北米で製作されたテレビドラマで、日本のアニ
メにオマージュを捧げた唯一のものではないか、
とのことです。
「ボーグマン」と「スターゲイトSG-1」を両方知って
いる方なら、確認出来るでしょうか。


posted by mikikazu at 08:45 | TrackBack(0) | 海外情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月13日

アメリカCartoon Network/Adult Swimで放送された日本テレビアニメリスト


アリスとルノの百合カプが巷で話題になってい
るとかいないとかの(←こらこら)、「爆丸 バト
ルブローラーズ」(テレビ東京公式サイト)の、
アメリカでの放送が決定したそうですね。

参考・アニメ!アニメ!2月12日付け記事

放送局は大手ケーブル局Cartoon Networkで、
放送日は2月24日から。既にカナダでは人気
を博しているそうで、北米全体での大ブームと
なるでしょうか。


Cartoon Networkは全米で9100万の視聴
世帯数を誇っている、最大手のケーブルチャン
ネルのひとつで、アニメーション専門局というこ
とでは、NICKELODEON、DISNEY CHANNEL
に次ぐ地位、くらいになるんでしょうか。対象年
齢層はかなり異なるでしょうけど。
で、そのCartoon Networkは90年代から、
日本アニメを積極的に放送してくれている局で
もあり、アメリカでのアニメ人気普及の立役者
の1人であるだろうとも思います。
今回は、そのCartoon Network及び深夜枠
のAdult Swimで放送された日本製テレビア
ニメのリストをちょっと作ってみました(OVA作
品含む)。
正確な情報が見つからない作品もあって、完
全なものにはなっていないかもしれませんが、
放送された作品を見れば、局としての傾向や
歴史的流れ、みたいなものも感じ取れるかも
しれません。
ソースはTV.comや英語Wikipediaがメイン
になります。


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1998年

「ドラゴンボールZ」
98年8月〜2003年4月
全276話放送

「美少女戦士セーラームーン」
98年夏〜02年夏まで
1作目から4作目「SS」まで放送

「鎧伝サムライトルーパー」
シンジケーション枠から移ってきた時期
についての正確なデータは見つからな
いが、この頃か。


2000年

「新機動戦記ガンダムW」
00年3月6日〜5月11日
全49話放送

「天地無用!」
00年7月20日〜8月24日
「新・天地無用!」
00年8月25日〜9月29日
それぞれ全26話放送

「青の6号」
00年11月6日
全4話放送


2001年

「星方武侠アウトロースター」
01年1月1日〜2月1日
全26話放送

「The Big O」
01年4月2日〜18日(1stシーズン)
03年8月3日から11月2日(2ndシーズン)
全26話放送

「機動戦士ガンダム 第08MS小隊」
01年7月23日〜8月6日
全13話中12話まで。最終話「ラスト・リゾ
ート」は放送されず

「機動戦士ガンダム」
01年7月23日〜02年1月1日
9.11の影響で第42話(9月1日放送)から、
最終話まで4ヶ月の間隔あり

「ドラゴンボール」
01年8月〜

「カウボーイビバップ」
01年9月2日〜02年2月15日
全26話放送

「ゾイド新世紀/ゼロ」
01年10月22日〜11月29 日
全26話放送

「機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争」
01年11月5日〜11月30日
全6話放送


2002年

「ポケットモンスター」
(Kid!WBでの本放送と平行して、2002年頃から
CNでもリピート放送始まる)

「機動戦士ガンダム0083 スターダストメモリー」
02年23日〜5月18日
全13話放送

「ゾイド」
02年2月18日〜5月16日
全67話放送

「女神候補生」
02年2月23日〜5月11日
全12話放送

「幽★遊★白書」
02年2月23日〜06年4月1日
全112話放送

「とっとこハム太郎」
02年6月3日〜03年6月25日
全296話中第104話まで

「機動武闘伝Gガンダム」
02年8月1日〜10月1日
全49話放送

「犬夜叉」
02年8月31日〜06年10月27日
全167話放送

「NARUTO」
02年10月3日〜放送中
08年2月14日に第140&141話を放送


2003年

「ルパン3世」(赤ジャケットの第2期)
03年1月14日〜6月2日
全155話中第1&2話、4〜27話のみ放送

「.hack//SIGN」
03年2月1日〜8月30日
全26話放送

「新世紀エヴァンゲリオン」
「機動戦艦ナデシコ」
「地球防衛企業ダイ・ガード」
03年2月23日〜28日
共にスペシャル企画で、第1&2話のみ放送

「るろうに剣心」
03年3月17日〜03年10月18日
全95話中62話まで

「トライガン」
03年3月31日〜5月13日
全26話放送

「サイボーグ009」(01〜02年版)
03年6月1日〜04年11月1日
全52話中第48話まで?

「人造人間キカイダー The Animation」
03年6月9日〜6月26日
全13話放送

「キカイダー01 THE ANIMATION」
03年6月30日〜7月3日
全4話放送

「Blue Gender」
03年8月4日〜9月16日
全26話完結

「FLCL フリクリ」
03年8月4日〜8月12日
全6話放送

「聖闘士星矢」
03年8月30日〜04年4月10日
全114話中32話まで

「SDガンダムフォース」
03年9月1日〜10月6日
全52話中26話まで

「ゾイド・フューザース」
03年10月4日〜03年12月27日
全26話中13話まで

「ドラゴンボールGT」
03年11月1日〜05年4月16日
日本版第1〜16話までのエピソードがカット
され放送。


2004年

「アストロボーイ・鉄腕アトム」
04年1月からのKids' WBでの放送がキャン
セルされ、CNへ移行。〜04年6月19日
全50話中第22話まで

「デュエル・マスターズ」
04年2月1日〜06年1月21日
全62話放送

「Witch Hunter Robin」
04年2月17日〜3月31日
全26話放送

「機動戦士ガンダムSEED」
04年4月17日〜10月16日(第1〜26話)
04年10月23日から深夜枠へ移行。
〜05年4月15日
全50話放送。続編「DESTINY」は放送されず。

「Wolf's Rain」
04年4月24日〜10月17日
全30話放送

「名探偵コナン」
04年5月24日〜8月16日
第50話まで

「.hack//黄昏の腕輪伝説」
04年5月25日〜9月1日
全13話放送

「レイヴ」
04年6月4日〜05年7月31日
全51話放送

「Bleach」
04年10月5日〜放送中
2008年2月13日 第160話放送予定

「リード・オア・ダイ」(OVA)
04年10月24日
全3話放送

「スーパーミルクちゃん」
04年11月1日〜05年2月1日
全14話放送

「鋼の錬金術師」
04年11月6日〜06年3月18日
全51話放送

「攻殻機動隊SAC」(2nd GIG含む)
04年11月7日〜06年5月28日
全52話放送


2005年

「D.I.C.E.(ディノブレイカー)」
05年1月22日〜6月27日
全40話中第26話まで

「金色のガッシュベル!」
05年3月1日〜07年1月20日
全150話中第77話まで

「サムライチャンプルー」
05年5月14日〜06年3月9日
全26話放送

「妄想代理人」
05年5月28日〜8月20日
全13話放送

「スクライド」
05年5月28日〜12月11日
全26話放送

「ボボボーポ・ボーボボ」
05年9月30日〜07年10月13日
全76話放送

「遊戯王デュエルモンスターズGX」
05年10月10日〜
本家の「遊戯王 デュエルモンスターズ」
もToonami枠で放送されている。

「新世紀エヴァンゲリオン」
05年10月21日〜06年3月27日
全26話放送

「IGPX」
05年11月5日〜06年8月25日
全26話放送


2006年

「B-伝説!バトルビーダマン」
06年1月6日〜7月

「エウレカセブン」
06年4月15日〜07年4月28日
全50話放送

「クレヨンしんちゃん」
06年8月19日〜放送中
現時点での最終エピソードは07年12月17日
放送の第26話

「Trinity Blood」
06年9月9日〜07年3月3日
全24話放送

「.hack//Roots」
06年11月11日〜
21話まで放送後、07年7月6日で中断

「韋駄天翔」
06年12月7日〜07年5月11日
オリジナルの全52話が全27話に再構成

「メルヘヴン」
06年12月23日〜07年7月30日
102話中36話まで


2007年

「Blood+」
07年3月11日〜放送中
08年2月10日第44話放送

「ONE PIECE」
07年9月29日〜放送中
FOXでの放送を受け継いだ第144話から

「DEATH NOTE」
07年10月21日〜放送中
08年2月16日第17話「執行(Exwcution)」放送


2008年

「爆丸 バトルブローラーズ」
08年2月24日〜

「コードギアス 反逆のルルーシュ」
08年放送予定


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というのが主な感じになります。きっと抜けて
いる作品もいくつかあるでしょう。
まあ、傾向としては圧倒的にアクション作品が
主体で、スポンサーがつかないとされていた少
女アニメは、初期の「セーラームーン」以降は
まったく見当たりませんね。
放送作品数でいうと、2002〜2004年頃がピ
ークで、ここ数年はかなり減ってしまっている
のがわかります。
ともあれ、平日にこんな調査するもんじゃない
ですね。どてばたっ。


posted by mikikazu at 10:11 | TrackBack(0) | 海外情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月12日

パトリック・マシアスさんの会社jaPRESSと新刊について


Deb Aokiさんが担当している、About.comのマ
ンガコーナー
に、お馴染みPatrick Macias
パトリック・マシアスさんとIzumi Eversさんの会社、
jaPRESS(公式サイト)の活動を紹介する、お2人
へのインタビューが、2月11日付けで掲載されて
いました。
マシアスさんの個人ブログは、なんていうか、個
人的な趣味が濃過ぎる場所になっていますので
(笑)、いま現在のマシアスさんの公的な活動を
知るのには、役立つ記事だと思います。
インタビューでは、マシアスさんはjaPRESSの
成り立ちと業務内容、マシアスさんが編集長を
務めている雑誌OTAKU USA、マシアスさん個
人の興味傾向について、Izumi Eversさんは、
jaPRESSがアメリカでの出版コーディネイトを
担当した、こうの史代さんのマンガ「夕凪の街
桜の国」について語ってくれています。


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jaPRESSは、Viz編集者時代の同僚だったマシア
スさんとIzumi Eversさん2人の会社で、2005年
に、Eversさんが水野純子さんのマンガ「ピュア・
トランス」を海外で出版することを、最初の目的と
して設立されました。
主な業務内容は、そういった日本マンガの海外
での出版コーディネイト、お2人の共著である
「Japanese Schoolgirl Inferno」の編集、
丸井グループのMARUIONE.JPへのコンサル
タント、各種グラフィック・デザイン、などになるそ
うです。


特にマシアスさんは、OTAKU USAの編集長の
かたわら、このjaPRESSの業務、英字日刊紙The
Japan Timesへの寄稿、日本の雑誌週刊アスキ
ーやSTUDIO VOIVE、映画秘宝でのコラム記事、
テレビ番組への出演などを、日本とサンフランシ
スコを往復しながらこなしているのですから、それ
は忙しいでしょうね。
でも、インタビューの最後にあるように、かつて
ブログに記していた一文、

「Is it really possible to make a living
as a Japanese pop culture expert? 」
(日本のポップカルチャーの専門家として生計
を立てていくことなんて、本当に出来るんだろ
うか?)

が、昨年限りで消えてしまったことは、マシア
スさんの日本エキスパートとしての生活が、現
在見事に成り立っている事実も示していて、夢
がかなったとは言えると思います。


インタビューで少しだけ触れていたのが、そんな
マシアスさんによる、日本向けの新刊の話です。
ワーキング・タイトルは「Fierce Legend of
American Otaku People」(アメリカのオタクな
人々の超伝説、みたいに訳しましょうか)。
前著「オタクinUSA 愛と誤解のAnime輸入史」
は、結局アメリカでの出版は果たせておらず(出
版社との話はあったようですけど)、この新著も
現在は日本国内のみでの出版予定で、今年の
終わり頃には出したい、とのことです。
内容は、タイトルで分かるとおり、またアメリカの
オタクさんをテーマにしたものですが、アニメ・マ
ンガのオタクが主体だったような「オタクinUSA」
よりは、もっと幅広い、新旧の日本のポップカル
チャー全般のアメリカン・オタクさんが対象にな
るようですね。
個人的な希望としては、翻訳者さんは、ぜひ前
回とは違う方にお願いしたいのですけれど……。


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2008年02月11日

ドイツでの日本マンガ売り上げランキング(2008年1月期)


フィラデルフィア発のポッドキャストOtaku
Generation
の第138回(1月30日配信)に、
英語版「天元突破グレンラガン」でカミナを
演じているBrett Weaverさんがゲスト出演
されていたので、Simonは「シモン」なのか、
「サイモン」なのか判るかと思い聴いてみた
んですけれど、「グレンラガン」のことは話題
に出たものの、残念ながらシモンの発音は
わからずじまいでした。カミナは日本語発音
に近い「カミナ」のままでしたけれど。


作品そのものはとてもお薦めというか、出演
自体が、「グレンラガン」の大ファンであるオタ
クな奥さんから(コスプレしていた彼女と出逢っ
たのもアニメコンベンション)、「私との結婚を
上手く続かせたいなら、この作品に出なさい!」
と要求されたからだとか(笑)。オーディションと
か、もう必死だったんでしょうねえ。
これまで演じた中でのお気に入りキャラは、
「Robotech」で育った世代として、思い入れゆ
えにADRディレクターとほとんどケンカ近くまで
になった、「超時空要塞マクロス」(ADV Films版)
のロイ・フォッカー役だそうです。


また、定番の話題ですがアニメ声優のギャラ
の安さにも触れ、なんとか声優業だけで生計
を立てようとチャレンジする者もいるけど、
それは続いて2年が限界だ、という興味深い
発言も。
つまり、安いギャラで生活していこうと思った
ら、それだけ多くの役をこなさなくてはならな
いわけですが、露出が多過ぎると「また出て
いるよ」みたいに飽きられてしまい、スタジオ
から声がかからなくなってしまう、というジレ
ンマですね。難しいです。


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さて今日の本題。
恒例ですが、Splashcomics2月8日付けで、
2008年1月期の、ドイツにおける日本マンガ
売り上げランキングを掲載していました。
以下が、トップ15リストです。


1.「NARUTO」第28巻 (Carlsen)
2.「純情ロマンチカ」第5巻 (Carlsen)
3.「覇王・愛人」第8巻 (EMA)
4.「ふしぎ遊戯 玄武開伝」第6巻 (EMA)
5.「アクマのひみつ」第1巻 (TOKYOPOP)
6.「魔法先生ネギま!」第16巻 (EMA)
7.「ロッキン★ヘブン」第3巻 (TOKYOPOP)
8.「ハンター×ハンター」第18巻 (Carlsen)
9.「花ざかりの君たちへ」第14巻 (Carlsen)
10.「BLACK CAT」第16巻 (Carlsen)
11.「DEATH NOTE」第10巻 (TOKYOPOP)
12.「蜜×蜜ドロップス」第3巻 (TOKYOPOP)
13.「下弦の月」第3巻 (EMA)
14.「NARUTO」第27巻 (Carlsen)
15.「ルードヴィッヒ革命」第2巻 (Carlsen)



ドイツのチャートの特徴として、相変わらず、やお
いと少女マンガが強いわけですが、その分野に
詳しい方からみると、この人気傾向はどう分析
されるでしょうか。百合作品の分析なら、お任せ
出来る人はいるんですけど(「プリキュア5」につい
てのお気遣いありがとうございました♪)。



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2008年02月10日

北米でのアニメ販売・フォーマットに対するファンの意識調査 at AnimeOnDVD


17日まで、オンラインストアRight Stufが行って
いる今回のセールスは、Manga Entertainment
がリリースしている全DVD・UMD商品が半額に
なる、というものですね。
例えば、定価39.98ドル(約4300円)の「ノエイン
もうひとりの君へ」BOXセットが、19.99ドル(約
2150円)、日本でまだ公開されていない川尻善
昭監督の「Highlander: Search for Vengeance」
が定価19.98ドル(約2140円)から9.99ドル(約
1070円)へ、という感じで。
買いが殺到するのは、やはり「攻殻機動隊」シリ
ーズになりそうですけど。


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こういう思い切ったセールが行われている北米ア
ニメ市場も、今年は大きな変革が行われていく可
能性が大きそうです。
DVD情報サイトAnimeOnDVDのフォーラムでは、
そういった今後のビジネスの変化に対するファン
の意識調査がいくつか行われています。


一つ目は、1月21日午後3時から24時間限定で
募集された、

「Which method do you feel best suits
your needs?」

(あなたの必要を満たすのに、一番ふさわしいと
考える方法は?)

というもの。
DVDに限らないアニメの視聴方法において、各人
がベストと思うものを選ぶ、というお題です。
その結果は、

1.「現行DVD購入/レンタルのみ」―― 579(53%)
2.「HDフォーマットでの購入/レンタル」―― 250(23%)
3.「最初の数話をストリーミングでサンプル視聴
 してから購入」―― 134(12%)
4.「デジタル配信/ダウンロード購入」――78(7%)
5.「デジタル配信/ストリーミング視聴」―― 20(1%)
5.「それ以外」―― 20(1%)

という感じで、現時点では圧倒的に、物理メディ
アを手にしておきたい人が多いことがわかります。
コアなファンとしては、DVDパッケージだからこそ
可能な、各種の特典も大きな魅力になるでしょう
し。用意する側は大変ですけど。
一方デジタル配信を望む意見としては、リリース
の早さ、つまり日本でのオンエアからの時間差を
埋められることへの期待があるわけですが、これ
は無料のファンサブというカウンターパートがある
限り、ビジネスとして成り立たせるのは、ずっと難
しいかもしれません。


short_g.gif


続いては、そのDVDリリースにおけるディスク・
パッケージの問題ですね。
2月7日から意見が求められているスレッドは、

「First Releases - Singles or Boxsets」

というもので、アニメDVDはこれまでの単巻リリ
ースを続けていくべきか、それともアメリカのテ
レビシリーズのように、最初からシーズンごとの
BOXセットでリリースすべきか、という調査に
なります。
投票は17日まで可能なので、まだそんなに数は
ありませんが、現時点での結果は――、


short_g.gif


1.「単巻リリースはいらない。予告編やレビュー、
それに合法的に数話がオンライン視聴出来るの
なら、BOXセット丸ごとを買うことになっても大丈
夫」―― 40(22%)

2.「単巻リリースはいらない。アメリカでリリース
される頃には、あるいは全てではなくとも、ほと
んどの内容はファンサブか、RAW(吹替や字幕
がなくても)、日本から輸入したDVDでチェックし
ているだろうから。だから北米版のBOXセットを
買うのに用意は出来ている」―― 37(20%)

3.「単巻リリースはいらない。その作品について
全然知らなくても、予告編やレビューを信頼して
大丈夫だから」―― 22(12%)

4.「単巻リリースはいらない。内容を詳しく知ら
ないままBOXセット丸ごとを買うことになっても
構わない」―― 20(11%)

5.「単巻リリースを続けて欲しい。単巻では買う
けど、BOXセットは買わないから」―― 18(10%)

6.「どうでもいい。手に入るのなら、どちらであろ
うと購入するから」―― 16(9%)

7.「どちらでも、安い方を買う」―― 12 (6%)

8.「単巻リリースを続けて欲しい。発売されたらす
ぐに購入するし、それから後でBOXセットも買う」
―― 6(3%)

9.「単巻リリースを続けて欲しい。発売されたらす
ぐに購入するし、それから後でBOXセットも買う
し、廉価版のthinpackも買うし、再発売されたら
それも買う……」―― 3(1%)

10.「最初の数話だけを単巻リリースして、それから
BOXセット。一度にBOXセットをまとめて購入する
のにはやはり不安がある。だから購入前に、数話
くらいは見ておきたい」―― 2(1%)

11.「1話だけをまず単巻でリリースして、それから
BOXセットで売るのがいい。とりあえず1話くらい
は見てみたいし(かつてADV Filmsがリリースし
ていたAniMiniのような)、それからなら安心して
BOXセットを購入出来る」―― 1(0%)


「単巻リリースを続けて欲しい。単巻でも、BOX
セットであっても買ったりはしないけど、借りたり
レンタルしたりするから」―― 0(%)
「どうでもいい。DVDは買わないけど、ダウンロ
ード購入するから」―― 0(0%)
「どうでもいい。北米版DVDを買ったりはしない
から」―― 0(0%)


short_g.gif


ということです。
最初からBOXセットでの発売を望む声が、やは
り多数派になってきているようですが、これだけ
色々な考えが用意出来るというサンプルとして
も役に立つと思います。
確かに、単巻で購入するより価格が安くなる
BOXセットは、購入派の人にはいいかもしれま
せんが、レンタルで済ます、あるいはレンタル
でしかアニメを見られない人にとっては、リリー
スの形式がBOXセットだけになったら困ります
よね。
宅配レンタル最大手のNetflixなんかだと、
「LOST」「24」が、シーズンごとに6〜7枚組
みのセットでレンタル出来たりするみたいです
から、アニメ作品でもそれが可能ならいいんで
すけど。


もう1つ同スレッド内で行われているのが、
BOXセットの価格設定に対しての意識調査で
ある「Buying Boxsets: Does Price Matter?」
というもので、そちらの結果は、

1.「選べるのなら、単巻よりBOXセットになる
けれど、それは単巻を合計した時より価格が
安くなる場合のみ」―― 115(68%)
2.「選べるのならBOXセット。例え価格が単巻
を合計したのと同じであっても」―― 36(21%)
3.「単巻で買う」―― 11(6%)
4.「わからない」―― 5(2%)
5.「どうでもいい。北米版のアニメDVDは買わない
から」―― 0(0%)

になります。まあ、安い方がいいに決まってい
ますけれど、単巻版にはついていた特典とかが
外されると、また考えるところでしょう。
耳にしたひとつの意見としては、BOXセットは
あくまで低価格で勝負して、逆に単巻リリース
は、「涼宮ハルヒの憂鬱」くらいの豪華な特典
満載の、超コアなファン向けに特化するのはど
うか、というものもありました。
結局は、お金を払うファンが満足するものを提
供しなければならないわけですから、上手い落
としどころが見つかって欲しいものです。


posted by mikikazu at 02:46 | TrackBack(0) | 海外情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月07日

Dub Reviewメンバーによる、2007年度アニメ英語吹替トップ5


お馴染みですが、北米でリリース・放送されて
いるアニメの英語吹替トラックの情報専門サイト
Dub Reviewが基本隔週で配信しているポッド
キャストVoxCastの、2月4日に配信開始された
最新エピソード第40回は、2007年度の北米英
語吹替シーンをざっと振り返るものでした。
前半は、各アニメ販売・流通会社と収録スタジ
オの評価で、後半には、メンバー3人それぞれ
による、英語吹替トップ5作品のチョイスが紹介
されました。
これらの評価だけでなく、他の方々からの意見
も広く求めた、総合ベスト10的なものもいずれ
発表されるそうですが、今日のところは個人の
チョイスのみです。
語っていった順に、各人のベスト5作品を並べ
ていきますね。タイトルからのリンクは北米公
式サイトで、トレーラーなどがあれば、英語吹
替の雰囲気もチェックできると思います。


short_g.gif


Nathan Thorellさん(ノースダコタ州)のトップ5

1.「BECK」
2.「パラダイス・キス」
3.「Ergo Proxy」
4.「君が望む永遠」
5.「BLACK CAT」


Dale Abersoldさん(ワシントン州)のトップ5

1.「フルメタル パニック!The Second Raid」
2.「スクールランブル」
3.「Ergo Proxy」
4.「火の鳥」(公式サイトなし・リリースは
   Media Blastersから)
5.「BECK」


Mark Abersoldさん(Dub Review編集長 
ワシントン州シアトル)のトップ5

1.「Ergo Proxy」
2.「BECK」
3.「Hellsing Ultimate」
4.「練馬大根ブラザーズ」(公式サイトは現在閲覧
  不可。リリースはADv Filmsから)
5.「Black Lagoon」


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という結果ですね。
好みも当然あるのか、かなり会社が偏っていて、
Media Blastersの「火の鳥」、ADV Filmsの
「練馬大根ブラザーズ」を除くと、

FUNimation――「BECK」「君が望む永遠」「Black
Cat」「フルメタル パニック!The Second Raid」
(吹替制作はADV Studios)「スクールランブル」

ジェネオンUSA――「パラダイス・キス」「Ergo
Proxy」「Hellsing Ultimate」「Black Lagoon」

の2社がほとんどを占めています。
BANDAI ENTERTAINMENTやVIZ Mediaの
作品は上位には入ってこなかったようですね。
ジェネオンUSAの作品は、評価もセールスも高
かった作品があった一方で、「かりん」「ジパング」
など、シンガポールのOdex社に発注して、芳し
くない反応だった作品もありました。


また、吹替制作スタジオ別に分けてみると、

FUNimation Studios(テキサス州フォートワース。
FUNimationの自社制作ということ)
「BECK」
「君が望む永遠」
「スクールランブル」

New Generation Pictures(カリフォルニア州
ビバリーヒルズ)
「Ergo Proxy」「Hellsing Ultimate」

Bang Zoom! Entertainment(カリフォルニア州
バーバンク)
「パラダイス・キス」

NYAV Post(ニューヨーク州ニューヨーク)
「火の鳥」

The Ocean Group(カナダ・バンクーバー)
「Black Lagoon」

ADV Studios(テキサス州ヒューストン)
「フルメタル パニック!The Second Raid」
「練馬大根ブラザーズ」

という風に、逆に北米各地に散るのが興味深い
ですね。特に評価の高かったNew Generation
Picturesは、アニメ業界の不況を受けて、現在
はもうアニメ英語吹替を請負うことが出来ないこ
とを、Dub Reviewのメンバーは残念がってい
ました。
また、「BECK」「練馬大根ブラザーズ」は、
ロック・バンド物語にミュージカルという、歌を
主体にした難しい吹替に挑戦し、良い出来栄え
であったことを評価されていました。
あ、歌といえば「涼宮ハルヒの憂鬱」なんかも、
ランクインはしていませんが、ずっと褒められ
ていましたし、総合トップ10には入ってくるとは
思いますので、発表されたらまた紹介しますね。


posted by mikikazu at 07:59 | TrackBack(0) | 海外情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月06日

Anime News Networkによる、「ジェネオンUSA作品とファンサブ」についてのファン意識調査


北米のアニメ・マンガ情報サイトAnime News
Network
が1月31日から募集していた、ファン
の意識調査の結果が発表されていました。
「Geneon Titles and Fansubs」と題された
今回の調査の主旨は、昨年発表された、ジェネ
オンUSAの北米市場からのアニメDVD販売撤
退により、宙に浮いてしまったタイトルへの対応
の選択から、主にファンサブに対する、現在の北
米のファンの意識を探ろう、というものですね。


残念ながら、調査に応じたファンの数、それぞれ
の回答数は示されていないのですが、過去に行
われたファンサブ関係の調査(2003年11月28日
2005年9月20日2006年1月6日)では、3000
〜7000人からの回答が得られていますので、
今回も数千人規模だと想像していいでしょう。
人数の詳細がわからないので、今回は回答者
が全ての質問に答えてくれたと仮定して、示さ
れたグラフの長さを実測し、回答の割合をパー
センテージ表記してみます。なので、ある程度
の細かい誤差はあるとご了承ください。


short_g.gif


Q1.「一般に、既に北米でライセンス契約さ
 れているエピソードをダウンロードしても構
 わないか?」


1.「絶対にダメ」……32.6%
2.「ファンサブはいつでもオーケー」……20.6%
3.「作品第1巻の発売日が発表されるまでは構わ
 ない」……18.6%
4.「作品第1巻が発売されるまでは構わない」
 ……12.3%
5.「そのエピソードを収録した巻が発売されるま
 では構わない」……11%
6.「そのエピソードを収録した巻の発売日が発表
 されるまでは構わない」……4.6%


Q2「発売がキャンセルされたエピソードは、
 ダウンロードしても構わないか?」

1.「はい」……82.7%
2.「いいえ」……17.3%


Q3.「残りの巻の発売がキャンセルされたなら、
 DVDで発売されているそれまでのエピソード
 もダウンロードして構わないか?(例・「ひぐら
 しのなく頃に」第3巻の発売はキャンセルされ
 たが、オンラインで購入出来るとしても、第1
 &2巻収録のエピソードをダウンロードしても
 いい?)」


1.「いいえ」……54.9%
2.「はい」……45.1%


Q4.「テレビで視聴可能なエピソードをダウン
  ロードしてもいいか?」


1.「いいえ」……44.5%
2.「はい。ただし、テレビでそのエピソードを
 視聴してからなら。そうすれば、スポンサー
 料の元である広告を見ることによって、経済
 サイクルに貢献出来ているから」……27.9%
3.「はい」……27.6%


Q5.「リリースがストップされてから、ジェネオン
 USA作品のファンサブをダウンロードしたことが
 あるか?」


1.「いいえ」……66.4%
2.「はい」……33.6%


Q6.「既にダウンロードしたそのエピソードが、
  ジェネオンUSAあるいは他社からいずれリリー
 スされたら、DVDを購入するか?」


1.「リリースがストップしてからは、ジェネオンUSA
 の作品はどれもダウンロードしていない」……35.5%
2.「全て購入する」……34.9%
3.「いくつかは」……24.8%
4.「購入しない」……4.6%


Q7.「シリーズを完結させずにDVDの発売をキャン
 セルしてしまったジェネオンUSAと電通に対して、
 どれだけ怒っているか?」


1.「ちょっと困惑している」……43%
2.「かなり怒っている」……24.5%
3.「責任者を殺してやりたい」……17.2%
4.「特に怒ってはいない」……9.2%
5.「そんなに怒ってはいない」……5.9%


Q8.「キャンセルが発表される前には、何枚の
 ジェネオンUSA作品を購入する予定だった
 か?」


1.「2枚」……26.3%
2.「0枚」……22.6%
3.「1枚」……18%
4.「4枚以上」……17.3%
5.「3枚」……15.6%


Q9.「ジェネオンUSAのほぼ撤退と、作品リリース
 の打ち切りは、残りのアニメ業界に対するあな
 たの信頼度に影響を与えたか?」


1.「たぶん少しは。でも、自分のアニメ視聴・購入癖
 に影響はない」……34.9%
2.「大しては。ただ、アニメ会社を支える重要性を知
 らしめたとは思う」……19.4%
3.「はい。影響はある」……18.7%
4.「影響はある。リリースされる単巻ごとに購入する
 のをやめて、少なくとも全巻がリリースされるのを
 待つようになった(ジェネオンUSAの撤退に理由の
 一部は少なくともある)」……13.9%
5.「いいえ」……9.7%
6.「影響はある。アニメを買うのはもうやめて、ファン
 サブのみで見るようになった(ジェネオンUSAの撤退
 に理由の一部は少なくともある)」……2.5%
7.「影響はある。アニメファンをやめてしまった(ジェネ
 オンUSAの撤退に理由の一部は少なくともある)」
 ……0.6%


short_g.gif
 

という感じになっています。
結果をどう読まれるでしょうか。
個人的には、「どこまで許されるか」というファ
ンサブ正当化議論が、もはや無意味なもので
しかないとは思っています。


posted by mikikazu at 10:22 | TrackBack(0) | 海外情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月05日

英語版「天元突破グレンラガン」のシモンは、「シモン」か「サイモン」か


アニメの英語吹替にもっと詳しい方にとっては、
よくある種類の話だと思うので、ちょっと恐縮
なんですけど。
北米発のポッドキャストをいくつか聞いていて
気づくのが、多くの人が、「天元突破グレンラガ
ン」(公式サイト)の主人公・シモンのことを、「サ
イモン」と呼んでいることだったりします。
これは、「シモン」と呼ぶことを知らないのでは
なくて、Anime World Orderのクラリッサさん
などは、「サイモン、日本語での発音をそのまま
用いれば、シモン」という感じで紹介していまし
たし、意識的な呼び方だろうとは思います。
まあ、日本語がわからなくても、さすがに主人
公の名前の発音くらいはわかるでしょうから。


これは、公式サイトでも確認出来る、名前の綴り
「Simon」を、一般的な英語読みをすると、「サイ
モン」になるから、でいいでしょうか。「シモン」だ
と聖書にも出てくる聖人の名前だから云々、とい
う話になると、僕にはわかりませんけれど。
ともあれ、そうするとドイツ版では「ジーモン」に
なります?
一般的もなにも、人の名前なんだし、オリジナル
がそうなんだから、シモンはシモンでいいじゃな
いか、という意見も当然あると思います。
シモンがサイモンになってしまう理由を想像する
と、この「グレンラガン」の作品世界が、本来は
日本語を共通語としていない世界だから、とは
考えられるかもしれません。
つまり、作品世界の中で用いられている筈の言
語が日本語ではないのだから、日本語での台詞
は、作品として伝えるための、あくまで「吹替」に
過ぎないし、「シモン」も便宜上の発音でしかない。
「Simon」という綴りは公式に確定しているのだ
から、英語で台詞を解釈する場合に、より英語と
して一般的な発音である、「サイモン」としても
構わないのでは、という考えですね。


これが、「機動戦士ガンダムSEED」のように、
ディスプレイ表示や手紙などで、作中で用いられ
ているメインの言語が英語だとはっきり示されて
いれば、英語吹替において、キャラクターの名前
がより英語的発音に置き換えられることは、おそ
らく妥当な処置です。
例えばアスラン−Athrunにしても、「th」の部分
は日本語の「ス」ではなく、日本人には発音しづ
らい[θ]を用いた発音の方が、作品内現実に近
いのでしょう。
でも、だからといって、「ス」を用いた日本版での
アスランの発音が「間違っている」というわけでは
なく、そもそも[θ]の発音を持ち合わせていない、
日本語圏向けの作品パッケージなのだから、それ
はそれでいいのです。


で、「グレンラガン」の場合、Simonを「シモン」
と呼ぶべきか、「サイモン」と呼ぶべきか、どちら
が作中設定的に正しいのかというのは、よくわか
りません。僕が視聴したのは第1話だけなので、
作品世界内での使用言語を特定出来るだけの
情報はないですし、そもそも遥かな未来のお話
なのですから、現代の知識でそういうことを考
えること自体に、あまり意味はないと思います。
なので、英語版「グレンラガン」で「シモン」にな
るのか、「サイモン」になるのかは、クリエイター
であるガイナックスの判断による、でいいと思い
ます。
現実のところは、その英語版「グレンラガン」の
北米での発売自体が、宙に浮いていたりもする
(かもしれない)のですが……。


short_g.gif


★「Yes!プリキュア5」視聴終了、お疲れさまで
した♪ こちらはもう少し時間がかかりそうです
が、気にせず次の視聴に進めていってください。
「ARIA The ORIGINATION」は……、録画は
続けていますけれど、正直、原作を読み終えてか
らの方がいいかな、とも考えています。物語の最
後まで描くとするなら、その感動はやはり、原作
の方で味わいたいですから。あ、第4話はネット
全般で評価が高かったようですね。それだけでも
見てみようかなです……。こちらでの放送は、もう
少し先ですけど。

posted by mikikazu at 07:53 | 海外情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月04日

FUNimationのCEO、Gen Fukunaga氏インタビュー at ポッドキャストAnime Today


オンラインストアRight Stufが隔週で配信して
いるポッドキャストAnime Todayの最新エピ
ソード第59回
のゲストは、北米のアニメDVD
市場でトップのシェアを誇る、アニメ流通・販売
企業FUNimation(公式サイト)の創設者、そし
て現CEO(最高経営責任者)である、Gen
Fukunaga氏でした。
3部(PART1:8分14秒〜22分25秒 PART2:
36分30秒〜53分35秒 PART3:1時間6分8秒
〜1時間22分50秒)に分けられたインタビューは、
45分間という、コンベンションでのパネル1回分
くらいのボリュームで、様々なお話が聞けます。
(Fukunaga氏への最近のインタビューだと、
ICv2が1月21日に掲載した記事もありますの
で、そちらもご参考ください)


Fukunaga氏の叔父(伯父)は、東映の特撮作品
「超電子バイオマン」「電撃戦隊チェンジマン」
の監督、「仮面ライダーBLACK」「特捜ロボ・ジ
ャンパーソン」などでプロデューサーを担当して
いた堀長文氏で、Fukunaga氏がFUNimation
を立ち上げた時に、東映側との交渉の橋渡しを
務め、今日にいたるFUNimationの最重要タイ
トルである「ドラゴンボールZ」を獲得するのを助
けてくれた、というのは有名な話で、ここでも
あらためて語られています。


short_g.gif


ICv2でのインタビューと同様に、Fukunaga氏が
現在の北米アニメ市場での大きな問題点として
強調していたのが、日米でのリリースの時間差
と、その結果としての、ファンサブなどの海賊行
為(違法視聴行為)でした。
海賊行為に悩まされているのはハリウッド映画
も同じですが、ハリウッド映画との違いについて、
「『スパイダーマン』なら劇場で公開される9ヵ月
も前に、ネット上でクオリティの高い映像が流さ
れたりすることはない。けれど、アニメではそれ
が起きてしまう」という風に語っています。


そういう状況が起きてしまう、日米でのリリース
時間差をどう埋めていくかが、最大の鍵である
というFukunaga氏の発言に対して、Anime
Today側は、「放送前に北米でのライセンス契約
をすることは出来ないのか」と問います。
「それはリスクが高過ぎる」というのが、Fukunaga
氏の答えでした。実際に作品が最後まで制作・
放送されてみないと、日本で人気が出るのかど
うかわからないし、またその出来も確認出来ない。
そういった結果を確認しない内に、契約をしてし
まうのは、ビジネスとして危うい、という判断ですね。
アメリカ側の意見もかなり含まれていくだろう、
共同制作という形を取ればまた別でしょうけれ
ど、その場合だと必要なお金の桁も違ってくる
でしょうし。


そういう見方をしていると、日本での人気がア
メリカでそのまま通用するとは限らない、日本
で不人気でも、アメリカで成功するかもしれな
い作品を見過ごしてしまうのではないか、とい
うさらなる問いには、「それはレアなケースだ
から」とも答えます。
日本で成功して、アメリカでも成功する作品の
方の割合の方が、比較するとずっと高いので、
あえて不人気の作品を選んでギャンブルに出
る必要はない、とのことですね。
ちなみに、日本であまり人気が出ずに、アメリ
カで意外に受けていた最近の作品というと――、
「ノエイン もうひとりの君へ」が思いつくでしょう
か。日本でのDVDのセールスは散々だったと
聞きますが、定期的に調べている向こうのオン
ラインストアの売り上げランキングではそれなり
にランクインしていて、驚いている人が多かった
印象があります。


ファンからの要望も多く、今後の大きなトレンド
になっていくかもしれない、単巻ではなく、
BOXセットオンリーでのDVD発売については、
Fukunaga氏も、DVDを単巻で律儀に購入し
てくれる北米のアニメファンが、もはや少数派
になりつつある現実を認めていました。
単巻リリース終了後、ほとんど間を置かず、
当座の利益目当てか、すぐにBOXセットをリリ
ースしてしまう同業他社に、名前を出さずちら
りと苦言を呈してもいましたが……。


FUNimationも、いずれそういう方向に進みたい
のだけれども、複数の日本の権利者は、北米でも
最初からのBOXセット発売を認めない契約を求め
ていて、北米の現状がわかっていないのか、それ
とも単に興味がないのか……と嘆息していました。
その理由は、Fukunaga氏によればもちろん日本
への逆輸入を恐れているから、になりますけど、
日米でのリージョン差がなくなる次世代DVDだと、
この種の問題はさらに難しくなっていくでしょうね。


posted by mikikazu at 10:34 | 海外情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月03日

英語版「BLACK BLOOD BROTHERS」第1話、視聴出来ます。


恒例ですけれど、IGN.comが2月1日から、英語
版「BLACK BLOOD BROTHERS」の第1話「Bad
Tidings」(オリジナル題「黒き血の兄弟」)を無料
公開中で、日本からも視聴出来ます。

「IGN: Black Blood Bros Episode One」

スクロール・ダウンして、回線速度に合わせて
「PLAY NOW」か「PLAY HI-RES」のどちらか
をクリックすると、再生が始まります。「HI-RES」
だと画面は大きいですが、最初にちょっとだけ
CMがつきます。
今回は、うちの記事内にも↓に映像を置いてみ
ましたので、そちらでもご覧になれます。
1週間程度の限定公開の筈なので、興味のあ
る方はお早めに。
過去にこの枠では最近だと、「ああっ女神さまっ
それぞれの翼」「ニニンがシノブ伝」「RAGNAROK
THE ANIMATION」の英語版第1話を無料公
開してくれていますが、公式に英語版の雰囲気
がはやく確認出来るということで、ありがたいで
すね。
他にも、無料公開してくれるサイトはありますけ
れど、多くがアメリカ・カナダ以外からのアクセス
は出来なかったりしますから。


北米版「BLACK BLOOD BROTHERS」のリリ
ースはFUNimation(公式サイト)からで、第1〜
4話を収録したDVD第1巻の発売日は2月26日
になります。
また、FUNimationの「download-to-own」
サービス
では、そのDVDリリースに先駆けて、
1月下旬より既に「BLACK BLOOD BROTHERS」
全12話のダウンロード販売も開始しています。
販売されるのは日本語音声・英語字幕のバージ
ョンのみで、価格は1話1.99ドルです。こちらは
日本からの購入は無理ですね。
DVDの発売よりも早く、ダウンロード販売を展開
するのは、昨年の「DEATH NOTE」に続くもので
すが、今年はこういった販売手法が軌道にのって
いくでしょうか。
北米のアニメ市場において、ファンサブと並んで
障害とされる流通の手間や経費も、ダウンロード
販売なら関係ないわけですし。
お金を出してもアニメを見たいという人の中に、
物理メディアをやはり手にしたいと考える人がど
れだけいるのか、それとも、手早いダウンロード
販売の方が受け入れられるのか(僕なんかは後
者です。作品にもよりますけど)、色々と注目です
ね。






posted by mikikazu at 09:24 | 海外情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月02日

菊地秀行さんの「明治ドラキュラ伝」英語版タイトルについてのトリビア


以前にもお伝えしましたけれど、現在の北米で、
最も売れている日本人エンターテインメント小説
家が、菊地秀行さんになるだろうと思います。
2005年5月から、菊地さんの代表作「吸血鬼ハ
ンターD」シリーズを翻訳出版しているDark
Horse Comics
によれば、第9巻「D−薔薇姫」
が出版された(日本での刊行第9巻「D−昏い
夜想曲」と順番が入れ替わっています)2007年
時点で、その出版部数は10万部に達し、各巻ご
との売り上げも2万部に届く勢いとか。


今年はその勢いを受けて、「D」だけでなく、他の
菊地さんの作品も次々北米で翻訳出版される予
定が組まれており、「D」の新刊とも合わせて並
べると、


1月29日
「Dark Wars The Tale of Meiji Dracula」
(明治ドラキュラ伝〈1〉妖魔、帝都に現る)
 出版社Del Rey紹介ページ

3月26日
「Vampire Hunter D Volume 10: Dark Nocturne」
(D−昏い夜想曲)
 出版社Dark Horse Comics紹介ページ

6月25日
「A Wind Named Amnesia/Invader Summer」
 (風の名はアムネジアとインベーダー・サマー
 の合本)
 出版社Dark Horse Comics紹介ページ

10月
「Wicked City Vol. 1」
(妖獣都市第1巻)
 Seven Seasが2007年7月のアニメエキスポ
 で翻訳権取得を発表。実写版の企画も進行中。
 Seven Seasの発売予定作品リスト


などが現在確認出来ます。
20年遅れですが、北米でもかつての日本のような、
菊地作品ブームが起きたりするでしょうか。
菊地さんは、「ライトノベル」という言葉が出来る
前から活動されている作家さんですし、この菊地さ
んの人気が、マンガに続いて北米へ進出しようとし
ている、現在のライトノベル作品群に与える影響と
いうと、よくわかりませんけど。


short_g.gif


これらの菊地作品から、数日前に発売開始され
たばかりの「明治ドラキュラ伝」について、出版社
Del Reyのアソシエイト・パブリッシャーである
Dallas Middaughさんが、Del Reyのブログ
1月30日付け記事
で、ちょっとした裏話を披露
してくれていました。


裏話の内容は、「明治ドラキュラ伝」の英語版タ
イトルをどうするか、というもの。
日本人ならおそらく誰でも、「明治」とタイトルにつ
けば、「明治時代のお話なんだろう」とわかりま
すよね。でも、アメリカにおいては多分無理です。
Dallasさん自身も、Wikipediaで調べるまでは
わからなかったそうですから。
なのでDel Reyの編集部では、アメリカで出版す
るのにふさわしいタイトルについて、色々と考える
ことになります。


まず、Del Reyのマーケティング・マネージャーで
ある Ali Kokmen氏(かつてCPMでもマンガ部門
を担当)からのアイディアとして伝わってきたのが、

「Dracula-san!」(ドラキュラさん!)

というもの。
Dallasさんが直接Kokmen氏に確認してみると、
最後の「!」がとにかく大事なんだとか。
……すみませんKokmen氏、僕にはよくわかりま
せんです。
あれですか、Del Reyで一番の売れ筋マンガであ
る「Negima!」(魔法先生ネギま!)とか、ADV
Mangaで唯一の売れ筋である「Yotsuba&!」
(よつばと!)みたいに、最後に「!」をつければヒット
する、という考えでしょうか。むむ。


当然のことながら、その案は速攻却下されたら
しく(笑)、やがてDallasさんは、吸血鬼の戦いと
いうことで「Blood Wars」というタイトルを思い
つき、日本の出版社である講談社を通して、作者
の菊地さんにお伺いを立てます。
残念ながら菊地さんは、「Blood Wars」を気に
入らなかったそうなんですが、代わりにと菊地さん
から伝えられたタイトルが「Dark Wars」です。
英語版の表紙にもマッチするということで、それ
で決定となりました。


この経緯でわかるのは、アメリカ側の出版社がちゃ
んと筋を通して、タイトルの変更・追加についても、
作者の菊地さんに連絡をしてくれている、というこ
とですね。そういう契約なのかもしれませんが。
日本製のアニメ・マンガが海外で販売される時に、
勝手にとんでもない題になっている、というよう
なことがよくありましたが、菊地さんの小説につ
いては、その辺の管理がしっかりしているようで、
とても安心しました。
菊地さんの小説のタイトルは、色々と翻訳が難し
そうなものも多いですけれど、こうやって、作者
ご本人と連絡を取っての承認を経ていくのなら、
お墨付きということで大丈夫というか、逆に楽し
みになっていきそうです。


それにしても。
もし、「Dracula-san!」(ドラキュラさん!)の案
が採用されてしまって、しかもそれがヒットして、
以降の菊地作品は全てそのスタイルで行くこと
になったりしてたら、「魔界医師メフィスト」とか
「魔界都市ブルース」なんかの人気シリーズも、

「Mephisto-san!(メフィストさん!)」
「Setsura-san!(せつらさん!)」


とかにされてしまってたんでしょうか(笑)。
「トレジャー・ハンター」シリーズは「Dai-chan!
(大ちゃん!)」




posted by mikikazu at 08:41 | 海外情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月01日

北米オンラインストアでの、アニメDVD売り上げ・予約ランキング(1月下旬編)

Seven Seasの非日本人作家さんによるマンガ
作品は、売り上げランキングなどでほとんど見か
けることがありませんでしたから、「かしまし」や
「ストロベリー・パニック」が好調なのは、出版社
としてはよいことなのでしょうね。
手に入らないのは、想定していたよりも売り上げ
が良くて、初刷分が早々に品切れてしまったから
です?


short_g.gif


というわけで恒例の、北米の各オンラインスト
アでの、アニメDVD売り上げ・予約ランキング
1月下旬分です。


short_g.gif


アニメ専門ストア

AnimeNation
(1月21〜1月27日)

予約含む総合ランキング
1.「星方武侠アウトロースター Complete Collection」
2.「スレイヤーズNEXT Box Set」
3.「機動戦艦ナデシコ Perfect DVD Collection」
4.「クロノクルセイド Complete Collection」
5.「スクラップド・プリンセス Complete Collection」


Right Stuf International
先週のTOP10ランキング(予約含む)

1.「この醜くも美しい世界」第2巻
2.「この醜くも美しい世界」第1巻
3.「この醜くも美しい世界」第3巻
4.「魔探偵ロキRAGNAROK」第7巻
5.「魔探偵ロキRAGNAROK」第6巻
6.「魔探偵ロキRAGNAROK」第5巻
7.「魔探偵ロキRAGNAROK」第4巻
8.「魔探偵ロキRAGNAROK」第3巻
9.「魔探偵ロキRAGNAROK」第2巻
10.「MADLAX」第4巻


The Anime Corner Store
(予約含む)

売り上げランキングは前回と同じなので、
予約ランキングのみ

1.「Appleseed: Ex Machina」
2.「xxxHolic」第1巻
3.「Blood + シーズン1 Boxed Set」
4.「秒速5センチメートル」
5.「Kite: Liberator」
6.「シャッフル!」第1巻


Anime Castle
(予約含む)

1.「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」第12巻通常版
2.「デビルメイクライ」第1巻
3.「舞-乙HiME」第4巻
4.「.hack//Roots」第6巻
5.「エウレカセブン」第11巻


Anime One Stop

売り上げランキングは前回と同じなので、
予約ランキングのみ

1.「ウィッチブレイド」第4巻
2.「カウボーイビバップ Remix: Complete
  Collection」
3.「NARUTO Uncut - Box Set」第6巻
4.「DEATH NOTE」第3巻
5.「特公 The Complete Series」
6.「ふたりエッチ」第2巻
7.「ゼーガペイン」第3巻
8.「ノエイン もうひとりの君へ The Complete
  Series」
9.「.hack//Roots」第6巻
10.「こみっくパーティーRevolution Complete
  Collection 」


short_g.gif


一般DVDストアのANIMEコーナー

DVD Empire

売り上げランキング
1.「エウレカセブン」第11巻
2.「ウィッチブレイド」第4巻
3.「獣兵衛忍風帖『龍宝玉篇』」
4.「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」第12巻通常版
5.「ああっ女神さまっ それぞれの翼」第5巻
6.「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」第3巻
7.「特公 The Complete Series」
8.「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」第4巻
9.「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」第5巻
10.「花右京メイド隊 La Verite The Complete
  Box Set」

予約ランキング
1.「Appleseed: Ex Machina」特別版
2.「Bleach」第9巻
3.「マジカノ」第2巻
4.「火の鳥」第3巻
5.「ストロベリー・パニック」第1巻
6.「デビルマン」
7.「エウレカセブン」第12巻特別版
8.「N・H・Kにようこそ」第3巻
9.「Kanon」第2巻通常版
10.「Kanon」第2巻コレクターズ・ボックス


Video Universe

1.「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」第12巻通常版
2.「Bleach」第8巻
3.「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」第12巻限定版
4.「エウレカセブン」第11巻
5.「FLCLフリクリ The Ultimate Edition」
6.「舞-乙HiME」第4巻
7.「ああっ女神さまっ それぞれの翼」第5巻
8.「幽遊白書 Eight Finalists: Episodes 99-112」
9.「機動戦士ガンダムSEED Collection 1」
10.「ドラゴンボールZ Season 2」


short_g.gif


という感じですね。
Right Stufは例によって、指定された(全てでは
ありません)ADV FilmsのDVDが10枚で50ドル、
25枚で100ドル、つまり1枚が5ドルと4ドルにな
るセールを行っていて、その中では特に「この醜
くも美しい世界」と「魔探偵ロキRAGNAROK」に
人気があるようです。
発売はもう少し先ですけど(3月11日)、前作が北
米で30万枚以上を売り上げた「Appleseed: Ex
Machina」の動向も楽しみです。


こういう風に各ストアのランキングを毎回調べて
いると、やはり全体での売り上げ枚数についても
知りたいのですが、その情報については、ほとん
ど表には流れてきません。
だから、こういった個別のランキングや、コンベン
ションのパネルやポッドキャストでの、業界関係
者の発言などから、売り上げの状況を想像する
のが精一杯です。ストアのランキングでは上位で
も、ライセンス料などの経費がかかり過ぎて、ビジ
ネスとしては黒字に届かない、という作品もあっ
たりしますし。
また、「ヒカルの碁」(VIZ Media)、「こどものお
もちゃ」(FUNimation)、「勇者王ガオガイガー」
(Media Blasters)のように、シリーズの半ばで、
単品DVDのリリースが打ち切られてしまうような
作品も、それまでのセールスが芳しくなかったの
だろうとは想像出来ますよね。


素人のレベルでは色々と難しいですけど、やっぱ
り、きちんとお金を出して買ってくれている人達の
反応を、正しいアニメファンの人気傾向とすべき
だとは思いますので、今後も出来る範囲で頑張っ
ていきたいです。


posted by mikikazu at 08:17 | 海外情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月31日

北米版「true tears」「シゴフミ」DVDの発売戦略について

あ、うちの方でも、件の大騒ぎについては、公式
発表があるまで静観ですね。来週末の某コンベ
ンションへの、MG氏のゲスト参加がキャンセル
されなければ、何がしかのコメントは出ると思い
ます。


short_g.gif


こういう時に、いいタイミングなのか悪いタイミン
グなのかという感じですが、バンダイビジュアル
USA(公式サイト)が、日本でも今月から放送が
始まったばかりの新作テレビアニメである、
「true tears」と「シゴフミ」の、北米でのDVD発
売について、プレスリリース(pdfファイル)を1月
30日付けで発表しています(via AnimeOnDVD)。


「true tears」
日本公式サイト
北米公式サイト

「シゴフミ」
日本公式サイト
北米公式サイト


「true tears」「シゴフミ」共に、日本での放送開
始日は2008年1月5日で、それから1ヵ月以内
に北米でのライセンスが発表されるのは、異例
の早さです。
それぞれの、日本でのDVD第1巻の発売日は3
月25日、北米での発売日はそれから2ヵ月後の、
「シゴフミ」は5月13日、「true tears」は5月27
日、という予定になっています。北米版には、他
のBVUSA商品と同様に、どちらにも英語吹替ト
ラックは収録されません。


ただし、放送中にライセンスが発表されたからと
いって、「ライセンスされたらファンサブの制作を
停止する」という良心的(?)な対応を、全てのフ
ァンサブ制作グループに望むのは、もはや無理
なのが現状だとも思います。
事実、昨年ADV Filmsからリリースされた「シェ
ヴァリエ」も、日本での放送中に北米でのライセン
ス取得が発表されましたが、ファンサブは最終話
まで流され続け、「リリースを早める努力をしたに
もかかわらず、期待したほどのセールスを得られ
なかった」とADVの人が語っていた理由のひとつ
になっていたと思います。
「ファンサブを止めてもらえるという期待もあった」
とは、そう言ってしまうと、ライセンス発表までの
ファンサブ制作を公式に認めてしまうことにもなり
ますから、決して口にはしていませんでしたが。
北米版DVD自体の評価は、Steven Foster氏
がADRディレクターを務めた英語吹替トラックを
含めて、とても高かったのですけれど……。辛口
で知られており、Foster氏のこれまでの仕事を嫌
っていた、Anime World Orderのメンバーです
ら、高く評価していましたから。


北米版「true tears」「シゴフミ」のリリースで
注目を集めているのは、その時期と合わせて、
BVUSAならではの価格設定ですね。
両作品とも、基本的にDVD一枚に2話収録され
た7枚シリーズで、「true tears」は第1巻が、
「シゴフミ」は最終巻が、1話のみ収録ということ
になります。おそらく、日本版と同じパッケージ
構成だと思います。
価格の方は、1話収録ディスクが29.99ドル、
2話収録が39.99ドルで、全巻揃えると約270
ドルという計算になりますね。
日本版DVDは、1話収録の「true tears」第1巻
が3990円、2話収録の「シゴフミ」第1巻が
5250円ですか。レートにもよりますけど、日米
でかなり近い価格です。
リリースの早さには喜びつつも、この高過ぎる
価格設定には、さすがに困っているファンの方
が圧倒的なように見受けられます。


北米でのアニメDVDリリースの主流は、英語吹
替ありの4〜5話収録で20〜30ドルという価格
設定ですから、英語吹替なしの半分のエピソー
ド数で倍の価格、さらに今は流通会社との契約
もなく、ショップの店頭にも置いてもらえない中で
の、BVUSAの強気の戦略は、相変わらずと言っ
てしまえばそうなんですけど、ホントにどこまで
やれるのかな、と不思議に思ってしまいます。
BVUSAはかねてより、日米でのDVDリリース時
期を近づけることを目標として掲げていましたか
ら、それは達成しつつあるわけですが……。



posted by mikikazu at 08:15 | 海外情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月30日

北米オンラインストアでの、マンガ売り上げランキング(1月下旬編)


まだ全て聞き終えたわけではありませんが、
いま楽しみに聞いているのが、ポッドキャスト
Destroy All Podcasts DXによる、「北斗の
拳」特集(第40回・1月28日配信)だったりします。
1時間半を費やして、アニメ版「北斗の拳」をひ
たすらに語っていくというもので、今は40分を経
過して、やっとレイvsユダ戦の辺りです。
「北斗の拳」シリーズのエキスパートである、
Anime World OrderのDarylさんがゲストで
参加しており、いつものように(笑)他人のポッド
キャストだからと遠慮する様子もなく、らしさを
全開で熱く語ってくれています。


面白いのは、Destroy All Podcasts DX側の
ホストの1人であるJeremyさんが、「北斗の拳」
についてほとんど何も知らないということで、
初めて「北斗の拳」のキャラ・設定・ストーリーを
知った人の驚きがたくさん楽しめることですね。
「Are you serious?」
「Are you kidding me?」
を数分ごとに連発してて、まあ、特に初期は
奇天烈な描写が多かったアニメ版ですから、
基本は格闘技の話なのに、いきなり「南斗人間
砲弾」とか「南斗列車砲」とか、「戦車と拳法で
戦って勝つ。戦車は爆発」とか言われても、訳わ
かりませんよね(笑)。
しかも大真面目ぶって、「いや、これは習得する
のがとても難しい技なんだ!」と語ってみせるDaryl
さんも素敵です。すっごく続きも楽しみですね。


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では本題。
北米オンラインストアにおけるマンガ作品の売り
上げランキング1月下旬分ですね。
以下、各ストアのトップセラー・リストになります。


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・アメリカAmazon

1.「Bleach」第22巻
2.「Warriors: Warrior's Refuge」
3.「DARK HUNGER」
4.「桜蘭高校ホスト部」第10巻
5.「DEATH NOTE」第2巻
6.「無限の住人」第18巻
7.「DEATH NOTE」第3巻
8.「DEATH NOTE」第1巻
9.「絶対彼氏」第5巻
10.「Let's Find Pokemon! Special Complete
 Edition: Find Pokemon SP ED」


・Barnes & Noble

1.「The Lost Warrior (Warriors)」
2.「DARK HUNGER」(Christine Feehan)
3.「NARUTO」第27巻
4.「NARUTO」第26巻
5.「NARUTO」第25巻
6.「フルーツバスケット」第18巻
7.「ヴァンパイア騎士」第3巻
8.「NARUTO」第24巻
9.「フルーツバスケット」第17巻
10.「NARUTO」第22巻


・Books-A-Million

・前回と同じデータなので略

・Chapters Indigo
(カナダ)

1.「DEATH NOTE」第2巻
2.「DEATH NOTE」第1巻
3.「桜蘭高校ホスト部」第10巻
4.「DEATH NOTE」第3巻
5.「スキップ・ビート!」第10巻
6.「DEATH NOTE」第4巻
7.「S・A(スペシャル・エー)」第2巻
8.「DEATH NOTE」第7巻
9.「DEATH NOTE」第5巻
10.「DEATH NOTE」第6巻


・AnimeNation

1.メガミマガジン2008年2月号
2.ニュータイプ2008年2月号
3.「フルーツバスケット」第6巻
4.「ベルセルク」第21巻
5.「ストロベリー・パニック!」第1巻


・Right Stuf

1.「ベルセルク」第23巻
2.「ベルセルク」第22巻
3.「ベルセルク」第21巻
4.「ガンスミスキャッツ・バースト」第3巻
5.「ああっ女神さまっ」第29巻
6.「トライガンマキシマム」第12巻
7.「ああっ女神さまっ」第9巻(2ndエディション)
8.「ああっ女神さまっ」第8巻(2ndエディション)
9.「Gantz」第1巻
10.「Bleach」第22巻


・Anime Castle

1.「Bleach」第22巻
2.「ゴン」第3巻
3.「ストロベリー・パニック!」第1巻
4.ニュータイプ2008年2月号
5.「かしまし〜ガール・ミーツ・ガール」第4巻


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という感じです。
NARUTO NATIONキャンペーンが終了して、
「NARUTO」によるチャート独占期もやっと
去った感じではあります。このキャンペーンに
よる全体的なセールス増加の数字も、いずれ
発表されそうです。
Viz Mediaからのニューズレター掲載の、1月期
のトップセラー・マンガのトップ5は、

1.「NARUTO」第27巻
2.「NARUTO」第26巻
3.「NARUTO」第25巻
4.「NARUTO」第24巻
5.「NARUTO」第23巻

になっていましたけど。


複数のチャートで目立つ売れ筋は、「桜蘭高校
ホスト部」第10巻と、「ストロベリー・パニック!」
第1巻でしょうか。
前者のアニメ版は、昨年夏のOtakonで、
FUNimationによる北米でのライセンスこそ
発表されましたが、発売時期についてはいまだ
に音沙汰なしで、ファンをずっとヤキモキさせて
いますね。
後者のアニメ版は、コスト減のために英語吹替は
収録されず、6話収録で定価22.99ドル(最安実売
価だと16ドルくらい)という、安価なパッケージで、
Media Blastersから今年の3月にリリース開始
予定です。北米でのリリース時期が合ったマンガ
との相乗効果があるといいですね。


posted by mikikazu at 08:34 | 海外情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月28日

カリフォルニアの避妊具メーカーが、「ふたりエッチ」とタイアップしたキャンペーンを展開中


えっと、うちの基本方針としては、成人向け作品・
商品の話題は積極的には扱わないのですけれど、
とりあえず興味深かったので。
話題の内容上、以下の記事には、海外の成人向
け商品・作品画像へのリンクが含まれます。お気
をつけください。


short_g.gif


この情報については、北米で日本製成人向けマ
ンガを翻訳出版しているIcarus Publishingの、
Simon Jonesさんによるブログ1月25日付け記
事経由で知りました。
Simonさんが紹介している、Adult Video News
1月23日付け記事、

「Mayer Laboratories' Manga Sutra Hits Market」

では、アメリカ・カリフォルニア州オークランドに
拠点を置く、避妊具(男性・女性用コンドーム)・ロ
ーションを扱う大手メーカーである Mayer
Laboratories社
が、今月からアメリカでも出版が
始まったばかりの、克・亜樹さんのマンガ「ふたり
エッチ」を使ったキャンペーンを展開していること
を伝えています。
ちなみに「ふたりエッチ」の北米での出版社は
TOKYOPOP(作品紹介ページ)で、英語題は
「Manga Sutra -- Futari H」という形になっ
ています(記事では何故かMayer Laboratories
社が出版していることになって、そこをSimonさん
に茶化されていますが)。
英語題は、「カーマ・スートラ」(Wikipedia)をもじっ
たもの、だとのことです(ありがとうございます、
かざみあきらさん)。
レイティングは当然「18+」で、いわゆる18才以
上対象の、大人向け扱いですね。


キャンペーンの内容は、Mayer Laboratories
社の主力商品である「Kimono condom」に、
16ページの「ふたりエッチ」の抜粋が同梱され、
写真でもわかるような、作品のヒロインである小
野田優良さんのイラストを大きくフィーチャーした
ディスプレイによって、同社の他製品と共に、特
別陳列される、というものです。
Simonさんによれば、キャンペーンが展開され
るのは、Rite Aidなどの大手ドラッグストア・
チェーンになるようですけど、実際には、まだ
直接店頭で確認出来たわけではないようです。



実はこの北米版「ふたりエッチ」、作品の内容
傾向もあって、一般書店での店頭販売は行わ
ないとされていたんですね。
入手出来るのは、オンライン・ショップか、いわ
ゆるアダルトショップのみになると(ソース・ブロ
The Anime Almanac1月2日記事掲載に
よる、 TOKYOPOPのマーケティング担当者の
発言)。


日本だと、本屋さんでもコンビニでも、掲載雑誌
なり単行本なりが、成人指定されているわけでも
なく、普通に買えるわけですが、アメリカだとそう
はいかないので、上記ブログでも、マーケティング
の難しさが指摘されていました。
だから、より一般の目に触れやすく、また対象も
問題視されることなく絞りやすい、今回のような
キャンペーンは、作品にとっては最適かもしれま
せんね。


posted by mikikazu at 08:00 | 海外情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月27日

北米でのアニメDVD購入に対する意識調査 at AnimeOnDVDフォーラム


ここ最近大きな動きが続いている北米のアニメ
DVD市場ですが、それを受けて、アニメDVD情報
サイトAnimeOnDVDリージョン1ディスクの話題
専門フォーラム
内で立てられたスレッドの1つが、

「The State of the R1 Fan」

というものです。
これは、リージョン1、つまり北米地域のアニメ
ファンにおける、アニメDVD購入と市場そのもの
に対する意識調査を行ったものですね。
用意された質問は、

1.「あなたはどういう種類の購入者ですか?」
2.「毎月どれだけのアニメDVDを購入しますか?」
3.「購入の判断は、会社、作品、それともセール
 を行っているから?」
4.「北米のアニメ会社はよくやっていますか?
 もっと多く、あるいは続けて行って欲しいことは?」
5.「北米のアニメ会社が現状より、今後変えてい
 く必要があることは?」
6.「あなたにとって完璧なリリース方法とは?」
7.「購入を見送ってしまう時の理由は?」
8.「北米のアニメ会社に、もっと多くの作品をライ
 センスして欲しいですか?」
9.「日米でのリリース時間差や、北米でライセンス
 されるかどうかわからないことが、ライセンス取
 得発表前に、作品をプレビューする(要するに、
 ファンサブを見る)理由になっていますか?」
10.「北米のアニメ業界の現状に対する、全体的な
 あなたの意見は?」


といった、興味深いものばかりです。
寄せられた意見全てそのまま引用することは出
来ませんから、投稿された意見の前半くらいか
らですけど、ある程度代表的な意見という形で、
それぞれまとめてみたいと思います。
ひとつ留意しておくべきことは、この質問はあく
まで、日常的にアニメDVDを購入しているファン
に向けられたものだ、ということですね。
それこそファンサブのみで見ている人達だけの
コミュニティで質問したら、また違う傾向になる
でしょう。でも、そういう人達の、買わないことを
正当化する理由を聞いても、もうあんまり建設
的ではないですし。


short_g.gif


1.「あなたはどういう種類の購入者ですか?」

・よっぽど欲しいものでない限りはセールで。
・カジュアルというよりはもう少し買うかな。
・DVDを買うのは、英語吹替のため。
・いわゆる「ハードコア」なファン。購入DVDの
数は、2000枚を越えてからは数えていない。
・ファンサブでチェックしてから、気に入れば
購入する。可能な限りたくさん。
・かつては、ビデオレンタルやファンサブでチェ
ックしてから、DVDを購入していた。でも、今で
はDVDをそんなに買ったりはしない。というのも
今は日本に住んでいて、グッズやコミケでお金を
使ってばかりだから。
・かなりケチな方だけど、良い作品には投資を
惜しまない。
・見る時間がないくらいまでDVDを買ってしまう、
ある意味熱心過ぎるファン。
・貧乏人。
・昔はいわゆるハードコなファンだったけど、焼き
直しやファンサービスの多過ぎる作品ばかりに
なってしまってから、そうでも……。
・ファンサブで見てから、単巻で買う。時には
知らない作品をBOXセットで買うこともあるけど。


2.「毎月どれだけのアニメDVDを購入しますか?」

・セールがあれば別だけど、月額300ドルを越える
ことは稀。
・月に3〜8枚くらい。10枚を越えると多過ぎ。
・平均で月に2、3枚。あと1年でシリーズのセッ
トもいくつか。
・かつては35枚以上だったけど、昨年はちょっと
抑えて、月平均10〜20枚くらい。
・月によるけど、3枚から、多い時には30枚。
2007年の平均は、10〜20枚だった。Right
Stufでのセール次第かな。
・昔は月に50ドルくらい。大抵はBOXセットで、
コレクションは200枚程度。
・あまり買わない。月に2、3枚。
・月によるけど、500ドルから1500ドルくらいは
DVDと、マンガやフィギュア、日本からの輸入品
に費やしている。
・考えたくはないけど、月に100ドル以上使って
しまう。
・昔は北米版に毎月300〜400ドルを、日本版に
は500〜700ドルを注ぎ込んでいた。今は前者に1
00ドル、後者に200〜300ドル程度かな。
・月に50〜100ドルくらい?
・今月は北米版に250ドル、日本版に800ドル。
・月に100〜200ドル。
・300〜400ドル。
・800〜1200ドル。
・単巻は月に2、3枚で、BOXは数ヶ月に1〜2
セット。
・物価の高い街に住んでる貧乏学生なので、購入
よりは、Netflixによるレンタル中心。


3.「購入の判断は、会社、作品、それともセール
 を行っているから?」


・作品が一番。それで良い会社からリリースされ、
かつセールの対象ならベスト。
・作品。会社にはこだわらない。
・常に作品が一番の理由。気に入った作品なら、
どこの会社だろうと気にしないし、セールを待っ
てもいられない。
・気に入った作品なら、会社はどこでもいい。
最近はRight Stufのセールスなどでも、BOXセ
ットが購入しやすくなった。
・色々。もちろん気に入った作品じゃないと買わ
ないと思うけど?
・間違いなく作品。もちろん、安いに越したことは
ないから、セールもチェックするけど。
・作品。安くは買いたいから、セールも必ずチェ
ックする。
・自分にとって一番大事なのはキャラクター。
好きなキャラクターがいなければ、その作品に
関係したあらゆる商品を買わない。
・GeneonUSAのような特別なケースを除けば、
作品かセールによる。
・Animeigoの商品なら何でも買うけど、FUNimation
のは、たとえセールであっても絶対に買わない。
・今のアメリカの会社は、どこもそれなりの仕事
をしているから、会社にはこだわらない。


4.「北米のアニメ会社はよくやっていますか?
 もっと多く、あるいは続けて行って欲しいこ
 とは?」


・商品の質を上げることをして欲しい。
・現状の映像と音質の質を保って欲しい。
・何が本当に良い作品なのか、ちゃんと知る
方法を理解し続けていて欲しい。
・現状に、特には問題なし。FUNimationの商品
は、映像の質をもう少し上げて欲しいけど。
・個人的には、現状に不満はない。
・翻訳はずっと問題がないと思うし、英語吹替
の質も上がってきた。ファンサブの翻訳者が拘
り過ぎるような、日本語からの翻訳の問題に、
きちんと対応し続けていって欲しい。
・翻訳解説書のようなブックレットの特典は
ありがたい。
・同じ価格になってもいいから、日本版につい
ているのと同じ特典をつけて欲しい。
・Media Blastersによる、英語吹替なしでの
BOXセット発売には賛成。
・FUNimationによる、「アクエリオン」のBOX
セット発売には賛成。
・日本側のキャストによる特典をつけて欲しい。
・1枚に4〜5話収録の英語音声付で、定価
29.95ドルなら問題なし。
・「こどものおもちゃ」「ルパン3世」「Hellsing
Ultimate」のように、途中でリリースが止まって
しまうのは困る。


5.「北米のアニメ会社が現状より、今後変えて
 いく必要があることは?」

・もっとたくさんの作品のリリース。
・もっと早く、最初からBOXセットで。利益が出る
範囲で価格も下げて。
・英語吹替を無くしていくのであれば、変わって
欲しくはない。
・早く、安く、BOXセットで。合法ダウンロードも
増やしていくべき。
・ファンサブが構築したファン層から、利益を得
る方法を見つけること。日本側と協調して、リリ
ースの時間差を短くしていくこと。
・ディスクが傷つかないようなDVDホルダー。
・自分は素人だから、プロの会社側にアドバイス
出来るようなことはない。自分のアドバイスに従っ
たりしたら、1日で倒産しちゃうよ。
・FUNimation商品は映像のクオリティをなんとか
して欲しい(複数)。
・ライセンス発表から、リリースまでに時間がかか
り過ぎる(代表例・「桜蘭高校ホスト部」はいつに
なったら?)。


6.「あなたにとって完璧なリリース方法とは?」

・Right Stufからの「英國戀物語エマ」のような、
シリーズでのBOXセットリリース。
・シリーズ丸ごとか、その半分ずつでのthinpak
によるBOXセット(複数)。
・今までどおりの英語吹替込みのリリースで、
かつ良い特典がついていれば。
・よい装丁のBOXセットで、かつ全ての特典も
ちゃんと含まれているもの。
・パッケージはどうでもいいから、安価なthinpak
によるBOXセット(複数)。
・安くて、フル・シーズンで収録された、1080p
のブルーレイ・ディスク。
・thinpackによるリリース。最近は特典もつい
たままのことが多いし。
・限定版でかつ初回リリースのみの特典がたく
さんついたもの。値段なんて問題じゃないから。
「らき☆すた」には期待している。
・ダウンロードしたものを自分で焼くにせよ、
実際に作品を手にしたい。ストリーミング放送
だけというのは嬉しくない。
・英語字幕のみのBOXセット。13話で50ドル、
26話なら80ドルくらいの定価で。日本での放送か
ら半年以内。
・「アクエリオン」「武装錬金」「ラグナロク」「エマ」
のような、最初からのBOXセットリリースはあり
がたい。


7.「購入を見送ってしまう時の理由は?」

・ノーカット版でなかったり、吹替オンリーだっ
たり、字幕の質が悪かったり、吹替がADVから
の「学校の怪談」のように無茶苦茶に改変され
ていたりしたら(複数)。
・作品自体の出来。価格。ディスクの問題。
・英語吹替トラックが収録されていない場合。
・オリジナルの日本語トラックが収録されてい
ないもの。バンダイビジュアルUSAの商品のよ
うに、1枚のディスクに少な過ぎるエピソード数
で、かつ価格が高すぎるもの(複数)。
・内容が修正されていたり、日本語音声がカット
されているもの。北米市場ではとても通用しな
い、馬鹿げた高価格設定のもの。
・価格、内容、翻訳・映像のクオリティ。
・長過ぎる作品。
・好みのキャラクターがいないこと。
・ダウンロード発売のみになったら困る。


8.「北米のアニメ会社に、もっと多くの作品をラ
 イセンスして欲しいですか?」


・かつてのFUNimationやADVのように、短期に
集中し過ぎなければ。
・もちろん。でも、たくさんの作品を取得し過ぎて
ビジネスが立ち行かなくなっても困るけど。
・自分の好みの種類の作品であれば。
・もちろん。誰でもそう思うんじゃないかな。
・もちろん。でも、全てのジャンルの作品が売れる
というわけでもないし、難しいよね。
・それでビジネスが立ち行く限りは。見たい作品の
多くがリリースされないままなのも現状だけど。
・そんなことはない。良い作品でない限りは、ただ
増えても意味がない。
・自分の好みの作品であるなら。
・今でも多過ぎると思う(複数)。
・作品が増えて、バラエティが豊かになるのはい
いが、それで商品としての質が落ちるのも困る。


9.「日米でのリリース時間差や、北米でライセンス
 されるかどうかわからないことが、ライセンス取
 得発表前に、作品をプレビューする(要するに、
 ファンサブを見る)理由になっていますか?」


・間違いなく。公式な発表があるまで待つ時間は
長過ぎる。
・ファンサブは見たことがない。購入の判断は、
フォーラムやブログでの意見を読んで決める。
・待つ時間は気にならないけど、リリースされる
かどうかわからないことは、困る。
・ファンサブは見ない(複数)。
・日本に住んでいるから、ファンサブを見る必要
はありません。
・ファンサブも見るけど、NetflixのようなDVD
レンタルが、購入前のプレビューとしてはメイン。
・もちろん。ただ、見るよりも集めることが大事
な自分のような人間は、結局見た作品は全部買
ってしまうんだけど。
・ファンサブも、ストリーミング放送も見たりはし
ない。DVDの第1巻を見てつまらなければ、続き
を買わなければいいだけのことだし、アメリカで
リリースされない作品なら、日本版を輸入すれば
いい。
・大金を払う前に、作品内容をチェックする機会
があるのは良いこと。
・そんな泥棒みたいなことはしない。自分が作品
を見るのは、DVDを買った時だけ。
・見ない。テレビで放送された時に、他のアニメ
ファンと同時に見て、コミュニティ意識を得られる
経験の方がもっと重要。
・見ない。購入した作品の95%は知らないまま。
・見るけど、最初の3〜4話で十分。
・見ない。見る時は買うかレンタル。
・見ない。待つのは苦じゃないし。


10.「北米のアニメ業界の現状に対する、全体的な
 あなたの意見は?」



・確かに厳しい時期に面している。すぐにどうこ
うなることはないにしても、ファンサブなどの難
しい問題に対処出来なければ、未来は難しい。
・コスト削減のために、英語吹替トラックが制作
されないケースが増えてきた現状には、少し不安
を抱いているかも。
・GeneonUSAの撤退は残念(複数)。英語吹替が
収録されない商品については、自分は大抵英語字
幕の方で見ているので、別に気にならない。
・なんとかなると思う。アメリカ側も、少しずつ状況
に対応しつつあるし、日本でも、自分好みの作品
がたくさん制作されし続けているから。
今までもDVDを買い続けてきたし、これからもそ
れは変わらない。
・日本側が大きく介入してこない限り、未来には
悲観的かも。ファンサブ配布グループに厳しい警
告を直接与えるとか。
・これまで購入してきたDVDの多くがGeneonUSA
作品だったから、彼らの撤退は悲しい。
・北米でのアニメ市場が上手くいけば、それは日
本側にとっても良いことだし、自分好みの作品も、
より多く制作出来るようになる。だから北米でも
上手くいって欲しい。
・(ファンサブによって構築される)ファン層に頼
る時代は終わった。これからは、もっと一般受け
する作品を、安くフル・シーズンのセットで発売
していくべき。
・そもそも日本でアニメが作られなければ、北米
でも見ることが出来ないのだから、日本側にも頑
張って欲しい。


short_g.gif


かなり駆け足ですけど、こんな感じです。
やはり最初からの、安価なBOXセットでの発売を
望む声が多いわけですが、当然でしょうね。
それで利益が出るくらいに売れればいいんでしょ
うけれど、それは今年の動向である程度見えてく
るでしょうか。
コメントのニュアンスから、実際にDVDを購入し
ている人達は、ちゃんと買っている自分達のよう
な人間がそれなりの数存在する限り、市場は支え
られるという感覚はあるだろうと想像します。
ファンサブだけで見ている人は、実際、北米の市
場などどうなってもいいわけで、極端に悲観的な
発言も、簡単にしてしまえる、という傾向はある
でしょうから。


posted by mikikazu at 11:40 | 海外情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月26日

英語版「コードギアス 反逆のルルーシュ」予告編


今日はちょっと時間がないので、簡単な話題で。
IGN.comが、今年北米でテレビ放送・DVD発売
される予定の、「コードギアス 反逆のルルーシュ」
の英語版予告
を公開しています。

http://media.dvd.ign.com/articles/847/847464/vids_1.html

「Watch It Now」下の、回線速度に合わせ
た「Low-Res」か「High-Res」を選択してストリ
ーミング再生するか、右からファイルをダウン
ロードしてください。
確認出来る映像には、日本放送時のオリジナル
のままの、向こうだと放送規制に引っかかりそ
うな部分も残されていますが、深夜とはいえ
Adult Swimでの放送時には、ある程度修正さ
れると思います。DVDに収録されるのはそのま
までしょうけれど。

posted by mikikazu at 07:42 | 海外情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月25日

2007年度北米コミック専門店市場における、マンガ出版社シェア・売り上げデータ


ドイツ・フランスのマンガ市場の話が続いたので、
今日は北米のお話にします。
コミック情報サイトNEWSARAMA.COMが、北米
の最大手コミック流通業者Diamond Comic
Distributors
によって1月22日に発表された、
2007年度の北米における各出版社の市場シェ
アと、コミック・グラフィックノベルのセールスにつ
いてのデータを掲載していました。

「DIAMOND's 2007 YEAR-END SALES
 CHARTS & MARKET SHARE REPORT」



コミック、雑誌、グラフィックノベルを総計した、
売り上げベースの各出版社ごとの市場シェアから、
日本マンガ作品の出版社をみてみると、


6位 VIZ Media―― 1.84%
7位 TOKYOPOP―― 1.76%
16位 DIGITAL MANGA DISTRIBUTION
  ―― 0.36%
18位 A. D. VISION(ADV MANGA)
  ―― 0.29%



が、ラインナップされています。
3位のDARK HORSE COMICS(5.61%)、12位
のRANDOM HOUSE(Del Reyレーベル 0.52%)
も日本マンガを出版していますが、この数字の中
でマンガの占める割合はわかりません。
現在では一般書店がメイン市場になっているマン
ガの場合、コミック専門店でのシェアはこんなも
のになるでしょうか。


続いて、2007年度のグラフィックノベル売り上
げトップ100(部数ベース)に入っているマンガ作
品を挙げてみると、


74位 「フルーツバスケット」第16巻
78位 「NARUTO」第13巻
83位 「DEATH NOTE」第1巻
91位 「NARUTO」第1巻
92位 「NARUTO」第14巻
95位 「DEATH NOTE」第12巻
97位 「フルーツバスケット」第17巻
99位 「NARUTO」第15巻



というお馴染みの面子になりますね。
「フルーツバスケット」がトップなのは、男性
客がメインといわれるコミック専門店での成
績としては興味深いです。
さらに、2007年12月分の、コミック専門店
でのグラフィックノベルチャートにおける、
マンガ作品の成績(ICv2 1月21日付け記事
via Manga Blog)を抜き出すと、


4位 「NARUTO」第27巻 (4862)
5位 「NARUTO」第26巻 (4777)
6位 「NARUTO」第25巻 (4755)
15位 「鋼の錬金術師」第15巻 (3353)
47位 「アップルシード」 (1879)
52位 「ガンスミスキャッツ Omnibus」(1801)
66位 「ああっ女神さまっ」第7巻 (1509)
71位 「robot」第4巻 (1417)
72位 「NHKにようこそ!」第5巻 (1367)
73位 「げんしけん」第9巻 (1360)
80位 「学園アリス」第1巻 (1253)
82位 「Dramacon」第3巻 (1246)
90位 「黒鷺死体宅配便」第5巻 (1160)
93位 「GIRLSブラボー」第10巻 (1125)
95位 「NARUTO」第23巻 (1075)
98位 「エア・ギア」第6巻 (1061)
100位 「花ざかりの君たちへ」第21巻 (1046)



が見つかります。
NARUTO NATIONキャンペーン最後の月で
したが、コミック専門店でも、「NARUTO」の
勢いはすごかったようです。
「NARUTO」の、各巻ごとの売り上げ部数は、
昨年10月頃の話で13万部くらいでしたから、
それと比較すると、コミック専門店での日本
マンガのシェアも、ある程度想像出来るでしょ
うか。
ただし、一般書店が置きたがらない種類のマ
ンガ作品もあると思いますので(レイティング
が高いものとか)、全てに通じるわけではない
と思いますけど。



posted by mikikazu at 08:21 | 海外情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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