2006年05月20日

「フルーツバスケット」第20巻&「Q.E.D.」第22巻


えっと、「フルーツバスケット」(高屋奈月 白泉社)
の最新刊である第20巻を読みました。
ずっと触れる機会がありませんでしたけれど、ちゃんと
読み続けてはいたのです、はい。
ここ最近の一番の衝撃は、透君の選択でもなく、慊人
氏の正体でもなく、やっぱり紅葉君の成長かな(笑)。
あれはズルイというか、でも、格好よく育って嬉しいと
いいますか。
お話の方は、いろんな意味での「終わり」が近づいてき
た、それぞれのうねりみたいものを、ただ受け入れるこ
とが切なく心地よい、物語読みとしての至福を感じてい
るところですね。


途中では、キャラクター達の追いつめられようがあまり
にも心に痛く、もう夾君に草摩の本家に殴りこんでもら
って、「呪いなど、俺の拳で打ち砕いてやる! ギャラ
クティカ・マグナムッッ! 宇宙が燃えた!銀河が鳴い
た!」って一気に終わらせて欲しい、と思ったりもしま
したが、そんな乱暴な展開になるわけもなく(そりゃそ
うだ)、ここまで積み重ねてきた日々をちゃんとふまえ
た、納得のいく結論を見届けられそうです。
どうあれ、徹底的な破壊を通過しないと終わらないお話
なんですが、その後に戻っていく日常の場と、未来とい
う希望の言葉が用意されつつあるポジティブなベクトル
と、積み重ねられてきた因縁の過去がどう激突し、どち
らが、それぞれのキャラにおいて勝るのか、祈るしかな
いというのが、まさに今の正直な気持ちです。


僕個人的には、誰かを好きになったり愛したりという僕
自身の感情自体を、もうあんまり信用していないので
(というか、そういう能力がないのだと思います)、だか
らこそ、作中キャラたちの、やっと掴み取れた正直な想
いが報われるようなラストを見てみたいと思います。


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以下の文章には、「Q.E.D...証明終了」(加藤元浩 講談
社)第22巻収録「ベネチアン迷宮」のネタバレを含みます。
お気をつけください


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コミックス20巻以上の長いお付き合いを続けているもう
ひとつの作品に、本格推理物の「Q.E.D...証明終了」
(加藤元浩 講談社)があります。
とはいえ、この作者さんの作品は大阪では入手が難しく、
書店で見かけることも滅多にないので、数年に一度見つ
けられた時に、まとめ買いをするようにしています。
今回も、ずっと買いそびれていた第21〜24巻という、ここ
2年間分の刊行冊をやっと手に入れることが出来ました。
同じ作者さんの「ロケットマン」は、まだ最終第10巻が見
つかりません……。


とりあえず第22巻まで読みましたが、この作品との付き
合いも長いので、キャラクターたちも、それぞれみんな
大切な存在ですね。
作者さんは意識していないと仰っていましたが、作中で
キャラクター達の心持や関係も、微妙に少しずつ変化・
成長していく過程も楽しみですし。
最近は、シリアスな謎解き話とコメディ系のお話の落差
も激しくなってきて、いい感じのローテーションになって
いると思います。


本格ミステリーのトリックの話をするのは野暮の極みと
いうかルール違反なので、読みたくない方は目を閉じて
ほしいのですけれど、第22巻収録の、イタリア・ヴェネツ
ィアを舞台にした「ベネチアン迷宮」のトリックが、実は、
「ARIA」(天野こずえ マッグガーデン)第5巻収録の
第24話「マルガリータ」のトリック……とはいわないか、
クライマックスの展開と、そのまま同じなんですね。
アニメ版だと、第1期「ARIA The ANIMATION」の第7話
「その 素敵なお仕事を…」になります。


新旧ヴェネツィアの水路を利用したお話ということで、ギ
ミックが重なったのでしょうけれど、別に引用云々とい
うことではなく、僕の好きな、それぞれ違う趣向の作品
が、同じようなギミックを用いて、しかも、それぞれの作
品にふさわしい、爽やかなまとめ方をその結果導いて
くれていることが、なんだか面白かったのですね。
まあ僕としても、アランの手綱を握れるのはエリーさん
だけだろうと思っていましたから、このお話のまとめ方
には大納得なのです。おめでとうございます♪
今後も時々、燈馬君と水原さんの関係のお話もちょろ
ちょろやってくれると嬉しいです。
あ、でも燈馬君の妹である優ちゃんのボーイフレンド話
なんてのは、絶対に不許可なのですよっ。がる。
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2006年05月15日

カミングアウト


以下、今週の連載版「DEATH NOTE」内容ネタバレ
あります。お気をつけください。

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えっと、僕は一応毎週、週刊少年ジャンプ誌を買っ
てはいるんですね。でも、買った翌日の火曜日には、
知人に渡しているんです。
というのも、その知人の、現在中学生の娘さんとい
うのが、例の「鋼の錬金術師」のファンの子で、ジ
ャンプも読みたがってるそうなんです。一番好きな
のが、今はお休み中の「D.Gray-man」ということで
すから、好みの傾向がわかりますよね。
けれど月のお小遣いが2000円なので、毎週買うのは
ちょっと辛い。なので、遅れてもいいから、僕が読ん
だ後のジャンプを、娘さんのために譲ってくれない
か、と頼まれたんです。
僕としても、古い号が部屋に溜まっていかずに済み
ますから、快く了承して、一年以上続いています。


で、僕が毎週ジャンプを買っている理由というのが、
最初は別の作品でしたがそれは終了したので、ずっ
と「DEATH NOTE」だけになっていたんですね。
その知人にも、「DEATH NOTE」を読むから、という
説明をして、娘さんにもそう伝わっていました。
でも最近、もう一作、ちゃんと楽しみに読む作品の連
載が始まりまして、それは「太臓もて王サーガ」(大亜
門)なんです。
「DEATH NOTE」との作風の、違い過ぎる違いについ
てはコメント出来ませんが、まあ面白いものは面白い
のです、はい。
さすがにその事は、カミングアウトしづらく、今日に至
っていました。


「好きな作品が終わったら、無理に買うことないから」
と知人には言われていて、最近の「DEATH NOTE」の
展開により、娘さんも「もうすぐ終わりそう!どうしよう!」
とすっごく心配していたそうなんですね。
そしてついに今週号で、「DEATH NOTE」の連載が終
了したことで、僕の表向きの、ジャンプを買う理由とい
うものが、消失してしまいました。
でも僕個人的には、「太臓」を読みたいので買い続け
るつもりなんですが、「太臓」目当てだと黙ったままだ
と、「無理に買わせてしまっているのでは」と知人に気
遣いされそうなんですよね。
また、「太臓」以外の作品をダミーにすると、その作品
が終わった時、あるいは「太臓」が終わった時の対処
が難しくなってきます。
正直にカミングアウトするにしても、今週の「太臓」が
よりによって、あんなネタやってますし。ちなみに娘さ
んは「太臓」読んでないそうですので、「へー。○○さ
んが『DEATH NOTE』と同じくらい好きなのは、この作
品なのかー」と、いきなり知られてしまうには、あんま
りにあんまりなタイミングのネタですよね。


というわけで、どうしたものかと途方に暮れてたりしま
す。……でもやっぱり、宏海クンはいい男です。
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2006年05月01日

エックス、ありますか。


日常雑記ちょっとだけで申し訳ないんですが。
昨日、
「サムライエックスわかる?」
って、いきなり外国の方に訊かれたんです。
一瞬考えちゃったんですが、「Samurai X」といえ
ば、アニメ版「るろうに剣心」が、海外で知られて
いるタイトルですよね。
なので、「『Rurouni Kenshin』のこと?」と訊き
返してみると、破顔一笑で「そうそう!」。
近くにいた友人氏も連れてきて、揃って言うには、
胸に「るろうに剣心」のタイトルロゴが印刷された、
日本製のTシャツを探しているのだ、と。


僕的には全然売ってそうな場所が思いつかなか
ったので、「とりあえず日本橋に、アニメ商品の
専門店である、『アニメイト』というのがあるから、
地下鉄で行けるので、そこに行ってみたら?」と
だけしかアドバイス出来ませんでした。
アニメイトにも久しく足を運んでいませんし(前に
行ったのは……、テレビ版の「パトレイバー」を
放送してた頃かなあ)、そういうアパレル置いて
るかどうかも知りませんが、とにかくそこまで行
けば、近所にオタロードもあるし、もっと詳しい人
もいるだろうと想像しました。
まあ、それでも、いまどき「るろうに剣心」グッズ
は無いかもしれませんが。


でも、アメリカでは今でも「るろうに剣心」のコミ
ックは新刊が出れば、グラフィック・ノベルのベ
ストセラー・リスト入りしますし(最新第24巻も、
2月26日付けチャートで初登場3位)、現在進行
形で人気作品なのも確かです。
それに、ティーン向けのアパレルショップHot To
pic
なんかでも、向こうで人気の「鋼の錬金術師」
日本語タイトルをプリントしたTシャツなんかを
売ってますから(大人気でもう売り切れとか。権
利関係どうなんだろ……)、本場の日本に来れば、
いくらでも同種の商品が手に入るに違いない!と
期待しても、おかしくないですよね。
あいにくと僕も余裕がなくて、その方々を案内
まではしてあげられなかったのですが、わざわ
ざ日本にまで来られたのですから、気に入る品
が見つかることを祈りました。


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★あ、「舞-乙HiME」は僕の方も、先日発売され
たDVD第4巻に収録されている第11話までは見
てますので、元気が出たらコメントしたい、です。
その他、色々課題ありますけれど、ぼちぼち頑
張っていきます、はい。うりゃりゃっ。
posted by mikikazu at 09:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月26日

「Harry Potter」、読んでます。


小説というと、ここ2ヶ月ほどかけてずっと読んで
いるのが、メジャー中のメジャータイトルで申し訳
ないですが、J.K.ローリングさんの「Harry Potter」
シリーズだったりします。
現在は、来月に邦訳も出るシリーズ第6作目の、
「Harry Potter and the Half-Blood Prince」ですね。
あと100ページほどで(全600ページ)、そろそろクラ
イマックス近し、かな。
以下、シリーズの内容のネタバレあります。


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ちなみに僕が読んでいるのはイギリス版です。
同じ英語版でも、アメリカ版の方が少し安いので
すが、イラストがイマイチなので……。
文章それ自体は、年少読者も読めるのでそんな
に難しくない……筈ですけど(汗)、普通の辞書
には載っていない、魔法関連の用語・世界観な
んかが、壁にはなります。人の名前なんかでも、
「これどうやって発音するの?」みたいな。
逆に言うと、物語が魔法世界だけに限定されて
いるので、そのお約束を一度のみ込んでしまえ
ば、現実世界のリアリティ(政治とか法律とか)を
気にし過ぎずに、楽しめるとも思います。


キャラクターは……どうなんでしょう。
主人公のハリー・ポッターは、宿命を背負った立
場上、毎回毎回これでもかと死にそうな目にばか
り遭わされて、かなり気の毒なんですけれど、性
格的に、いわゆる「素直ないい子」ではないので、
感情移入、という点では少し難しかったり。
最初はそうでもありませんけど、成長するにした
がって、どんどんと気の短い癇癪もちになって、
やたらめったと怒鳴ったりキレたりという場面が
多くなり、精神的によくないんです。ハリーを育て
た叔父家族や、先生、同級生からのイジメ・嫌が
らせのくだりも毎回多いので、仕方のない面もあ
りますが。


一番ひどかったのは、5作目の「Harry Potter and
the Order of the Phoenix」かな?
誰もハリーに事情をちゃんと説明してあげないの
で(理由はあるんですが)、鬱屈が色々たまってし
まったハリーは思い込みで暴走し、シリーズ最大
の悲劇のひとつを招いてしまう……という、一番
陰鬱な雰囲気のお話でした。
良いことの後には悪いことが、そしてその逆という
パターンが繰り返されて、そういう、読む側の感情
操作に長けているのは、本来の対象読者的には
正解なんだろうと思います。


最新巻「Harry Potter and the Half-Blood Prince」
では、さすがに長過ぎて筋も複雑になった前作の
反省もあったのか(?)、シリーズ初期のように、
物語はほぼホグワーツ魔法学校の中だけで展開し、
文章も短くわかりやすくなったような気がします。
宿敵ヴォルデモートの真実を探るという本筋もあ
りますが、なにより今作は、みなさんお年頃という
ことで、メイン・キャラクターの恋愛話が大きくフィ
ーチャーされているのが楽しいです。あっちこっち
でくっついたり別れたり(笑)。
ハリーの新しい恋人に、シリーズ最初から出ている
「あの子」というのは、意外というか、日本の萌えア
ニメの下級生ヒロインみたいに、「ずっとハリーに一
途」というわけでもなかったので、微妙かも?
それを言うなら、今回のロンは、ハーマイオニーが
ずっと気になっているのに、とりあえず目先の快楽
(わわ)に身をゆだねちゃうという、結構怒られそう
な立場ですね。


映画版の方も、3作目の「アズカバンの囚人」まで、
ファンの知人に見せてもらいました。DVDが発売に
なったばかりの4作目「炎のゴブレット」もじきに。
この映画版に関しては、主役3人のキャストでほぼ
成功、という感じですよね。他のキャストにしても、
読んでいた時のイメージと違う、という人はあんま
りいなかったり。
どんどん長くなる原作のせいで、映画の方のお話
が駆け足というか、色々細かいところがはしょられ
てしまうのは仕方ないかな。
いわゆる学園生活の、日常部分の空気が色々削ら
れてしまうのは、寂しくありますけど。
ともあれ、小説も映画も、今後続けてお付き合い
していきたいシリーズです。
posted by mikikazu at 09:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月25日

ひとことだけ

次回のWWEのPPV大会「バックラッシュ」のメインが、
マクマホン親子対HBKショーン・マイケルズ&一橋
ゆりえちゃん
(「かみちゅ!」)になりそう
なので、勝手に色々夢想して楽しんでたり……。

潤い、欲しいなあ……。
posted by mikikazu at 13:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月21日

「ゼーガペイン」第3話、見ました。


よいしょっと。
すみませんちょっと疲れてました。
リアルのお仕事の方が、本来2人でやるようなとこ
をずっと1人でやる感じが続いてまして、なかなか
に疲労が抜けなかったりしてます。つか、格好悪い
ですが、腰痛気味でぐったりしてて……。
なのでせっかく録画してた春新番も、見る機会がな
いうちに、二週目三週目になってしまい、もういいや
って、みんな投げ出しちゃいました。


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そんな中、地上波組で唯一視聴を続けられている
のが、三週目の「ゼーガペイン」公式サイト)に
なります。
この第3話「デフテラ領域」になって、本格的にギ
アが入ったというか、「この作品はこうして見ていけ
ばいいんだな」という事が明確に提示出来た、と思
うんですが。
今まででベストの作画クオリティに支えられて、語
り口の演出における全てのパーツが、正しくあては
められ機能した、という印象ですね。
もちろん、まだまだわからない部分は多くて、台詞
だけで示される用語なんかに戸惑ったりはするので
すが、「世界と自分の存在における、真実とは」とい
うイメージを、この作品独自の語りの方向性と共に
明示出来たので、それだけで成功したエピソードで
しょう。
小学生だとまだ無理かもしれませんが、自己存在に
不安を感じる中高生対象とするなら、正しいという
か、通過すべきテーマだと、僕なんかは思います。


平日の夕方6時という放送時間が、今の中高生に
とって見やすい時間帯かというと、ちょっとわかりま
せんが、この時間帯ゆえの、直球さみたいなものが、
プラスに作用する作品カラーだとも思います。なん
といっても、まずはロボットアニメなんですし。
個人的にも、キャラクターのために状況があるので
はなく、大状況の結果として、各キャラクターが動い
ている(動かされている)語り方は、久々なので面白
いのです。
じゃあ、その中でロボットアニメとしての、タイトルロ
ールであるロボット「ゼーガペイン」のキャラクターは、
という辺りが問題になってはくるので、それも今後の
期待にしたいですね。
なんというか、クライマックスはポジティブにもネガ
ティブにもなり過ぎず、クールなOPソングの雰囲気
でそのまま満たされるようなものであることを願いた
い気分です。


ミーハーなことを言えば、僕もOPのリョーコさんのス
テップは好きです、はい。
世界の中での、それぞれの自我根拠という命題があ
るので、彼女の恋物語みたいなものが、どこまで描
かれるのかは不安ですけれど……。


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★遅くなりましたが、「かみちゅ!」感想、出来たらで
いいので、とっても楽しみにしてますね。
「零 紅い蝶」の影響か、先日本当に、古い日本家屋
の中で、化物(?)に襲われ逃げまどう強烈な夢を見
てしまい、目が覚めてもしばらく呆然自失、という感じ
でした。
ゲームといえば、「ARIA」のゲーム版、「ARIA 遠い
記憶のミラージュ」の制作が発表されたようですね。
「水無灯里や藍華、アリスたちと交流していくアドベ
ンチャーゲーム」という内容だそうですが、それこそ
灯里さん視点で、アリシアさんとほのぼの過ごす毎
日、みたいな語り口だと、ゲームとしての需要はあま
りないのかな?
posted by mikikazu at 09:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月10日

「ZEGAPAIN」第1話、見ました。


先日、優しい妖精さんが寝ている僕の枕元に、HDレ
コーダーなる機械を置いていってくれたので(「ARIA
The NATURAL」
のために購入した、とかじゃないで
すよ、もちろんっ)、今期のアニメ春新番の第1話は、
出来るだけ録画するようにしています。


で、どれから見ようかと考えていたんですが、その
作品眼においては信頼している、「BLOG@NO/ON」
の三和土さんが、昨日付けのエントリーで「暫定今
期イチオシ」と高く評価されていたので、今期唯一の
新作ロボットアニメという、「ZEGAPAIN ゼーガペ
イン」
公式サイト)の第1話「エンタングル」を見て
みました。


そういえばここ数年、僕自身は嫌いではないのに、
ロボットの登場するアニメとなんだか相性がずっと
悪くて、世間で話題を呼んでいた「エウレカセブン」
とか「創聖のアクエリオン」なんかも、初期話数で
早々にリタイアしてたりします。
別に内容的になにが駄目だったというわけではな
くて、単に、続けて見るためのフックが無かった、
という感じです。
最後に面白かったロボットアニメというと……「地
球防衛企業ダイ・ガード」(99年)になります? 
でも、これもロボットアニメというよりは、ロボットが
出てくる会社員アニメ(?)だったし。


この「ゼーガペイン」第1話の印象をいえば、新鮮味
はないけれど、放送時間帯に合わせた健全テイス
トが肯定評価の材料にはなる、という感じでしょうか。
主人公とお姉さんヒロインの肉体接触が多過ぎ、だ
とは思いますが、それは手を握られただけで頬を染
めてしまう、もう1人の幼馴染ヒロインとの対比では
あるんでしょうし。
日常場面のファースト・シーン、女装した男の子が、
自主制作映画のヒロイン、という設定で連想したの
は、北条司さんのコミック「F.COMPO」ですね。向こ
うは大学でしたけど。
時間帯が遅ければ、このブルマ男の子が正ヒロイン
であってもおかしくない今日この頃です。実際女装ヒ
ロインが主役の作品
が、今期新作にもありますよね。


僕的な一番の驚きは、お姉さんヒロインのミサキ・
シズノさんの年齢設定でしょうか。
プールでの登場シーンで、「新任の女性教師、とか
なのかな?」と思ってたら、キャラの反応を見るに
「部員歓迎」とか「転校生?」とかいう感じだったの
で、少々戸惑いました。
お姉さんヒロインなら数歳離れている方がいい、と
主張しているわけではありませんが(ありませんっ)、
色々と別世界での経験もありそうですし、主観年齢
的には、あの佇まいだと、もう少し上であってもい
いかもしれませんね。


それに、ロボットアニメで売るにしては、戦闘場面
に、インパクトが特に無いのは辛いかも。
メカのフォルムに個性が薄いだけに(というか、3D
CGのおかげでわかりにくい)、「お、このロボットは
こんな風に戦うのか!」という驚きが、ひとつくらい
は欲しかったです。
ヒロインとの複座操縦、というのが、人によっては
そうなのかもしれないけれど……。


今回EDで流された本来のOP曲はいい感じなので、
どんな絵に乗せるのか確かめる意味でも、第2話
も視聴してもいいかな?
予告で確認出来る限り、作画のクオリティも第2話
の方がよさそうですし。
posted by mikikazu at 10:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月15日

「OTAKU UNITE!」と「零〜紅い蝶〜」


いつもお世話になっている、「英語で!アニメ・マンガ」の運営
人であるceenaさんが日本語字幕を手がけられている(残念な
がら、このアメリカ版DVDには収録されませんでしたが)、アメ
リカのアニメファンを描いたドキュメンタリー作品、「OTAKU
UNITE!」
のDVDが無事に届いたので、見てみました。

「OTAKU UNITE!」公式サイト
http://www.otakuunite.com/otakuunite.html

僕からの感想は遠慮させていただきますけど、今回発売され
たこのDVD、いわゆる北米版ではありますが、リージョン・フ
リー(0)とのことで、日本のリージョン2のDVDプレイヤー、そ
してPS2でも視聴可能です。
僕が購入したのは日本Amazonからで、こちらでの表記は
「リージョン 1 (米国、カナダ向け ※日本国内(リージョン 2)
用のDVDプレーヤーでは再生できません)」となっていますが、
大丈夫です。ちゃんと再生出来ました。
予約しておいたので、アメリカでの発売日(3月7日)から5日
後くらいにうちには届きましたが、現在では「発送可能時期:
通常3〜5週間以内に発送します」ということになっていますね。
本国アメリカAmazonでは、発売からたった2日で在庫が売り
切れになってしまったそうで、今後は日本側にも影響あるかも
しれません? 売れていること自体は良いことです。
ともあれ、価格もそんなに高いわけではありませんし、興味の
ある方はおためしになってはどうでしょうか。


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えっとそれから、他ならぬりょうさん「とても魅力的な作品」
と紹介しているからには、世界に触れる価値はあると判断して、
PS2の和風ホラーゲーム「零〜紅い蝶〜」をプレイしてみました。

「零〜紅い蝶〜」公式サイト
http://www.tecmo.co.jp/product/zero2/

とりあえず、なんとか射影機も入手し、第一章の「一ノ刻『地
図から消えた村』」をクリアした辺りまで進めてみましたが……。
こ、怖いですね、やっぱり。コントローラーも暴れ過ぎです(笑)。
「どうしてお姉ちゃんの手を取ったり、ぎゅーっと抱き締めたり
して励ましてあげるコマンドがないんだろう」というのは全く同
感ですね。それに「見つめる」とか「ほめる」とか「デートに誘
う」とかも。←それ、既に違う種類のゲームですっ
僕は普段ノベルゲームくらいしかプレイしないので、こういう
能動的なアクションを求められるゲームは新鮮ですし、それゆ
え没入出来るリアルな雰囲気は、なかなかにショックです。


ただまあ、自慢じゃありませんが僕は「.hack」シリーズすら最
初のバトルで挫折したくらい、対アクションについてはどんくさ
いというか、トロイので、この作品での怨霊の方々とのバトルも
まったく自信がないです。こればっかりは攻略情報があっても、
神経の問題ですから、自分で頑張るしかないですし。
なんにせよ、途中でセーブも出来ないし、プレイにはじっくり時
間がかかる種類の作品のようなので、仕事がお休みになって
から、またゆっくり取り組みたいです。
お姉ちゃんへの愛が、僕にも助けになりますように(笑)。


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そうそう、今後の視聴予定としましては、来週からAT-Xで、
「ARIA The ANIMATION」のリピートが始まるみたいなので、
一応チェックするつもりです。
感触がよければ、第2シーズンの「ARIA The NATURAL」に
続くかもしれませんが……。
あとは今日から始まる「せんせいのお時間」、各所で評判の
高い「かみちゅ!」が気になるところ?
全部で68本(もう無茶です)あるという春新番はなにもチェッ
クしていませんが、そちらの御意向があれば、考えます。

posted by mikikazu at 09:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月11日

「Canvas〜セピア色のモチーフ〜」、プレイしました。


あ、ではこちらもシリーズ1作目の、全ヒロイン・ルートを
終了した、恋愛アドベンチャーゲーム「Canvas〜セピア
色のモチーフ〜」
について少しだけ述べておきますね。
色々バージョンがあるようですが、僕がプレイしたのは、
2005年3月に発売された、PS2廉価版です。


ちなみにプレイ作品の候補は、これと、SSも書かれてい
「零 紅い蝶だったんですが、後者はなんというか、
その、怨霊のみなさんがちょっと怖過ぎで(笑)。
「イジワルなお姉ちゃん」には興味があるので、か、覚
悟が出来たら、いずれ試してみる……かもです。
ともあれ以下、ゲーム内容ネタバレあります。


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全てのシナリオを比較した中で、一番のお気に入りは
というと、やはり義妹の桜塚恋さんのお話でしょうか。
この作品の主人公は、絵の特待生として入学しながら
も、描くことへの情熱をいつしか見失ってしまい、ヒロ
イン達との出会いを通して、もう一度自分の中にある、
絵を描く喜びを見出していく……というのが、大枠の
設定です。


で、例によって素直でない(笑)僕がまず思ったのは、
絵を描く描かないといった問題は、あくまで主人公の個
人的な事情に過ぎないので、その解決に(結果としてで
すが)他人を利用するのは、ちょっと違うのでは、という
ことです。
またその一方で、人間は他者と関わりをもたないと生き
ていけないし自分も規定出来ない社会性動物であり、絵
描きであってもその枠にあてはまるのであれば、「絵を
描くからこその自分」という自己再構築の物語に、他者
であるヒロイン達との関わりを利用するのは、しごく当然
の成り行きだ、とも思えました。


要は、物語上、主人公の二つの主体である、「絵描き
である自分」と、「ヒロイン達に好かれていく男の子」が、
どれだけバランスよく結合されていくか、という点が最
重要だと思ったのですね。
仰るように、「絵描きさんの卵ということで主人公の男
の子の輪郭が比較的はっきりしている」からこその、特
色ある恋愛物語が描けるのではないか、と。


でも、逆説的なんですが、僕が恋さんの話を気に入った
のは、彼女のシナリオにおいては、主人公が絵描きであ
ることが重視されていないから、なんです。
義理の兄妹になる以前から、恋さんが主人公の絵を好き
だった、という程度のフリはあるけれども、恋さんのお話
において重要な主人公の立場は、「絵描き」ではなく、
「突然の家族――義兄」の方なんですよね。
そしてその立場から見つめた、恋さんとのもどかしくも微
笑ましい、家族としての関係構築の物語は、ずっと共感
出来るし、温かいものに思えました。
「絵描きであること」――率直に言うと、ある意味芸術家
としてのエゴ――、に重点が置かれた他のヒロイン達のシ
ナリオと比較すると、成功失敗という意味ではなくて、僕
には恋さんとの触れ合いの日々の方が、他者との付き合
い方という文脈で、理解しやすかったわけです。
まあ、ものすっごく本音を言ってしまえば、ヒロインをモデ
ルにして、「愛する人」なんて題で絵を発表してしまえる
主人公の行為は、ストレート過ぎて気恥ずかしい、と感じ
てもしまいましたし(笑)。


絵描きとしての立場が重要視されていないということで、
作品全体の中では主流と目されない立場のヒロインなの
かもしれませんが、もう1人のヒロインといってもいい鷺ノ
宮藍さんとの三角関係も含めて、僕としては、恋さんが一
番居心地のいいシナリオでした。
いつもプンプンしてるとことか、仮面ライダー1号に引け
を取らない、華麗な蹴りポーズとか、アップにした時の髪
形とか、キャラとしての魅力も満載でしたし。
家族として一緒に住み、兄妹としてのお互いを受け入れ
合う、という時点で、物語としては結末にしてもよかった
と思いますが、それでは「恋愛アドベンチャー」になりま
せんものね。
ともあれ僕としては、恋愛要素も絵描きとしてのどうこう
も別として、「妹という家族」を見つける物語として、恋さ
んルートは堪能させていただきました。
重なるパートも多い、「お兄様」の呼び方が嬉しい(←な
んで)鷺ノ宮藍さんのシナリオについては、またいずれ?
posted by mikikazu at 09:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月01日

....

えっと、「ARIA」第8巻は読んでみましたが、感想は
ちょっと保留しておきたいと思います。
頭を冷やしてから、またあらためまして。こういう時
は自分が嫌いになりますね。そんな全然、大したこと
ではありませんけど。
それから、もしそちらの募金に少しでも貢献出来てい
たのだとしたら、幸いです。
posted by mikikazu at 09:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月20日

「Fate/stay night」第2話


えっと、とりあえず「Fate/stay night」は、第2話
「運命の夜」
も見てみました。

「Fate/stay night」公式サイト
http://www.geneon-ent.co.jp/rondorobe/anime/fate/

そうですね……、サーヴァントの一人、「アーチャー」
が、例のあのディアッカ・エルスマンにしか見えない、
という意見には僕も納得……というのはともかく(笑)、
特にフック無く、淡々と進んでいるというのが正直な
感想です。
もちろん、メイン・ヒロイン格(凛さんでもいいんです
けどね。あ、あのお姉さん先生でも)のセイバーさん
の登場が、やっとラストですから、主人公君の物語は
これから本格始動、ということなんでしょうけど。
ただ……、次回予告でも想像出来るように、アニメ版
のクオリティはずっとこれくらいだと思うので、今の時
点で悩んでしまうのは、このアニメ版で、「Fate/stay
night」の物語を体験しちゃっていいんですか?という
ことになります。


ご存知のように僕は可能な限り、作品には事前情報な
く接したい、主人公が何も知らないまま状況に放り込
まれるような作品なら、感情移入のためにも、ネタバ
レには触れずに物語と対したい、というスタンスです。
ゲーム版はマルチ・エンディングでしょうから、アニメ
版はその中のひとつの結末を選択すると思いますが、
それでも世界観の全体像は見えてしまうでしょうし、
それを知った後で、あらためてゲーム版を新鮮な気持
ちでプレイ出来るとは、あまり思いません。
だから、原作ゲーム版の魅力を正しく受けとめるため
にも、もしこのアニメ版が不出来――、少なくともゲー
ムの価値を正しく伝え切れていないようなものである
のなら、視聴は停止した方がいいと思います。
感触というレベルですけれど、それだけの魅力は内包
していていい作品世界には思えましたから。
台詞説明過多の語り口や、画面作りのクオリティが、
せっかくの川井憲次さんの音楽に、完全に負けてし
まっているのは、実際もったいないと思えますから。


というわけでその辺の判断は、いつもお世話になって
いるSJさんに、アドバイスお願いしたいと思います。
ゲーム版をプレイするにしても、コンシューマー版の
発売は、まだ1年も先ですけれど……。
posted by mikikazu at 09:30 | Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月15日

「機甲警察メタルジャック」、見ました。


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image2.gif

JACK ON!
というわけで、ついにというかやっとこというか、思い起
こせば6年越しくらいの悲願である、「機甲警察メタル
ジャック」
を見ることが出来ました。
「メタルジャック」という作品は、サンライズが91年に製
作したメカ・ポリスアクションですね(1991年4月8日〜
1991年12月23日 全37話 テレビ東京系)。
僕は放送当時未見だったのですが(その頃は、アニメ
作品自体まったく見ていませんでした)、ずっと色々お
世話になっている、「NO/ON」の運営人・三和土さんが
お気に入りの作品ということで、色々お話をうかがって
おり、一度見てみたいものだと、ずっとあちこち探して
いたのです。
そして今回やっと、第1〜4話を収録したビデオテー
プを入手することが出来ました。本当に長過ぎる時間
がかかってしまい、すみませんでした。
現在に至るもDVDは発売されていないし、ずっと以前に
アニメ専門局のAT-Xで放送された記録があるくらいの
作品なのですが、知名度的にはどうでしょう。
ちなみに海外だと、ドイツにおいて「Spezialeinheit
Metal Jack」
という題で放送されたことが確認されて
います。
Anime News Network
http://www.animenewsnetwork.com/encyclopedia/anime.php?id=209

short_g.gif


実際に見てみると、各エピソード本編の尺はわずかに
19分程度で、当時はいわゆる25分枠で放送されたの
でしょうか。
なのでプロット消化最優先の、いささか慌しい作劇展
開にも思えますが、それはこの時代の作品が伝えら
れる情報量の違い、ということもあると思います。まだ
テレビアニメが、「見ただけでお話がわかる」時代とい
う感触ですね。
ただ、そんなに単純な勧善懲悪のお話というわけでも
なく、敵役である犯罪結社イドの手法が都市テロ主体
ということで、サイボーグ警官であるヒーロー達が、
「ジャックスーツ」から「ジャックアーマー」に二段変身
するメカ・アクションのお約束は踏まえつつも、常に
その限界を感じさせるリアリズムも備えています。


例えば第4話「ランニング・マン」などは、高層ビルに
仕掛けられた爆弾撤去と、閉じ込められた市民救出を
めぐるエピソードですが、最初の爆弾が爆発した時点
で、証拠隠滅と保険金入手というイド側の目的は達成
されており、力技しか行使出来ない主人公側には、最
初から負け戦が確定しています。
そしてその立場を自覚しないまま、人質の救助という
後手の任務だけを達成し物語は幕を閉じるのですが、
本質的な解決は先送りされたままという苦さが、視聴
者側には残ります。
プロット構造としては、89年に公開された劇場版「機動
警察パトレイバー」第1作のような、現場の警官の限界
というリアリズムと、アクション・アニメとしての爽快さの
せめぎあい、という点で共通すると思いました。
もちろん、まずオモチャを売らなければならないとい
うテレビアニメの立場上、アクション部分の方が強調
されてはいるのですが、あたら強力な装備と、状況と
の噛み合わせという部分が、作品としての課題だろう
とは感じます。


キャラクター描写としては、短い尺の中で必要な単純
化が施されているとも思いますし、そういう意味では
大変だろうと思いました。主役三人のキャラ立てとい
う点でもこれからでしょうし。主役である神崎ケン以
外のメタルジャック、アグリ・亮と豪田剛なんかは、
あまりに扱いが悪過ぎて不憫なくらいです(笑)。


そうそう、第2話「クリスタル・ドーム」でケンに反発し、
元の職業に戻る2人なんですが、プロレスラーの剛
はともかく、レーサーの亮というのは、サイボーグの
身体だとGなんかも平気だし、ちょっとズルいのでは、
と思いました(笑)。
あ、サイボーグだと体重も相当に重いだろうから、そ
うするとプラスマイナスゼロ?
それから、第3話「パニック・プログラム」に登場した
ケンの妹であるさゆりちゃんが、「萌え」以前の典型
妹キャラだったのが、ものすごく懐かしかったり(笑)。
同じ意味で、ヒロイン(?)であるケンの同僚刑事、
吉沢えり子さんなんかも、主人公に対して突っかかる
性格や髪型なんかが、「昔のアニメヒロイン」という感
じ大ですよね。


15年前の作品という時代は感じるものの(よく指摘さ
れることでしょうが、携帯電話が登場しないこととか)、
これはこれで面白みを備えた作品だとは思います。
以後のエピソードを視聴出来るかどうかはかなり難し
いのですけれど、引き続き努力してみますね。
次の第5話「パワーフォール」(←元ネタがわかり過
ぎるタイトル)なんて、ケンも予告で「それならシックス
メン・タッグマッチだ!」とノリノリなプロレス話みたい
ですから、すっごく楽しみですが。
あと、先の話ですけど第15話「アイドル婦警・えり子」
なんて、もろ「アイドル伝説・えり子」のパロッぽくて
気になるタイトルです。
posted by mikikazu at 11:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月12日

ぎゅうっ&「Fate/stay night」第1話


ぎ、ぎゅうっ――!!!!

……としたくても手が届かないですけど、そのうち
萌え殺されそう?(笑) 可愛過ぎですー。というか、
奏ちゃんだと、どんな考察でも許せそうですね。
ふと思いましたけれど、巧みなストーリー構成に加え
て、「乙女はお姉さまに恋してる」の魅力のひとつって、
事あるごとにタイミング良く奏ちゃんが用意してくれ
る、紅茶タイムにもあるんじゃないかと。
ただ会話するんじゃなくて、想像出来る香りや味や
温かさを通して、人が生活している場所の空気なん
かも伝えてくれる感じです。
会話のタイミングにおいても、奏ちゃんが一生懸命
準備してくれている間と、お茶を口にして、奏ちゃん
にお礼を言うまでの時間が、コミュニケーションの
潤滑剤的な、良いクッションになってくれていると
思います。現実にも通じる、基本的な、人と人との
距離を再認識させてくれるというか。
そういう意味でも、奏ちゃんの存在というものは、
とても大切なんですよね。
奏ちゃんがお茶を入れてくれない「乙女はお姉さま
に恋してる」世界を想像すると、とんでもなく寂しく
感じてしまうのが、その証明だと思います。
というわけで、僕にもお茶を一杯ください?


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1月新番をチェックする予定はなかったんですけれ
ど、SJさんを始めとして、定期巡回しているサイト
さんでも結構取り上げられていたので、関西では昨
夜初回放送だった、「Fate/stay night」第1話
「始まりの日」
を見てみました。

「Fate/stay night」公式サイト
http://www.geneon-ent.co.jp/rondorobe/anime/fate/

僕自身は、同人ゲーム「月姫」を作った会社さんのゲ
ームを原作としているアニメ、以上の情報は持ち合わ
せていません。でも、日本橋なんかを通ると、この作
品の大きな看板はよく見かけるので、それなりに人気
のある作品なのかも、とは思います。
原作ゲームについては、コンシューマー版でプレイす
る予定ではあります。


で、この第1話の感想なのですが、正直難しいですね。
実質ファースト・エピソードの段階にも届いていない、
プロローグ的な描写で終わっていますから、これでな
にかを判断しろと言われても無理です。
「こういうことをやる作品なのか!」というフックは皆
無でしたし、わかるのは日常部分のキャラクター紹介
くらいでしょうか。ファンタジー部分についても、雰囲
気だけでは、類型の域を出ていませんし。
個人的には、現代日本風の舞台における、「魔術」
「魔法使い」といった単語の挿入には、食い合わせを
悪く感じるのですが、モダンなライトノベル・ファンタジ
ーなんかに慣れている人ならば、そうでもないのかな?
「魔界都市 <新宿>」くらいの舞台を用意してくれるの
ならまだしも……なんて言ってしまうと、世代の違い
を感じますが(笑)。


現実世界に近い社会を舞台にしたファンタジー作品で
は肝である、日常と非日常の逆転については、この作
品の場合、主人公が最初から「向こう側」をある程度
理解している人間ですから、ショックというものはさほ
ど無くて、もっと個人的な、例えば主人公の理想とは
異なる魔術の用いられ方、みたいなことを材料にして
ていくのかも、とは想像します。
そのこととも関連して、主人公のサーヴァントがどん
なキャラになるのか、という辺りが物語の主点になっ
ていくんでしょうね。
次回を見るかどうかは……、その時になって。
posted by mikikazu at 09:01 | Comment(0) | TrackBack(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月10日

ひとりごと&バトンのお答え


「お兄さま」といえば咲耶さんなんですが、落ち着
いた雰囲気と理力あるお人柄から、普段は鞠絵ち
ゃんの声の感じで、文章を拝読してるんですね。
でも、「なのですよ〜」文体だと、その時は限定で、
やっぱり奏ちゃんの声で読んでしまったり。
舌足らずな奏ちゃんが、そちらの文章を一生懸命
読み上げている姿を想像すると、紫苑さんよろし
く、ぎゅうっと抱きしめたくなります――。
なんてことは、きっと言ったらまたとっても恥ずかし
がられると思うのでここには書かず、僕の胸の中
だけにしまっておきたいと思います。


「To Heart」アニメ版は……、主人公の声が聴けた
ら、ゲーム版とはまた印象が異なってくるでしょうね。
仰るような雰囲気はとても好みなので、機会があれ
ば、チェックしたいです。


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ではこちらでも、春風さんからの「自分をたとえると
バトン」のお答えを。

・自分を色にたとえると?
春風さんによれば、僕は「明るい銀色」。
あれですね、昔の特撮映画に出てきた銀ラメ宇宙
服の異星人みたいな感じですか。チキューヲセイフ
クスルノダ。
自分で真面目に言うと、マイ・コーポレーテッド・カ
ラーはグリーンのつもりなんですね。ちょっと青み
がかった、淡いクールな感じの。
サイトとかブログの配色では、どうにも緑は不似合
いなので使えませんが。

・自分を動物にたとえると?
モケーレ・ムベンベですね。
これは物腰とか挙動とか、よく似ていると思います。


・自分を好きなキャラにたとえると?
そもそも、自分にないものを備えているから好きに
なるような。なまじ似ていると同族嫌悪しか感じな
い……というのは、自分のダメなところから目を背
けているだけのような気もしますけど、ともあれ理
解という意味での感情移入には、距離が必要なん
ですね。
なので例えようはないですけれど、真似をして「NO
IR」のミレイユさんタイプか霧香さんタイプかという
二者択一なら、間違いなくクロエさんだと思います
(←二者じゃないですっ)。
傍から見ると、何考えているか全然わからないけれ
ど、自分の中だけではすっごく確信・納得して勝手
に行動に移す辺りとか? ……考えてみると、それ
ってただ迷惑なヤツのような気がしますね(笑)。

・自分を食べ物にたとえると?
せいぜいが、パセリくらいでしょうか。
食べられもしないので中身も栄養もなく、けっして主
役になる器ではないということで。
posted by mikikazu at 09:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月29日

DASさんからのリクエスト


DAS――Delaware Anime Societyの代表である
Mattieさんから、先日送ったレポートに対する
お礼のメールが届きました。

“ARIGATO for your wonderful answers! We have had
a great time reading them and have learned much.”
(素敵な答えをありがとう! とても楽しく読ませて
もらえましたし、学ぶところもたくさんありました)

とのことです。
・DAS公式サイト
http://www.delawareanimesociety.com/


で、件のポッキーについても訊いてみたんですが、
今のアメリカでは、もう、わりと容易に入手出来る
そうですね。
大手スーパーストアのウォールマートに行けば、普
通のとイチゴ味のポッキーなら、一箱87セントで売
っているとか。さらに、品揃えのいいアジアンフー
ド・ショップなら、それ以外の種類のポッキーも見つ
かるみたいです。
ネットの別の場所で、アメリカでは手に入りにくい
し見つかっても高い、みたいな話を目にしていたの
で訊いてみたんですけど、少なくともデラウェアの
アニメ・ファンの方々は、ポッキーに不自由はして
いないみたいです?
あと、アジアン・ショップで見つかる日本食品の中
では、Mattieさんはラムネがお気に入りだそう。
これは、他のアメリカの方からも聞いたことがある
んですが、今の日本のお店だと、そんなにラムネっ
て目にしませんよね? 僕が住んでいるのが関西だ
からかもしれませんが……。海外向けに輸出生産し
ているメーカーさんとかがあるのでしょうね。


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で、ポッキーの代わりにDASのメンバーからリクエス
トがあったのが、「Every Burger」 「Sushi Gum
mies」
というもの。どちらもアメリカでは入手が難しい
そうです。
「Every Burger」は……僕の想像だと、ブルボンから
発売されている、ハンバーガーの形をしたチョコ・ス
ナック「エブリバーガー」だと思います。
http://www.bourbon.co.jp/sei/csnack.html

一方の「Sushi Gummies」は、お寿司の形をしたグミ
菓子なんでしょうね。何種類かあって、商品名は少し
異なりますけれど、↓こんなのでしょうか。

http://www.uha-mikakuto.com/hako/osusi/osu_01.html
http://www.excite.co.jp/News/bit/00091116586838.html


別にアメリカのアニメ・ファンの嗜好傾向を反映して
いるわけじゃなくて、単純にメンバーさんの好みなん
だろうとは思いますが、面白いですね。でもひょっと
して、理由になっているアニメ・マンガ作品があった
りするのかも?
ともあれ見つかるかどうかわかりませんが(特に後者
は瞬速で消えたっぽい)、探してみましょう。ニンニン。
posted by mikikazu at 09:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月16日

「ハウルの動く城」見ました。


秘めやかで甘いなつきさんの逆襲(?)、堪能さ
せていただきました。こういう看病してくれるなら、
またいつでも病気になるんですけど(笑)。同じよう
にお粥食べてパソぐらいはいじれてたのに、どうして
なつきさん来なかったんだろ?←そりゃあ来ないよ


そうそう、遅れに遅れていた「舞-HiME」DVD第9巻
ですが、ようやくにアマゾンの方にも在庫が入ったみ
たいなので、そちらのアソシエイト経由で今度こそホ
ントに明日くらいに、届く筈です。たぶん。おそらく。
いわゆる「シスタープリンセスメーカー」こと「プリン
セスメーカー4」も、天広さんの絵は好きなので、
いつか時間が出来ればプレイしたいですね。
えっとそれから気になっているのが、悩んでおられ
る風の「乙女はお姉さまに恋してる」。購入される
のでしたら、こちらも合わせてプレイしたいなーと
は思ってます。またぞろ「お姉ちゃんスキー」で検索
されても申し訳ないので、その言葉はもう使わないよ
うにしておきますけど(笑)。


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私信終了以下本題。我空腹我欲求中華丼。
メインの映画賞としては初ですが、宮崎駿監督の「ハ
ウルの動く城」が、ニューヨーク映画批評家協会のア
ニメーション賞に選ばれましたね。
実際の興行成績とは裏腹に、批評家筋での宮崎駿監
督作品の評価は非常に高いです。
メディア上の映画批評を統計するRotten Tomatoesに
よると、「ハウルの動く城」にアメリカ人映画批評家か
ら寄せられた批評の数はトータルで123。
そのうち、肯定的な批評(Flesh)は85%を占める104。
否定評(Rotten)は19というのが、Rotten Tomatoes
の判断です。
アカデミー賞を獲得した前作「千と千尋の神隠し」は
もっと圧倒的で、総レビュー数142のうち、否定評は
わずかに3。残りの139人が肯定的であるという、厳
しいとされるアメリカの映画批評においては凄まじい
支持を得ていました。
さらにその前作、「もののけ姫」も数は少ないですが、
やはり61レビューのうち56が肯定という、良い反応を
残しています。
なので現状の問題は、よいレビュー反応をどうやって
興行に結びつけるかということなんでしょうけれど……。

「Rotten Tomatoes」
http://www.rottentomatoes.com/


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というわけで非常に遅ればせながらで、マイシスく
さてるさん
とシンクロしちゃってますが、僕もやっと
こ「ハウルの動く城」をDVDで鑑賞してみました。
以下、内容ネタバレあります。


まず、良い点を挙げてみると、やはり僕もハウル役
の木村拓哉さんを最初に褒めたいです。
僕は木村拓哉さんという方の出演された映画やテレ
ビドラマ、バラエティ番組の類を見たことはないの
で(SMAPなるグループの人、くらいは知っています)、
演技力という点では全く想像がつかなかったのです
が、原作とは違う、不意を突かれた最初の唐突な登
場シーンで、その声がするりと滑らかに、「あ、ハウ
ルだ」と耳に入ってきてくれた瞬間、とても嬉しくなり
ました。
キャラクターとしてのハウルの魅力というと、クール
さと子供っぽさの微妙なバランスだと思うのですが、
それを上手く表現してなおかつ、涼やかで生ある色
気のようなものも感じさせてくれる、ベスト・キャステ
ィングだったと思います。こういう声で、ハウルは幸
せだったとも感じました。
クリスチャン・ベールが演じた英語版ハウルはもう
少し声が低めで、比較すると気障っぽさの方を強調
したような感じでしたね。この辺は好みが分かれる
ところかもしれません。
それから、原作でお気に入りだった、ハウルの弟子
マイケル(マルクル)が、原作通りの可愛い素直で
いい子だったのもよかったです。もっと出番があっ
てもよかったかも。
それともちろん、久石譲さんの音楽はそれだけで
ひとつの作品といえるくらいに上質で、今回はむし
ろ作品を助けている場合も多くありました。


駄目だった点は……、多くの方が指摘されているよ
うに、原作を離れた後半の、混乱したシナリオ展開
になるとは思います。
なにより、素人の観客視点からいうと、「18歳の女の
子が魔法で90歳のおばあちゃんにされてしまった。さ
あどうなる?」というのが、映画としての最大のプロ
ットの関心なのに、「その魔法が解ける瞬間」が映
画としてのクライマックスでなく、カタルシスもなにも
ないというのは、エンターテインメント映画としては
肩透かしだと思います。
原作はもっとシンプルに、ハウルと荒地の魔女の関
わりに焦点を絞り、クライマックスも2人の対決とハウ
ルの心臓をめぐるお話でまっすぐまとめられ、その過
程でソフィーも……という感じなんですね。
戦争についても、「そういうことになるかもしれないか
ら、念の為、ハウルのような強力な魔法使いは手元
に置いておいた方がいいかも」くらいの理由背景にな
る程度で、描写は全くありません。


結局、「老婆にされてしまったソフィー」という主人公の
ドラマに対して、物語上の対立者がその元凶である個
人・荒地の魔女から、ソフィーとは関係のない戦争とい
う全体状況にすり替えられてしまったことで、全体の物
語も帰着点を失い、まとまりようもなくなってしまった、
ということだと思います。
違う言い方をすれば、ハウルが戦争を憎む気持ちにソ
フィーは最初から関与していないし、戦争のせいでソフ
ィーが老婆になったわけでもありませんから、2人のド
ラマが論理的に結びつく根拠が、そもないわけです。
これが原作どおりに「対荒地の魔女」で通していれば、
綺麗にまとまったのですが。
で、そんな理屈付けを超えて、役者の存在感が、「この
2人じゃないと駄目なんだ。それぞれの事情はさてお
いて、愛し合ってしまった2人なんだから」という説得
力を備えさせることも、映画の世界ではままある奇跡
ですが、アニメでは――というか、少なくともこの作品
では、そういうレベルに到達するほどのドラマの密度は、
用意されていたとは思いません。


なので、僕に言わせると、映画版「ハウル」は、わざわ
ざ原作を面白くなく改変してみせた作品という意味で、
とっても落胆しました。原作を知らない方が見ると、
また違うとは思いますが……。
冒頭、原作にないソフィーとハウルの出会いを追加し、
ハウルと荒地の魔女の確執のとばっちりとして、ソフィ
ーが魔法をかけられる理由をよりわかりやすくするなど、
良い改変も前半には見受けられただけに、後半の混乱
はただ残念の一言です。
posted by mikikazu at 12:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月08日

映画「ロスト・イン・トランスレーション」


すみません、今はベッドに横になっているのが一番
楽という状態で……。昨日もちょっと途中で気分が
悪くなって、仕事は早退させてもらいました。
なのでまだ色々調べたりとかいう気力は回復してお
らず、ちょっと様子見が続きます。


何も出来ないまでも、ベッドから首だけ起こして、
CSで放送されている洋画をボーっと眺めるのが精
一杯という感じで。
先日見たのが、日本で撮影されていることで話題に
なった、ソフィア・コッポラ監督の「ロスト・イン・トラ
ンスレーション」

公式サイト
http://www.lit-movie.com/


(以下内容ネタバレあります)

お話はさておいて、一番思ったのはラスト・シー
ン、先にタクシーでホテルを発った筈のビル・マー
レイを、それより後に徒歩で同じホテルを出たスカ
ーレット・ヨハンソンがいつの間にか先行していて、
彼女の後姿をマーレイ氏が見つけるという展開は、
物理的に不可能じゃないの、ということでした。
それとも東京の渋滞はそれほどひどいという皮肉
だったりするのかな?


なので僕は、マーレイ氏が見つけた女性はスカーレ
ットさんじゃない全然別人で、「そんな、異国の地
でオジサンが、若いキュートな女の子と偶然出会っ
てイチャイチャ出来るなんて、都合のいい幻想だよ」
みたいに放り出して終わるかと思ったんですけど。
そういう辻褄を無視して、映画的に映える「路上のキ
ス・シーン」でまとめてみせたことは、商品としては
正解だったんでしょうね。
ちなみに、真面目に映画見ている人にこういう意見
をいうと、「野暮」「大人気ない」とか怒られます。
気をつけましょう。
ちゃんとした批評は、元気が出たらやりたいですけ
れど……
posted by mikikazu at 13:32 | Comment(0) | TrackBack(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月06日

そういえばそういう時期も近いですね。


「風邪の方は大丈夫なんですか、しくへっどさん?
そ……そのっ! こ、これ私が編んでみた、マフラ
ーと手袋なんですけれど、よ、よかったら使ってく
ださい!」
などというプレゼントは、恋愛シミュレーションゲー
ムの世界でもなければ起きよう筈もなく(←ジャン
プの現行ベスト作「もて王サーガ太臓」と同レベル)、
自分で手袋とマフラーと室内用のドテラを買ってま
いりました。でも、まだセーターという手があります
よ?←しつこい
近畿の方は昨日今日で平均よりも5〜6度低い冷
え込みだそうですから、気をつけたいです。
体調の方は昨日よりはずっと回復傾向にあって、
あと数日くらいでなんとかしたいです。はい。
最近はネット関係者の方でも体調を崩されている
方が多いですし、どうかお大事に。
posted by mikikazu at 12:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月05日

その後


状態はあまり変わらず、ですね。
さすがに熱を計ったら、38度を越えててビックリ
しましたが。そりゃあ全身あちこち痛いわけです。
あははは。イテテ。
市販の風邪薬があまり効力を示さないとこをみる
と、風邪じゃなくてインフルエンザなのかもしれま
せんが、流行だからかかるというのも、あんまり
イケてないですよね。ナウくないです。
DASさんへのレポートとか、集中して頑張らないと
いけないものがあるので、引き続き回復に努めた
いです。

posted by mikikazu at 13:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月01日

養生します&レポートの方針


お察しの通り(笑)、まだ風邪です。
この二日間は、仕事から帰ってきてすぐバタン
キュー(←死語)でした。
風邪なんかひくのは、前回が思い出せないくら
いホントに久しぶりで、それだけ合格して気が
抜けたんでしょうね。
体温計なんていう贅沢品は持ってないので、熱
はどれくらいかわかりませんが、喉の痛みと鼻
がずっと、です。まあ、死ぬことはないと思うの
で、出来るだけ寝るようにしますね。それとお茶
のうがいも欠かさずに。はい。
あとは気合いと根性でなんとか(笑)。


short_g.gif


DAS(Delaware Anime Society)さんからの質問に
対する答えのアドバイス、引き続きメールなどでも
いただいております。ありがとうございます。
反応があっても数人くらいかなと想像してましたの
で(ごめんなさい)、嬉しいです&助かります。
ただし、DASの会報でいただける予定のスペース
にも当然限度がありますから、出来るだけ全員の
声が届くようには努めますけれど、全文をそのま
ま翻訳して転載というのは無理になると思います
ので、その点はご了承ください。


現在考えているのは――。
「日本でいま一番人気のあるアニメ」「アーティス
ト」については、挙げていただいた候補を、それぞ
れの声として並べるつもりです。統一見解を出すの
は無理ですし、意見は多様であった方がいいですも
のね。色んな立場と価値観があると伝えるのは、特
に異文化交流においては大切なことだと思います。


M.O.V.Eの日本での人気についても同様ですが、これ
は伝えるのが申し訳ない感じの意見の一致ですね。
あ、公式サイトの英語版については、既にご存知の
様子でした。


アニメの海賊版とダウンロード行為については、大
体の概況と倫理的一般見解をまとめるつもりですが、
共有ツールに関しては、今の僕の知識と英語力で責
任を持てるだけの見解を伝える自信がありません。
より正確な知識と英語力で伝えられる方のご助力が
あれば幸いです。


今後もDASさんとの間で、お互いに知りたい質問を交
わすセッションは回を重ねていきたいです。
今回は向こうの質問に答えるのがメインですので、
それと関係のないものについては次回以降の機会に
なると思います。
基本的かつ絶対的に、DASさんとの友好と親睦を深
めることが目的の企画なので、その方針に沿った質
問と答えをいただけると幸いです。
DASさんはアメリカのアニメファンを代表しているわ
けではないし、僕も日本のアニメファンを代表して
いるわけではないという、それぞれの個の立場を尊
重して、関係を築いていきたいと思っています。
その辺をどうか、ご理解ください。

posted by mikikazu at 08:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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