2008年11月22日

「Yes!プリキュア5GoGo!」第31〜33話、見ました。


というわけでこれ以上視聴を溜めていると、現実的
差し障りが出てくる感じにもなってきたので、消化モ
ードに入ることにした「Yes!プリキュア5GoGo!」
(公式サイト)は、第31話「ミルキィローズ新たなる力
!」から、第33話「ハッスルうららとカレー屋さん」ま
で見てみました。


あは、確かにこの辺の「なかったこと」攻勢は辛いと
いうか困りものですよね。いよいよ続編だけどパラレ
ルって感じになってきました。
まず、第一期で描かれた関係を考えれば、第31話で、
悩んでいる様子のナッツに、こまちさんが個人的サポ
ートしようとしないのは不自然ですよね。
まあ、本編で描かれない内に「終わった」のかもしれな
いですし、「なかったこと」にしてくれた方が、こま×かれ
派な人達には都合がいいですけど。


第33話でも、「クラスで孤立している」設定の筈だった
うららさんに、普通に仲の良いクラスメートがいたりする
わけです。
いること自体は、別に構わないし、喜ぶべきことだとは
思います。彼女が入学してから、それなりの時間が経っ
てはいる筈ですし、教室ではずっと孤独じゃ可哀想です。
ただ、一度「クラスで孤立している」という不幸な設定を
与えたからには、それを解除してあげるというか、プリキ
ュアじゃない普通の友達を作る過程を用意してあげるの
が、キャラに対する誠意だろうと考えます。
作り手の思惑一つで、キャラは幸福な立場にも不幸な
立場にも置かれてしまうわけですが、だからこそ、作品
の中でのキャラの人生に対しての、筋の通しようや責任
というものは、一貫すべきだと思います。


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ああけれども。
この「GoGo!」になってからの「なかったこと」の連発は、
あるいは壮大なネタ振りなのかもしれません。
きっと終盤の展開は――。


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秋元こまちは、ナッツへの想いを綴った、過去の自分の
文章を発見し、愕然とする。どうしてこんな大事なことを
忘れてしまっていたんだろう――。
確かめようとしても、ナッツの側にその記憶はまるでない。
いったい何が真実なのか。独自に調査を開始したこまち
は、自分だけでなく、プリキュアや周りの人間達からも、
お互いの絆や想いについての記憶が、徐々に「なかった
こと」にされてしまっていることに気づく。
やがてこまちは、ある驚くべき結論にたどり着いた。
「この世界は、何者かの手によって、少しずつ『なかった
こと』へと改変されている――!」
こまちは1人奔走するが、お互いへの想いを「なかった
こと」にされた人々からは生への希望が失われ、世界の
侵食と破滅が確実に進行しつつあった。
プリキュア達からも、自分達がプリキュアであった記憶す
ら、消し去られていく。もう誰も、放課後にナッツハウスへ
集おうとはしない。
ついには、かれんにまでも、自分と親友であったというこ
とすら「なかったこと」にされてしまった時、こまちは絶望に
挫けそうになるが、唯一真実を知り、まだプリキュアでい
られるという義務感だけが、彼女の理性をかろうじて支え
ていた。


そして迎えた最終決戦。
こまち――キュアミントはたった1人で、最後の、そして真
のプリキュアとしての戦いに挑む。

・次回予告
キュアミント
「絶対に取り戻してみせる! この世界も、私達の想いも!
『なかったこと』になんかさせないわ!」


「真実の扉の向こう側にハッピーエンドが待っているなんて、
誰が約束してくれたのかしら?」

ナレーション
「次回、『Yes!プリキュア5GoGo!』最終話、
『Do You Remember?』」

かれん
「さようなら、秋元さん――」


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最後のかれんさんの台詞は、もう自分のことを親友だっ
たとおぼえていないかれんさんに、こまちさんが最終決
戦前に、ただ会いに来た時の台詞ということで。
ともあれ長々と妄想すみませんでした。
これくらいやってくれたら、作品的にはすごいんですけ
ど、まあ日曜朝じゃ無理ですよね(笑)。女子幼児のトラ
ウマ確実です。


2008年11月20日

映画「Yes!プリキュア5GoGo!お菓子の国のハッピーバースデイ♪」の、第二週週末成績


第一週データに引き続いて、映画「Yes!プリキュア
5GoGo!お菓子の国のハッピーバースデイ♪」(公式
サイト
)の、第二週週末成績(11月15〜16日)につい
て、ですね。


映画情報サイトBox Office Mojo掲載の、日本国内
での週末興行成績データによれば、「お菓子の国の
ハッピーバースデイ♪」は、先週に引き続き第3位で、
その興行収入は131万4117ドル。1ドル=97.133円
換算で、約1億2764万4120円。前週から18.4%の
マイナスになります。スクリーン数は変わらぬ150で、
1スクリーン数での平均は、7208ドル(約70万134円)
です。健闘といっていい数字でしょう。
トータルでの成績は347万186ドル=約3億3706万
9570円に届いていますね。


これを昨年度の「鏡の国のミラクル大冒険!」と比較
してみると、その二週目の成績は118万3611ドル。
当時の1ドル=111.127円換算で、1億3153万1130
円になりますから、今年の「お菓子の国のハッピーバ
ースデイ♪」は、去年とほぼ変わらない勢いですね。
トータルでも、330万6717ドル(約3億6746万5540円)
と同じくらいですから、このままなら、最終的な興行成
績も、「鏡の国」と同じ、8億3000万円程度に落ち着く
のではないでしょうか。
劇場版「プリキュア」シリーズの最高成績である、1作目
「ふたりはプリキュア Max Heart」の8億5000万円に
届く・追い越すかというと、微妙なところでしょう。


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ネガティブな視点からの言い方になりますが、この作
品、DVDは売れそうな気がします。
僕がこの作品を劇場で見た時の、物語内容以外での
最大の感想というと、「上映される画質が悪い」だった
りしましたから。
併映短編の「ちょ〜短編プリキュアオールスターズ」の
時はそうでもなかったんですが、本編の「お菓子の国」
が始まると、あからさまに画質が落ちて驚きました。
色が淡過ぎで、輪郭もシャープじゃないというか、ひと
言でいうと「くっきりしていない」感じで、正直、テレビ放
送よりも、悪い映像状態だったと思います。


僕が見た梅田ブルクは、DLPシステムを導入している
ので、既にテレビ放送がハイビジョン化している、この
作品もDLP上映してくれるのかと期待していたら、残念
ながらフィルム上映でした。全国で他にこの作品をDLP
上映していたところがあるのかはわかりませんけど。
劇場差もあるかもしれませんが、この作品、プリキュア
達の変身シーンや必殺技シーンは、テレビ本編のもの
をそのまま流用しているので、ことさらにテレビとの画質
の差が目立ってしまったんですね。
わざわざ劇場までお金を払って観に行く理由のひとつに
は、「劇場の大画面で、綺麗なプリキュアの映像を堪能
したい」というものがあったんですが、それがテレビより
劣る画質では、「これはない」という話になるわけです。
あれでは作品が可哀相でした。


で、そういうことを気にするのは、「大きなお友達」だけ
だろうと思うので、結果的に、「やはりちゃんとした綺麗
な画質で劇場版プリキュアを見たい」と考える人たちの、
DVD購買意欲を煽るんじゃないかな、とも思いました。
それを狙って、あえて上映用プリントの質を下げている
のかもしれませんし、単に梅田ブルクに回ってきたプリン
トの質が悪かった、上映技師・機械の調子がよくなかっ
た、ということかもしれません。
ともあれ僕個人としても、画質という面では、残念な体験
だったというのが、本当のところです。またぞろ舞台挨拶
などの特典はつくでしょうから、DVD版の方も見るとは思
いますけど。


2008年11月17日

「ABC キッズコンサート 〜うちやえ ゆか&京フィル〜」、見てきました。


というわけで、昨日は大阪・ABCホールで開催された、
「ABC キッズコンサート 〜うちやえ ゆか&京フィル
〜」
を見てきました。
これは、京都フィルハーモニー室内合奏団が、ボーカ
ルというか「歌のお姉さん」に、「プリキュア」シリーズ
第3作「ふたりはプリキュアSplash☆Star」(公式サイト)
のOP曲である「まかせて★スプラッシュ☆スター★」
を歌っている、うちやえゆかさん(公式ブログ)を迎えて
おくる、家族連れ向けのクラシック音楽コンサートです。


その前の時間には、梅田ブルクで映画「プリキュア5
GoGo! お菓子の国のハッピーバースデイ♪」(公式サ
イト
)も鑑賞しましたが、そちらについて語るのは別の
機会ですね。お客の入り以外にポジティブなことが言
えそうにないので、あるいは永遠に別の機会かも、
ですが……。DVDで見直したら、また違うかも?


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ともあれコンサートで、僕がチケットを購入してみたの
は、11時半からの午前の部です。
購入が直前だったのにもかかわらず、かなり前の方の
席が取れてしまったことで、客入りの方がとても不安だ
ったのですけど、いざ会場入りしてみると、完全な満員
ではありませんが、そうですね、8割近くは席が埋まっ
ていて、ほっとしました。もちろんほとんどが、親子連れ
のお客さんです。その前に見たプリキュア映画よりも、
もう少し幼い年齢の子が多かったでしょうか。
ABCホールのキャパは300人くらいなのですが、可動席
は全て展開し、さらにそれと舞台との間のスペースにも、
スタッキングチェアを4列ほど並べて席をつくっていました
から、フル・キャパシティ状態ですね。
チェア席を用意したのは、コンサートの性格上、舞台と
客席との距離を近づけたかった、ということもあると思い
ます。


ABC(朝日放送)主催ということで、ABCのアナウンサー
のお姉さんの司会でコンサートは進行していきます。ひょ
っとしたら、同じくABC主催だった「Yes!プリキュア5 夢の
音楽会」
の時と、同じ人だったかも? 近い趣向のイベン
トですし。
京都フィルハーモニー室内合奏団は、堅苦しくなく、時に
笑いを誘うパフォーマンスを交えながら、誰もが聞き覚え
のあるクラシックの名曲をコンパクトに演奏してくれました。
オーケストラが用いている各楽器の説明、ホウキを改造し
た楽器での演奏(ウイリアムテル序曲)、入場時に渡される、
フィルム・ケースを利用した簡易マラカスによる、オーケス
トラと観客の合同演奏(「南の島のハメハメハ大王」)などな
ど、バラエティ豊かな構成で、「ここは子供が飽きるだろう」
と思った場面は、ほとんどなかったと思います。
クラシックの魅力の入り口を小さな子供達に伝えるための、
楽しい内容になっていましたね。


「歌のお姉さん」として紹介される、うちやえゆかさんが登
場したのは、1曲目が終わった後だったでしょうか。
思ったよりも、ずっと小柄な方だったので驚きました。
僕がうちやえさんのお姿を拝見したのは、映画版「Splash
☆Star」のDVD特典である、五條真由美さんとのミニ・コ
ンサートの映像くらいだったんですが、何故かそれを見て、
わりに大柄な方なんだな、と勝手に思っていたんです。
ということは、五條さんはさらに小柄な方なのかもしれま
せんね。
うちやえさんは、「となりのトトロ」のメドレーを元気よく楽
しく、「もみじ」「里の秋」といった童謡はしっとりと歌って
くれるだけでなく、音楽物語「きつねのおきゃくさま」では、
物語を感情たっぷりに読み上げてもくれて、子供達も真剣
に耳を傾けてくれていたようです。僕の隣の席の女の子は、
物語で狼が登場する場面で、本当に怖がってお母さんに
必死にしがみついていましたし。
自分がメインでない場面でも、うちやえさんはまめに会場
の子供にマイクを向けたり、笑顔でアイ・コンタクトしたりと、
色々気をつかって動いておられました。


そういう、クラシック啓蒙的な内容のメイン・パートが1
時間ほどで終了すると、みんなお疲れさまという感じで、
ボーナス・トラック的に披露されたのが、うちやえさんに
よるプリキュア・ソング、

「My dear friend」
 (「Yes!プリキュア5GoGo! ボーカルアルバム1」収録)

「まかせて★スプラッシュ☆スター★」
 (「ふたりはプリキュアSplash☆Star」OP曲)

「ガンバランスdeダンス〜希望のリレー〜」
 (「Yes!プリキュア5GoGo!」後期ED)

の3曲でした。人気のプリキュアの歌、ということで、「プリ
キュアだ!」と子供達の反応も大きかったですね。
「My dear friend」は、オーケストラの生演奏がバック
だからこそ、さらに映える曲だったと思います。うちやえ
さんの伸びのある声とのマッチングも最高でした。
「まかせて〜」は代表曲ですし、やはりご本人の声で聞
けるということに価値があると思います。メドレーとかじ
ゃなくて、フル・コーラスちゃんと聞けるのが本当に嬉し
かったですね。
そして「ガンバランスdeダンス」は、今現在テレビで流れ
ている曲ということで、一番の盛り上がりでした。
うちやえさんソロ・バージョンということでも、頑張り感が
よかったです。
子供達にも、一緒に踊ろうと呼びかけていたのですが、
前の席とのスペースがあまりない席設計で踊りづらかっ
たり、さすがにお疲れの子も多かったみたいですね。
ともあれ、オーケストラの生演奏でプリキュア・ソングを
聞けるという意味での満足感はたっぷりでした。


コンサート全体としては、完全にファミリー向けの、楽し
いクラシック啓蒙イベントで、いわゆるオタクの人が積
極的に楽しめるような要素はありませんでしたし、当然
それでよかったのだと思います。
僕自身も、楽しめたかどうかは別にして、自分が「いちゃ
いけない人」だというのは理解出来たので、次回同種の
イベントがあっても、遠慮すると思います。
思い出したくないので詳述しませんが、マナーのとても悪
い、「大人のオタク」が1人いて、特に前半はその人物の
せいで会場の雰囲気が悪くなったりする場面もありました
し(うちやえさんも困っていました)、そういうのはあまり見
たくないですから。


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コンサートが終わって帰ろうと思ったら、これは事前に告
知されていなかったんですけれど、うちやえさんのサイン
&握手会も用意されていたんですね。小さい規模のイベ
ントだから可能な、嬉しいサービスということですか。
僕自身は、そういう意味でのコレクターだったりは全然し
ないのですが、これもせっかくの機会だし、ひとつの経験
だろうと考えて、CD(「Yes!プリキュア5GoGo! ボーカル
アルバム1」)を購入して、列に並ぶことにしました。まあ、
正直「勢い」というやつですね(笑)。
で、いざ僕の番が来たわけですが、自分の名前を書いて
もらっても仕方がないし、気恥ずかしいしということで、
「うちやえさんとクラシック! そ、それは聞いてみたい・・・
けど都合で叶わず・・・。」
と仰っていた、黒森コウさんのお
名前を、うちやえさんにお願いして書いてもらいました。


.


機会があるのかどうかわかりませんが、渡すなり送るなり
が出来るまで、こちらで大切に保管させていただきます。
エクスキューズとしては、一応1週間遅れの誕生日のお祝
いということでどうでしょう?


2008年11月13日

映画「Yes!プリキュア5GoGo!お菓子の国のハッピーバースデイ♪」の、第一週週末成績は、前作並みか


先に別記事で、「プリキュア」の話題を少し。
先週末の11月8日より公開の始まった、「プリキュア」
シリーズ映画第5作目、「5」としては2作目になる
「Yes!プリキュア5GoGo!お菓子の国のハッピーバ
ースデイ♪」(公式サイト)の興行成績についてですね。
映画情報サイトBox Office Mojo掲載の、日本国内
での週末興行成績データ
によれば、「お菓子の国の
ハッピーバースデイ♪」は、「レッド・クリフ Part1」
「容疑者Xの献身」に続く初登場第3位で、161万351
ドル、1ドル=98.2895円換算で、約1億5828万590
円の成績になります。
スクリーン数は150で、単スクリーンごとの平均成績
だと、1万736ドル=105万5236円という数字になり、
1位の「レッド・クリフ」の73万6876円を上回ります。


昨年同時期に公開された(11月10日)、映画第4作
「鏡の国のミラクル大冒険!」の、公開第一週週末成績
は156万2646ドル、当時のドル換算(110.748円)だと、
約1億7305万9910円ということになってますから、そう
比較すると実はわずかに、前作を下回る数字になって
いますが、実質的にはほぼ同じくらい、と考えていいの
だろうと思います。


個人的には、あれれ?とは思いました。
というのも、今作の前売り券のセールスは、前作から
56%増しと聞いていました(アニメ!アニメ!10月31
日付け記事
)。
なので、前売り券を買ってもらってまで楽しみにしてい
る子供達は、きっと初週から劇場に駆けつけるでしょ
うから、その興行成績も、前作をかなり上回るのだろ
うと想像していたんですね。
でも、前作と同じくらいの出だしということで……。
前売りが好調だったぶん、当日券が下がったとか?
このスクリーン数だと、これくらいが上限ということな
のかもしれませんが……。
あ、いえもちろん、歴代プリキュア映画の中ではトップ
クラスの数字ですから、成功というのは間違いないの
だろうと思います。
昨年からすると、景気もずいぶんと悪くなっているの
ですし、昨年並みというだけでも、ありがたいことなの
かもしれませんしね。
最終的にどうなるかまでは、情報をフォローしていき
たいです。


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以下は個人的な話です。
「プリキュア」シリーズ第3作「ふたりはプリキュアSplash
☆Star」(公式サイト)のOP曲である「まかせて★スプラ
ッシュ☆スター★」を歌っている、うちやえゆかさん(公式
ブログ
)をメインとした音楽イベント「ABCキッズコンサート!
〜うちやえゆか&京フィル〜」
(11月16日 ABCホール)
なんですが……、結局足を運んでみることにしました。
関東在住の某黒森様が、行きたいけど無理そうみたい
なことを仰っていたので、これはぜひ見に行って自慢し
てやろううははとか思ったのは、誰にも言えない秘密です。


……いえいえいえ真面目に言うと、会場は電車で20分く
らいの近場ですし、なによりうちやえさんが生声で歌って
くださるのを、室内合奏団の生演奏で聞けるのは、とても
貴重な機会だろうと。
普通のイベントなんかだと、演奏はテープというか、有り
ものの音源を流すだけですよね。そう考えると、生演奏が
バックというのは、特別ですから。しかもとりあえず、僕個
人も大好きな「まかせて★スプラッシュ☆スター★」は確実
に聞けるわけですし。行って損はないだろうと思いました。


で、本日チケットを購入してみたんですけど。
……公演の3日前購入で、1階のD列、つまり前から4列
目ってどういうことですかー!?と、ちょっと焦りました。
座席設計自体は、可動席をどう配置しているかどうかに
よりますけれど、まあ、前からABCDって数えてくるのは
間違いないですよね。
つまり――、全然売れてないってことですか?
直接「プリキュア」絡みじゃないってことで、「夢の音楽会」
やミュージカルショーと違って、主催ABCの「プリキュア」
テレビ放送でも、宣伝してくれてないみたいですし?
いや僕は、「夢の音楽会」の時みたいに、後方の席から
こっそり見られれば、くらいに思ってたんですけど……。
うちやえさんが目の前で見られる、ということより、正直
気恥ずかし過ぎるので、後ろの方の空いてる席にこっそ
り移動しちゃおうかなーと考えてたり。
ブログによれば、うちやえさん、かなり気合入って楽しみ
にされてるみたいですから、関西のお暇な方は、ぜひど
うぞなのです。っていうか、うちやえさんのブログ読んで
たら、これは行かねば、って気持ちになっちゃいました。
時間的にはなんとか間に合いそうなので、梅田で「お菓
子の国のハッピーバースデイ」の初回上映を見てから行
くかもしれません。


2008年11月09日

「Yes!プリキュア5GoGo!」――「ともだち」としての、美々野くるみさんの価値


先に色々です。
諸事情で視聴が遅れていた「Yes!プリキュア5GoGo!」
(公式サイト)は、こちらでも、やっと第30話「王の力と
ナッツの悩み」まで視聴しました。
やっぱり、複数の作品を平行して見ていくのは、難し
いみたいですね。前回の感想(ってものでは全然なか
ったですけど)から2ヵ月ぶりと、未視聴エピソードも溜
まってしまいましたし、とりあえず今後は、こちらもアニ
メ作品視聴については、「プリキュア5GoGo!」を最優先
ということにしていきます。


前売り券のセールスが前作から56%増と(アニメ!
アニメ!10月31日付け記事
)、さらなる大ヒット間違い
なしの状況らしい、映画「お菓子の国のハッピーバー
スディ♪」(公式サイト)も、ついに昨日から公開中です
が、前作同様に、こちらもDVD視聴ということになると
思います。


そうそう、いつもお世話になっている、ブログ「ジェット
フォレスト パークへようこそ」
の黒森コウさん(お誕生
日おめでとうございます♪)が、11月6日付け記事で、
ライブやアイマックスシアターでの映画上映などの、
「ふたりはプリキュア Splash☆Star」関連情報を伝え
てくださっています。
こちら関西でのイベント情報を付け加えるなら、「S☆S」
のOP曲である「まかせて★スプラッシュ☆スター★」を
歌っている、うちやえゆかさん(公式サイト)をメインとし
た音楽イベント「ABCキッズコンサート!〜うちやえゆか
&京フィル〜」
が、1週間後の11月16日に、大阪・ABC
ホールで開催されます。
これは、2月に開催された「Yes!プリキュア5 夢の音楽
会」
(当ブログレポート)を、もっとクラシック主体にした内
容みたいですね。
「S☆S」の主題歌は歌ってくれるそうですけど、ブルーム
とイーグレットは来てくれるかどうかな?


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やっと本題です。あ、うちはポリシーとかないので、寸劇
縛りは無視して、今回は評論スタイルなのです。
ともあれ第30話まで見て(第26〜28話は録画失敗して
ました)思ったのは、やはり第30話での、

うらら 「のぞみさん、可愛い♪」
のぞみ 「あ、ホント? うららも似合ってるよ♪」
うらら 「えへへ♪」

とウサギのコスチュームを褒めあう、のぞみさんとうらら
さんのラブラブっぷりが最高だったということでしょうか。
あなた達、もう付き合っちゃいなー、みたいな(笑)。
そりゃありんさんも「はいそこ!」ってツッコミしちゃいま
すよね。無茶苦茶声が怖かったんですけど(笑)。


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……ってなことではなくて、真面目に語るとすると、第
30話は、のぞみさんとくるみさんの絶交をめぐるお話
がメインだったこともあって、くるみさんの、のぞみさん
にとっての「ともだち」としての価値というか、関係の大
切さ、みたいなことを、あらためて感じたりしました。
のぞみさん視点からの、プリキュアのメンバーの中での
関係を考えると、りんさんは親友で幼馴染みという存在
で、関係が保障された、「他人」よりはずっと近い立場で
すよね。
うららさんは、いつも自分を慕ってくれる可愛い下級生
で、かれんさんとこまちさんはその逆の、頼れる上級生
として、関係がまとまっています。


で、過去の「プリキュア」シリーズとは違い、この「5」シ
リーズは、学園内での、他の一般生徒・クラスメートと
の交流がほとんど描かれていませんよね。のぞみさん
のクラスメートにしても、りんさん以外に名前がある人
はまだいなかったような。
なので、のぞみさんの人間関係は、プリキュアというチ
ームの中だけで完結してしまっていた、一種の閉塞も、
見る側としては感じていたんです。
しかも「GoGo!」になってからは、進級もしないまま同じ
季節を繰り返す、物語時間の流れとしての閉塞も、発
生するようになってしまった。
だから結果として、中学2年生あるいは3年生という、
その時しかない筈の人間関係や、青春の時間の味わい
みたいなものが、薄れてしまっているとも思ったんです。


そこに現れたのが、美々野くるみさんです。
確かにくるみさんの正体はミルクで、のぞみさん達とも
旧知の間柄ではありますが、「美々野くるみ」としての、
のぞみさんとの接し方は、やはりミルクの時とは違って
いると思います。
同じ中学2年生という人間肉体と、プリキュアと肩を並
べて戦えるミルキィローズとしての力によって、のぞみ
さんと対等に向き合える、「ともだち」という他者として
の立場を手に入れられたんですね。


パルミエ王国の国王付きの、準お世話役という、ミルク
としての公的立場からなら、救国の英雄であるプリキュ
アののぞみさん達を、どんなに敬ってもおかしくない筈
ですし、その内心の深い感謝は、第30話でも述べられ
た通りです。
けれど人間化したくるみさんの、外面的な態度は、特に
のぞみさんに対しては、きついというか素直じゃないと
いうか、距離を感じさせるものですよね。
プリキュアであるのぞみさんを偶像化して持ち上げるの
ではなく、身内感に甘えて近づき過ぎたりもしない。


そういうくるみさんが、のぞみさんのそばにいることで、
述べてきた「GoGo!」という作品の閉塞感も、かなり救
われていると思うんです。
つまり、くるみさんがそういう「他者」という距離感を保
っていると、のぞみさんの人間関係にも、プリキュアの
仲間達だけではない幅が生まれて、世界観的に、より
健全に感じられるんですね。
またくるみさんは、名前があるのぞみさんのクラスメー
トという他者でもあって、仲間ではあっても、教室では
同じ机で座って並んだりはしない、という距離感も、い
つものぞみさんの隣にいるりんさんとの、よい対比にな
っています。


くるみさんの、のぞみさんにとっての、まず他者である
「ともだち」という立場の価値は、作品にとって、とても
重要なものになっていると思います。くるみさんがいる
ことで、安心出来ることが多いというか。
まあおかげで、親友であるりんさんの影がずいぶんと
薄くもなってしまいましたが(笑)。
子供達の間でミルキィローズの人気が高いのも、幼馴
染みという、作品内で既に決められた関係があるりんさ
んや、生徒会長といった敷居の高過ぎるかれんさんなど
ではなく、まず普通の「ともだち」という距離感をもっての
ぞみさんに接しているくるみさんの方が、感情移入しや
すいからではないでしょうか。
あんな風に、プリキュアと関われるのなら出来そうだし、
しかも無茶苦茶強くて格好いいし、ということで。


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以下私信欄

2008年10月31日

「プリキュア5GoGo!」のお見舞い寸劇。

例によってお見舞い代わりの、「Yes!プリキュア5
GoGo!」(公式サイト)の、寸劇を少し。
お題はこちらも同じ病気というかお見舞いで、カプは
のぞみ×うららです。
風邪で寝込んだうららさんのお見舞いに、泊りがけで
のぞみさんがやってきた、その翌日の朝の、ベッドで
の会話くらいという設定でよろしくです。甘々ですっ。
あれですね、最初はSSの体裁で仕上がりかかってい
たんですが、やはり内容に対して長過ぎたので、会話
だけを抜き出した寸劇に改稿しました。まあ、あんまり
「お姉ちゃん分」は入れられませんでしたが(笑)。
書くのは久々なので(8月14日以来ですか)、キャラが
変になってないといいんですけど。


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寸劇「Get Well Soon」

2008年10月04日

プリキュアミュージカルショー盗撮動画の件について


ご報告するのが楽しい種類の話ではありませんが。
匿名の方から、「プリキュアミュージカルショーの盗
撮動画が海外の動画投稿サイトにあったんだけど、
これってひょっとして?」という連絡をいただき、慌て
てチェックしてみたのですが、確かにその7分少しの
動画で撮影されているのは、僕が先日観た東京・調
布市での「Yes!プリキュア5GoGo! ミュージカルショ
ー」の一部で、投稿したのは、同行していたイタリア人
の方の1人、でした。


来日以前から、メールで「ミュージカルショーは撮影
出来るのか?」という質問をされていて、それは禁止
されていると答えていたんですね。
当日も、電車で移動中に同じ質問をしてくるので、会
場に入ってすぐのところに張られた、禁止事項を伝
える注意書きの張り紙をはっきりと指差して、これに
は「写真・ビデオの撮影を禁止する」と日本語で書い
てある、と念を押して伝えたんです。そうしたら、2人
とも笑顔で「オッケー」と答えてくれたので、やっとわ
かってもらったと安心していたのですが、残念ながら、
その気持ちは裏切られたわけです。


撮影した人は、間にもう1人のイタリア人の方をはさ
んで僕からは距離がある位置に座っていて、観劇中も
その様子は、僕からはあまりよくわかりませんでした。
僕もショーに夢中だったということもありますし、何より
僕が念を押して「ダメだ」と伝えたことで、特に僕には
気づかれないように注意していただろうと想像します。
あれだけ言ったのだから、まさかという気持ちもあり
ましたし。
さすがに全編撮影出来たとは思いませんが、それでも
やはり、気づけなかった僕にも責任はあるでしょう……。
すぐに削除するように本人にメールは送っているので
すが、現時点までに返事はありません。


撮影行為自体の是非以上に、僕が「撮影は禁止」と伝
えたことを理解した振りをしてみせたその裏で、こっそ
り撮影していたという裏切りが、なんとも空しいですね。
もちろん僕は、笑顔で嘘をつける人間とお付き合い出
来るほど心が広くもないので、今後の交流は一切お断
りということになりますけど。
ショー自体は素晴らしい出来だったのに、残念な後日
談となってしまいましたね……。
まあでも、来年の1〜3月には、関東地方でまたミュー
ジカルショーは開催されるようなので(内容は同じ?)、
今度こそは楽しい思い出作りにするよう、足を運んで
みようかと考えていたりもします。その時は盗撮しない
方(笑)、ご同伴のほどをよろしく。


2008年09月08日

「Yes!プリキュア5GoGo! ミュージカルショー」、見ました。 


その「Yes!プリキュア5GoGo! ミュージカルショー」
(9月6日 東京・調布市)についての感想を少しだけ。
会場となった、調布市グリーンホールのキャパシティ
(大ホール)は1307人なんですが、入りは8割5分くら
いですか?
当然ながら小さな女の子とその親御さんがほとんどだ
ったわけですが、なりきりグッズでプリキュアの格好を
したお子さんも、とてもたくさんいて可愛かったです。
一番多かったのはやはりドリームで、続いてミルキィ
ローズですか。髪型やメイクまで完璧な子もいて驚き
でした。他にルージュやレモネード、アクアも見かけま
したね。ミントは……すみません気づかなかったです。
ごめんなさいこまちさん。っていうかキャラクターショー
でリストラされた理由がなんとなくわか(以下略)。
ショーが始まる前に、司会のお姉さんが登場して、諸
注意と合わせて、プリキュアへの応援の練習なんかを
するわけですが、半数がお子さんでも、600〜700人
(小学校ひとつ分ですよね)が一斉に「がんばれー!」と
叫ぶと、会場が震えるくらいのパワーでした。
音響設計の良い屋内ということもありますけど、ショー
の途中でも、みんなの応援でブンビーさん達の台詞が
聞き取れないこともありました。


ショーの内容については簡単に言っちゃうと、学園で
行うダンスパーティのために作った飾りをブンビーさん
に奪われ、代わりにローズパクトを渡すように迫られる
――という感じですか。その合間に、くるみさんが他の
プリキュア達をあらためて認めていくドラマが組み込ま
れていて、橋渡し役のシロップが活躍します。
サブ・ストーリーとしては、ダンスの下手なのぞみさん
が、うららさんとかれんさん、そして司会のお姉さんに
助けられながら、練習を頑張っていくというものもあり
ましたが、こちらは基本的に、観客の子供達とのやり
取りがメインのコーナーですね。
一緒に踊っていいのは1階席のお子さんだけで、僕も
いた2階席の子供達は、踊ろうとしたら係員の人達に
すぐ制止されて、ちょっと可哀想でしたが危ないですし、
仕方ないです。


ステージング自体も凄かったです。
何度も繰り返される変身場面は、子供達の夢を壊さな
いように、見事な手順が用意されていました。
特に感嘆したのは、見た方ならわかるでしょうけど、中
盤の全員揃っての一瞬での変身で、最初は「どうしてあ
んなものを置いてるんだろう?」と思っていた「あれ」を、
ああいう風に用いるのは、頭いいなあと思いました。神
業的なタイミングでしたね。
ダンスも、ワンテンポ遅れるなどの細かいミスはいくつ
かありましたが(誰とは言いませんがミントとか)、ショー
を破壊するほどではなく、ほぼ満足出来る出来だったと
思います。とても綺麗でした。
通常のミュージカルとは異なり、歌う必要はないわけで
すが、中の人の視界は相当限られているでしょうし、そ
れで十数人がダンスを合わせるのは、大変なことだと
思います。


個人的な評価をするなら、ダンスに苦心するのぞみさん
への愛情もとい信頼を歌で表現するために、りんさんが
メインで、キャラクター・ソングで一番好きな「リバーシブ
ル」を歌って踊ってくれたので、百点満点中三百五十点
くらいはあげてもいいんですけど(笑)。
というか全編を通して、いわゆるミュージカル手法として、
歌詞の内容とドラマの流れがちゃんとリンクしていたのは、
この曲だけだったような? 
「リバーシブル」は明確に、りんさんがのぞみさんのため
に歌った曲だから使いやすかったんでしょう。


過去シリーズのプリキュア達との共演は、僕個人は今年
2月の「Yes!プリキュア5 夢の音楽会」でも経験済だった
わけですが、今回は助っ人としてのバトルと、「5」のプリキ
ュア達とのやり取りのお芝居もあったので、さらに楽しかっ
たですね。
初代からはサーキュラス、「S★S」からはカレハーンという、
再生怪人(?)も登場し、因縁の戦いを繰り広げる展開は、
結構燃えます。
後半は、ほぼバトル・アクションだけで突き進み、戦いが
終了してハッピーエンドとなった後も、さらに歴代のプリ
キュア・ソングのダンスを次々に披露してくれる構成は、
かなりお腹一杯になりますね。


そうですね、現在進行中のキャラクターショーが、ドリ
ーム、アクア、レモネード、ミルキィローズの4人しか出
演しないものだから、ということもありますが、「5」のフ
ルメンバーに加えて(あ、書き忘れてましたが人間体シ
ロップも結構踊ります)、過去のプリキュア達も全て登
場するこのミュージカル・ショーは、とても贅沢で豪華な、
お薦めの舞台ですね。
もう残された公演も2つだけですが(9月13日・茨城 
9月15日・東京 文京シビックホール)、チケットも安い
ですし、着ぐるみショーに抵抗のない「プリキュア」ファン
の方なら、足を運ばれても損はないと思います。



2008年08月14日

「Yes!プリキュア5GoGo!」第22話、見ました。

追いつきたいので頑張っている「Yes!プリキュア5
GoGo!」(公式サイト)は、やっと第22話「のぞみ先生
大いに頑張る!」を見てみました。
今日は寸劇ですが、内容的には単に昨日のSSの反
動ということで、てきとーに流しちゃってください。
サブタイトル読みは、アニメ版「北斗の拳」クライマッ
クス期の、千葉繁さんの予告の勢いでお願いします。


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寸劇「プリキュア5壊滅の日! ミルキィローズ、お前は愛に命を捨てるのか!」を読む

2008年08月13日

「Yes!プリキュア5GoGo!」第21話、見ました。

さらに引き続き「Yes!プリキュア5GoGo!」(公式
サイト
)は、第21話「友情たっぷりみんなでお弁当!」
を見てみました。
最近作画的にアレなのは、メインスタッフさんを劇
場版の方に投入しているからですか? 
個人的には、サイド・ストーリーに過ぎないだろう
劇場版よりは、本筋であるテレビ・シリーズのクオ
リティを保って欲しいところなんですけど……。
そうそう、北京五輪中継のために、「GoGo!」の放送
はお休みなのかと思っていたら、特番として「YES!
プリキュア夏まつり!!」
(「ジェット フォレスト パー
クへようこそ」さん8月12日付け記事)という番組を
放送していたそうですね。こちらの番組表では見か
けませんでしたから、ひょっとして関東地域限定だ
ったかもしれませんが……。そういうの、よくありま
すし。
本放送から2ヵ月も遅れて見ている僕の場合、まだレ
ビューを読むわけにはいかないのですけど、いずれ視
聴が追いついたら、楽しみに拝読させていただきます。


それはともかく本編第21話を見たら、これは書いとか
ないと、と思ったので、例によってSSを少しだけ。
そのままりょうさんの方の第21話感想寸劇に続くお話、
になっているとしてもいいかもです。勝手にすみません。
ともあれ、いつも色々インスパイアしてくれるりょうさん
には感謝なのです。
タイトルはベタですが、内容がベタなので、MR.BIGの
名曲から。


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SS「To Be With You」を読む

2008年08月11日

「Yes!プリキュア5GoGo!」第20話、見ました。

というわけで、さらに引き続き「Yes!プリキュア5
GoGo!」(公式サイト)は、第20話「こまちとまどか
二人の夢」を見てみました。
そちらの寸劇がうららさんとこまちさんの組み合わ
せで、素敵に感動的なのに、こっちのはいつものコ
ントでごめんなさいですけど。まあ、ファースト・キ
スの時じゃなくてよかったかな、という話ではありま
すね(笑)。
アニメでのりんさんの一人称は「あたし」なんですけ
ど、これまでは、字面的にあんまり綺麗に感じなかっ
たので、「私」表記にしてきました。
今回は内容的に「あたし」の方が合うかなと思ったん
ですけど、どうでしょう。


「アオイシロ」の考察追記も興味深く拝読しました。
伝奇作品のツボのひとつは、日常を超えた向こう側に、
いかに理性ある人間を招き寄せる、あるいは引き落と
すかというテクニックだろうとは思います。
その時のキャラクター心情における、理性と常識の揺
らぎみたいなものと、「アオイシロ」のような作品でいえ
ば、各ヒロインに対する感情の論理性を両立させるの
は、なかなかに難しいですよね。誰かを好きになって
いくシナリオには、関係性の構築・進展という、論理的
な手順が欠かせないわけで、その背景にある伝奇世界
の非論理性とは、根本的にそぐわないものですから。
個人的な好みを言えば、全てが顕在意識上で構築出来
る論理によって行動が規定され、解決を導く展開の方が
いいですけれど、梢子さんにどこまで期待出来るでしょ
うか……。

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感想寸劇を読む

2008年08月08日

「Yes!プリキュア5GoGo!」第19話、見ました。

というわけで引き続き「Yes!プリキュア5GoGo!」(
式サイト
)は、まず第19話「浦島かれんと亀ミルク!?」を
見てみました。続く第20&21話は、もうちょっと待ってく
ださいという感じです。
ともあれそういう事情でしたら、代わりに、じゃないです
けど、こちらでかれんさんとくるみさんのSSを少しだけ
掲載しておきますね。本編内容とはかなり関係ありませ
んが、いつものように(笑)。
そちらの第19話感想寸劇での2人のやりとりも、甘々で素
敵だったと思います。重ねた2人の頬の温もりが伝わって
きて、こちらこそ転げまわりたいくらい、いい意味で気恥ず
かしさいっぱいです。
こういう風に簡潔に雰囲気を構築出来たらいいんですけど、
うちのは段取りばっかりに手間取って(笑)。


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SS「Tea in the Room」を読む

2008年07月23日

「Yes!プリキュア5GoGo!」第18話、見ました。

さらに引き続き「Yes!プリキュア5GoGo!」(公式
サイト
)は、第18話「みんなに届け!うららの歌声」
を見てみました。
諸事情で、キー局での放送から2ヵ月遅れで視聴
しているこの作品ですが、このエピソードで、うらら
さんの新曲「ツイン・テールの魔法」が披露されるこ
とは、ずっと知っていたんですね。
出来るだけ新鮮な気持ちで聞いてみたかったので、
この2ヵ月というもの、慎重に慎重にネットを巡回し、
ついに一度も耳にすることなく、本番エピソードを
視聴することが出来ました。


曲自体は、デビュー曲の「とびっきり!勇気の扉」と
比較すると、さらにアレンジは凝っているけど、メロ
ディが一発で耳に残るものではない、というのが最
初の印象になります。
まあ、「とびっきり!勇気の扉」の方は、デビューラ
イブでプリキュア5ダンサーズの応援という、映像
的インパクトもありましたし。
この印象は、「GoGo!」の主題歌である「プリキュア5、
フル・スロットルGO GO!」を初めて聞いた時と同じ
ですから、いずれは好きになるかもしれません。
あ、いつ聞けるのかはわかりませんが、歴代のOP&
EDシンガーズが勢ぞろいの、「ガンバランス de ダン
ス ver.2008」
もすっごく楽しみです。どうせなら映
像の方も、歴代プリキュア勢ぞろいにして欲しいとこ
ろですけど。


★あ、ココ×ナツの夫婦トークも面白かったです。
パロディありがとうございました♪
っていうか、前話SSへのインスパイアこそ、一番
感謝したいですね。


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寸劇を読む

2008年07月21日

「Yes!プリキュア5GoGo!」第17話、見ました。

というわけでこちらでも、「Yes!プリキュア5GoGo!」
(公式サイト)の第17話「たむけんさんの宝物」を見て
みました。
とはいえ、りょうさんの方でコメントがないのなら、
こちらでもスルーなのであります。この「たむけん」
さんという方、僕は今までテレビや雑誌で、一度もお
姿を拝見したことがないので、どう面白がっていいの
か難しかったのは事実です。
映画版の芸能人ゲストであったザ・たっちのお2人は、
ミギリンとヒダリンという役でしたから、ご本人達を知
らなくても大丈夫でしたけど、このたむけんさんはご
本人の役ですし。
あ、でものぞみさんの「ホントにホントにないの?」に
対する、背中を向けたココ・ナッツ・シロップの止まっ
た姿とかはよかったです♪


なので今回は、本編内容とは全く関係ありませんが、
かれん×くるみのSSをちょっとだけ。ほら、「膝の上
に座らせている」という目撃者がいたのなら仕方ない
っていうか、僕のせいじゃないっていうか(笑)。
でもですね、17話に至っても、いまだにかれんさんと
くるみさんの2人だけの会話シーンってなかったと思
うので、どんな口調で喋らせればいいのかは困りまし
た。まあ、その辺はご容赦ください。


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SS「Two in the Room」を読む

2008年07月17日

「Yes!プリキュア5GoGo!」第16話、見ました。

というわけでこちらでも、「Yes!プリキュア5GoGo!」
(公式サイト)の第16話「かれんとこまちとお菓子の家」
を見てみました。
こちらのキャラ寸劇は、前回に引き続きココ×ナッツ
になります。でもしかし、ラブラブトークって難しいで
すねえ。←どこがっ


「プリキュア」シリーズといえば、「GoGo!」の前作にあ
たる「Yes!プリキュア5」(公式サイト)が、東映アニメ
BBプレミアム
で、来月から配信開始されるようです。
同サイトでは、現在「ふたりはプリキュア Splash☆
Star」
も配信中で、それに続くものですね。
そうすると、初代「ふたりはプリキュア」「Max Heart」
は?とも思ってしまうんですけど。


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感想寸劇を読む

2008年07月06日

「Yes!プリキュア5GoGo!」第15話、見ました。

というわけで「Yes!プリキュア5GoGo!」(公式サ
イト
)は、引き続き第15話「りんちゃんと豆の木」を見
てみました。
とはいえ、いつもうちの寸劇やSSで言ってるような
ことを本編エピソードで言ってくれたので、のぞみ×
りん的な部分については、野暮になるので、いい意
味で特に付け加える気にはならなかったり。
珍しくかれんさんとこまちさんが戦闘に最後まで
参加しないことで、りんさん主観の文体が崩れな
かったのもよかったですね。


確かに、りんさんが苦労人過ぎるとは思いますが、
本人が、大好きな人のためになら、いつでもどこ
でもフォローすると心に決めているのだから、そ
れを第三者がどうこう評しても仕方ないわけです。
その奉仕に対するご褒美みたいなものは、第6話
のSS
で既に書いてるんですけど、本編でもちょっ
とくらい、りんさんが報われる瞬間も見てみたい
ですね。うちでもまた書きたいですけど。


そちらの寸劇感想については、こまちさんの言う
通り、素敵な雰囲気がいっぱいで、微笑ましかっ
たです。本編では描いてくれるかどうかわからな
い、かれんさんに甘えるくるみさんの描写が、実
は毎回密かに楽しみです。
じゃあこっちはどうするかというと、ホットケーキ・
パーティにお呼ばれされなかった(笑)男性組2人
による、あまり本編エピソードとは関係のない会
話を少しです。


あ、それと久々の、静留×なつきさんの寸劇もあ
りがとうございました。こういう他愛のない日常の
イチャイチャ(笑)がずっと続いているのなら、そ
れはそれで2人にとって幸せなんだろうと、あら
ためて安心します。


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   会話寸劇を読む

2008年06月27日

「Yes!プリキュア5GoGo!」第14話、見ました。

ちょっと落ち着きませんけど、「Yes!プリキュア5
GoGo!」(公式サイト)は引き続き、第14話「ミルキィ
ローズの秘密!」を見てみました。
第13話「悪夢のメルヘンワールド!」も見ていますが、
コントコメントを考える余裕が結局つくれませんでした。
すみません。
ひと言いうなら、童話の世界に引きずり込むことが出
来ても、プリキュアへの変身能力を保ったままなら、
全然意味ないなあってくらいですか(笑)。服は着替え
させられているのに、変身アイテムのキュアモは持っ
たままというのは、親切過ぎというか。「5」の時のピ
ンキーキャッチュなら、腕につけたままということで、
エクスキューズにはなったんですが。まあ、毎回、
キュアモを探す手間を描くわけにもいかないのはわ
かります。


あ、そちらの寸劇で、本編ではまだ描かれていない、
美々野くるみ状態のミルクとかれんさんとの微笑ま
しい絡みを、優しい筆致で先に読めたのはとても嬉
しかったです。1年の長いシリーズとはいえ、キャラ
クターが多いことで、なかなか描き切れない部分の
補完を、いつもありがたく思っています。
で、一方こちらではその頃……な寸劇を少しだけです。


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寸劇を読む

2008年06月12日

「Yes!プリキュア5GoGo!」第12話、見ました。

というわけで引き続き「Yes!プリキュア5GoGo!」は、
第12話「美々野くるみがやってきた!」を見ました。
あれですね、くるみさんがのぞみさん達と同学年設定
ということは、うららさんの「妹」の地位はとりあえず安
泰なわけですが、逆に危ないのは「親友」ポジションの
りんさんですよね。
まあ、その辺のことを、続きの続きの続き(笑)というこ
とで、ちょっとだけSSにしてみました。
ええっと、順番としては、りょうさんとこの第10&11話
寸劇、うちの第10&11話寸劇、りょうさんとこの第12
話感想内寸劇、そして今回のうちの第12話感想SS、
ということになりますね。
すみません、ココとナッツとシロップは出せませんで
した。
向こうの3人のやりとりがとても微笑ましかったので
(こちらのご紹介も含めて、ありがとうございました)
さらに触発されたというのが事実ですが、本編も次回
からは新展開みたいですし、とりあえず今回で打ち止
めですね。たぶんおそらく。


夏新番は……、正直「プリキュア5GoGo」1本だけで
手一杯なので、他の作品に手を出す余裕はないかも
です。それじゃダメなんでしょうけど……。むむ。


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SSを読む

2008年06月09日

「Yes!プリキュア5GoGo!」第10&11話、見ました。

というわけでこちらでも引き続き、「Yes!プリキュア
5GoGo!」(公式サイト)は、第10話「出た!青いバラ
の力!」と第11話「華麗に変身!ミルキィローズ!」
を見てみました。
何も知らずに第10話のOPを見て、「……ミルキィロー
ズって、結構ゴツい人だったんですね」と思ったのは
多分僕だけではない……あ、僕だけですかそうですか。


ええっと、とりあえずそのミルキィローズは、普通に
いい人っぽいので、それはそれでいいと思います。
ここでは、彼女のことはとりあえず置いておいて、本
編を見ていて一番思ったことを寸劇の形で少し。
例によってですが、りょうさんの方の第10&11話寸
劇の続きというかたちになっています。いつも勝手に
続きを作っちゃってすみませんっ。


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寸劇を読む

2008年06月06日

「Yes!プリキュア5GoGo!」第9話、見ました。

というわけでこちらでも引き続き、「Yes!プリキュ
ア5GoGo!」(公式サイト)は、第9話「名探偵こま
ち登場!」を見ました。ミルキィローズに会えるのは
週末のお休みになってから、ですね。すみません。


なんていうか、こういう作画でも、(第一期みたい
に大事なクライマックスでなければ)味がある、と
いう感じで楽しめるようになりましたから、ファン
補正とはありがたいものです。
えっと、毎回続けて百合イチャばかりというのもあ
れなので、今回は本編を受けて本格推理風寸劇
にしておきます。
本来なら探偵役はこまちさんですけど、こちらのメ
ンバーだと、とりあえずの適役はうららさんですね。
のぞみさんとかが、ここまで立て板に水で推理を披
露すると、さすがにリアリティないです――とか言っ
たら怒られそうなので言えませんが。


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推理寸劇を読む
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