2007年03月07日

「ひだまりスケッチ アンソロジーコミック Vol.1」、読みました。


というわけで反応が良好みたいだったので、予
定にはありませんでしたがこちらでも、「ひだま
りスケッチ アンソロジーコミックVol.1」
(芳文
社)を読んでみました。ほら、僕主体性な(略)。


本屋さんで並んでいた、原作コミックの方では
なくて、別作家陣によるアンソロ本だったのは、
やはりアニメ版の今後のネタバレを恐れたとい
うことでしょうか。
「RED GARDEN」みたいに時系列順のシリー
ズ構成だと、さわりだけ確認することも出来ます
が(ちなみにこちらのコミック版は見つかりませ
んでした)、シャッフルしている「ひだまりスケッ
チ」だと無理ですものね。
そういう意味では、原作版の販促に貢献しない
シリーズ構成かもです。


そうですね……僕の方で印象に残ったのは、
未来に向けたキャラ達の気持ちが、作品制作
という、美術科の生徒である彼女達にしか出
来ない行為を通して昇華された「虹のふもと
にて。」(口八丁ぐりぐら)になるでしょうか。
袴田めらさんの「どしゃぶりスケッチ」は、とに
もかくにも、キャラよりも、お話のために殺され
たカエルさんがまず可哀相で……。


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このアンソロジーに収められたお話や、アニメ
版の第1&2話を見た現時点で、「ひだまりス
ケッチ」という作品の中から、一番強く、生き
生きとしたインパクトを感じるのは、吉野家先
生のキャラということになりますね……。
これだけの材料で判断するのは、無謀というか
不遜かもしれませんけれど。


そう感じる理由を考えてみると、それは主役4
人のキャラとの比較による結果だと思います。
やたらと絵のモデルになりたがったり、自分の
水着姿を見せびらかしたがったりする吉野家先
生は、自分の欲望というかエゴに対して忠実に
行動するキャラクターですよね。他人からは暴
走にしか思われなくとも、まずは行動出来る。
一方主役の4人組は、アニメ版の放送が始まっ
た時点で、既にひだまり荘という共同体での生
活世界を完璧に運営出来るようになっていて、
他人に迷惑をかけてしまうかもしれない年相応
のワガママやエゴの過ぎた発露といったものは、
その関係性の中でちゃんと抑えられている。


一応のトラブル・メーカー、暴走系キャラは宮子
さんの担当ですが、下級生という立場によって、
それもかなり緩和されています。もし彼女が上
級生だったら、ちょっとすごく大変なことになり
そうですよね(笑)。
そういう、お互いに気を使いあう距離を把握し
た、制御されている空間で暮らす4人は、キャ
ラがお行儀良くなり過ぎてしまうので、吉野家
先生の暴走の方が、より生き生きと人間らしく
映ってしまうという逆転が発生しています。


本来なら、つまり通常のアニメのシリーズ構成
の方針である、時系列に沿ったエピソードの並
びであったなら、出会いから少しずつ、4人が
関係を構築し、4人の生活する空間を築いてい
く過程も筋道立てて描写出来た筈ですから、吉
野家先生に対しても、築かれたキャラの生身性
で十分に対抗出来たでしょう。
ところが、時系列がシャッフルされているこの
アニメ版では、そういった、視聴者が人間とし
てのアニメキャラに、その成長と共に感情移入
していく機会が与えられていませんので、やは
り戸惑いの方が強く発生してしまうと思います。
実験性を優先した画面作りも同様に、キャラの
生身性を奪ってしまっていますし……。


それぞれの作家さんが自由にキャラを動かして
いる(もちろん条件はあったでしょうけれど)こ
のアンソロジーを読んで、アニメ版の世界演出
をあらためて客観視出来たことには感謝してい
ます。


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ご紹介ありがとうございます♪
どれだけお役に立てているかは、いつもとても
不安ですけれど。
「ペルソナ3」の新作ファン小説もすっごく
期待していますね。そんなにもたくさん連作
で読めてしまえるなんて! それぞれの視点
からの美味しさ(?)が楽しみです。ゆっくり
いいものに仕上げてくださいね。


posted by mikikazu at 08:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ感想-いろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月05日

「ひだまりスケッチ」第2話、見ました。


というわけで引き続き、「ひだまりスケッチ」
公式サイト)の、第2話「ニッポンの夏」
見てみました。
え? 地上波放送版ではもう見ないつもりじゃ
なかったの、ですか?
そのつもりではあったのですが、向こうの方で
第2話の感想も綴られていましたので、じゃあ
僕も見てみますか、ということにしました。
ほら、僕主体性ないんで(笑)。←自分で言っち
ゃいますかっ


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経緯はともかく、この第2話は見ておいてよかっ
たと思います。
第1話はまだ、普通のキャラクター日常アニメ的
な印象があったのですが、この第2話では、ほと
んど全ての演出表現が、その枠を超えてアグレ
ッシブかつ挑戦的でした。
実写映像の取り込みに色彩設計、カッティングの
リズムや、画面のセンターを外し、あえてバラン
スを崩したキャラクターの配置など、様々な実験
的な映像は刺激的でしたね。


一番大きかったのはお祭りのシーンで、主役で
ある4人の女の子と吉野家先生以外の人間キャ
ラを、全て青赤に塗り分けられた(男女ですね)、
棒と球体のオブジェという抽象の極みだけで表
現してみせたことでしょうか。
第1話の教室のシーンでも、主役達以外の生徒
達は、思い切り簡略化して描かれていましたが、
それでも吉野家先生のボケに、口を開けて唖然
とするくらいの表情は与えられていました。
けれど今回はそれすらもなく、モブとしての記号
以上の意味を与えられていません。
結果としての画面は、主役達だけに視点を絞っ
た思い切りのよさと、シュールさが同居する、実
に不思議なものになっていたと思います。
お祭りを正面から真っ当に描き、オチの場面も
同じ花火である、「貧乏姉妹物語」の第1話と
比較してみても面白いかもしれませんね。


この演出アプローチについての評価は難しいと
ころです。
映像テクニック的な評価はさておいて、キャラ
クター達の物語として見た時に、第1話の感想
で述べたような、それなりに地に足の着いた生
活感の積み重ねで得られる、未来への展望と
いったものを構築していくのは無理になってし
まいますから。
そういう意味で、キャラクターが売りであるアニ
メなのに、キャラよりも描写設計の方が前に出
てしまっているのは、冒険でしょうね。今後も続
く方針なのか、今話だけなのかはわかりません
けれど……。
また、放送エピソードが時系列順に並んでいな
いことで、キャラクター達の成長といった部分に
も、同じ視点から感情移入出来なくなってしま
っていることも、問題としては大きいです。
おそらくは結論を求められない四コマ漫画が原
作だから、そんな時間の流れを意識させる必要
はない、という判断があるとしたら、理解出来な
くはありませんが、それでは技術習得という明
確なゴールが設定されている美術科に、主人公
達を在籍させている意味も薄くなってしまうよう
な気もして……。


演出のリアリズムというものは、作品世界の中
にある、その世界なりの空気と時間の流れを
表出させていく効能があって、空気を感じ成長
していくキャラクター達の人間性の構築という
ものも、観客に伝えていきます。
アニメのキャラクターの場合、そういったリアル
な人間性というものの表現が、どこまで求めら
れるかは、作品・観客それぞれの判断に委ね
られるわけですが、僕の場合、この「ひだまり
スケッチ」においては、美術科の生徒というせっ
かくのよい設定なのだから、実験性よりも、も
う少し主人公ゆの達の、今しか描けない、感じ
られない生身視点を優先した演出の方が、正
解のように思えます。
posted by mikikazu at 09:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ感想-いろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月27日

「ひだまりスケッチ」第1話、見ました。


関東地上波(TBS)とデジタルBS(BS-i)からは
1ヵ月遅れになってしまいましたが、関西の地
上波(MBS毎日放送)でも、放送がやっと始ま
りましたので、こちらでも「ひだまりスケッチ」
(公式サイト)の第1話「冬のコラージュ」を見て
みました。
作品内容についてはなんにも知らなくて、CMが
流れて初めて、「あ、原作が四コマ漫画なんだ」
(芳文社「まんがタイムきららCarat」連載・公式
サイト
)と知りました。
事前に情報をなんにも入れないで見た方が、先
入観なく作品それ自体を素直に受けとめられる
というのが、基本的な僕の視聴スタンスです。


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アニメの第1話に求められる役割のひとつは、
その作品世界がどんなものであるのか、可能
な限りわかりやすく魅力的に視聴者へ伝える
ことですよね。
この「ひだまりスケッチ」の場合、物語設定の
特色としてまず示せることは、主人公・ゆの達
が普通の高校生ではなく、美術科の生徒であ
ること、そして学校のすぐ前にあるアパート
「ひだまり荘」で、それぞれ1人暮らしをしてい
ることの2点です。今後、新たな重要設定も登
場してくるかもしれませんが。


この2点は、物語を構築していく上において、
うまく使えば、とても美味しい材料になると思
います。
同じように高校が舞台の四コマ漫画をアニメ
化した「あずまんが大王」や「せんせいのお
時間」だと、生徒達の所属が普通科であるた
めに、卒業後の進路選択といった未来も、そ
れほど絞って具体的に語られることはなく、
いい意味での判断猶予の生活世界を描けて
いたと思います。
でも、「ひだまりスケッチ」の美術科の場合は、
技術専攻課程ということもあって、その辺の
未来に向けた、キャラ達の心向きというもの
も、ある程度具体性を求められるでしょう。


また、その美術科の生徒達が暮らす「ひだま
り荘」も、学内寮というほどには管理されてい
るわけではなく、また完全に孤独な1人暮ら
しというわけでもない、面白い位置にあります。
物理的な場所としても、学校内にあるわけで
はないし、けれど、昼休みにすぐ帰れるくらい
の、学校との繋がりはあり、美術科の他の生
徒達との交流もある。
完全に閉じた生活空間である寮であったり、
学校からは分離した、家族と暮らす別の社会
空間としての「家」から通っていたりするのと
は違う、また独自の生活の空気が描ける可能
性が、「ひだまりスケッチ」にはあるわけです。


なので、主人公・ゆのが、提出の遅れた宿題
を仕上げるために、昼休みの合間にアパート
に戻るという第1話のプロットは、

・美術科生徒としての主人公の立場
・物理的な「ひだまり荘」の位置

という2点を合わせることによって、可能な作
劇範囲をまず提示するという、第1話としての
役目を果たすために、とても理にかなったもの
だったと思います。
面白いと思うかどうかは人それぞれでしょうけ
ど、とりあえずやるべきことはちゃんとやって
いる第1話だと評していいんでしょうね。
というわけで、「肩肘張って感想を書くのは野
暮のような」と言われつつも、ついつい、いつも
の調子で理屈を並べてしまう僕なのでした(笑)。


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委員長様の仰っていた、「作り手の作為が前面に
出過ぎていて」という御意見もよくわかるのです。
特に、出自である四コマ漫画の雰囲気を残した、
奥行きのない、いかにも「このコマを見て」的な
演出は、僕も気にはなりました。
ただ、そういう意味では、もっと四コマ漫画から
のアダプテーションに手間取っていた「せんせい
のお時間」を僕は経験していますので、ある程度
までは寛容になれるのかもしれません。作る側、
あるいは見る側の慣れもあるでしょうし……。


あと、第1話で示されたこの作品の設定を見て、
まず僕が連想したのは、普通科ではない、アパ
ート住まいの高校生のお話という点では共通す
る、小山田いくさんの「星のローカス」だったり
します。向こうは機械科でしたが。ああ、「あの
名作と比較するなんて!」と怒らないでください
ね(汗)。
この「ひだまりスケッチ」が、美術科生徒の視
点から、かつて「星のローカス」が描いてくれ
たような、未来へと続く、不安定で頼りなく、
けれど暖かい若者たちの歩みの物語を綴って
くれるなら、あるいは傑作になるかもしれない
と夢想もしてみたり……。


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とはいえ残念ながら、なんですけど……。
MBS放送版を見ていて、なんだか画面のバラ
ンスが変な感じだったり、画面の中の書き文字
が切れていたりだったので、気になって調べて
みたのですが、やはりこの「ひだまりスケッチ」
も、BS-iは本来の16:9サイズ(ビスタサイズ)、
地上波はそれをトリミングした、4:3サイズでの
放送なんですね。この土曜深夜枠で放送されて
いた「ローゼンメイデン」なんかと同様の、いつも
の処置ではあるようです。


不完全な形のものを見て評価するのは作り手
にも、作品に対しても失礼ですし、フェアではな
いと思いますので、この作品の続きを見るとし
たら、なんとか完全版の画面で見られる機会を
つくって、ということになります。
「ゼーガペイン」や「ネギま!?」のような、CS放送
での救済処置があればいいのですけど。
BS-i作品だと、数年後のキッズ・ステーション放
送とかになるでしょうか。むむ。
posted by mikikazu at 09:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ感想-いろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月18日

「天保異聞 妖奇士」、始めました。



春新番のはやい作品などは、もう放送が開始
されているというのに今頃で恐縮ですが、06年
アニメ秋新番から、「天保異聞 妖奇士」公式
サイト
)の視聴を始めてみました。
実は放送開始時に、第1話だけはチェックして、
それ以降は三和土さんのご感想だけを楽しみに
読み進めていたんですね。
そうしたら、先日の第16話「機の民」に、お互い
に因縁浅からぬ作品である「機巧奇傅ヒヲウ戦
記」(公式サイト)から、主人公ヒヲウの父親で
ある、マスラヲというキャラクターが登場するとい
うことなので、ちょっと腰を上げて見てみる気が
起きました。
これは、両作品のシリーズ構成担当が共に會川
昇氏であるということ、江戸時代末期を舞台にし
た両作の時代差が18年ということで可能になった
ようですね。


あと、そのまま視聴を続ける気になったのは、
キャプテンストライダムというバンドがテーマ曲
を手がけた2ndOPの出来がとてもよかったから、
ということもあります。
正直1stOPの方はちょっと明る過ぎというか、絵
作りもスタンダードな感じで、特に引き込まれる
ものがなかったんですけれど、既にキャラクター
と世界観が周知であることが前提の2ndの方は、
アクション主体で勢いがあり、曲もタイトで、より
作品の雰囲気を上手く伝えていると思います。
タイトル・インする時の、往壓の視線の演出なん
かはグッドです。
「アニメのOPって、こんなに格好よかったんだ」
と久々に感じました。やっぱり毎回見るOPは大
事ですよね。


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というわけで、幸いにしてバンダイチャンネル
経由で、これまでの放送エピソードも配信されて
いたので、さかのぼって視聴を進め、昨日放送
された説十九「三人往壓」にまで、やっと追い
つくことが出来ました。


そうですね、この作品の僕的な魅力というか期
待はというと……、各キャラの個人的な因縁や
業の話もいいですけれど、それよりはせっかく
の江戸末期という時代を舞台にした、対妖夷の
アクションを楽しみたいな、という気持ちは強く
あります。
戦術ということだけじゃなくて、大きいのから
小さいのまで、妖夷という存在が現われた時の、
この時代だからこその街並みや風景、風俗や人
の反応の中での描かれようなんかは、とても刺
激的になると思うんですよね。
「ファンタジーだからなんでもあり」ではなく、
天保年間という限定された状況下だからこそ、
という条件は、そこに上手くはまれば絶大な効
果をあげる筈ですし、そういう意味で、この時
間帯でもアピールするケレンミや派手さも持ち
備えているとは思います。
なので、今の数話で一体の妖夷退治という、ド
ラマをしっかりと積み上げていく構成も悪くない
とは思いますが、各話完結で、より妖夷戦に的
を絞るようなフォーマットでもよかったかなとは、
バトルの無い回には特に感じたりもします。
その前の時間枠で放送されている、「ウルトラ
マンメビウス」が、そういうバトルのフォーマッ
トでは見事に完成されていますし、また、せっか
くとても盛り上がる戦闘テーマが用意されてい
るのですから、それが聞けない時は少し残念だ
と思ったりすること多くて……。


メインキャラ間のお話というと、とりあえずヒロイ
ンとして宰蔵とアトルが用意されているわけです
が、39歳の主人公・竜導往壓と、13〜14歳の
彼女達では、恋愛というレベルの展開は少し難
しいかも、ですね。
もちろん、恋愛感情に年齢差は関係ないですし、
一方的に気にするのは構いませんが、往壓主
点の現状、そこで保護・被保護以上のドラマが
構築されるかというと、どうでしょう……。
逆にそれこそ宰蔵とアトルを主役に路線変更し
て、「ふたりは奇士 Max Heart」みたいな世界
観の中、往壓が2人の「憧れのおじ様」みたいな
存在になるとか……。いや、ネタで言ってみまし
たが絶対無理ですね(笑)。それはそれで見て
みたいとか全然まったく言ってませんからねっ。
むしろカップリングという点では、アビとか小笠
原様の方が、ずっとドラマにしやすいかもしれま
せんし、その辺を狙っている感もなきにしもあら
ずですよね。


今後のことはよくわかりませんが(なんだかんだ
で公式のソースってないんですよね?)、もうし
ばらくはお付き合いしていけそうです。
posted by mikikazu at 10:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ感想-いろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月29日

「フルメタル・パニック? ふもっふ」、見終えました。


というわけで「涼宮ハルヒの憂鬱」の後半につ
いてはコメントしないことになりましたので、代
わりというと申し訳ないですが、課題になって
いた「フルメタル・パニック? ふもっふ」公式
サイト
)を、続きの第13話「女神の来日(受難
編)」
から、ラスト・エピソードになる第17話「五
時間目のホット・スポット」
まで、頑張って見て
みました。


メインの課題というのは、ここまで登場していなか
った、人気ヒロインのテッサ――テレサ・テスタロ
ッサさんを確認することにありました。
とても人気のある方、という以外の事前知識はあ
まり持ち合わせていなくて、軍人で潜水艦の艦長
という立場から、それこそ「魔法少女リリカルなの
は」
シリーズのリンディ・ハラオウンさん(次元航行
艦「アースラ」艦長)のような、落ち着いた大人の
女性なのかな、と想像していました。
で、実際に登場されたのが、ご存知のようなドジッ
子さんだったので、とても驚いたわけです。
なんというか、挑発的なくらいに、声優さんの演技
も含めて、いわゆる萌え要素をフル装備されている
ような人なので、好き嫌いがはっきり分かれてしま
うだろうとは思います。
ポッドキャストAnime World Orderのクラリッサさ
んとかは、「sxxxxxd bxxxh」と呼ぶくらい彼女の
こと嫌ってましたし。


僕個人の意見としては、そういうキャラであるがゆ
えに、この「ふもっふ」という作品だけで判断するの
は、彼女に対してフェアじゃない、という感じです。
ずっとシリアス編であるらしい第一作、彼女の職場
である軍を舞台にした第三作「The Second Raid」
における、彼女本来の活躍を見てみない限り、どう
こう言ってはいけないと思うのですね。
それは、「ふもっふ」という作品それ自体にしても同
様で、あくまでコメディ番外編であり、本来の物語や
設定に対しての解説を何もしていないこの作品だけ
を見て、「フルメタル・パニック」世界を評価したら、フ
ァンの人はきっと嬉しくないでしょう。


そういう作品性格は、確かに弊害にもなっていて、
僕はこの「ふもっふ」で、初めて「フルメタル・パニッ
ク」を経験したのですから、色々な場面で、入り込
めない疎外感を感じたのも事実です。
テッサさんの、宗介君に対する気持ちにしてもそ
うですし、宗介君とかなめさんがいい雰囲気にな
っても、そこに至るこれまでの過程を僕は知らな
いわけですから、いきなり結論だけを示された感
じで、少々寂しかったですね。そも、どうして宗介
君が彼女を守っているかも、任務として以上には、
この作品だけではわからないですし。
普通のコメディ系の作品でも、物語を進めるため
のシリアス要素は、必要最低限挿入されるもので
すけど、この「ふもっふ」においては、その辺は潔
く切り捨てられていて、その結果「ドタバタに徹す
る」という目的は見事に達成出来ていたと思いま
すが、演出・作画のクオリティという面以外での評
価は、僕のような部外者には難しかったですね。
ともあれ、これまで時間がかかってしまい、すみま
せんでした。
posted by mikikazu at 09:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ感想-いろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月20日

「バトルアスリーテス 大運動会」は最終話まで見ました。

というわけで実家から帰ってきました。
雨続きだったので、出かけたりはしなかったのですが、
まあゆったり出来たと思います。
一番の収穫は、味皇様も巨大化するくらい美味しいカツ
オのお刺身を食べられたことでしょうか。
こちら大阪では、美味しいお魚を食べられることはまず
無いので、ラッキーでした♪


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宿題となっている「バトルアスリーテス 大運動会」テレ
ビシリーズ
公式サイト)は、第24話「民族の災典」から、
ついにラストエピソードとなる、第26話「ごぉるいん」まで
見終えることが出来ました。
このテレビシーズ版に先んじて製作された(1997年5月〜
98年6月ということですから、後半は重なっていますね)、
OVA版第1話の冒頭も少しだけ見てみましたが、7分以上
続く長いプロローグでの世界設定解説で、異星人との接触
も明示されているのですね。
テレビ版とOVA版の世界はパラレルとはいえ、同じタイトル
を冠する、ほぼ同時期の作品が、異星文明とのコンタクトを
前提としてお話を進めているのなら、テレビ版第3部でのネ
リリ星人編も、リアルタイムで見ていた人には、実はさほど
驚きの展開ではなかったのかもしれませんね?
2006年の今見てしまっている僕としては、どうあれテレビ版
単体での印象を答えにするしかありませんが。


この作品を見ながらずっと考えていたのは、アニメ作品にお
ける、物語とキャラクターの距離というか、関係みたいなもの
でしょうか。
残念ながらこの「バトルアスリーテス 大運動会」テレビシリー
ズの物語と文体は、バラエティ豊かとも評せない支離滅裂な
もので、最後まで見ると、正面からシリアスに論じさせる気を
起こさせません。
しかしその一方で、キャラクター達はアニメのヴィジュアルの
中で、それなりの魅力を場面場面で示していたこともまた、
事実だと思います。
僕個人の意見では、そんなキャラ達の魅力を、物語が筋道
立ててサポートしてあげなかったことは、とてももったいない
し、作品世界の中でそれぞれの人生を一生懸命に生きてい
るキャラ達に対して失礼だろうとも思うのですが、真面目な語
り口はOVA版の方でやっているのだから(プロローグ部分だ
けからの想像ですけど)、テレビ版は商品としての差異化のた
めにも、あえて暴投の展開でよいとする判断はあったかもしれ
ません。それでもギリギリ、キャラ達の魅力を伝えられるだけ
の構築は果たしていたとも思いますし。
アニメ作品の中で、「キャラ」というものはそれだけの意味や価
値を背負えるんですね。
違う言い方をすれば、第3部の超展開を、とりあえず受けとめ
るだけのフレキシビリティを、アニメのキャラは備えられるとい
うことです。「アニメだから仕方がない」という諦念ではなく、
「アニメだからこれもいいか」という前向きの納得ですね。
もちろんその判断は、見る人のアニメファンとしての、メディア
に対する愛着の度合いによっても変わってくるでしょうけど。
「これを否定したらアニメファンはやってられない」という消極
的な受容でもいいですよ(笑)。


それでもまあ、ただ見る側を挑発することだけが目的の、アン
ナさんの過去の闇話である第17話なんかは、さすがに逸脱が
過ぎたとも思います。ただ無駄でした。
公式サイトキャラ解説のアンナさんの欄には、「可愛くて華奢
な見た目からは想像も出来無いある秘密が」とあったので、
「実は男の子だった」「実は(それこそ)宇宙人だった」くらいが、
この作品のコメディの文脈に沿っていたと思うんですが(笑)。
あと、ラスト種目のリレーの前にラーリさんが怪我した時には、
「ついに補欠のアンナさんの出番か!」とも期待しました。
それでアンカーを務めて見事に勝利を奪い、主役のあかりさん
の活躍がないまま物語終了、とかいうくらいの梯子の外しっぷ
りでもよかったのに、とか(笑)。


結論としては……、97〜98年という製作された時代性をそれ
なりにふまえれば、物語としては破綻していても、超展開での
驚きも含めて、価値が無いわけでもない作品、という感じでし
ょうか。
色々疲れてしまったので、OVA版は見ないと思いますけど。


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以下現状報告です。
PS2ゲーム「ペルソナ3」(公式サイト)は、明日くらいに到着する
んじゃないかと思います。
RPGのコンセプトというか、世界観や雰囲気自体が全くわからな
いので、何を期待していいのか不安ですが、だからこそ白紙で
挑める特権を味わいたいですね。全然進められない、という可能
性の方が大ですが(笑)
次世代ゲーム機は、PS3もWiiも購入予定は現在ありません。
僕の場合ゲームは、今では薦められた作品をプレイするだけな
ので、積極的になる理由がないというか。
あ、別に「だから薦めた人の責任が重大」とか、そんなことは別
に言ってませんからね。気にしないでください。ああ、大丈夫か
なあ「ペルソナ3」。


アニメ作品に関しては、AT-Xでの放送が始まった「RED GARDEN」
はチェックしないといけませんね。2話以降は地上波版を録画し
てはあるんですが、画面とかはどうなんでしょう。
AT-X版がノートリミング画面なら、そちらでチェックすべきです
けども……。
あと「乙女はお姉さまに恋してる」も、ハードディスクから
消してなければ見てみますね。その他の作品も同様に。
posted by mikikazu at 09:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ感想-いろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月16日

「バトルアスリーテス 大運動会」は、第23話まで、見ました。


えいやっと。
あれですね、PCの画面で作品見てると、結構腰に来ます
ね(笑)。目もショボショボになりますし。
そんなことはどうでもいいんですがとりあえず、課題である
「バトルアスリーテス 大運動会」テレビシリーズ公式
サイト
)は、さらにさらに引き続き第20話「ともだち」から、
第2部完結編の第22話「さよなら、こんにちは」、そして
疾風怒濤の第3部スタートとなる、第23話「復活の日」
見てみました。


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春風さんによると「賛否両論なのは第3部」ということなので、
それなりに気構えて視聴したのですが、確かにこの展開だ
と、そうなって当然でしょうね(笑)。
この作品は既に、プロットやリアリティの論理的整合性が破
綻しているので、今さら何が来ても、あらためて作品世界を
破壊したりはしませんから、僕的には驚いたり怒ったりとい
うことはありませんでした。それで面白くなったかというと、
また全然別の問題ですけど。
もし、ここまでのお話が細部まできっちりと作り込まれていて、
キャラクターの心情や世界観にもちゃんと筋が通っている
ようなものだったら、こういう超展開には怒ったかもしれませ
んが、そうではないので威力半減でしょうか。人を騙す時は、
最後の最後の瞬間まで、真面目な顔をしてなくちゃいけない
というのが詐欺師の鉄則です。
それにここまでのストーリー・テリングで、肝心の「宇宙撫子」
の存在意義については、明確な説明が避けられてきましたの
で、どうあれ誰かがただ勝ってその座を手に入れるだけでは
なく、その先の説明が作品としての結びになるのだろうとは
想像していました。


それでも心情的に、特にジェシーさんの復活については、と
ても嬉しかったですね。
第2部ではほとんど活躍の場もなく、第1部ラストで構築され
たあかりさんとのライバル関係も発展が与えられませんでし
たから、この第23話での対決には、それなりに胸躍るものが
ありました。背筋を伸ばしたキャラは、やはり必要です。
それ以外の戦線復帰キャラでいうと、一乃さんの参加も嬉し
いですけれど、あかりさんは(あっさり再会してしまった)クリ
スさんとの現在の関係を、どう説明するのかが、地球の運命
なんかよりもずっと心配だったり(笑)。
一乃さんといえば、この超展開により、「先に宇宙撫子にな
る」という約束を果たしたあかりさんに対して、自分の側の
「来年必ず大学衛星に行く」を果たす機会も奪われてしまう
のだとしたら、寂しいですね。宇宙人を倒したら、宇宙撫子
それ自体の意味もなくなって、大学衛星もまた然りですから。


真面目なことを言えば、宇宙人なんかは別にどうでもいいん
ですけれど、第10話で一乃さんの弟クン、第19話でクリスさ
んに、それぞれ一方的にキスされてしまったあかりさんが、
では最後に、自分の方からキスをする相手は誰になるのか、
ということを結論にしてくれたら、僕的には満足なんですけれ
ども。さて。
あ。真面目にやってるのなら、OVA版も一応見てみますか?


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というわけでいよいよクライマックスに突入、といきたいと
ころなんですが、この週末は実家に帰省する予定なので、
視聴の続きも更新も、来週明けまでお休みです。
海外ネタもそろそろ溜まってきてますし、再開したらまた
頑張りたいですね。until next time...
posted by mikikazu at 09:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ感想-いろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月15日

「バトルアスリーテス 大運動会」は、第19話まで、見ました。


あんまりテンプレート変更するのもよくないですけど、秋も
終わりですし、理想に一番近いデザインのものが追加され
ましたので……。これくらい淡くてシンプルなのがベストな
ので、今後はこれで固定したいですね。
それはともかく「バトルアスリーテス 大運動会」テレビシ
リーズ
公式サイト)は、さらに引き続き第17話「ごめんな
さい」
から、第19話「フロム・ハートトゥ・ハート」まで見て
みました。
さすがにペースが落ちてきましたが(慌てて消化するのも、
もったいないですし)、まだまだ頑張るのですっ。


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特に「やおい」「百合」と呼ばれる同性恋愛ジャンルを引き合
いに出しますけど、作品をそれらのジャンルに属させる条件と
して、語り口における世界律というか、コードというものがあり
ますよね。「男の子同士の恋愛だから」「女の子同士の恋愛だ
から」価値があるといった風の。
そういう世界律の設定は、作品としての性格主張を強くすると
同時に、読み手に対する戸口も狭くしてしまいますが、だから
こそのジャンル作品なわけで、それが良いとか悪いとかいう話
ではありません。読み手が求めているコードと作品のそれが一
致すれば、十分に自然な、幸せな出逢いです。


「バトルアスリーテス 大運動会」という作品は、メインキャラが
女の子ばかりの作品ですけれど、主筋が運動競技ということ
もあって、こと恋愛感情の物語という部分においては、こうある
べきという世界律の縛りは弱かったと思います。
第3話で、ジェシーさんを「お姉さま」にしたがった田村ゆかり
さんキャラの言動が、完全にギャグとして処理されたこともあ
りました。あそこで受容なり拒絶なり、ジェシーさんがシリア
スな対応を見せていれば、違う文脈の浮上もあり得ましたが、
そうはならないままに、物語はあくまでアスリート同士の戦い
と友情を軸に進んでいきました。
ところが第2部から登場した新キャラクターのクリス・クリスト
ファさんは、一瞬の出逢いで主人公の神埼あかりさんに一目
惚れをし、その後もアプローチを繰り返すという、それまでの
文脈からは異なる、あるいはやらないと思っていた行動をとる
人でした。
僕としては、物語が彼女をどう扱うのか、第3話のように、彼女
のあかりさんへの感情は常にコメディの文脈で隠蔽されてしま
うのか、それとも……?という風に考えつつ見つめていました。


そのひとつの回答が、第19話「フロム・ハートトゥ・ハート」ラス
トでの、クリスさんとあかりさんのキス・シーンによって示された
と思います。
第1部の一乃さんほど、あかりさんとの個人的な接触と関わり
を描く場面がこれまで与えられてきたわけではないのですが、
コーチ・ミラクルの指令を無視して、失意のあかりさんに歩み
寄り、優しく口付ける一連のシーンは、最小限の台詞と芝居に
よって、クリスさんの率直な、そして語り口の中でメインの座を
占めるにふさわしい力を備えていました。
「女の子同士の恋愛だから価値がある」とする世界律の承認
におもねるまでもなく、ただ大切なあかりさんを励ましたいとい
う、真にクリスさん個人の想いの発露だと描けていたからこそ、
とても素敵なシーンになったと思います。
一言でいえば、「百合」作品のキャラだからではなく、クリスさ
んという生身のキャラにとって、とても自然なシーンだと受け
入れられたから、ですね。
生身の人間は、それが同性愛だから(あるいは異性愛だから)
相手を好きになるのではなく、「その人だから」好きになるので
すから。……理想論ですけど。
クリスさんにとって「その人」である、あかりさんへの想いが、
画面いっぱいに満ちていたと、僕はただ受けとめました。
シリアスとギャグの振幅が大き過ぎるこの作品でも、そういう
場面が描けると知れたのは、語り口の可能性の、ひとつの到
達点として、嬉しいものでした。



問題は今後、クリスさんの行動を受けて、物語がどういう方向
に流れていくかということですが、このシーンで描いてくれたよ
うに、キャラの心をまず真っ直ぐに映し出していってくれるの
なら、僕としては何も文句はありません。ただ見守るのみです。
間違いないのは、7年前に仰っていたように、キスされて動揺
大パニック中のあかりさんが、再び試合に集中するのは、とん
でもなく大変だろうということですけども(笑)。
posted by mikikazu at 09:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ感想-いろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月14日

「バトルアスリーテス 大運動会」は第16話まで、見ました。


ちょっと眠いですけど頑張って、バンダイチャンネルからの
配信版で視聴中の「バトルアスリーテス 大運動会」テレ
ビシリーズ
公式サイト)は、第2部「あかり、宇宙で浮気す
るの巻」
もとい大学衛星編に入って、第11話「ガール・ミー
ツ・ガールズ」
から、第16話「闇」まで見てみました。


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あれれ?という感じで、第2部に入ってから突然失速してし
まった、というのが正直な印象です。だから、いつ回復する
のだろうと、先を急いでしまったんですけど。
失速の理由はいくつかありますが、一番目立つのは、ステー
ジが上がった筈の大学衛星での訓練のユルさ、でしょうか。
第1部であれだけの訓練生が振り落とされ、各地域から選り
すぐられたエリート・アスリートだけが集う大学衛星ですから、
そこで描かれる訓練もさぞかしハードで、最終ステージであ
る「大運動会」に向けた本格的なものに移行し、人間ドラマも
同様に……と期待していました。
ところが始まった訓練と予選の描写は、第1部よりはむしろ
テンション・ダウンした、気の抜けたものになっています。


原因として大きいのは、主人公・神崎あかりさんの近い周囲
に配された、新レギュラーの2人ですね。
第1部では、愛情をこめた叱咤激励をたやさない一乃さん、
伝説の宇宙撫子(コスモビューティー)・御堂巴の娘であるあ
かりさんに対して、厳しい批判の視線を向けてくるジェシー
さん、姑息な罠を次々仕掛けてくる王鈴花さん(……)という
風に、あかりさんの立場もそれなりに緊張感を保ったもので
した。
けれど第2部の新レギュラーであるクリス・クリストファさんと
アンナ・レスピーギさんは、あかりさんに対しては常に肯定的
で、むしろ付き従うといった感じの付き合い方です。まあ、ク
リスさんに関しては、宗教信条の問題はありますが。
しかも、大運動会の本選は個人戦になるというのに、あらた
めて彼らとチームワークの精神を構築する云々というのは、
無駄な回り道に思えます。一番近い親友との戦いというお話
は、既に第1部でやっていますし。


いまのところ、クリスさんとアンナさんについては、その役回
りの意味がよくわからない、というのが本音です。
これで、あかりさんに一目惚れしたというクリスさんの行動が、
実は御堂巴の娘である、最大のライバルあかりさんを最終
局面で蹴落とすための、壮大な罠だったりしたらすごいんで
すが。性格悪過ぎですか?(笑) ←はい
クリスさんの、あかりさんへの恋愛感情のお話は、どこまで
真面目に取り上げてくれるかはわかりませんけれど、97年と
いう製作年度を考えると、そういう「百合」的な概念が良くも
悪くも(そして正しくかつ間違って)定着し過ぎてしまった現在
ではないからこそ、ストレートに、人間感情に素直な形で描
いてくれたらなあ、と願います。


素人の考えですけど、この第2部は、第1部のラストで本当の
ライバル・ストーリーが始まった、あかりさんとジェシーさんの
お話にした方が良かったのでは、と思います。
2人をチームメイトにして、最強の仲間かつライバルという形
で切磋琢磨を描いていった方が、すんなり第1部から繋がっ
たんじゃないかって。
第15&16話で描いたジェシーさんの挫折にしても、今のあか
りさんからは距離が遠過ぎて関われず、もったいないです。
ジェシーさんが挫折した一方で、あかりさんが今後生き残れ
るほどのシリアスな修羅場を大学衛星の訓練でくぐり抜けて
きているかというと、そうではありませんから。


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あと、落下するシャトルを受けとめる校長先生という、荒唐無
稽を越えた第11話ラストの描写も、はっきり無駄でした。
「超人的な体力」と解説にある以上は、彼がスーパー・サイボ
ーグなんていう可能性は無いでしょうから、生身の人間がそ
んなことが出来てしまう世界観は、フィールドの中で選手達が
生身の人間の限界である、1ミリ、0.1秒の壁に挑むそれと両
立しません。あかりさん達が、これまでの訓練で得た体力と機
知で事態を解決する筋書きにすれば、それで十分だったと思
います。
まだまだ二転三転あるそうですから、失敗作と断定する段階
ではありませんが、もう少し語り口とリアリティを統一してくれ
ないと、筋の通った作品として受けとめるのは難しいでしょう。


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「ペルソナ3」についての丁寧な紹介、いつものことですけ
れどありがとうです♪
RPGについては未体験なので、正直なにを期待すればよいの
かわかりませんが、前向きに検討しますね。
反射神経だけじゃなくて根気や忍耐も、僕が持ち備えているか
はすっごく疑問ですが(笑)。なんの取り得もないbrotherです
みませんっ。
posted by mikikazu at 13:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ感想-いろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月13日

「バトルアスリーテス 大運動会」は第10話まで、見ました。


というわけでさらに引き続き、バンダイチャンネルからの配
信版で視聴中の「バトルアスリーテス 大運動会」テレビ
シリーズ
公式サイト)は、いささか駆け足ですけれど、
5話「傲慢」
から、第一部南極訓練校編(と称していいでしょ
うか)の最終エピソードとなる第10話「蘇る約束」まで見て
みました。
この辺はずっとテンション高いし、視聴期限もあるしで(笑)、
ついつい一気見しちゃいました。


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その第10話での、神崎あかりさんとジェシー・ガートランドさ
んの一騎打ちの結末なんですが、マラソンの最終局面、競
技場に入り既にスパートを始めた段階で、一度完全に止まっ
て座り込んでしまったあかりさんが、再び走り始めてジェシ
ーさんを抜くという展開は、正直無理があるんじゃないかな、
と思います。
ジェシーさんのことですから、あかりさんが止まったと仮に気
づいても、ゴールまでペースを落としたりはしないでしょうし、
実際にあかりさんが止まっていたのが何秒にせよ、ジェシー
さんに追いついて抜くのは不可能ではないでしょうか。


で、問題なのは、無理があるそのこと自体ではなくて、その結
果あかりさんの勝利が、無理を通して作り手によって与えられ
た「奇跡」によるもの、と見えてしまったことですね。
ここまでのお話の流れをふまえ、ついにあかりさんの才能が開
花する場としてこのトライアスロン競技を描くのであれば、その
才能の開花は、真っ当で、あかりさん個人の身体と心から生ま
れる、誰にも納得出来るものとして描かれるべきでした。
けれど、無理を通して「奇跡」的に描いてしまったために、見る
側の僕には、作り手からの、悪く言えば贔屓であかりさんが勝
ったとしか映りません。


ジェシーさんとアイラさんの水泳勝負のように、お互いが全力
をぶつけあった正々堂々の真っ向勝負の結果であれば、あか
りさんの才能も、見る側に納得出来て、選ばれた者としての、
大学衛星への入学も応援したくなったのですが。
あかりさんが3週間訓練に出ていなかったというのも、「3週間
も訓練していなかったのによくやったあかり」というよりは、「3
週間も訓練していなかったあかりに負けてしまったジェシーっ
て……」と、敗者に対しても失礼な印象の方が強くなってしまう
と思います。
ここまで作り上げてきたシリアス側の世界観に沿って、理にか
なった勝負をさせてあげればそれでよかったのに、場面その
瞬間だけの盛り上がりを優先して、リアリティを無視してしまっ
たのは、今後の展開を考えても、とても残念でした。


つまり、これから何が起ころうと、あかりさんは作り手が提供し
てくれる「奇跡」に救われる可能性があると常に考えなくては
ならないので、描かれるのが個人競技であるだけに、それは
とても興を削ぐ、つまらない認識です。
「主役だから当然」という受けとめ方は、ここまで物語が描いて
きた、それぞれのキャラクターの、いい意味と悪い意味双方の
競技者のエゴが均等に存在する世界観に反するものです。
誰もがそれぞれの事情を背負い、それぞれの理由で戦うから
こそ、主人公のあかりさんは、誰もが納得する形で、正々堂々
と勝利をおさめなくてはならないのです。
ここまでのお話は、ずっとそういう風に、世界律と個人のエゴの
距離が明確だったのに、この第10話に来て突然、全然違うスタ
ッフが作ったかのように、方針が変わってしまったのはどうして
でしょうか。とても残念です。
第二部大学衛星編での挽回に期待します……。


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★それにしてもこの作品と「コラフェリ」が片付いたら、
本気で「ペルソナ3」プレイしなくちゃいけないのかな、
とも思ってたり。せっかくのSSも読んでみたいですし。
ただ、プレイ時間が115時間120時間135時間200
時間越えとかいうお話を聞くと、プレイしている人はど
うやって時間を捻出しているんだろう、と怖くなっても
しまいます(笑)。まあ、件の「美鶴先輩とゆかりッチ」
のお話だけがわかればいいんですが。
posted by mikikazu at 08:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ感想-いろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月09日

「バトルアスリーテス 大運動会」第3&4話、見ました。


というわけで引き続き、バンダイチャンネルからの配信版で
視聴中の「バトルアスリーテス 大運動会」テレビシリー
公式サイト)は、第3話「ンガジの夜」第4話「マイラ
イバル」
を見てみました。


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まずは第3話「ンガジの夜」なんですが。
ともかくも「わたしのお姉さまになってくれませんか?」
告白イベント来たッッッッ!(10分15秒から)
なんだやっぱりそういう作品じゃないですか。隠さなくても別
によかったのにのに。
……とかあんまり茶化してると、またぞろぴしりと怒られそう
だからやめときます(笑)。
ジェシーさんの反応が全てギャグタッチであったことは、今回
の語り口全てが、シリアスを挿入しない、ギャグタッチで統一
されていたことを考えれば、今後シリアスで「そういう」展開が
有り得ないと断言する材料にはなりませんが。
それにしても「え、えっとあなた、ジェシーさんってキャラでした
よね?」と見ているこちらがまごつくくらいの、見事な崩れよう
でした(笑)。第1&2話であれだけシリアス頑張っていたのに。
それも含めて、とりあえず楽しい内容でした。


作品評からは外れますが、ひとつ気づいたのは、ジェシーさん
に告白するショート・ヘアの訓練生さんの声が、今や天下のア
イドル声優、田村ゆかりさんだったことですね。
僕は声優さんには全く疎いんですけれど、田村さんはその出演
作を何故かよく目にすることがあり(「極上生徒会」「Kanon」「舞
-HiME」「魔法少女リリカルなのは」)、つい覚えてしまいました。
田村さんの声優デビューは97年頃のようですから、97〜98年
放送のこの作品は、キャリア最初期のお仕事のひとつというこ
とになりますか?
第1話にもモブで出演されていたようですが、今回の方が大きく
て美味しい役ですよね。しかも次回は、アイラさんの幼い頃とい
う役もやらせてもらえてますし。下積み時代、と言っていいのか
わかりませんが、面白い発見ではありました。
ちなみに田村さんの演じられた役でお気に入りは……、「TLS2」
の君子さんとは違う、元気系妹の弓倉さやかさん(ゲーム「Lの季
節」)とか、キュートなチビッコお姉さんの桐丘千歳さん(ゲーム「Monochrome」)とかですか。


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続く第4話「マイライバル」は、一転してシリアスモードで統一
されたお話でしたね。
前回のギャグ編からの転調で作品が破綻しないのは、語り口の
幅の広さというか、内包している可能性の現われだと思います。
これだけの芝居を見せられるだけの力が、作品世界とキャラク
ターに備わっているということですね。
特にこのお話は、アスリートの世界だからこそ描ける、ジェシー
さんとアイラさんの戦いが、見事に焦点を合わせて語られてい
たと思います。テンションが高過ぎて、主人公の神崎あかりさん
が、今後果たして二人のレベルにまで到達出来るのだろうかと
いう不安も大きく生まれましたが、それも計算でしょう。
特に持久力などのフィジカル面は、センスだけでどうにかなるも
のではないし、その辺の説得力をどう見せるのかにも期待した
いところです。


正直、秋新番を実質放棄し、10年も前の作品をレビューするこ
とにどれだけ需要があるのかと思わなくもないのですが、あくま
で個人的に、この作品の解像度というか、語り口の情報のレベ
ルは、とても心地よいものです。
今の作品は映像にしても文芸にしても、とんでもなく密度が濃
くなって、それは別に悪いことではありませんが、見ている側に
優しくないと感じることが多々あります。単にそれは僕に作品読
解能力が欠けている、つまりは僕の頭が悪いだけ、なのかもし
れませんけど。


深みや裏を読み取ることが、作品としての味わいのひとつであ
るという考えを否定はしませんが、とりあえずこの「バトルアスリ
ーテス 大運動会」の場合、語り口がいい具合に絞られていて、
テレビアニメとして理想的な案配になっていると感じます。見て
いて、普通にキャラクター達のドラマが理解出来るといいますか。
ギャグやアクションといった、アニメとしての表現の多様さ・ダイ
ナミズムを支えるための、デザインや演出を含めたキャラクター
の造形方針が、「正解」なんですよね。
このキャラクターでやるべきお話をやっているという安心感と、
これからどこまで語っていくのかという嬉しい期待を、今は同時
に感じています。さらに続きが楽しみですね。
posted by mikikazu at 09:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ感想-いろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月07日

「バトルアスリーテス 大運動会」テレビシリーズ第2話、見ました。


というわけで「バトルアスリーテス 大運動会」公式サイト
第2話「クーロンズ・アタック」を見てみました。
第2話といえばエピソード2というわけで、「スターウォーズ・エ
ピソード2」の「クローンズ・アタック」(邦題「クローンの攻撃」)を
なんとなく5年以上先取りしていたっぽいとかいないとか。一瞬
間違えそうでした(笑)。
ちなみにアメリカでのタイトルは「Battle Athletes Victory」
いうそうです。リリースは1999年4月からですが、まだまだカタロ
グ落ちはしていないみたいですね。
向こうでの評判とかは、さすがに今からでは調べようがないで
すが、fanfic――いわゆる二次創作小説を集めた大御所サイトFanFiction.Netには、多くはないですけれど、2001年頃から
16本の作品が投稿されていますね。
「百合」の英語表現「Shoujo-Ai」(「yuri」でもかなり浸透して
いますが)ジャンルのメジャー・サイト、「Shoujo-Ai Archive」
だと、掲載ファン小説は9本です。
ともあれネタバレは困るので、どちらも今読むわけにはいきま
せんけど。


それはともかく、ああ、これは良い作品ですね。
どういう世界設定で、どうして女の子達がみんな頑張っている
るのかという説明はいまだ不足しているのですが、放送当時は
OAVやゲームの物語が先行していることもあって、もうイチイチ
説明しなくてもよかったのかな?
それを抜きにしても、第1話を見た時に杞憂を感じた、シリアス
とコメディのドラマ配分と、絵として見せるアニメのダイナミズム
のバランスが良好だったので、安心出来ました。
キャラクターの芝居とかは、幾分崩し過ぎではあるのですけど、
競技場面でのアクションの勢いが、エピソードのまとめとして上
手く機能しているので、全体としてまとまっていると思います。
ただのドジっ子じゃない、そして自分では意識出来ていない未
完成の主人公・神崎あかりさんの才能を伝えるという意味では、
成功したセカンド・エピソードですね。見ていて楽しめました。
この調子で、あかりさんの目標のドラマに沿って、少しずつシリ
アス度を高めていってくれたなら、かなりの傑作になりそうです。
個人的には、メインBGMのドラムのスネアの音なんかが、今で
は聞けない種類なので、それでドラマを高めていってくれるのが
嬉しかったりするんですけど。
あと、「あかりハウス」もキュートで素敵でした(笑)。


引き続き、2人だけでシリアス芝居してるお姉さんズのジェシー
さんとアイラさんは、年上だけども先輩ではない――のかな。
その辺、訓練校のシステムがよくわかりませんが。
一緒に寝ている親友のあかりさんと一乃さんの関係は、97年放
送という時代を考えれば、微笑ましいものなんでしょうね。
女の子ばかりという環境設定の中で、スポーツの勝負論に沿った
人間同士の関係性のドラマをどこまで高められるのか、色々と期
待してみたいです。
倉田英之さんの小説版は、確かに今からでは全巻揃いで入手
するのは難しそうですけれど、機会があれば探してみますね。
感想の方も(7〜8年前に書いた文章を今頃読まれるのはきっと
恥ずかしいでしょうけれど)、いずれ楽しみにしています♪
posted by mikikazu at 14:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ感想-いろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月06日

「バトルアスリーテス 大運動会」テレビシリーズ第1話、見ました。


秋新番、コラフェリに続く、海外情報強化週間もひと段落し
たということで……。
既に見終えて感想もラストまで書き終えている作品なら、
お気を煩わせることもないだろうと、「バトルアスリーテス
大運動会」テレビシリーズ
公式サイト)の第1話「ようい
どん」
を見てみました。
といっても、97年10月〜98年3月までの放送という、10年近
く前の旧作ですから(最初のゲームはセガサターンだし)、な
かなかに見るのは難しくて、とりあえずバンダイチャンネル
よる、ネット配信での視聴となりました。
第1話は無料ですけど、クオリティについていえば、シリーズ
まとめてで1838円、1話あたり73.52円なら、こんなものでし
ょうか。テレビモニターのクリアな画質で見たいという気持ち
もやっぱりありますけど……。


お話の内容については、この第1話は重いコンダラを引いて
戦う(←このギャグって今でも通用しますか)、訓練生達の
中間試験だけをまるまる描いたアクション編で、キャラクター
達のドラマ云々という点では、まだよくわかりません。
肝心の主人公・神崎あかりさんにしても、ほとんど他のキャラ
とまともな会話をしていませんよね。シリアスな会話があった
のは、お姉さんズのお2人くらいですか?
でもまあ、ファイナル・ステージの地雷原で、かなりリタイアし
た訓練生も多そうだったから、最下位とはいえ完走したあか
りさんは、そんなにダメってわけじゃないかも。あ、自力で完
走したわけじゃないから、やっぱり反則かな(笑)。


雰囲気としては、キャラの立て方に時代も感じるのですけど、
どこまでシリアスに語り口が寄っていくかが、僕的な評価の
分かれ目ですね。スポーツであるからこその、アクションの
リアリティと、アニメとしてのダイナミズムのバランスが難しそ
うですけど。
つまり、あかりさんなり他のキャラがどこまで頑張ればいい
のかとお話を進めようとした時に、それに応える描写のリア
リティがあんまり現実離れしていると冷めてしまいますし、
逆にSFだからこそ出来る、アクション描写の幅の広げようと
いうものもあるでしょう。
「それをやったら嘘だよ」と思わせることなく、「ついにそれを
やり遂げたか!」と思わせられるかどうかという、語り口の
力業次第ですね。


最近知りましたが、過去にこの作品の二次創作も出版され
ていたという春風ソヨグ先生によりますと、「前半はともかく
後半が賛否両論が激しい作品」とのことでした。
りょうさんのちゃんとしたレビューが第11話からなのも、その
辺が理由だったり?
好みの展開になっていったからというのなら、個人的にはた
ぶん大丈夫ですが。
posted by mikikazu at 09:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ感想-いろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月18日

「DEATH NOTE」第1話&「無敵看板娘」最終話、見ました。(修正版)

seesaaではよくある文字化けが起きてしまいました↓。
面白いのでそちらも一応置いときますが、こちらが修正版
の記事になります。うがっみんな書き直しですかっ。
「造造造自分がわ造造な造な造造造ましたけど」って、も
はや元の文章を思い出せません(笑)。


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関東地方からは二週間遅れになりますが、こちら関西でも
やっと放送の始まった、アニメ版「DEATH NOTE」公式
サイト
)の第1話「新生」を見てみました。メジャー作品にも
かかわらず、意外にネット局は少ないんですよね。
ストーリーはほぼ原作に忠実で、キャストやテーマ曲担当
のアーティストに対する個人的な好みはそれぞれあるかも
しれませんが、こと画面のクオリティという部分では劇場映
画並に完璧で、理想に近いアニメ化だと思います。
先に公開されている実写版映画も意外に悪い出来ではあり
ませんでしたが、尺ということでは余裕がある分、原作の
名台詞や動作ひとつひとつを丁寧になぞってくれることを、
原作ファンとしては堪能出来ましたね。
特に効果が大きかったのは音響面で、世界の作りこみとい
う点での貢献は、物理音・演出音共に高かったと思います。
問題は、3クールというシリーズ全般において、このクオリ
ティが保てるか、なんですけれど、原作の絵としての密度
があれだけ凄かっただけに、大変でしょうね。


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でも、個人的にもっと印象が良かったのが、その後の時間
枠で放送された「無敵看板娘」公式サイト)のラスト・エピ
ソードである、第12回放送の第23話「君が壊れた時」&
第24話「葬られた宴」
でした。
この作品、実はずっと気にはなっていたんですけれど、関西
よみうりテレビの放送枠は、他のアニメ作品と合わせて「MO
NDAY PARK」というタイトルになっており、EPGだと、個々の
作品名が反映されないんですね。なのでしばらくは放送され
ていることに気づかなかったのです。
ネットで無料配信なども行われていたようなので、もっと早く
にちゃんと調べておけばよかったですね。


ともあれ、今回「DEATH NOTE」と合わせて予約録画して、
初めて見てみたお話が最終話だったというのは残念でした
けれど、その感触自体はとても良好でした。こういう作品は
大好きです!
いい意味で、「アニメってこんなのだよね」という雰囲気と、
「萌え」以前にあった、キャラのキュートさが楽しめる感じで。
オープニングのラスト、ああいう走り方をするアニメ・キャラ
は、ずいぶんと久々に見ました。
演出・作画技術的に、革新的なことをやっているわけでは
ないのですが、(最近使ったばかりの表現ですけれど)キャ
ラクターみんなに元気があっていいと思います。余計なも
のを見せたりすることもありませんし(「くじびきアンバラン
ス」は第2話までで視聴停止ということになりました)。
余計なものっていうか、最終話なのにメインとサブのヒロイ
ンが○いたりする凄まじさでした(笑)。


特にこのラストの2エピソードは、いつもはがさつで色気の
欠片もないという主人公の鬼丸美輝さんが、酔うとおしとや
かになって、母親のことも「お母さま」と呼ぶようになるとい
う風に「壊れる」お話だったんですが、ここ最近「お姉さま」
とか呼ぶのが当たり前の世界を普通に体験するようになっ
てしまいましたから(笑)、そんな変化がギャグとして用いら
れることを、とても可愛らしく感じました。そういう意味では、
なんだか自分がわからなくなってきましたけど(笑)。
最終話だからと、特別すごく盛り上げた、ということもなかっ
た反面、シリーズ全体でこの雰囲袖は維持されているだろう
と思いますので、機会を見つけて、ぜひ最初からチェックし
てみたいシリーズですね。
よいものを見させていただきました♪
posted by mikikazu at 12:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ感想-いろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「DEATH NOTE」・贈話&「無敵看板娘」最終話、存ました。


卒東地方造造は二週間遅造になりますが、こ造造卒西で造
や造と放送の始ま造た、アニメ版「DEATH NOTE」公式
サイト
)の・贈話「新生」を存造みました。メジャー作品に造
造造わ造ず、意外にネット局造少ない造ですよね。
ストーリーはほぼ原作に忠村で、キャストやテーマ曲担当
のアーティストに対する個人的な好みは造造ぞ造ある造造
し造ませ造が、こと画面のクオリティという点では劇他映画
並に完璧で、理想に近いアニメ化造と思います。
先に公開造造造いる村写版映画造意外に悪い遜来ではあり
ませ造でしたが、尺という点では余裕がある分、原作の・
台詞や・作ひとつひとつを丁寧になぞ造造造造ることを、原
作ファンとし造は堪能遜来ましたね。
特に効果が大造造造たのは音響面で、世界の作りこみとい
う点での貢献は、物理音・演遜音共に高造造たと思います。
問題は、3クールというシリーズ全般におい造、このクオリ
ティが保造る造、な造ですけ造ど、原作の絵とし造の密度
があ造造け凄造造た造けに、大変でしょうね。


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で造、個人的に造造と印象が良造造たのが、・け造の損間
枠で放送造造た「無敵看板娘」公式サイト)のラスト・エピ
ソードである、・12族放送の・23話「君が壊造た損」&
・24話「葬造造た宴」
でした。
この作品、村はず造と袖にはな造造いた造ですけ造ど、卒西
よみうりテレビの放送枠は、・のアニメ作品と合わせ造「MO
NDAY PARK」というタイトルにな造造おり、EPG造と、個々の
作品・が反映造造ない造ですね。なのでしば造造は放送造造
造いることに袖づ造な造造たのです。
ネットで無料配信など造行わ造造いたようなので、造造と早造
に造造造と調べ造おけばよ造造たですね。


と造あ造、今族「DEATH NOTE」と合わせ造予約録画し造、
初め造存造造たお話が最終族造造たというのは残念でした
け造ど、造の感触自体はと造造良好でした。こういう作品は
大好造です!
いい意味で、「アニメ造造こ造なの造よね」という雰囲袖と、
「萌え」以前にあ造たキュート造が楽しめる感じで。
オープニングのラスト、ああいう走り方をするアニメ・キャラ
はずいぶ造と久々に存ました。
演遜・作画技術的に、革新的なことをや造造いるわけでは
ないのですが、(最近使造たば造りの表現ですけ造ど)キャ
ラクターみ造なに元袖があ造造いいと思います。余計な造
のを存せたりすること造ありませ造し(「造じ造造アンバラン
ス」は贈話までで視聴停止ということになりました)。
余計な造の造造いう造、最終話なのにメインとサブのヒロイ
ンが○いたりする凄まじ造でした(笑)。


特にこのラストの贈エピソードは、いつ造はが造つで色袖の
欠片造ないという主人公の鬼丸美輝造造が、酔うとおしとや
造にな造造、母親のこと造「お母造ま」と呼ぶようになるとい
う風に「壊造る」お話造造た造ですが、ここ最近「お姉造ま」
と造呼ぶのが当たり前の世界を普通に体験するようにな造
造しまいました造造(笑)、造造な変化がギャグとし造用い造造
ることを、と造造造可愛造し造感じました。造ういう意味では、
な造造造自分がわ造造な造な造造造ましたけど(笑)。
最終話造造造特にすご造盛り上げた、ということがな造造た
反面、シリーズ全体でこの雰囲袖は維持造造造いる造ろうと
思いますので、機族を存つけ造ぜひ最初造造存造みたいシ
リーズですね。よい造のを存造せ造造造いました♪
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2006年10月15日

「武装錬金」&「コードギアス 反逆のルルーシュ」第1話、見ました。


えっと、この一週間ずっと続けてみた「第1話、見ました」
シリーズも、とりあえず今日が最後ということになります。
そんなに続かなくてすみません(笑)。
他にもまだ見ていない作品はあるのですが、そろそろスト
ップしないと、二週目・三週目が溜まり過ぎてしまいます。
今期、わりにチェックしてみようと思ったのは、昨年くらい
からほとんど新作を見ていませんでしたので、とりあえず
今のトレンドとか、技術革新みたいなものを把握しておき
たかったからですね。海外の情報を調べるにしても、ある
程度そういう事も知っておかないとダメですから。
今後も、こちらではまだ放送が始まっていない「DEATH
NOTE」
や、第1話の録画を失敗してしまったので来月のC
Sでチェックする「RED GARDEN」、BS-iはそも見られない
ので、来年のDVD発売を待つしかない「Kanon」辺りも、見
ていく予定ではあります。「Kanon」については評判のよく
ないらしい前作東映版も、僕は決して嫌いじゃないですが。
今回は名雪ちゃんエンドでどうかよろしくっ。個人的なお気
に入りは、もちろん栞さんですけれども。


short_g.gif


で、「武装錬金」公式サイト)の第1話「新しい命」と、
「コードギアス 反逆のルルーシュ」公式サイト)の
1話「魔神が生まれた日」
ですね。
「武装錬金」は週刊少年ジャンプ連載作品でしたが、これも
きちんと読んではいませんでした。途中から読むのはイヤ
だったということもありますが、実はパピヨンの、あまりにお
近づきになりたくない変態っぷりに引いてた、ということもあ
ったり(笑)。
本誌で打ち切られた後、増刊に掲載された完結編で、物語
はちゃんとまとまったのでしょうか……。


期せずして両作品とも、「それまでは普通の生活を送って
いた、ある資質を秘めた主人公が、成り行きで絶体絶命の
立場に追い込まれてしまい、そこで大いなる力を与えられ
て、状況・世界へ戦いを挑んでいく」という、共通したフォー
マットの基に制作されたファースト・エピソードでした。
そういう視点から比較するのも面白いでしょう。


「武装錬金」の方はオーソドックスというか、アクション主体
のストレート・フォワードの語り口で、主人公・武藤カズキ
君の、馬鹿過ぎない天然の正義感の強さを、まず視聴者
へ伝えることに成功していたと思います。
学園の友人達との微笑ましい関係や、妹のまひろちゃん
への優しさなど、主人公キャラクターとして支持出来るく
らいの魅力は示せていました。少なくとも第1話から、「こ
の人は何を考えてるの?」的な戸惑いは感じさせない、気
持ちよい健全さがあります。
対照的なもう一人の(たぶん実質的な)主人公、津村斗貴
子さんの、クールだけれども心を閉ざしているわけではな
い性格とのかみ合わせも良好で、ガール・ミーツ・ボーイ物
語としての始まりも、いい感じでした。


一方の「コードギアス」は、まず必要な主人公のキャラクタ
ーの説明という部分で、ルルーシュ・ランペルージ君がい
かなる状況下でも冷静な計算を怠らない、「頭のいい」キャ
ラクターとして描かれている点は、個人的に好きです。
作品を見ていて、「どうしてそんな事するの?」「いや、そこ
でそうしたらマズイよね」という風に、思慮の足りなさが性
格や天然ぶりで許されてしまうキャラクター描写に、フラス
トレーションが溜まることも多いのですが、とりあえずこの
ルルーシュ君の場合は、「考えている」ことがわかるだけで
も安心出来ます。
もちろん、現状ではただの学生の立場ゆえに、そういった思
考の先走りに行動が伴わず、結局追いつめられてしまうわけ
ですが。
そういうルルーシュ君に、謎の少女C.C.が与えた力の意味は
まだよくわかりませんけど(「武装錬金」と共に、主人公に力
を与えるのは女性である)、それがどんなものであれ、行使
する資格と能力はある、あるいは、与えてみたら面白そうな
人間だということを伝えられたという意味では、「武装錬金」
と同じく成功していたと思います。


「エリア11」と名前を変えられた日本を舞台とする、生臭い
アクチュアリティについては、「ガサラキ」なんかでも失敗し
ていましたし、どうなるでしょう。
ちゃんと日本人に見える「人狼」のようなデザインならまだ
しも、華麗でスタイリッシュなCLAMPさん原案のキャラクタ
ー達のお芝居が、そういった空気をどこまで伝えられるかは、
ひとつの挑戦だと思います。ただ死体を積み重ねればリア
ルになるというものではなく、そこに生きている人の実感を
伝えられなければ、思想なりテーマなりが言葉だけ空回りし
ていくだけでしょうから。
そんな作り手の思惑は、もちろん見る側には関係の無いこと
なので、美麗なキャラクター芝居による様式だけの作品だと
割り切るのも、観客としての一つの方法論ではあります。
posted by mikikazu at 12:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ感想-いろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月14日

「ネギま!?」第1話、見ました。


うぐぅ。
というわけでもう少し頑張って、アニメ秋新番のお話なのです。
さらに見てみたのは、「ネギま!?」公式サイト)の第1話「え
〜っ、いきなり31人って言われても! byネギ」
になります。
あ、「銀色のオリンシス」(公式サイト)も第1話を見てみました
が、特に評すべき点はありませんでした。すみません。


僕自身は赤松健さんによる原作マンガや、第一期アニメにO
VAも未見で、この第二期テレビシリーズが、「ネギま」初体験
ということになります(りょうさんの第一期感想は第3話まで
ですが、お話自体はわりに好印象だったようですけど?)。
ちなみにアメリカでは、FUNimationから、第一期アニメが「N
egima!」のタイトルでDVDリリースが開始されており、またFUN
imationが保有する、日本アニメ専門のデジタルケーブル局
FUNimation Channel からも、エピソードが配信されています。
そのアメリカ版公式サイトはこちら
短い予告編も見られますが、現時点でキャラクター紹介がさ
れているのは、ネギ君と明日菜さん、それにのどかさんだけと
いう、不完全な状態ですね。


short_g.gif


山本弘先生が気になることを仰っていたので、この第1話に
ついてはスタンダード・サイズの地上波アナログ放送版と、オ
リジナルのビスタ・サイズの、一週間遅れで始まったCSのAT
-X
放送版を、それぞれチェックしてみました。
画質・音質云々はさておきますが、確かに地上波版だと、黒
板の文字や、寝ている明日菜さんの髪が数字になっているギ
ャグ、教壇側から見たショットで、端の方に座っている生徒の
動きなどが、画面のトリミングによって切れてしまっていること
が多いですね。だから黒板のギャグ文字なんかも、最初はた
だの落書きだと思ってたくらいです。
お話の大勢には影響しないとは思いますが、画面の隅での細
かいお遊びが多いらしい、この作品のような場合だと、作り手
が伝えたい物理的な画面情報を正確に受けとめるには、努力
が必要な方もまだ多いと思います。
僕自身も、もし続きを見るのなら、地上波からは遅れますけれ
ど、AT-X版になるでしょう。


お話が始まってしばらくは、「あれ?『武装錬金』の方を再生
しちゃったのかな?」と思ってしまったくらいの、予想していな
かったハードな雰囲気に、驚いてしまいました。
全体の感想としても、「31人の女生徒だけでも苦労しそうなの
に、その上ご先祖様からの因縁があるらしい相手とのバトル
まで担当しなくてはならないネギ君は、主人公とはいえ大変そ
う!?」になりますか。
というか「ネギま」世界初心者の目から見た時に、大量ヒロイ
ン学園生活のコメディ部分と、吸血鬼(?)とのシリアスなバト
ル部分の、どちらをメインだと受け取ればいいのか、少し戸惑
ったりもしました。
魔法使いであることを隠さなくてはならないネギ君の苦労は定
番のプロットですけれども、それにしても日常部における31人
のヒロインというのは多過ぎて、彼女たちの魅力を、全員分き
ちんと伝えようと考えたら、他のことをやってるヒマはなさそう
にも思えて。
もちろん、大ヒットした原作を知っている方なら、全てのヒロイ
ンさん達の個性はお馴染みのものでしょうから、あらためてキ
ャラを立てるための説明は必要ない、のでしょうけれど。
ネギ君個人の物語と、ネギ君と生徒達の関係構築・発展の物
語が上手くリンクするのかどうかは、この世界における「魔法」
の意義、とも絡んでくるのでしょうね。世界の成り立ちに対して、
魔法がどんな意味を持つのか、魔法を行使することで、その個
人はどういう立場に立つのか、ということです。
そのことと、先生としての、あるいは特定のヒロインのパートナ
ーとしての成長物語が重なれば理想的ですけれど。


それにしてもテレビ東京公式サイトでの、古菲さんの説明「も
のすごく頭が悪いが」
って、ヒロインに対してあまりに直球で、
少々気の毒な気もします(笑)。
そうですね、個人的なお気に入りキャラを言うのはまだ早い
でしょうけれど、クラス委員の雪広あやかさんによる、ネギ君
に対する「お姉さん」からの可愛がりっぷりとかには期待した
かったり? ネギ君もお姉ちゃん子みたいですし。
posted by mikikazu at 13:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ感想-いろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月13日

「くじびきアンバランス」第1話、見ました。


今期は積極的に新作テレビ作品をチェックしてみようと思
ったんですが、やはり一日1話のペースでは追いつかな
いというか、見る前にもう二週目に入っていて、とっくに周
回遅れにされちゃった作品が多いですね。
録画はしてあるけどまだ本編を見ていないのは……、「ギ
ャラクシーエンジェる〜ん」「Pumpkin Scissors」「ネギま!?」
「武装錬金」「コードギアス 反逆のルルーシュ」「銀色のオ
リンシス」くらいですか。ゲーム原作系はほとんどパスしち
ゃいましたし。
週末に片付けられなかったら、そのままになると思います。
落ち着いたら、またぼちぼち海外情報も扱ってみますね。


short_g.gif


で、引き続き秋新番の中でお薦めをいただいた、というか
勝手に高評を信じてチェックしてみた、「くじびきアンバラ
ンス」
作品公式サイトキッズステーション公式サイト)の
第1話「みんな、がっこうでおどろく7点」をKBS京都版
で見てみました。
「げんしけん」作中劇のスピン・オフということですが、不勉
強でそちらはチェックしていません。作中劇とは知らなかっ
たので、ヘルメットをかぶった律子さんのイラストだけを見
て、「一体これはなんの作品のコスプレなんだろう?」と悩
んだ時期もありました(笑)。
あと、キャストが違い、第1話・21話・25話だけという変則的
な形で制作された第一期OVAも未見です。


個人の才能と努力が介入出来ない、「くじ引き」が世界律
である作品ということで、もっと不条理というか、選択肢の
ない、ある意味悲観的で閉塞した世界観の中での、個人の
主体的自我の苦悩を描くような作風かもと想像していまし
たけれど、もちろん全然違いましたね(笑)。
一言でいえば、「元気があって良い作品です」ということに
なるでしょうか。この表現を使うのは、「七人のナナ」以来の
ような気もします。
後半の、無意味にエスカレートするチェイスで、背景動画が
グリグリ動く爽快さは、理屈に縛られない、80年代アニメの
いい意味での暴走の感覚も思い出させてくれました。絶頂期
の「うる星やつら」のBGMを重ねてしまいたくなったのは僕だ
けでしょうか。
リアリズムで言えば、上石神井蓮子さんがあんなマシンを持
ち出してくるのは無茶なんですが(一応校内ですし)、それを
アニメ(アニメーションに非ず)本来のパワーと魅力でねじふ
せてしまう勢いに、見る側として負けました。「こういう作品な
ら、受け入れた方が気持ちいいよね」と素直に思ってしまっ
たといいますか。
それもただ暴走させるだけでなく、生徒会室に到達するまで
の、演出としてのリズムとオチを見事にまとめてみせた完成
度が、作品として成功の域に達していると思います。色々と
眼福でした。


あと、もう一つ個人的に評価したいのは、マシンに小雪ちゃ
んが乗り込もうとする時に、高飛車で乱暴で薫子さんには
容赦はしない蓮子さんが、ちゃんと手を貸していた辺りの
描写ですね。
校舎から降りる時、千尋クンも気遣っていましたが、そうい
う風に仲間だけども、まだ身体は子供の相手との接し方が
ちゃんと描けている作品は、アニメが観念の世界だけに、
見ていて安心します。


そういう意味で不安なのは、次回予告でパン○ラのシーン
があったことでしょうか。
そんなものを出さなくてもいい作風ですし、僕個人も「パン
○ラがある作品は見ない」という基本ポリシーですので、
もし不要に過激な用い方であるようなら、そこで視聴は停
止することになると思います。
posted by mikikazu at 09:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ感想-いろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月12日

「D.Gray-man」第1話、見ました。


引き続きアニメ秋新番についてなのです。
日本では結構以前に話題になっていましたが、今頃
アメリカのフォーラム・サイトtheOtaku.comでも、他作
品からの剽窃問題が取り上げられて、知らなかった人
にはショックを与えている様子らしい「D.Gray-man」の、
アニメ版(公式サイト第1話「アクマを狩る少年」
見てみました。↑話の枕としてはちょっと不適切かも


原作が連載されている週刊少年ジャンプ誌は購読して
いるのに、この作品は読んでいないその理由は、途中
からになってしまうということもありますけれど、一番は
読みづらさですね。マンガ物語としての、リーダビリティ
の低さ、ですか?
三和土さんも仰っていましたが、主観視点がはっきりし
ていないからか、ヴィジュアルにおける語り口のどこに
焦点を合わせればいいのか、すぐの判断に困るので、
特に勢いが大事なアクション主体の作品だと、一見には
なかなかに入り込みにくいのです。


それと比較してこのアニメ版第1話はずいぶんとすっき
りと整理されて、とてもわかりやすく構成されていたと思
います。
「事件が起きて、主人公が犯人と間違われるが……」と
いうプロットは、第1話として定番で、オリジナリティが薄
いということもありますけれど、とりあえず物語を始める
のに必要なだけの、主人公の解説をするという目的は、
きちんと達成していたのではないでしょうか。
第1話ということで無理にクオリティを高め過ぎることも
なく、わりに地味な語り口を通していたのは、作品の方
向性として妥当なのかどうか、いずれわかるでしょう。
でも僕個人としての本音を言うと、「モアの姉のクレアの
事故死」については、「テニスの王子様」でコートに突然
照明が倒れてきた時と同じくらい、不自然に唐突過ぎた
んですけれど(笑)。「そんな、いきなり」って。


「仮想19世紀」というのは……、文字通り受け取るなら、
現時点での世界はあくまで作られた(それこそ、某作品の
ようにサーバーの中とか)、虚構の19世紀で、現実の19世
紀のリアリティにそぐわないオーバー・テクノロジーは、
この世界を見下ろす上位世界から流入したものだったりす
るんでしょうか。
で、アレン君達エクソシストは、神=上位世界者から、AKU
MAを排除し世界を安定させる任務を託されているとか?
千年伯爵の望む「世界の終焉」から、そういう、大枠の世界
構造をめぐるお話になってくれたら嬉しいですけれど。
他人に敬語で喋る優しい感じの主人公君は大の好みなので、
あとは今回出番がなかったヒロインさんが、元気系でチャキ
チャキした、うるさいタイプだといいなあ。
posted by mikikazu at 08:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ感想-いろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月11日

「天保異聞 妖奇士」第1話、見ました。


「桜蘭高校ホスト部」もそうだったんですが、最近は自分
で探すよりも、お薦めいただいたことをきっかけとして、
作品を選択するようにしているみたいです。「ホスト部」は、
実はコミックじゃなくてアニメ版の方でしたけど。
で、秋新番の中から推していただいた、「天保異聞 妖奇
士」
公式サイト)の、説一「妖夷、来たる」もやっとこ見
てみました。トロトロしててすみませんっ。
あ、「説一」は、第1話ということです。


難しいお話だったらどうしよう、と不安もあったんですが、
わりにわかりやすい時代劇&怪獣バトル物だったので、
ホッとしました。
江戸時代を舞台にした怪獣物では、「魔人ハンターミツル
ギ」(1973年作品)とかが重なるでしょうか。
「ミツルギ」の特撮は、ゴジラのような着ぐるみによるもの
ではなく、コマ撮りのストップ・アニメーションで撮影されて
いたのですが、年月を重ねた33年後には、アニメの怪獣も
デジタル・アニメーションでグリグリ動かせて、スゴイなあと
思います。
異形のものが登場し、主人公がそれに対抗出来る未知の力
を発現し……というところで続きになる、同時間枠の前作「BL
OOD+」第1話と同じ引きであることも含めて、わりにスタンダ
ードなテレビアニメという印象です。
時代劇の部分については、やっぱり描くのは難しいという気
持ちが僕の中にはあるんですよね。
アニメの時代劇で成功していたのは……、僕の見た中だと、
巷説百物語」とか「るろうに剣心 追憶編」くらいですか? 
え?「ヒヲウ戦記」? なんですかそれぼくしらないなあ。


もちろんこの作品も、とてもハイ・レベルで頑張っていまし
たし不満を言ったら怒られそうですけど、16ミリ実写のザラ
ザラとした質感で撮影していたなら、前半の世知辛さとか、
主人公の状況の厳しさなんかも、もっとハードかつ切実に
伝えられていたんじゃないかと、無意味ですが想像もして
しまいます。この作品の絵作りは、ディテールは細かいか
もしれませんけれどフラット過ぎて、「影」が足りないといい
ますか……。あくまで僕の好みの話ですが。
そうした場合の、怪獣バトルとの映像的マッチングというこ
とを考えれば、次回予告でのことさらに格好いい戦闘ポー
ズも含めて、「綺麗」なアニメで、とりあえずは正解なのか
もしれません。時間帯のこともありますし。


まとめると、「侍は空を飛べない」という時代劇のリアリズ
ムと、妖夷バトルのハッタリズムをどう融合させるかという、
エンターテインメント作劇の工夫について、興味をそそられ
るかもしれない作品、という感じでしょうか。
そういう意味での、「こちら」の世界と「あちら」の世界の境
界をめぐる語り口は、「巷説百物語」が見事に成功していま
したが……。
あ、そう考えると、竜導往壓によるカメラ目線の解説は、せ
っかくのフィクションという枠を揺らがせてしまうので、やは
りとっても野暮だったと思いますね。


short_g.gif


★レスは不要とのことなのでコメントは遠慮しておきますけ
れど、やっぱり検索されたらすぐにバレちゃいましたね(笑)。
恥ずかしかったので、「The Love We Make」なんていう曲の
タイトルは書けなかったのです。
ちなみにプリンスの主演映画は4作ありまして、

「パープルレイン」(1984)
「アンダー・ザ・チェリームーン」(1986)
「サイン・オブ・ザ・タイムス」(1987)
「グラフィティ・ブリッジ」(1990)

という感じなのですが、僕の一番のお気に入りは「サイン〜」
だったりします。
ただしこの作品は、同題アルバムのツアーの様子を撮影した、
いわゆるコンサート映画なので、劇映画ということでは、やは
り「パープルレイン」から、でしょうね。
髪型とかファッションとか、22年前の映画だとふまえないと厳
しい部分もありますが、プリンス殿下の楽曲とパフォーマン
スは永遠の輝きを保っていると、先日の再見でも思いました。
感想は……お願いしたらきっと申し訳なさそうですね(笑)。
でも、楽しんでくれたらとっても嬉しいです。

「マリみて」についてのアドバイスもありがとうです♪
今、AT-Xでアニメ版第一期をリピートしているので、時々目に
入ったりしてて、たまたま小説第一巻が手の届くところにあり
ましたので、読んでみました。
結構鍛えていただいたので(笑)、敷居なんて僕にはもう関係
無いとも思いますが、ジュブナイルというかライトノベル?に対
する抵抗は……、読みやすさと「軽さ」のどちらかに感じるか、
という辺りになると思います。
「マリみて」の続きはお薦めいただいた作品と合わせて、前向き
に考慮してみますね。
posted by mikikazu at 09:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ感想-いろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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