ご紹介したように、先週の日曜版でコスプレ特集
記事を掲載していた、英字日刊紙のThe Japan
Timesですが、続く昨日(3月16日)の日曜版P9
では、特撮――「ウルトラマン」ネタの記事を、
カラーでまた大きく載せていました。
The Japan Times 3月16日付け記事
「SHIFTING A 'SACRED SITE'
Ultraman the hero ... again!」
内容自体は、先月伝えられた、円谷プロダクシ
ョンの「怪獣倉庫」が閉鎖されるニュースをベー
スにしたものですけど(参考・「怪獣倉庫が45年
の歴史に幕 ウルトラマンの円谷プロ」)、
面白いのは、文章がただの報道記事ではなく、
キリヤマキャップ率いる科学特捜隊の面々が
登場する、シナリオ形式のショート・ストーリー
になっていることですね。
だから記事というか、記事にかこつけた「ウル
トラマン」のファンフィクションみたいなものに
なっています。
「怪獣倉庫」の移転の報告を円谷プロから受け
た科特隊は、さっそく現地に向かいますが、
倉庫ではかねてより、怪獣の着ぐるみが動い
ているという噂もあって……、という展開です。
もちろんウルトラマンも登場して、着ぐるみが巨
大化してしまった、アントラーと激闘を繰り広げ
ます。
もうその辺で、どこが記事なんですか、楽しんで
るなあ、という感じになってますね(笑)。
執筆したのはThe Japan Times記者のEdan
Corkill氏で、他にも日本のポップカルチャー
関係の記事を多く担当している方のようです。
会話主体のシナリオ形式ですし、英語も比較的
平易なものですので、わりと楽に読み進められ
ると思いますから、お試しください。円谷プロの
許可は……取ってあると思いますけど(笑)。
コスプレ、特撮と続いてきたThe Japan Times
の日曜特集記事ですが、次は……声優ネタ辺り
になるでしょうか。紙面を開くのが、また楽しみで
すね。