2008年02月26日

北米版「ドラゴンボールZ」孫悟空役の初代声優Ian Corlettさんが降板した理由


久々ですが、カナダのアニメーション声優
Trevor Devallさんがホストを務めるポッドキ
ャスト、Voiceprintが2月20日付けで更新さ
れていました。
今年2008年で、初のエピソード(第11回)にな
ります。
本来は、もっと早くに配信したかったようです
が、Devallさんご自身の多忙や、ゲストの方と
のスケジュール調整がなかなか上手くいかな
かったようですね。


ともあれ今回のゲスト声優さんは、Ian James
Corlettさん(公式サイト)。
僕は詳しくない、カートゥーンのお仕事がメイ
ンのようですが、アニメ作品でも、大物である
「ドラゴンボールZ」の孫悟空役を演じておられ
ていて、今日はその部分のお話です。
1時間半もあるので、実はまだ全て聞き終えて
はいないんですけど(汗)。


short_g.gif


日本版のアニメ「ドラゴンボール」シリーズの
孫悟空は、子供の孫悟飯・悟天とも合わせて、
野沢雅子さんがお1人で通して演じてらっしゃ
いますが、北米版では2つのスタジオが英語ト
ラックの制作を担当した事情もあって、複数の
方が演じており、ややこしいことになっていま
す。もちろん悟飯・悟天も。
この辺の事情については、日本語サイトだと
らびさんの「わらびもち」がとても詳しいのです
(ご無沙汰していますがお元気でしょうか)。
そちらのサイトの「英語版声優紹介」のページ
からの情報を参考にしていただければわかる
ように、北米版「ドラゴンボール」シリーズでは、
とんでもなくたくさんの人が、孫悟空とその関
係者の声を、代わる代わる担当しているんで
すね。


らびさんも、「主役なのに、何でこんなに変更
があるのでしょう?」と仰っていますが、
Ocean Group版の初代孫悟空役であったIan
Corlettさんについては、ご自身が今回のポッ
ドキャストで、作品に関わった経緯と、降板の
事情を語っていました(22分40秒〜27分20秒)。


ご存知のように、「ドラゴンボール」シリーズの
メインパートはアクション・シーンで、声優さん
は収録においてたくさんの、叫び声や気合い
の声をあげなくてはいけませんよね。
ところが、Corlettさんの関わった「ドラゴンボー
ルZ」収録時は、それらの声は「台詞」として
認められておらず、ギャラの対象としてカウン
トされなかった、というんですね。つまり、その
分はただ働きになるわけです。
ユニオンは、気合いの声も演技として認めてく
れていたのに、「ギャラを払うべき人達」は認め
てくれなかったと……。
それに疲れ、またギャラの交渉で揉めるのも面
倒になって、もう役を降りることにした、というの
が、Corlettさんの説明になります。あくまで彼
の側からの、ですが。


ただ、Corlettさん自身も今では、孫悟空役から
降りたことを、「人生で最も愚かなことだった」
と言うくらいに、後悔されてはいるようです。
「だから、コンベンションにも招待してもらえな
いんだ……」とちょっと寂しげに言葉をもらして
おられました。
ちなみに、FUNimation版で孫悟空を演じた
Sean Schemmelさんは、アニメコンベンション
でも常連ゲストで、2001〜2008年の間に、北米
で22ものコンベンションに招待されています(デー
タ・AnimeCons.com)。
一方のCorlettさんは……、え、えっと、2つだ
けですか……(AnimeCons.com)。
しかも1つはトランスフォーマー専門のだから、
孫悟空とは関係ないし。
いえまあ、正直、北米のファンの間での、Corlett
さんの人気・評価というと全然わからないのです
が、今でもCorlettさんの孫悟空が一番好きだ
という人からのメールも届くそうですし、各人の思
い入れが全て、でいいんでしょうね。


posted by しくへっど at 08:18 | TrackBack(0) | 海外情報(北米) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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