桜華 「ほら楓、あんたがぐずぐずしてるから、またお気
遣いさせてしまってるじゃないの! 優しい方だ
からとはいえ、ちょっと甘え過ぎじゃない?」
楓 「ご、ごめん……。っていうか、悪いのは正確にいう
と私じゃなくて、こっちのプレイヤーさんだよ?」
桜華 「それもそうね。まったく、こっちの人はどんくさい
し頭悪いし不器用だしで、迷惑かけっぱなしよねー。
そういう意味では、こっちの楓は不運だったのかも」
楓 「こ、これくらいのことで諦めないわ! なんとして
も、月葉さまとのらぶらぶエンドを見なくちゃ!」
桜華 「ま、あんたに頑張ってもらわないと、こっちも落ち
着かないしね。深雪姉さまに迷惑かけない範囲で
頑張りなさいよ」
楓 「ふふ。なんだかんだ言って、応援してくれるんだ、
桜華ちゃん」
桜華 「だ!誰があんたなんかを!ついでよ、ついで!」
楓 「でも実際、桜華ちゃんに感謝してる面もあるよ。
こうやって普通に話せるのって、桜華ちゃんくらい
だし。名前だって、呼び捨てだけどお互い気遣いな
くて助かるっていうか」
桜華 「……月葉さまだって、ホントはそう思ってるかもよ」
楓 「え?」
桜華 「あんたは鈍感だからぜーんぜん気付いていない
でしょうけれど、主従関係を意識され過ぎると、月
葉さま、時々とても悲しい顔をなされている……」
楓 「そ、そんな……。嘘だよ」
桜華 「あたしが嘘言って何の得になるのよ。ね、あんた、
今回のプレイはどういう方針で進めてるの?」
楓 「え、えっと、前回はパラメータの数字が低かったこ
とが失敗の理由だと思うので、出来るだけ数字を
上げて首席を取っちゃおうかな、って。そうしたら解
説書にも書いてあったように、フリーの忍になって、
好きな人に自由に仕えられるから、それが永遠のら
ぶらぶエンドってことじゃないの?」
桜華 「それは、あんたの側の希望でしょ? 月葉さまの
方はどうなのよ。向こうも、あんたにずっと仕えて
もらうことを望んでいるの? 今のままのような、
主従関係が続いていいと思ってるの?」
楓 「そ、そんなの……わからないけど、でも、でも月葉
さまだって、私がずっとお傍にいられる選択の方が
嬉しい筈!」
桜華 「筈かどうか、きちんと確かめた方がいいかもよ。月
葉さまにだけじゃなくて、あんたの本当の心にも。
いつまでも埋められない距離がある関係なんて、例
え傍にいられても、ホントはちっとも幸せじゃないか
もしれない……」
楓 「桜華ちゃん……。それって、……深雪さまのこと?」
桜華 「あたしのことはいいから! これはあんたが主役の
お話なんだから、あんたが頑張らないと駄目なの!」
楓 「ありがとう。桜華ちゃん。桜華ちゃんは素直に答え
てくれないかもしれないけど、私は桜華ちゃんのこと、
大切な友達だと思ってるから、ずっと」
桜華 「楓……。ありがと」
楓 「桜華ちゃんとのエンディングは残念ながら存在しな
いそうだけど、街に遊びに行ったりは出来るみたい。
ね、桜華ちゃん、これから2人で出かけない?」
桜華 「あ、あんたがどうしても、って言うなら、付き合って
あげてもいいかも」
楓 「はいはい。あ、でもその前に」
桜華 「そうね」
楓&桜華「★たくさんの細やかで親切なアドバイス、ありが
とうございました♪
ありがたく参考にさせていただいて、今度こそら
ぶらぶエンドに到達してみせますね!」
【ゲーム感想・「あやかし忍伝 くの一番」の最新記事】

