えっと、数日前に「Yes!プリキュア5」(公式サイト)
はラストエピソードである第49話「夢と希望のプ
リキュア5!」までの視聴を終えていて、それか
らずっと悩んでいたんですが、やはり作品評につ
いては、ノーコメントにしておきたいと思います。
ごめんなさい。
そうですね、「プリキュア5」が作品としてダメだ
というわけではないことを明確にしてから、いま
思うことを整理せずにタイピングしてみると……。
「プリキュア5」の責任では全くなくて、途中でシリ
ーズ前作の「ふたりはプリキュア Splash☆Star」
(公式サイト)を平行して見始めてしまったことの
影響が大きいのだと思います。
僕は、「プリキュア」シリーズは「5」が初めてで、
まありょうさんが楽しんで見てるご様子だったか
ら途中でバンドワゴンに飛び乗ったという感じだ
ったわけです。
もちろん「5」も十分に楽しめる作品ではあったの
ですが、視聴が途中から(第14話。後に再放送
とDVDで補完)ということもあって、最初から物語
を味わう雰囲気とはどんなものだろうとも思って、
10月から東映アニメBBプレミアムでの有料配信
が始まった「SS」をチェックして見ることにしたんで
すね。
僕自身の「SS」に対する高評価というのは、繰り
返して述べてきたわけですけど、中学女子がスー
パーヒロインに変身して、ある世界のために戦う
という「プリキュア」シリーズの基本コンセプトから
期待出来る物語の理想形を、見事に描ききってく
れたと思っています。もう、これ以上は望むべき
ものはないくらいの充実感が、最後のエンディン
グまで見終えた時に、明確にありました。
そういう「SS」で「プリキュア」体験のベストを通過
してしまうと、他の「プリキュア」シリーズを見た時
に、どうしても比較してしまうんですね。
「SS」なら、ここはもっと深く、違う風に描けたんじ
ゃないのかなって。
当然「5」が好き、初代のほのか&なぎさコンビが
好きという意見はそれぞれの人であるでしょうし、
「SS」の咲&舞コンビを気に入ったのも、特に作品
の文体に対する、個人的な相性が一番の理由では
あると思っています。「SS」が商業作品として評価
されなかった理由も、考察しましたよね。
自分でも、よくないことだとはわかっているんです。
同じシリーズとはいっても、違う世界の違う物語
ではあるのだし、それぞれの作品世界で、キャラ
クター達はそれぞれの人生を必死に生きている。
それらを比較してどうこう語るのは、とても失礼な
ことだと理解はしています。
これはつまり、僕の評者としての未熟ぶりを示して
いるわけですが、実際の視聴活動として、「5」は
ラストまでの感想を書けず、初代「ふたりはプリキ
ュア」(公式サイト)は、第40話まででスタックして
いるのが現状ですね。
で、どうすればいいのかというと……よくわかりま
せん。
2年目を迎えて、より語り口の洗練が成されるだろ
う「Yes!プリキュア5GoGo!」(公式サイト)で、
「5」シリーズ全体への評価も高めていけるかもしれ
ませんし、初代シリーズの2年目作品「ふたりはプリ
キュア Max Heart」(公式サイト)でも、同様の期待
は可能でしょう。
でも今は、ちょっと休みたい感じです。すみません。
とりあえず今日はお休みなので寝られるだけ寝て、
気力と体力を回復させたいです。
【アニメ感想・「Yes!プリキュア5」の最新記事】