2008年01月31日

北米版「true tears」「シゴフミ」DVDの発売戦略について

あ、うちの方でも、件の大騒ぎについては、公式
発表があるまで静観ですね。来週末の某コンベ
ンションへの、MG氏のゲスト参加がキャンセル
されなければ、何がしかのコメントは出ると思い
ます。


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こういう時に、いいタイミングなのか悪いタイミン
グなのかという感じですが、バンダイビジュアル
USA(公式サイト)が、日本でも今月から放送が
始まったばかりの新作テレビアニメである、
「true tears」と「シゴフミ」の、北米でのDVD発
売について、プレスリリース(pdfファイル)を1月
30日付けで発表しています(via AnimeOnDVD)。


「true tears」
日本公式サイト
北米公式サイト

「シゴフミ」
日本公式サイト
北米公式サイト


「true tears」「シゴフミ」共に、日本での放送開
始日は2008年1月5日で、それから1ヵ月以内
に北米でのライセンスが発表されるのは、異例
の早さです。
それぞれの、日本でのDVD第1巻の発売日は3
月25日、北米での発売日はそれから2ヵ月後の、
「シゴフミ」は5月13日、「true tears」は5月27
日、という予定になっています。北米版には、他
のBVUSA商品と同様に、どちらにも英語吹替ト
ラックは収録されません。


ただし、放送中にライセンスが発表されたからと
いって、「ライセンスされたらファンサブの制作を
停止する」という良心的(?)な対応を、全てのフ
ァンサブ制作グループに望むのは、もはや無理
なのが現状だとも思います。
事実、昨年ADV Filmsからリリースされた「シェ
ヴァリエ」も、日本での放送中に北米でのライセン
ス取得が発表されましたが、ファンサブは最終話
まで流され続け、「リリースを早める努力をしたに
もかかわらず、期待したほどのセールスを得られ
なかった」とADVの人が語っていた理由のひとつ
になっていたと思います。
「ファンサブを止めてもらえるという期待もあった」
とは、そう言ってしまうと、ライセンス発表までの
ファンサブ制作を公式に認めてしまうことにもなり
ますから、決して口にはしていませんでしたが。
北米版DVD自体の評価は、Steven Foster氏
がADRディレクターを務めた英語吹替トラックを
含めて、とても高かったのですけれど……。辛口
で知られており、Foster氏のこれまでの仕事を嫌
っていた、Anime World Orderのメンバーです
ら、高く評価していましたから。


北米版「true tears」「シゴフミ」のリリースで
注目を集めているのは、その時期と合わせて、
BVUSAならではの価格設定ですね。
両作品とも、基本的にDVD一枚に2話収録され
た7枚シリーズで、「true tears」は第1巻が、
「シゴフミ」は最終巻が、1話のみ収録ということ
になります。おそらく、日本版と同じパッケージ
構成だと思います。
価格の方は、1話収録ディスクが29.99ドル、
2話収録が39.99ドルで、全巻揃えると約270
ドルという計算になりますね。
日本版DVDは、1話収録の「true tears」第1巻
が3990円、2話収録の「シゴフミ」第1巻が
5250円ですか。レートにもよりますけど、日米
でかなり近い価格です。
リリースの早さには喜びつつも、この高過ぎる
価格設定には、さすがに困っているファンの方
が圧倒的なように見受けられます。


北米でのアニメDVDリリースの主流は、英語吹
替ありの4〜5話収録で20〜30ドルという価格
設定ですから、英語吹替なしの半分のエピソー
ド数で倍の価格、さらに今は流通会社との契約
もなく、ショップの店頭にも置いてもらえない中で
の、BVUSAの強気の戦略は、相変わらずと言っ
てしまえばそうなんですけど、ホントにどこまで
やれるのかな、と不思議に思ってしまいます。
BVUSAはかねてより、日米でのDVDリリース時
期を近づけることを目標として掲げていましたか
ら、それは達成しつつあるわけですが……。





posted by mikikazu at 08:15 | 海外情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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