2008年01月12日

上北ふたごさんのコミック「ふたりはプリキュアSplash☆Star」、読みました。


いよいよ最終局面の「ふたりはプリキュアSplash
☆Star」(公式サイト)は、第46話「反撃! アクダイ
カーン驚異の力!」、第47話「大逆転!? 黒幕って
誰のこと?」、そしてラス前の第48話「最終決戦!
奪われた緑の郷!」まで見ました。
終盤の4エピソード、放送期間でいうと丸1ヵ月
という、劇場映画版並みのボリュームを、延々と
続くラストバトルに費やすという思い切った構成
に圧倒されています。続く第2期がないというこ
とで、「SS」でやれるものは、ここで全てやってし
まおうという勢いがすごいですね。
そうしてたどり着いた最終決戦の地が、いつもの
海岸であるという環構成みたいな感覚が、ここで
全ての決着をつける覚悟をかもし出すのに、逆に
ふさわしいと思います。
満と薫もついにプリキュア(といっていいのかな)
になれましたし、目的ではなく、結果としてプリキ
ュアになったという、自然な感情の流れと、それ
を支えるドラマが完璧です。
あとはもう、最後を見届けるのみ、ですね。


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本編を見終える前にチェックしておきたかった
のが、巷で評判の高い、上北ふたごさんによる
コミカライゼーション版の、「ふたりはプリキュア
スプラッシュスター」第1巻
と、「ふたりはプリキュ
ア スプラッシュスター チクタク危機一髪!」
です。
ふだん僕はコミカライゼーションにまで手を出
すことはありませんし、少女漫画誌「なかよし」
連載作品ということで、わりに軽く考えていたん
ですね。
でも、大間違いでした。ごめんなさい。
これは素晴らしいですね! まず、なんといって
も絵が全コマにおいて可愛らしいです。
アニメの方はやはり長期のテレビシリーズです
から、作画のクオリティや絵柄の統一という点
ではバラツキがあります。それは別に脳内補完
出来ることなのですが、1人の――ではなくて、
双子の作家さんが手がけた、完全に整理され統
一された世界観の中で描かれる「SS」の物語は、
アニメとは違う訴求力を見事に備えていると思い
ます。


アニメとの最大の違いは、作者さんも述べておら
れますけれど、月イチ連載という制約で、テレビ
放送と同じペースで語るわけにはいかず、咲と舞、
そして登場してからは、2人と薫・満との関係性
だけに物語をシンプルに絞ったことにより、それ
ぞれの関係がより濃く、真正面から描かれてい
ることだと思います。
アニメ版の方は、「理想的な良い子」として描くと
いう目的上、咲・舞は親友同士であるだけでなく、
良い娘や姉・妹であったり、クラスメートであった
り、部活動員であったりといった、色々な要素も
平等に背負っていなければなりませんでした。
けれどこのコミカライゼーションでは、他の要素
をほぼ削り取ったことで、主人公の咲と舞が語っ
ていくべき責任があるのは、お互いに対しての
物語だけになっており、アニメ以上に踏み込んだ、
「プリキュアとしての運命を共にする、この世で
ただ2人だけの『私とあなた』の世界」が構築さ
れていると思います。
アニメではわりとすぐに仲良しになった咲・舞の
2人ですが、ここでは少しずつ友達として歩み寄
っていく過程もちゃんと描かれていますし。


より俗な表現をすれば、2人のイチャコラが十分
に堪能出来るともいえますね(笑)。アニメの方の、
節度あるお付き合い描写もそれはそれでよかっ
たのですが、絵柄の柔らかさも含めて、コミックの
2人の距離感の近さも、とても微笑ましいです。
例えば指切りシーン(第1巻)での、

舞 「うふふ」
咲 「ん?」
舞 「咲の指ってあったかい」
咲 「そう? 
   舞 あたしね……。
   舞とすこしずつでも絆深めていけたらいいな
   って思ってるんだ……」

というやり取りは、「あなたはどこのりょうさんで
すか」みたいな感じでしたし(笑)。いえ、あるいは
アニメよりも、このコミック版の方が、りょうさん的
にはお薦めかもです。


残念ながら、後半にあたる第2巻は発売されなか
ったようですね。
理由はわかりませんが、そんなに第1巻の売れ行
きが芳しくなかったのでしょうか。
絵描きの上北ふたごさんは、続く「プリキュア5」の
コミカライズも担当されていますし、お2人への評
価ではなく、「SS」というブランドそのものの不評
が影響してしまったのかもしれませんね。


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「チクタク危機一髪!」の方は、ほぼ映画と同じ内
容なのですが、映画を見ていて絶対にフォローが
必要だと感じた、「咲と舞がカラオケ大会に出場
することになった経緯・理由」「咲が寝坊してしま
った理由」がちゃんと説明されていたことに安心
しました。特に後者がなかったことが、映画の最
大の欠陥でしたし。
上北ふたごさんに渡された段階のシナリオでは残
っていて、完成品では削られたのか、あるいはふ
たごさんが自分で補完したのかはわかりませんけ
れど、これでやっと作品としてなんとかまとまった
し、咲と舞の2人の関係においても、一応納得して
いいまとめ方になったと思います。
時間が再び動き始めてからの、2人のお互いに向
けた「あの」台詞があるとなしとしでは、全然後味
が違いますから。ともあれ、そういう意味でありが
とうございました。


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★TM NETWORKのアルバムは、引き続き「Self Control」
「Colosseum1&2」「Rhythm Red」が届きました。
しばらくは聴き込んでいきたいと思います。
それにしても、外れの曲がまったく見当たらない
という点で、相性の良さを嬉しく感じています。
とりあえずの目標は、木根さんのギター・パート
を聞き分けられるようになることですか?
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