アメリカで発売されている日本アニメ専門誌といえば、
・ADV.Filmsが発行している、アメリカ版「Newtype」こと
「NewtypeUSA」
・現在は一般書店での有料流通を停止し、コンベン
ションや書店店頭で配布されるフリー・マガジンに
移行した筈の(確認お願いします←誰が)、VizMed
ia発行の「ANIMERICA」
そして、上記2誌とは違って、日本の出版社とはコネ
クションがない、Wizard Entertainmentが発行してい
る「Anime Insider」があるようですね。
あ、「Anime Insider」によく似た名前の、日本アニ
メだけでなく、アニメーション全般の話題を扱うニュ
ース・サイトに、「Animation Insider」というところが
あって紛らわしいのですが、両者は関係ない筈です、
たぶん。あったらごめんなさい。
アメリカでは7月20日頃に発売された、「Anime Insi
der」誌の最新8月号(通巻第22号)が手に入りまし
たので、ちょっと目を通してみました。
「ANIMERICA」が有料出版から撤退したのに対して、
こちらの「Anime Insider」誌は、先月号から月刊化
を果たしたということで、セールス的には好調のよ
うですね。
僕は最近の日本のアニメ誌はほとんど読んでいない
ので比較は出来ないのですが、オール・カラーの、
ビジュアル的によく映えている、読みやすい構成に
なっていると思います。
アメリカの雑誌の典型として、ページの半分は広告
なのですが、そのほとんどが、アニメ・マンガ関係
のものなので、日本人の目からは、英語版のタイト
ルやDVDジャケットを見ているだけで楽しいですね。
価格は5.99ドルですが、これもアメリカの雑誌流通
のルールに従い、年間購読契約をすると、12冊で
半額の36ドル(1冊3ドル)になります。
NewtypeUSAやSHONEN JUMPも、まとめて契約
すると同様に半額くらいにディスカウントされるシ
ステムなので、なんとも羨ましい話です。
この号で大きくフィーチャーされている作品は、
表紙にもなっている「鋼の錬金術師」の後半2nd
シーズン、広告の量がものすごい「SAMURAI 7」、
アメリカではまだ火星ブームが続いているのか
なーの、「絢爛舞踏祭 ザ・マーズ・デイブレイク」
辺りですね。
アメリカでの放送新作として、「Magical Doremi」
こと「おジャ魔女どれみ」も紹介されています。
で、そんなに大きな扱いではないのですが、編集
部発のコラム記事として、P20に「TOPFIVE The
most anticipated anime in America」(アメリ
カで最も期待されているアニメTOP5)という文章が
掲載されていました。
あくまで「Anime Insider」編集部全スタッフによる
判断ということで、ファンによる投票みたいな、根
拠になる調査数字があるわけではないのですが、
とりあえずそのランキングを紹介してみますね。
第1位――「NARUTO」
(Cartoon Networkで9月10日より放送予定)
第2位――「ああっ女神さまっ」TVシリーズ
(Media Blasters……公式サイトは工事中から、
9月27日にDVD第1巻が発売予定)
第3位――「攻殻機動隊STAND ALONE COM
PLEX 2nd GIG」
(Adult Swimで秋より放送予定)
第4位――「HELLSING ULTIMATE」
(アメリカでのライセンサーはGeneon。リリース日
は未定)
第5位――「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」
(Cartoon Networkで10月ごろ放送開始予定)
という感じですが、原作マンガのセールスも絶好調
な「NARUTO」の1位は順当ですね?
「鋼の錬金術師」の劇場版とかは、TVシリーズの
放送が終わってからでしょうし。
向こうでは、「ヘルシング」の原作コミックは、常に
チャートの上位に入るくらい人気がありますから、
今回の「ULTIMATE」での、原作通りのアニメ化を
期待するのは、日本のファンと同様なんでしょうね。
アメリカはともかく、ヨーロッパでの展開が可能か
どうかは微妙ですが。

