2005年07月31日

「新機動戦記ガンダムW」について

えっとそれでは、予定を変えて僕の方でも、「新機動戦
記ガンダムW」
(各話をネット配信しているバンダイ・チ
ャンネルの公式サイト
)なる作品について、ちょっとだけ
解説してみますね、kiki様
本来なら、解説役にはSJ姉様が最適任なのでしょうけ
れど(あ、SIDE-A側のレビューもご参考ください)、夏コ
ミの最終追い込みでそれどころではないでしょうし、役
者不足ではありますが、頑張ります。
あくまで僕なりの解釈で、きっと人によっては異論あるか
もしれませんが、ご容赦ください。


short_g.gif


「新機動戦記ガンダムW」は、1995年4月7日から翌96年
3月29日まで放送された、「ファースト」「Z」「ZZ」「V」、そ
して「機動武闘伝Gガンダム」に続く、第6作目の「ガンダ
ム」テレビシリーズです(全49話)。
好評を受けて、放送終了後の97年には後日談であるOV
Aシリーズの「Endress Waltz」全3巻が製作され、重要
な新規場面が追加された再編集劇場版「Endress Waltz 
特別編」も、98年8月に公開されました。


「W」は、その前作品の「G」、そして続けて放送された「機
動新世紀ガンダムX」と同じく、それまでの「ガンダム」シリ
ーズの舞台であった、いわゆる「宇宙世紀(UC-Universal
Century)」世界とは、また異なる歴史を経た世界、「アフタ
ー・コロニー(A.C.-After Colony)」で描かれる物語です。
ちなみに「G」は「未来世紀(F.C.-Future Century)」, 「X」
は「アフター・ウォー(A.W.-After War)」、そして「SEED」は
言わずと知れた「コズミック・イラ(C.E.-Cosmic Era)」世界
ですね。この辺試験に出ます、暗記しましょう。


それまでに構築された宇宙世紀ガンダムの、リアルロボッ
ト的な縛りから解放された勢いで、とにかく突っ走った感の
ある「機動武闘伝Gガンダム」(勢い余っていた愛すべき部
分も多々ありますが)を経て、ある程度リアルロボット的な
戦争観に回帰しつつも、語り口の主点を、登場人物達そ
れそれぞれの生き様、群像劇に置いた魅力的なキャラク
ター・アニメ、というのが僕の評価でしょうか。
おおまかな物語の流れは、「逆襲のシャア」までの宇宙世
紀ガンダムのオマージュとも言われていますが、これはあ
まり気にしなくてもいいでしょうね。もちろん、プロットを比
較して楽しむのも一興です。


地球とコロニー間の、様々な思惑が絡んだ政治・戦争物語
でありつつも、一方で主人公のガンダム・パイロット達が乗
り込む各ガンダムは、リアリティを超越した、一騎当千のス
ーパー・ロボットとしても描かれていて、そのことが物語を
出口のない現実認知の閉塞に圧し込めることなく、活性化
させ続けた一因だろうとも思います。
「SEED」及びその続編「SEED DESTINY」で、キラ・ヤマトが
搭乗するフリーダムのように、一機だけが突出して大活躍
するのではなく、「この世界のガンダムは、みんなこれだけ
スゴい特別なモビルスーツ。そしてそれを操るGパイロット
も、それぞれ特殊過ぎる人物」という世界観の割り切りが
明確なので、戦争観のリアリティは、それほど揺るがない
のも良いと思います。
個人的に好きなモビルスーツは、実はガンダム・タイプでは
なく、「全てのモビルスーツのオリジナルであり、現在でも
最強を誇るが、エース・パイロットのゼクスですら乗りこなす
のには命がけ」という設定が美味しいトールギスですね。


キャラクターに関しては、それぞれの個性的な、あるいは
個性的過ぎる(笑)Gパイロット達、そしてカップルの物語
がしっかり描かれているので、そういう意味での入り口は
広いでしょうし、だからこそ放送当時女性の方にも人気を
博したのでしょうね。この辺はあまりコメントせず、見た方
の好みで感じていただきたいと思います。
また、女性キャラが恋愛面だけでなく、社会進出といった
部分でも、かなり重要な役割を与えられているのも、感情
移入といった意味では効果的だったでしょう。
いわゆるお姫様(リリーナ様、ドロシー)もいれば、男性に
ひたすら尽くして支える人(ノインさん)、それぞれの局面
で指揮者として実務をこなす人(サリィさん、レディ・アン)、
優しい頼れるお姉さん(キャスリンさん)などなど、自分の
好みなり理想なりを色々と重ねることも出来るでしょうし。
男性陣が好き勝手に飛び回る反面、頭のいい女性陣が、
しっかりと作品世界を支えていたという印象はあります。
ノインさんなんかは、その代表かもしれませんね。


そのノインさんとゼクスの関係は……、あまり言わない方
がいいので言いませんが、そうですね作品の中では、納
得出来る語り口が与えられた関係だろうとは思います。
ゼクスのキャラも、シャア・アズナブルのデッド・コピーにと
どまらない魅力がありますし、「SEED」のラウ・ル・クルー
ゼが仮面キャラとして、いかに無駄で勿体ない扱いであっ
たかよくわかるのではないでしょうか。


とりあえずこれくらいでしょうか。
ちなみに海外では、本格的に商業進出した最初のガンダ
ム作品がこの「W」だったので、特にCartoon Networkから
配信された地域では、「W」が「ファースト・ガンダム」的な
扱いを受けてもいるようですね。そのおかげで本家「ファー
スト・ガンダム」である、アムロやシャアの宇宙世紀ガンダ
ムの認知度が広まらない、という弊害もあったりするようで
すが……。
「G」「W」「X」の平成G3部作は、僕はそれぞれ好きなんで
すけれど、その中で「W」は最初に見た作品ということもあ
り、それなりに思い入れがあったりします……と、こちらも
世界の果てでひっそりと呟いておきますね。


short_g.gif


そんなこんなで。
「舞-HiME」のレビューは明日に先送りということで、はい。
さすがにこちらも夏バテ気味なので、今夜はとりあえず寝
て体力回復に努めますなのです。のだ。
ではおやすみなさい。
posted by mikikazu at 03:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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