2007年05月11日

「魔法少女リリカルなのはStrikerS」は第6話まで見ました。


8日付けの記事で紹介した作品の、北米市
場でのライセンスの可能性について、いつも
お世話になっている、「白い空」のかざみあき
らさんが、10日付けの日記内で詳しく考察さ
れています。ご紹介ありがとうございます♪
かざみさんは英語力も海外状況についての
知識も、そしてなによりジャンルに対する情熱
も、僕よりずっとすごい方ですから、その御意
見にはいつも一読の価値あり、なのです。
Dランクに並べられた旧作は……仰るとおりに、
BOXセットが好セールスを記録した「Voltron」
のように、よほど当地の方の思い出を刺激す
るような作品でないと難しいでしょうね。
「セーラームーン」が諸々の事情をクリアして、
10年後くらいにリリースされたら、とか。


「なのは」については、確かにドメイン取得の
話はありましたし、動きはあるのだと思います。
3作目の放送が佳境であるアニメエキスポの
時期に発表、というのは確かにいい感じです
よね。


short_g.gif


その「なのは」シリーズ最新作の、「魔法少
女リリカルなのはStrikerS」
公式サイト
は、第6話「進展」まで見ています。
そうですね……作品評価ではなく、シンプルな
心証ということなら、この第6話まで見てようや
く、作中の成長したなのはさん達に、こちらの
気持ちも追いついたかな、という感じですね。
1作目と2作目以上に、2作目とこの3作目の間
の劇中時間は進んでしまっていて、前者では継
続していた各キャラ達の立場も、全く変わってし
まっているわけじゃないですか。
年齢や容姿だけじゃなくて、物腰や考え方が3
作目の現時点でこうなってしまった彼女達を、
やっと前向きに受け入れられた気持ちです。
まだ登場させてもらっていないキャラについて
はわかりませんけれど……。
「大人のプロフェッショナル」としての立場から
作劇を進めていくという、今回の語り口の方法
論が実感出来たといいますか。
それを一番感じたのは、はやてさんの、「中央
や本局に行ったら、一般士官からも小娘扱いで
す」という、自分を冷静に客観視した台詞になり
ますね。なのはさんの、ヴィータへの頭なでな
で♪もよかったですけど。


short_g.gif


今までは、プロフェッショナリズムに基づく世界
観構築を丁寧に(悪い言い方をすれば地味に)
進めてきたわけですが、そういう風にリアリティ
を緻密にしていくと、「なのは」シリーズの魅力
のひとつである、バトルのテンションみたいなも
のの展開の仕方も、またひとつの課題になって
いくでしょうね。
そこで浮上してくる問題は、主人公グループの
中で、なのはさん達上官組と、スバル達新人組
の実力差が、現状あり過ぎることだろうと思い
ます。
つまり、なのはさん達が、それこそリミッターを
全解除して、フルパワーで倒すような敵が相手
だと、もはやスバル達に出番はありませんし、
逆にスバル達が倒せるような相手なら、第5話
のバトルがそうであったように、なのはさん達
が出る幕でもなかった程度の敵、ということに
なってしまいます。
そして現状のリアリティ観では、何かしらの奇跡
や根性(……)で、スバル達がいきなりなのは
さん達並にパワーアップすることも不可能です。


この問題を解決する方法のひとつは、スバル達
が最終バトルの段階で、タイトル・ロールである
なのはさん達の露払い的立場に甘んじても構わ
ないだけの、充実したドラマを与えること。
立場はどうであれ、そこでの彼女達の貢献が、
彼女達の全力を尽くした、キャラとして与えられ
たドラマをまっとうしたものだと感じられればい
いわけです。もちろんその場合、なのはさん側
のドラマの充実も必要ですが、全26話という長
い枠であれば、それだけの余裕はあるでしょう。
もうひとつは、実力的に並び立たない両者のう
ちどちらかを、退場させることですね。別に不幸
な結末を与えるわけではなくて、戦線離脱を余
儀なくさせればいいのですが。
上官組と新人組が同じレベルで戦えない以上、
どちらかをバトルに繋がるドラマの主軸から外
せばいいわけですが、この場合、どちらかは明
確に主役としての座からも退くことになります。
それがどちらか、と考えてみると、第1話の締め
が、スバルによるアクションであったことをふま
えると、やはりラストの締めも、彼女によるもの
が筋、のような気がします。
何のために、スバルは自分の力を使うのかとい
うことを真に悟るまでを描く物語のクライマックス
で、もう一度彼女の雄叫びが聞ければと……。



posted by mikikazu at 08:59 | Comment(0) | アニメ感想-いろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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