2007年04月25日

「アイドルマスター XENOGLOSSIA」第3話、見ました。


★えっと、そちらでは録画を続けていると思う
「エル・カザド」(公式サイト)ですが、予想通
りにとりあえずAT-Xの方でも、6月からの放
送が決定したようなので、僕が見られるのは
その頃になるようです。もちろん、こちらは気
にせず、そちらのご都合を最優先に、どんど
んと見ていってくれて構いませんので。
わりに評判はいいみたいなので、期待はそれ
なりにしているのですが……。


それしても関西地方の昨夜は、僕も両方見て
いる、というか見ていたい「アイドルマスター
XENOGLOSSIA」(関西テレビ)と「魔法少女リ
リカルなのはStrikerS」(KBS京都)の放送時
間が重なって困った人も多かったと思います。
激戦区というだけでなく、その上放送時間が
一定しないのは困り者ですよね。
来週はまた「アイドルマスター」と「ヒロイック・
エイジ」が重なって、さらに野球中継もあるの
で、どうなるやら、です。


short_g.gif


その「アイドルマスター XENOGLOSSIA」
公式サイト)は、引き続き第3話「アイドル
のマスター」
を見てみました。
この第3話は、現在ネット配信中ですね。


そうですね……、第1&2話と、わりにクリシェ
寄りの語り口が続いていて、個性という点が
掴みづらかった印象があったのですが、この
第3話に至ってようやくに、「こういうことをや
る作品」というのがわかった気がします。
それはつまり、前回の感想での予想がある程
度正しかった、主人公・天海春香さんと巨大ロ
ボット(iDOL)・インベルの、マスターとアイドル
としての絆を育んでいくもの、という方向性が
明確になったからですね。
もちろんそういった方向性は、用意された設定
からも、当然読み取れるものですけれど、問題
なのは、作品の中での語り口の性質、すなわ
ち文体ということになります。


巨大ロボットと操縦者の、「機械と人間」を越え
た関係性を描くアニメ作品は、それこそたくさん
ありますけれど、この「アイドルマスター XEN
OGLOSSIA」においては、そのモチーフが、か
なり純朴かつストレートに描かれようとしてい
ると思えます。
変に屈折していないというか、主人公の春香さ
んの性格も、そしてそれに応えるインベルも、
その作劇の流れにおいて、むしろ人間同士で
は難しいような、ピュアさがあります。
変な言い方をすると、機械だからこそ、人間の
赤ん坊のもつイノセンスと、大人のもつ圧倒的
な力の両立が許されて、それゆえの、アニメ独
特の世界観が可能になるわけです。
そういう意味では、「ブレンパワード」のブレンと
パイロットの関係にも近いですが、作品的な性
格の違いから、「アイドルマスター」のアイドルと
アイドルマスターは、重い作品的なテーマをそ
の関係性に重ね過ぎる必要もなさそうですから、
よりパーソナルな、個対個で向き合ったお話の
展開が期待出来そうです。


今回の、春香さんによるインベルへの、ひたす
らに優しくあたたかい語りかけは、その象徴だ
ったと思いますし、だからこそ、飛翔の際の、
アニメ的カタルシスを、見る側は両者の気持ち
と重ね合わせて感じられたのだと思います。
このことは、同じようにロボットが自分の意思
で操縦者を選んだ発端でありながらも、ついぞ
「GEAR戦士電童」が表現しなかったものでもあ
るので、個人的にも見られて嬉しかったです。
とはいえ、まだまだキャラクターの掘り下げが
足りない部分も多いので(今回は、声優である
井口裕香さんの演技に助けられた部分も大き
かったですね)、今後は春香さんとインベル双
方の、少しずつの歩みを見ていきたいです。


でも、より作品を大事に見たいという理由で、
以降のエピソードはDVDでの視聴に変更され
るというのなら、こちらもそうしますので、ご判
断にお任せしますね。
確かに8月はかなり先のお話ですけど……。


posted by mikikazu at 12:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ感想-いろいろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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