ところで、明治大学のアニメ研究会の方は
いらっしゃいますでしょうか?
カナダ・トロントの、ヨーク大学アニメクラブ
YAMA Anime & Manga Associationの
会長であり、ポッドキャストAnime Round
tableの出演者の1人でもあったClarissa
Jewell クラリッサ・ジュエルさんが、この4月
から1年間、交換留学生として、明治大学
のキャンパスで学ばれる予定だそうです。
なので、もしジュエルさんを見かけたり、彼
女が助力を欲しているようでしたら、アニメ
ファンの縁ということで、よろしくお願いしま
すね。あるいは既にアニメクラブ同士で、交
流などあるのかもしれませんが……。
僕個人がジュエルさんと直接交流があるわ
けではありませんけど、Anime Roundtable
の最終出演回(3月22日放送第18回)では、
「秋葉原に行くのも初めてになるよね」という
問いに、「その通りよ!」と期待いっぱいの
感じで嬉しそうに答えておられました。
他にも日本国内に限らず、アジア地域で色々
と行ってみたい場所はあるご様子です。
さて本題。
引き続き「RED GARDEN」(公式サイト)の、
第12話「
見てみました。
最近こちらの視聴ペースを上げちゃってます
が、負担ではないでしょうかと心配も少し。
ともあれ僕はずっと地上波放送版で視聴して
いるのですけど、今話放送で初めて挿入され
た?、「普通」のDVDのCMを見てしまうと、逆
に落ち着かないのが自分でも変ですね(笑)。
まあ、普通のもないと、歌ってるのだけでは知
らない人には「???」って感じでしょうし。
いっそのこと「シェルブールの雨傘」(64年 ジ
ャック・ドゥミ監督)みたいに、全編の台詞が歌、
みたいなエピソードも見てみたかったり(笑)。
作画と収録は死ぬほど大変でしょうけどね。
本編内容での、僕的なヒットは、ユアンに対す
るクレアの、背後からの見事な蹴りでしょうか。
不器用にもほどがあります(笑)。
なんだかユアンって、ボーイフレンド的な立場
が全然羨ましくないです。
それでもまあ、なんとか関係は修復出来たよ
うですし、レイチェルはルークと、ケイトはポー
ラお姉さま&エルヴェお兄ちゃん(後者はサブ
タイトル通りに思惑込みですが)との恋愛的な
関わりのお話が進んでる一方で、ひとり蚊帳
の外なのが、ローズですか。
これは前回の感想で述べた、学園内の階層
構造にもつながることですが、学内でローズの
相手を探そうとすると、必然的に彼女と同じ階
層の男の子にしかならない。
それが悪いというわけではなくて、全体のお話
の中では、そういう使い勝手のない男の子だと
居場所がないでしょうし、弟妹の面倒をみなく
てはならないローズにも、恋愛している現実的
な余裕はないでしょうしね。
入院しているお母さんに、髪の毛を触ってもら
う描写なんかは、僕自身に経験がないだけに、
微笑ましくも羨ましい、同性同士の血縁の、理
解出来る無言のやり取りという感じがしました。
屋上での恋愛をめぐる4人の会話は、ホントに
青春ドラマの女の子同士の会話そのまま、とい
う雰囲気でしたし、そういう意味では、やはり
アメリカの学園内生活についての描き方は、
的を射ていると思います。
あと思ったのは、やっぱりケイトでも、男性と
デートする時はあんな感じになってしまうんだ
なあ、ということ? 「はい♪」とか弾んだ声で
言ってましたし。いや、いいんですけどね。妬い
たりしてるわけじゃないですよ、まさかもちろん。
これで、妹キャラに弱いという設定の(←いつ
決まったんですかっ)エルヴェが、本気で篭絡
されたり、それを目撃したポーラお姉さまが恋
慕の念を燃やして暴走を始めたりしたら面白い
ですよね。というか、それはもう違う作品になっ
ちゃいます(笑)。
……ああ、今回は真面目な作品考察をする
余裕がなくなっちゃいましたが、それもまたよ
しですっ。
★コミカルとシリアスそれぞれの、ケイトと
ポーラさんの寸劇、面白く素敵に拝読しま
した。雰囲気作りの上手さは、いつもさす
がだと思います。
出番は少ないですけれどポーラさんとの
ドラマも、今後さらに展開がシビアになっ
ていく中で、どういう方向に転がっていく
のか、不安だったり楽しみだったり……。
あ、「月姫」は老後に楽しむには内容的に
怖過ぎかもです(笑)。
【アニメ感想・「RED GARDEN」の最新記事】