2007年02月04日

「RED GARDEN」第3〜5話&「フルメタル・パニック」第1話、見ました。


今日はお休みだったので、溜まってしまってい
たアニメ作品から、「RED GARDEN」公式サ
イト
)の、第3話「ほんとうの私」第4話「私た
ちは、どこへ?」
、そして第5話「それぞれの
窓」
までを見てみました。
なにが一番衝撃だったというと、やはりあのDVD
BOXセット第1巻のCM
でしょうか(笑)。しばらく、
何が起きているのかわからなかったくらいです。
これ、毎回やって欲しいですけど、第3話以降は
ミュージカル・シーンは挿入されていないから、
ネタがないでしょうか?
まあ、どんどん深まる本編内容のシビアさからす
れば、無理に歌わせなくて正解だとも思いますが。


お話自体も、主人公の女の子達4人の、それぞれ
の生身視点を無理に超えずに、ぎちぎちと締め付
けられていく状況の構築がタイトで、好調だと思い
ます。
出来ること出来ないこと、そこで感じ取れること感
じ取れないことの線引きが明確なので、語り口の
軸がぶれない、という感じなんですね。用意され
た作品世界の中でのリアリティ規定が、厳守され
ているとも言えます。


それを支えているひとつの要因が、女の子達の、
「個」としての立ち位置、そしてその間の距離の
描きようになるでしょうか。
こういうキャラ造形・頭身だと必然なのかもしれ
ませんが、それぞれが相手に向ける視線の間隔、
身体に触れる際でも、その場所や力の入れよう
がちゃんと、今の彼女達の関係の「距離」を表して
いるというか……。
例を挙げるなら、第4話での、狭い地下鉄の中で
のケイトとローズの会話では、二人の身長の違い
によるお互いへの視線の角度と、掴み棒(ってい
うのかな?)をはさんだ距離、第5話での、今度は
広い屋敷の空間内での、ケイトとクレアの距離な
んかが、とてもよい構図になっていたと思います。


こういった、生身の人間ゆえの距離感は、第2話
のラストでレイチェルが見せた大跳躍のような超
現実的能力の違和感を際立たせるひとつの仕込
みとしても、とても有効だと思います。
今はまだまだ全ての謎が、理解不能な、感覚部分
だけでも爽快であってはいけない段階なので(第4
話ラストでの撲殺シーンの不快感)、むしろ全ての
パーツの不整合が、物語を先に進めさせる魅力に
なっていると感じます。


僕個人としては、さらに彼女達の物語の行く末を
見届けたい気持ちではあるのですが、人によって
は女の子達の精神的な追いつめられようが見てい
て辛過ぎる、という気持ちになるのもわかるので、
11月半ば以来感想が止まっている向こうはどうな
んでしょう、という感じです。


short_g.gif


もうひとつ見てみたのが、シリーズ第二作「ふもっ
ふ」を見終えてからさかのぼることになった、シリ
ーズ第一作目「フルメタル・パニック!」第1話
「気になるあいつは軍曹(サージェント) 」
です。
こちらについては、幸い第1話のみバンダイ・チャ
ンネル
で無料配信していたので、そちらでの視聴
となりました。
もう少し早ければ、CSのAT-Xでも見られたので
すが(現在第21話)。


ずっと聞いているポッドキャストGeekNightsの06年
5月17日放送エピソード「Worst Week - Anime」
でも、この作品が「2つの異なり過ぎる要素を無理に
組み合わせた失敗の代表例」として挙げられていま
した。
Scottさんいわく、「ミリタリー部分はシリアス過ぎる
し、コメディ部分は馬鹿馬鹿し過ぎる。この作品は
本来、2つの異なった物語として語られるべきだっ
た」との評だったんですが、この第一作の後に、コ
メディだけに徹した第二作「ふもっふ」、軍を舞台に
した第三作「The Second Raid」が制作された事
実を考えれば、正しい見方なのかもしれません。


僕個人としても、先にお気楽ギャグだけで構成され
た「ふもっふ」を見た後、「実はこんな風にリアルに
人が殺し殺されるのが、本来の『フルメタル・パニ
ック』なんだ」と示されるのは、結構ショックでした。
「人の死」と、かなめさんがツッコミに使う「ハリセン」
は、どうしたって同居出来ないだろうと。
まだ第1話の段階では、後者は使用されていません
けれど……。


あ、「ふもっふ」では既に「宗介」とファースト・ネーム
で呼び捨てるようになっていたかなめさんが、第2
話の予告では、まだ気を使って「相良君」と呼んでい
たのは、なんだかよかったです。
彼女が宗介君のことを、ファースト・ネームで呼べ
るようになるまでのお話として、この第一作は見ら
れるのかもしれませんね。
けれど、もう一人のヒロイン・テッサさんは、宗介君
がかなめさんと出会う以前から、彼のことを想って
いた(らしい)という説明は、彼女の気持ちを考えれ
ば、かなめさんと宗介君が接近していく展開も、なか
なかに辛いものに感じてしまうかもですけど。
あとさきの順番で決まるものではありませんが、そ
れだけ長く、テッサさんは宗介君のことを想い続け
ていたのだとしたら、報われて欲しいというこちらの
気持ちも、やはり強くなりますので……。
posted by mikikazu at 11:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ感想・「RED GARDEN」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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