2007年02月03日

アンケート・「ANIME視聴によって、あなたの日常会話における話し方はどんな風に変わりましたか?」


わりに若い年齢層のANIMEファンが集まっている
感じのポータルサイトtheOtaku.comで現在進行
中のアンケート調査のお題が、

「How has watching anime changed the way
you speak in normal conversation?」

(アニメ視聴によって、あなたの日常会話における
話し方はどんな風に変わりましたか?)

だったりして、興味深いのです。
日本のアニメファンでも、流行のマンガやアニメの
台詞がつい口をついて出たりとかはありますよね。
この調査の場合は、北米のイングリッシュ・スピー
カーさん達が主な対象ですから、外国の言語がど
んな風に浸透しているのかは、面白い現象だろう
と思います。
さっそく、現時点での結果を引用してみますね。


short_g.gif


1.「『baka!(馬鹿!)』や『kawaii(可愛い)』といっ
た日本語をひとこと言ってから、その意味の英語
(「idiot」や「cute」)を付け加えてしまう。あるいは
その逆だったり」……128(29%)

2.「どんなことを話している時でも、見たことのある
アニメのエピソードを連想してしまう」……109(24%)

3.「『it can't be helped(それは仕方ないね)』の
ようなアジア的な言い回しが、そういう時つい口を
ついて出てしまう」……65(15%)

4.「何も変わってない」……63(14%)

5.「他の人も理解出来るかもしれないし、そうでも
ないかもしれない、『oni(鬼)』や「shinigami(死神)』
といった日本文化的物言いをしてしまう」……61(14%)

6.「個人的な階層意識によって、知人の呼び方を
決めてしまう」……19(4%)


short_g.gif


1位での「baka!」や「kawaii」といった単語は、
フォーラムでの書き込みでもよく目にしますね。
書き込みだとそれだけでいいですが、日常会話で
同じ意味の英語を付け加えてしまうのは、「あ、こ
れは日本語で、こういう意味だから」という親切心
と、「ふふん、日本語がつい口に出ちゃった」とい
う、日本アニメファンとしての自己アピール、みたい
な意味合いのミックスだったりするでしょうか。
2位の、「これはアニメのあのシーンみたいだな」
という連想は、日本のアニメファンでも多くあると
思います。


3位の、「it can't be helped(それは仕方ないね)」
という言い回しは、日本語だと当事者が発しても、
周囲の理解を前提として大丈夫な場合が多いです
が、英語だと責任放棄的発言だとも受けとめられて、
トラブルの際は、あんまり使わない方がいいかもし
れない表現です。
それをあえて逆に、日本語的なニュアンスで使って
しまう、ということですね。問題が起きないといいん
ですが。
6位の階層意識(hierarchy)というのは大仰ですが、
要するに「chan(ちゃん)」とか「sama(様)」とか付け
て相手を呼んでしまう、ということです。たぶん。


では寄せられたコメントから、さらに具体的な例を紹
介していってみます。


short_g.gif


・「baka」や「nani(なに?)」はいつでも使います。
 それから特に「yaoi」も

・友達同士でなら、アニメキャラから引用したニック
ネームで呼び合ったりします。

・英語での会話にうまくはまらなくても、「mizu 」(水)
や「nani (なに)」はつい使ってしまいます。

・「あずまんが大王」を見てから、友達みんなを「chan
(ちゃん)」付けして呼ぶようになりました。
「kun(君)」とか「san(さん)」も使いますね。

・時々「dattebayo(だってばよ)」を最後につけてしまい、
他の「NARUTO」ファンの友達を怒らせてしまってたり。

・「Foxxe」というニックネームの友人がいるので私は
彼を「Kitsune-kun」、時には「Kitsune-sama」と呼ん
だりしてます。(Foxはキツネ)

・とても仲のよい男友達なら、「onii-chan(お兄ちゃん)」
女友達なら「oneechan(お姉ちゃん)」と呼んだりも。

・時々だけですけど、実兄のことを「Onni-Sama!(お兄
様!)」と呼んであげたりしてます。



short_g.gif


↑最後のは、ひょっとしてお兄さんの側の趣味だった
り(笑)。人のこと言える立場じゃないですが。あわわ。
もちろん、こういう「わかる人にしかわからない」言い
回しは日常会話において使い方に注意が必要ですし、
日本語全体をよく理解しないままで、一言のフレーズ
だけを引用してしまうことの危険を指摘する意見も、
ちゃんと寄せられています。
まあ、多くの場合は、ホントに内輪のANIMEファン同
士だけで使ってるみたいなんですけどね。
なんにせよ、アニメなりマンガが外国語や外国文化を
学ぶきっかけになっていくのだとしたら、それはとても
良いことです。
posted by mikikazu at 14:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | 海外情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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