面白いのでそちらも一応置いときますが、こちらが修正版
の記事になります。うがっみんな書き直しですかっ。
「造造造自分がわ造造な造な造造造ましたけど」って、も
はや元の文章を思い出せません(笑)。

関東地方からは二週間遅れになりますが、こちら関西でも
やっと放送の始まった、アニメ版「DEATH NOTE」(公式
サイト)の第1話「新生」を見てみました。メジャー作品にも
かかわらず、意外にネット局は少ないんですよね。
ストーリーはほぼ原作に忠実で、キャストやテーマ曲担当
のアーティストに対する個人的な好みはそれぞれあるかも
しれませんが、こと画面のクオリティという部分では劇場映
画並に完璧で、理想に近いアニメ化だと思います。
先に公開されている実写版映画も意外に悪い出来ではあり
ませんでしたが、尺ということでは余裕がある分、原作の
名台詞や動作ひとつひとつを丁寧になぞってくれることを、
原作ファンとしては堪能出来ましたね。
特に効果が大きかったのは音響面で、世界の作りこみとい
う点での貢献は、物理音・演出音共に高かったと思います。
問題は、3クールというシリーズ全般において、このクオリ
ティが保てるか、なんですけれど、原作の絵としての密度
があれだけ凄かっただけに、大変でしょうね。

でも、個人的にもっと印象が良かったのが、その後の時間
枠で放送された「無敵看板娘」(公式サイト)のラスト・エピ
ソードである、第12回放送の第23話「君が壊れた時」&
第24話「葬られた宴」でした。
この作品、実はずっと気にはなっていたんですけれど、関西
よみうりテレビの放送枠は、他のアニメ作品と合わせて「MO
NDAY PARK」というタイトルになっており、EPGだと、個々の
作品名が反映されないんですね。なのでしばらくは放送され
ていることに気づかなかったのです。
ネットで無料配信なども行われていたようなので、もっと早く
にちゃんと調べておけばよかったですね。
ともあれ、今回「DEATH NOTE」と合わせて予約録画して、
初めて見てみたお話が最終話だったというのは残念でした
けれど、その感触自体はとても良好でした。こういう作品は
大好きです!
いい意味で、「アニメってこんなのだよね」という雰囲気と、
「萌え」以前にあった、キャラのキュートさが楽しめる感じで。
オープニングのラスト、ああいう走り方をするアニメ・キャラ
は、ずいぶんと久々に見ました。
演出・作画技術的に、革新的なことをやっているわけでは
ないのですが、(最近使ったばかりの表現ですけれど)キャ
ラクターみんなに元気があっていいと思います。余計なも
のを見せたりすることもありませんし(「くじびきアンバラン
ス」は第2話までで視聴停止ということになりました)。
余計なものっていうか、最終話なのにメインとサブのヒロイ
ンが○いたりする凄まじさでした(笑)。
特にこのラストの2エピソードは、いつもはがさつで色気の
欠片もないという主人公の鬼丸美輝さんが、酔うとおしとや
かになって、母親のことも「お母さま」と呼ぶようになるとい
う風に「壊れる」お話だったんですが、ここ最近「お姉さま」
とか呼ぶのが当たり前の世界を普通に体験するようになっ
てしまいましたから(笑)、そんな変化がギャグとして用いら
れることを、とても可愛らしく感じました。そういう意味では、
なんだか自分がわからなくなってきましたけど(笑)。
最終話だからと、特別すごく盛り上げた、ということもなかっ
た反面、シリーズ全体でこの雰囲袖は維持されているだろう
と思いますので、機会を見つけて、ぜひ最初からチェックし
てみたいシリーズですね。
よいものを見させていただきました♪