セドキさんは、既に海外の多くのイベントで、「Gold Ring」について語っておられますが、他でもない姫川さん達と、その母国である日本で語る機会というのは、これが初めてになります。
会場には印刷が終了したばかりの、「Gold Ring」アラビア語版第2巻と英語版第1巻がディスプレイされ、かねてより「Gold Ring」のことを伝え聞きつつも、直接触れる機会がなかった姫川明さんのファン達も集まっておられたようです。また、たまたま会場に居合わせた方々も、興味深くセドキさんと姫川さんのお話に耳を傾けられていましたね。特に、自分のツイート経由で知って来られた、東京のアラビア語学習指導者の方ともお知り合いになれたのは僥倖でした。
お話の内容は、セドキさんからは、どうしてアラビア語の、そしてこういう内容のマンガを出版しようと思ったのか、その動機とこれまでの経過、中東地域での日本製アニメ・マンガの受容状況、今回のイベントが開催出来た理由などが、姫川さん達からは、ご自身達が仕事を請けた過程の説明、違う文化・生活環境にある世界を、マンガ家としての立場からどう描いていったのか、そのご苦労について語られました。
トークショーの後は、コミックの無料配布と、お三方によるアラビア語版第2巻・英語版第1巻へのサイン会が続けて行われました。セドキさんからは、それぞれの方のお名前をアラビア語で書くというサービスも。
「Gold Ring」のそれぞれの巻については、近日中に日本国内向けの通販も開始する予定ですので、続報をお待ちください。