2006年07月06日

アニメエキスポ2006――日本製ビジュアルノベルの展望


というわけで、無事に終了したらしい(閉会セレモニー
見られませんでした……)、アニメエキスポ2006なんで
すが、当ブログでも何度か紹介した、日本製ビジュアル
ノベル・ゲームを扱っている会社もパネル・ブースを出
展していたようなので、その情報をいくつか。
あ、アニメ・マンガ作品の新規ライセンスについては、
Anime News Networkのまとめページをご参照ください。


アニメエキスポAnime(AX)Expo2006公式サイト
http://www.anime-expo.org/

開催中の公式情報サイトAX Backstage
http://www.axbackstage.org/
スティッカムのアニメエキスポ特設サイト 
http://ax.stickam.com/profile/animeexpo


short_g.gif


まず、「EVER17」「アニマムンディ」など、北米市場で
日本製一般向けビジュアルノベルを展開しているHira
meki International
の企業パネルについては、AnimeO
nDVDフォーラム常連のCitizen Klausさんがレポート
投稿してくれていました。
ビッグタイトルのライセンス取得発表!といった大きな
ニュースはなかったようですが、

・発売中のBL風味ゴシックホラー「アニマムンディ」
よって、女性層におけるHiramekiのビジュアルノベル商
品の認知拡大に期待。

・同じような女性層がターゲットの、「Yo-Jin-Boh-用心
棒-」
は2006年秋の発売予定。

・今年夏の発売を予定してた、同人ゲーム「Piece of
Wonder」
は2007年に延期。Hirameki初の、ダウンロー
ド版も同時発売のタイトル。

・詳細は語れない新プロジェクトも始動中。その中の「ク
ール」なタイトルは、「アニマムンディ」の制作者による、
「キュートなホラー」作品。

・「EVER17」のセールス不調には、Hiramekiと日本側の
KIDも共に失望している。よって現状では、KIDの「NEVE
R7」や「メモリーズオフ」シリーズといった作品が続けて
北米でリリースされる可能性はあまりない。
それらの作品を英語版でプレイしたい人は、「EVER17」
をみんなに買うように薦めてほしい。

・アニメシリーズと関連した作品が取得出来る可能性
は、まず皆無。特に無理だと名前が出されたタイトルは、
「うたわれるもの」と「Fate/stay night」。Hiramekiの会社
規模では、そういったビッグタイトルの取得は難しい。

・Hiramekiの社員数は、日米双方を合わせて15〜20人
くらい。

といった情報が語られたようですね。
まだまだビジュアルノベルの認知と市場開拓には時間が
かかるようですが、音声不良が見つかった「EVER17」の
初期製品に続いて、発売されたばかりの「アニマムンディ」
でも、一部テキストの表示不良が発生するなど、商品の
品質管理といった面でも、安定していないのは不安です。


ちなみにHiramekiでは、夏のバーゲンとして、7月1日か
ら8月31日まで、Animeplay PCかAnimeplay DVDのゲ
ームを1タイトル買うと、もう1枚Animeplay DVDが無料
でもらえる、というキャンペーンを実施中です。
無料でもらえる作品は、「ファントム -PHANTOM OF IN
FERNO-」「夏色の砂時計」「魔女のお茶会」「エクソダス
ギルティーVol.1」といったところですね。
これは、HiramekiがDVD版によるゲームのリリースから
撤退し、今後はPC版に集中することを受けての、在庫処
理なんだろうと思います。


short_g.gif


一方、こちらは成人向けの美少女ゲームをメインに展開
しているPeach Princessからは、Will社「ruf-」ブランド
で発売している(この説明で正しいでしょうか)、「ユメミル
クスリ」
なる作品の、英語版リリースが発表されています。
僕はこの作品については何も知りませんが、美少女ゲー
ム界では、それなりのインパクトがあるビッグ・タイトルだっ
たりするのでしょうか。


この「ユメミルクスリ」英語版リリースに関する発言は、
Advanced Media Networkが、アメリカで日本製ポップカ
ルチャー商品を販売しているオンラインショップ「J-List」
と、日本製美少女ゲームを販売するレーベル「JAST US
A」
「Peach Princess」「G-Collections」のオーナーであ
る、Peter Payne氏への、アニメエキスポのブースでの
インタビュー
の中でされていました。
このロング・インタビューは、Payne氏自身の自己紹介
から始まって、アメリカでの美少女ゲーム市場に関する
現状が――あくまでPayne氏個人の見解ですけど――、
色々語られていて、興味深かったです。


posted by mikikazu at 12:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | 海外情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
eXTReMe Tracker