申し訳ないのですが、ここ最近海外のウェブを散策し
ていて見つけた、日本アニメ・マンガ関連記事をいくつ
かご紹介しますね。古い記事や、既にどこかで話題に
されているものも、あるかもしれませんけど。

・声優Taylor Hannahさんへのインタビュー動画
「ギルガメッシュ」のセプトム、新作だと「この醜くも美
しい世界」の紅林浴香などを演じているアメリカ人声
優のTaylor Hannahさんへのインタビュー動画が、
IGNの「Babes of ADV Voice-Over」というコーナーで
視聴可能になっています。
これは、向こうのアニメ雑誌Anime Insider誌の特集記
事用のフォト・セッションへお邪魔した際に、収録した
ものだそうです。
モデル歴5年というTaylorさんは、声優専業という方で
はないのですが、こういうゴージャスでフォトジェニック
なタイプの声優さんは、日本だとあんまりいないかな、
と思いまして。

・パキスタンでアニメ・コンベンション開催
パキスタンイスラム共和国で最大の都市、カラチ市に
ある大学SZABIST(Shaheed Zulfikar Ali Bhutto Institute
of Science & Technology)のカラチ・キャンパスで、
先月15日、有志主催によるアニメ・コンベンションが
開催されたそうです(告知記事)。
パキスタンで初のアニメ・コンベンションかどうかは
確認出来ていません。
イベントの内容は、「マクロス・ゼロ」(初心者向き)と
「ラストエグザイル」(オタク向き)のそれぞれ第1話の
上映、トレーディングやファン間での交流、アニメ関連
のレア・アイテムについてのディスカッション、といった
感じのようですね。
コンベンションでは定番の、コスプレについての記載は
ありませんが、そもそもイスラム国教国家で、コスプレ
が許されるかというと……?
SZABIST在学生で、「鋼の錬金術師」のファンだという方
の、こちらのブログの4月2日付記事にも少し言及が。
イベント自体は好評だったようで、今月20日にもまた開
催されるみたいです。

・小説「マリア様がみてる」翻訳サイト
アニメ・マンガについてオタクにまったり語るAnime World
Order Podcastの5月17日配信号で、「マリア様がみてる」
が話題にされていたのに関連して、原作小説を英語翻訳
して掲載しているサイトへのリンクがありました。
ファンの間では有名かもしれませんが、こちらのサイトで
は、原作小説第1巻の内容が、日本語のオリジナル文章
と合わせて、英訳で全て掲載されていました。
九ヵ月・500時間を費やした努力を誇っていますが、こ
れは著作権における翻訳権の、明白な侵害ですよね。
一応、原作者に感謝の意を伝えるために、原著の購入
を呼びかけてはいますが、これはファンサブ・サイトな
んかと同様のエクスキューズですね。
他にも、同種の小説翻訳を行っているサイトはたくさん
あるようです。

・VIZ Mediaからの海賊版行為への見解
↑とも関連しますが、5月15日付のActive Anime記事が、
ファンサブやスキャンレーションなどの行為に関する、
VIZ MediaのPR部門担当者、Evelyn Dubocqさんへのイ
ンタビューを掲載していました。
当然のことながら、ファンサブやスキャンレーションは、
価格の上昇やタイトルの減少、リリースの遅れなど、結
局業界には不利益しかもたらさないものとして糾弾して
いますし、ファンサブでの人気によって、業者はどの作
品をアメリカでリリースするか判断出来るのだから、フ
ァンサブは業界に貢献している、というファンの主張も
「そんなことはしてない」と明確に否定しています。

・英語版「エウレカセブン」、ネット配信中です。
「アニメ!アニメ!」さんが、4月2日付記事で伝えてく
ださっていましたが、そんなファンサブへの対抗手段の
ひとつとしても始まった、英語版「エウレカセブン」の公式
インターネット放送が、Bandai Anime Villageで視聴可
能です。現在は第5話「Vivid Bit」(日本題「ビビット・ビ
ット」)の放送中ですね。
僕自身は、第1話しか見てないのでコメント出来ません
が、英語版キャストの雰囲気はどうでしょうか。