イギリスのアニメ・マンガ情報サイトUK
Anime Networkが5月8日付けで伝えて
いたのが、
"Code Geass R2 receives minor BBFC cut
for UK release"
「コードギアスR2が、イギリスでのリリースに
おいて、BBFCによる小さな削除を受ける」
という記事です。
BBFC-British Board of Film Classification
(全英映像等級審査機構 公式サイト)は、
イギリスで流通・販売する劇映画・ビデオ・コ
ンピュータゲームを審査し、ふさわしい年齢ご
とのレイティングを実施する団体で、イギリス
で販売されるアニメ作品も、その対象になる
のだと思います。
「コードギアス 反逆のルルーシュR2」はイギリ
スでは、バンダイグループの、
BEEZ ENTERTAINMENT S.A.S
(公式サイト英語ページ)
からリリースされる予定で、問題とされた第10
話を含むDVDの第1セット(BEEZ公式ブログ)は、
6月28日の発売予定となっています。
ちなみにアメリカ版(公式サイト)のレイティング
は「13歳以上」にされていました。
BBFCの公式サイトが5月4日付けで公表した
通達がこちら。
"CODE GEASS -
LELOUCH OF THE REBELLION - R2 -
TURN 10 - WHEN SHEN HU WINS GLORY"
Video Feature
Classified 04 May, 2010"
これによると、
「会社(BEEZ ENTERTAINMENT)は、
未成年者の性行為への関心を誘発する恐れ
があるカットを削除しなければならない」
と記されていて、具体的にそのカットは、
「この件では、背景にいる少女が、性的行為
をほのめかしている場面」
とされています。
削除して、「15歳及びそれ以上」のレイティン
グを指定されています。
自分自身は未見の作品なので、どうにも判断
は出来ないのですが、Twitterでこの場面では
ないかと指摘されているのが、このカットです。
どうも、右端にいる胸のない女の子が幼く見え
過ぎるのが、問題視されたのでは、ということ
ですね。BBFCに確認出来たわけではないので、
あくまでファン間での想像ですが。
このカットが本編内そのままのものでなくても、
同じようなカットがある、ということだと思います。
同じ「コードギアスR2」のエピソードでも、第8話
などは、BBFCによって「削除の必要なし」と判
断されていて、こちらは「12歳及びそれ以上」の
レイティングですね。
5月4日付けの通達で、6月28日発売予定の
ディスクの内容修正が間に合うかどうかもわか
りませんが、どうなんでしょう。
とりあえず、1秒程度の、本筋のストーリーと
は大きく関係のないカットではあるそうですけ
ど……。