2010年03月31日

アメリカでの「崖の上のポニョ」DVD/ブルーレイ初週売上データ


Twitterの方でも何度か伝えてきましたが、
ここで記事としてまとめておきます。
アメリカの映画興行情報を伝えるサイト
The Numbersの、3月第一週(1日〜7日)
DVD売り上げランキングによると、アメリカ
では3月2日に発売された、「Ponyo」こと
宮崎駿監督作品「崖の上のポニョ」(米公式
サイト
)の初週売上はランキング第3位で、
その枚数は22万2253枚ということになって
います。


この数字はあくまでDVDのみの成績で、同日
に発売されたブルーレイは含んでいません。
Home Media Magazine 3月10日付け記事
によると、発売されたディスク総売上数のうち、
34%がブルーレイによるものだと伝えられて
います。
そうすると、66%の割合がDVDなのだから、
34%の割合のブルーレイの売上は、DVDの
22万2253枚の約半分の数字ですよね。
DVD(定価29.99ドル)とブルーレイ(同39.99
ドル)の価格差を考慮すると、枚数としては
7〜8万枚程度だろうと想像出来ます。
DVD/ブルーレイのトータルでは、30万枚と
いったところでしょうね。
宮崎駿監督の前作「ハウルの動く城」のDVD
初週売上が19万3006枚でしたから、この数
十万くらいが、作品のディスクが発売されたら
すぐに買うという、アメリカの宮崎ファンの数だ
と考えていいでしょうか。
最終的には、「ハウル」と同等の、累計で70
万枚くらいには達するでしょう。オスカーでも
取っていれば、また違ったでしょうけど。
また、「ポニョ」に合わせて再リリースされた
宮崎監督の旧作「天空の城ラピュタ」「となり
のトトロ」「魔女の宅急便」のうち、「トトロ」が
最上位の29位(3万8978枚)でランクインし
ているのも、注目です。


short_g.gif


やはり興味深いのは、売上に占めるブルーレ
イの割合の大きさですね。
日本での「ポニョ」の、ブルーレイ初週売上枚
数は、通常版・特別版合わせて1万枚というこ
とでしたから(AV Watch 2009年12月16日
付け記事
)、7〜8万枚程度という想像が正し
ければ、日米で7〜8倍の差があることになり
ます。日本で初週に一番売れたアニメ作品ブル
ーレイは、5万6000枚の「機動戦士ガンダム 
ユニコーン」第1巻ということですが(AV Watch
2010年3月12日付け記事
)、それも上回ります。
もちろん、日米での商品価格差も加味しなくて
はいけませんけれど。「ポニョ」の日本版ブルー
レイ通常版の定価は7140円で、米版の定価は
39.99ドル(約3700円)と、日本版の約半額です。


アメリカで既に、ブルーレイがその割合だけ
普及しているかというと、実はそうでもなくて、
全体のランキングを見てもらえば、作品によって
傾向に違いはあります。
例えば1位の「2012」は、地球破壊の映像スペ
クタクルが売りですから、ブルーレイの割合も
41%と高いですよね。
でも、高画質映像がニーズのトップに来るわけ
ではないだろう、ドラマやコメディ作品では、
10%台もあったりですし。
売上全体では、まだ87%(DVD)vs13%(ブ
ルーレイ)ということなんですが、アニメ作品の
ようなニッチなジャンルだと、今後どうなって
いくでしょう。




posted by mikikazu at 11:12 | TrackBack(0) | 海外情報(北米) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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