2010年02月21日

アメリカで制作されたらしい、英語吹替版「明日のナージャ」総集編2本の行方は?


新しいニュースがあるわけではなくて、数ヵ
月内に詳しい発表があると伝えられながら、
結局半年近くが過ぎても、動きが見られない
お話についてなんですけど。


2009年9月20日に、The Fanboy Review
というサイトが突然伝えて、話題になった
ニュースが、アメリカのカリフォルニアに拠点
を置くWilliam Winckler Productionsが、
Rioloco Productions、そして日本の東映
アニメーションと共同で、

「大空魔竜ガイキング」
「惑星ロボ ダンガードA」
「宇宙海賊キャプテンハーロック」
「明日のナージャ」
「北斗の拳」
「SF西遊記スタージンガー」
「花の子ルンルン」
「ゲゲゲの鬼太郎」

といった東映アニメーション作品の英語吹替を
制作している、という話でした。


The Fanboy Review 2009年9月20日付け記事
"William Winckler Productions, New Company
Licensing Anime"



これは、William Winckler Productions
から直接確認を取った記事で、出演した声優さ
んも認めたり、自身の公式サイトの役歴に記載
もしている人もいますから、実際に吹替の収録
作業が行われたのは、間違いないようです。
ただし、エピソード全話ではなく、シリーズを総集
編として複数の長編にまとめたバージョンでの
制作だったとか。
“The Adventures of Nadja”と題された
「明日のナージャ」なら、前後編の2本という構
成ですね。


例えば、キャストの1人であるRobert Axelrod
氏が、2009年度のアニメエキスポにゲスト参
加した時のプロフィールには、2009年5月の時
点で、氏が英語版「ガイキング」「ダンガードA」
「キャプテンハーロック」、そして「明日のナージャ」
の収録を終えたばかりであることが記されてい
ます。
また、Kyle Reaという人は、そのプロフィール
に、William Winckler ProdsとTOEIから
の仕事として、「ナージャ」の"Leonardo"(レオ
ナルド・カルディナーレ)と"Rosso"(ロッソ)という
キャラを演じたと記しています。


short_g.gif


この記事が出た翌日の9月21日になって、
今度は、Anime News Networkからも独自
取材に基づく記事が出されます。


Anime News Network
2009年9月21日付け記事
"Toei, William Winckler Prod., Rioloco
Dub 23+ Features"


ANNも、やはりWilliam Winckler Production
に直接確認した情報として、既に23本の総集編
映画の英語吹替版が制作されている、と伝えま
した。
そしてWinckler ProductionsとRioloco Productions
がそれらの作品の、アメリカにおけるDVD、ネット、
テレビ放送などの配給権について交渉中である
ことも、同時にWinckler Productionsからの
コメントとして掲載します。
ところが東映アニメーションだけは、日本の本社
もアメリカ支社も、コメントを拒否していたんですね。


Winckler Productionsは、その配給権交渉
の結果について、数ヶ月内には発表するとしてい
たんですが、ずっと音沙汰はありませんでした。
そもそも「北斗の拳」「宇宙海賊キャプテンハー
ロック」はそれ以前からCrunchyrollやFUNimation
によってネット配信されていましたし、「北斗の拳」
のテレビシリーズも、この報道の直後の2009年
10月になって、Discotekからのリリースが発表
されてしまいました。
なので少なくとも、6本制作されたという「北斗の
拳」総集編が、今後Winckler Productionsが
関わった形でリリースされることはないと思います。


現時点で、これらの東映アニメーション作品の
英語吹替総集編がどうなったのかは、よくわか
りません。
ただ本当に英語吹替が、総集編の形とはいえ、
実際に制作されていたのだとしたら、そのまま日
の目を見ないのはもったいない気もします。
もうしばらく長期戦で、情報が探し続けてみたい
と思います。




posted by mikikazu at 17:54 | TrackBack(0) | 海外情報(北米) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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