2010年01月16日

米・サンフランシスコで「Robotech」25周年記念イベント


たぶん、うちのブログを読んでおられるような
方には説明不要だと思いますけど、「Robotech」
(公式サイト)は、日本のタツノコプロ製作のテ
レビアニメ3作、

・「超時空要塞マクロス」
・「超時空騎団サザンクロス」
・「機甲創世記モスピーダ」

を、アメリカのHarmony Gold社(公式サイト)
が、ひとつの世界の、三世代の物語として再編
集し、1985年からシンジケーション局(ネットワー
クに属さない地方独立局)で放送され好評を博し
た作品ですね。現在も、それを起点とした、オリ
ジナル作品の展開が続いています。
その手法はともかく、80年代にアメリカで最も
大きな印象を残したアニメ作品として、今でも
語られることが多いですし、この「Robotech」
をベースとした、実写映画化企画も存在してい
ます。実現するかどうかはわかりませんけど。

参考・
アニメ!アニメ! 2007年9月8日付け記事
「米国版『マクロス』の『ロボテック』 
 ワーナーが実写映画化か?」


・同・2008年11月17日付け記事
「米国実写版『ロボテック』に新たな脚本家が浮上」


short_g.gif


そのアメリカでの放送から、今年で25周年とい
うことで、サンフランシスコで1月30〜31日に
開催されるアニメコンベンションAOD animation
on display(公式サイト)において、色々な記
念イベントが企画されているそうです。

・紹介ページ
"Robotech 25th Anniversary Celebration!"

イベントに参加する関係者は、

・Carl Macek
(プロデューサー)
・Tommy Yune
(クリエイティブ・ディレクター)
・Tony Oliver
(Rick Hunter-オリジナルの一条輝役声優)

の三人で、パネルやサイン会などに参加する
とのことですね。
他に、総集編である「マクロス」第14話「グロー
バル・レポート」をベースにした、73分のパイロ
ット版「Codename: Robotech」の、レアな
上映もあるそうです。


せっかくの25周年なのですし、実際に作品を制
作した、日本側の関係者も招待して、ファンへの
挨拶とか、交流とかもあったらとは、やはり思っ
てしまいます。この人達がいたから、そもそも
「Robotech」が生まれたんだって知って欲しい
です。契約として、タツノコプロ側の著作権放棄
とかあるにしても、その辺は気持ちの問題で。
日本側の制作者は、アメリカで、「Robotech」
について関わったことは永遠に秘密にしておか
ねばならない、とまで厳しい契約……でもないで
しょうし?


short_g.gif


その25周年に合わせたのだと思いますけど、
Aninme News Networkが配信している
ポッドキャストANNCastの最新第23回のゲ
ストとして、「Robotech」プロデューサーの、
Carl Macek氏が登場していました。
トータルで約2時間15分と、とんでもなく長い
ですし、Macek氏だけの声の大きさが、ホスト
2人よりもずっと小さくバランスが悪く、かなり聴
き辛かったりもするのですが(僕もわからない部
分がかなりありました)、氏の関わった、80年代
から現在までの、アメリカにおけるアニメ作品の
ローカライズと、上映・配給の歴史について学べ
る、興味のある方なら必聴の内容だと思います。


個人的に知りたかった、他の3作ともさらに
関係のないOVA作品「メガゾーン23」を、
「Robotech: The Movie」として公開した経
緯についても、細かく語ってくれていたのは嬉し
かったです。
例えば、英語版Wikipediaだと、テキサスでの
テスト上映は失敗だった(a failed test-run)
と記されているのですが、Macek氏の記憶によ
れば、ジェームズ・キャメロン監督の「エイリアン2」
よりも、当地ではヒットしていた、ということなんで
すね。
どらちを信じるかは別の問題して、当事者から
の発言をたっぷり聞ける資料として、とても貴重
だと思います。




posted by mikikazu at 14:59 | TrackBack(0) | 海外情報(北米) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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