今日も引き続き、開催中のニューヨーク・
アニメ・フェスティバル(公式サイト)からの
話題ですね。
まずはマンガ出版社TOKYOPOP(公式サ
イト)の、スケジュール表には掲載されてい
ませんが、9月25日に行われた筈のパネ
ルから。
新規にライセンスされたマンガ作品は、
「.hack//Link 黄昏の騎士団」
(画・喜久屋めがね)
「僕が唄うと君は笑うから」(高屋奈月)
―― 2010年5月
「Ratman」(犬威赤彦)
―― 2010年5月
「聖痕のクェイサー」
(作・吉野弘幸/画・佐藤健悦)
―― 2010年8月
・Blu boys-loveインプリントから
「CROQUIS クロッキー」(高永ひなこ)
―― 2010年
「Blood Honey」(夜桜左京)
―― 2010年
「LOVE KNOT」(一城れもん)
―― 2010年
「かわいい悪魔」(斑目ヒロ)
―― 2010年
「鎖国恋愛」(DUO BRAND)
―― 2010年
というラインナップになっています。
やおい/BLはまだまだ強いでしょうか。
2008年12月に、第4巻が出版されて以降、
続刊がずっと途絶えていた「ARIA」(天野
こずえ)なんですが、約1年ぶりの今年11月
3日に、やっと第5巻が出る予定ではある
ようです。
ただ、「Tactics」「V.B. ローズ」「エレメンタ
ル・ジェレイド」などと同じく、続刊が出るに
はサポートが必要、つまり売れ行き次第で、
シリーズの出版中断もあり得るという話で
すね。
NOZOMI ENTERTAINMENTからリリース
されているアニメ版(公式サイト)については、
第一期「The Animation」と、第二期「The
NATURAL」前・後のBOXセットが、売価37.49
ドル(約3350円)という、徹底した安値戦略も
あって、そこそこ売れているとは思うんです
けど、原作マンガについては、厳しい状況が
(アメリカだけでなく)続いてるみたいで、ファ
ンとしては残念です。
あと、ライトノベルについてなんですが、当然
翻訳量が違うので、出版のコストがマンガの
5倍かかる、という話も出ていました。
マンガと比較して、決して飛び抜けている作
品があるわけでもない、アメリカでの翻訳ラ
イトノベルのセールスを考えると、それがビ
ジネスを難しくしている要因のひとつではあ
るようですね。