2009年09月27日

ニューヨーク・アニメ・フェスティバル情報 ―― 出版社Vertical編


さらにさらに続いて、今度は出版社Vertical
(公式サイト)からの情報です。
マンガに限らず、小説や料理・クラフト実用
本など、様々なジャンルでの、日本からの翻
訳書を出版している、ニューヨークの出版社
ですね。
Verticalのパネルは、25日午後5時からでした。


そのパネルで発表されたマンガの新規ライセ
ンス作品は、

「ピポチュー」(フェリーぺ・スミス)
―― 2010年7月13日
「ふたつのスピカ」(柳沼行)
「70億の針」(多田乃伸明)
「チーズスイートホーム」(こなみかなた)
―― 2010年6月1日

の4作品ですね。
「ふたつのスピカ」「70億の針」の日本での
出版社はメディアファクトリー、「ピポチュー」
「チーズスイートホーム」は講談社ですけど、
結局講談社のアメリカ直接進出みたいな話は
どうなったんでしょうね。


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それはともかく、やはり注目を集めているの
が、アメリカ人マンガ家フェリーぺ・スミスさ
んの「ピポチュー」が、早くもアメリカに逆輸
入されることですね。
ハリウッドで主役を張ったショー・コスギの
映画が、日本でも公開されるみたいなもの
でしょうか。
関わっている人達も含めて、Verticalなら
安心出来る出版社だと思います。
2010年夏には出版に合わせて、アメリカで
サイン会(サンディエゴ・コミコンで?)も行う
予定だそうです。
それまでに、日本でもベストセラーとかドラ
マ・映画化とかになってたらいいんですけど
……。
あ、それだけ人気だと忙し過ぎて、逆に訪米
なんて無理かもですね。


「ピポチュー」で興味深かったのは、台詞の英
語の翻訳が、フェリーぺさん自身で行われる、
あるいはフェリーぺさんはそもそも英語で台詞
を書いていて、編集者さんが日本語に直す前の、
オリジナルの英語台詞が使われる、という話で
すね。
僕個人は、フェリーぺさんはとても日本語が堪
能だと聞いているので、台詞も最初から日本語
で書いているのかと思っていたんですけど、違
うんでしょうか。
ともあれ、フェリーぺさん自身が、英語版の台詞
を手がけるのなら、間違いはなさそうです。


それとVerticalとしては、「ピポチュー」が連載
されている雑誌「モーニング・ツー」(モーニング
公式サイト
)からは、まだまだ翻訳出版したい
作品があるそうです。
勝手なことを言えば、やはり「聖☆おにいさん」
なんかは、物議をかもすことは承知で、出版し
たら面白いのに、とは思います。


あと、手塚治虫さんの「ブラック・ジャック」の売
り上げは引き続き好調で、全17巻を最後まで
出版出来そうなだけではなく、売り上げが落ち
なければ、さらになんらかの関連出版が追加
出来そう、というのも嬉しいニュースです。
とりあえずは、「ブラック・ジャック」を完結させる
ことが最重要だそうですが、いずれは、さらなる
手塚作品の英訳出版も、続いていくでしょうね。
とても楽しみです。




posted by mikikazu at 08:54 | TrackBack(0) | 海外情報(北米) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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