とりあえず近況なのです。
更新をお休みしていた間に、ちょっと東京に
行ってました。
メインの目的は、大田区産業プラザPiOで、
20日に開催された、百合同人誌即売会
「GirlsLoveFestival2」(公式サイト)です。
いつもお世話になっている、アメリカ・ニュー
ジャージー州在住の、百合振興団体Yuricon
(公式サイト)の代表である、エリカ・フリード
マンさんに、日本の最新百合同人誌をお送
りしたいと、また思ったわけなんですね。
単体の大きな百合イベントとしては、昨年の
11月に京都で開催された、「Maiden's Garden」
(公式サイト)以来です。
イベント自体は、こじんまりとした規模でした
けど、それだけアットホームというか、本当に
好きな人達だけの集まりという感じが強かっ
たように思います。
サークル参加者さんの男女比は四・六で女性
の方が多かったようですが、一般参加者さんは、
男性の方が多かったですね。女性のコスプレイ
ヤーさんも、数人おられました。
現在進行形の作品/カップルだから、いま百
合界で話題になっているだろうかと想像して
いた、「フレッシュプリキュア!」(公式サイト)
の、桃園ラブさんと東せつなさんをフィーチャー
した本は、残念ながら一冊しか見つけられま
せんでした(実は他にもあったそうですが)。
2人の関係については、キュアパッション誕
生までの本編の展開が完璧で、余計なもの
を付け足す必要がない、ということも大きくて、
そこまでの物語なんかは、なかなか描きづらい
のかも、とか思ったり。
見つけられた、そのラブ×せつな本は、花華
みなさん(公式サイト「Star Berrys LAB*」)
の、「ハニーシュガー」という御本。
表紙の2人(ピーチ&パッション)があまりに可
愛いので、見た瞬間に即買い!って感じでした。
内容は、ラブさんと一緒に暮らすようになって
(あ、ラブさんの両親もいます)からの、せつな
さんが――、なんていうのかな、ラブさんに対
する自分の心の表現、伝え方がわからなくて、
それでも出来ると思ったことを、一生懸命に頑
張ってみせる――、みたいなお話ですね。
せつなさんならこうなるだろうという、2人の
カップリングのファンとしては、とても納得出
来る、共感出来るお話になっていました。こう
いうのを、読みたかったというツボに、ぴたり
と嵌まってくれた感じで、嬉しかったです。
本編で描かれたキャラや展開を考えると、せ
つなさんがこういう方向で考え込んでしまうの
は必然ですし、また、そういった時に絶対フォ
ローしてくれる存在としての、ラブさんのお母
さんをきちんと登場させてくれる配慮が、わか
っているなあ、と思います。
結果として、独りよがりではない、きちんとした
ひとつの世界の「雰囲気」が伝わってくるという
意味でも、成功した二次創作本だと評したくて、
大好きです。
本それ自体も、とても凝った可愛らしい装丁
で、作るのにはとても手間がかかったそうで
すけど、今回のイベントでは再販分もなくなっ
てしまった、という人気も理解出来ます。
冬のイベントでは、ラブ×せつな本で、また
新作を出したいご意向のようなので、期待し
たいですね。
素敵な御本を、ありがとうございました。
同日同じ会場の、1階大展示ホールでは、
「魔法少女リリカルなのは」シリーズオンリー
イベントの、「リリカルマジカル7」(公式サイト)
も開催されていました。結局、中を覗くことは
ありませんでしたけど。
僕が現地の駅を降りたのは、ちょっと早めの9
時過ぎくらいで、10時以前の一般参加者の来場
は禁止されていたんですが、初めての場所だけ
に迷子にもなりたくなく、とりあえず場所だけは
確認しておこうと、前を通ってみたら、既にかな
りの数の人が、会場前の場所を占拠していて、
驚きました。
「え、百合ってそんなに人気あるの!?」と一瞬思っ
てしまいましたけれど、みんな「なのは」の人達
だったんですね。
驚くと同時に、住宅街と隣接した会場ですから、
『「なのは」イベントの方は、時間までの来場禁
止といった規制はないのかな」と訝しんだので
すが、実際には当然あって、運営の方から、一
部の人にペナルティを与えている姿も、後に見ら
れました。
調べてみると、以前の同会場のイベントでも、
同じようにルールを守らず、ペナルティを課せら
れた人はいたようですね。
休日の朝のことですし、近所の方々から苦情が
寄せられたのかもしれませんけれど、何度もそ
ういう風にルールを守らない方がい続けると、
会場を借りるのだって、いずれは難しくなるかも
しれません。
なにより、「なのは」のオンリーイベントなのです
から、アニメ・マンガのファンといった大枠での捉
えられ方ではなく、もっと絞られた、「なのは」とい
う作品のファン達が、ちゃんとルールを守れない人
達だと思われる、伝えられてしまうのは、作品の作
り手さんや、なのはさん、フェイトさん達にとっても、
とても悲しいことだと思います。
イベントが終了した後は、約束していた、海外ア
ニメ・マンガ情報サイトの重鎮である、「アニメ!
アニメ!」代表の数土直志さん、「白い空」のか
ざみあきらさんと、それぞれ別にお会いして、
歓談の機会をいただけました。
ネットでは数年来のお付き合いをさせてもらっ
ていますが、リアルで会うのは初めてです。
それぞれ、海外情報のエキスパートさん達です
から、ここでは書けないような裏事情も含め、
あらためて色々な情報を直接伝えていただけて、
とても勉強になりました。
「当然、この事はご存知だと思うけど」という感
じで話を振られて、「もちろんそんな事は当然
知っていた」という振りを何度したことか(笑)。
お2人にバレていないといいんですけど。
かざみあきらさんには、ずっと西日本在住の僕
が行ってみたい場所ということで、生まれて初
めて、秋葉原にも連れて行ってもらいました。
とはいえ思ったより、何もないというか、整理
されているというか、綺麗な普通の街だったの
が、「あれ?」という感じではありました。
同じオタク街と化している、大阪・日本橋みたい
に、「ぎゅうぎゅう」していないというか。
AKB48のイベントをやっている場所なんかも
ありましたけど、休日の夕方なのに、想像して
ようなカオスな雰囲気は皆無でしたね。特に何
も買ったりはしませんでした。
あとは……Twitterでも呟きましたけど、何気に
夕食に入ったお店の親子丼が、1500円もして
ビックリしたことでしょうか。
さすがに、世界で一番物価の高い街・東京です。
とりあえずこんなところで。
今回は日帰り日程だったので、結構バタバタし
てしまいましたが、次回の機会があれば、もう
少しゆっくりしたいですね。結構疲れました。
今回お世話になった方々には、どうもありがと
うございました。またの機会がありましたら、
見捨てずに(笑)よろしくです。