2009年08月17日

米・サンフランシスコに、日本のポップカルチャー専門の複合商業施設NEW PEOPLEがオープン


まず先に。
8月14日から全米927館あるいは888館で公開が
始まった、英語版「崖の上のポニョ」こと「Ponyo」
(公式サイト)の、最初の週末興行成績結果の速
報が出ています。
Box Office Mojoによると、「Ponyo」は初登場第
9位で、金額は350万6000ドル(約3億3257万円)、
1館辺りの平均では、3782ドル(約35万8789円)
ですね。
細かく日ごとに見ると、

8/14 ―― 118万ドル
8/15 ―― 131万8000ドル
8/16 ―― 100万8000ドル

という推移になっています。
この350万6000ドルという結果は、ComingSoon.net
の予測した300〜500万ドルという数字の範囲で
は下の方であり、ということはトータルでの予測
1200万ドルにも届かず、1000万ドル前後、「千と
千尋の神隠し」の1005万5859ドルに届くか届か
ないか、という辺りに落ち着きそうですけど、どう
でしょう。


short_g.gif


さて本題。
8月11日付け記事でも紹介した、サンフランシス
コで新たに開設された、日本文化を扱う複合商
業施設であるNEW PEOPLE(公式サイト)につい
て、日本のメディアではさっそく、報知新聞が伝
えていますね。

報知新聞2009年8月17日付け記事
「常盤貴子が舞台あいさつ 全米オタクが
『タカコー!』…『20世紀少年』米公開初日」


英語記事だと、お馴染み英字日刊紙The Japan
Timesによる(共同発)、

"Complex devoted to Japanese pop culture
opens in San Francisco"


現地メディアだと、San Francisco Chronicleの

"J-Pop festival delivers in S.F."

が上がっています。
それらの英文記事もそうなんですが、告知記事の
San Francisco City Tour Newsによる、

"Japanese Pop Culture Comes to San Francisco"

などでも、"Japanese popular culture (J-Pop)"
と書かれているように、J-POPを音楽のジャンル
だけの呼称ではなく、日本発のポップ・カルチャー
総体の呼称にしようという動きが、今回のNEW
PEOPLE開設に合わせて、強くあるようですね。
報知が伝えている、サンフランシスコ市長が8月
15日を「J POPセンター・デイ」と認定したという
報道の、現地メディアでの確認は出来ていません
が、そういう働きかけが現地の行政にまであった
なら、J-POPを日本発のポップ・カルチャー総体の
呼称にしたがっている、仕掛け人がいるのだろう
と思います。
共同の記事によると、イベント中にVIZ Pictures
の堀淵清治さんが、「8月15日を、世界中で『J-pop
Day』にしよう」と発言されたそうですから、堀淵
さんかもですね。
……8月15日を選んだのは、第二次大戦の終戦
記念日だから、という想像は、うがち過ぎですか?
ちなみにイタリアには、マンガ出版社の「J-POP」
というのもあったりします。


とりあえず、NEW PEOPLEの雰囲気については、
取材に行かれたAnime ViceのGia Manryさんが、
写真と合わせて、オープニング・セレモニーの様
子を色々ビデオ撮影されていますので、そちらも
参考になるでしょう。
うち的には、Giaさんも指摘しているように、通訳
を務めておられる、お馴染みフレデリック・ショット
さんのお姿に注目です。


VIZ Pictures(公式サイト)が、三部作の北米での
配給権を獲得した「20世紀少年」については、
「最終的には米で40〜50館の上映を目指すという」
そうですけど、原作マンガの英訳出版が、今年の
2月にやっと始まったばかりで(現在は第3巻まで)、
作品の認知度的にはどうでしょう。
まあフランスでは、完結編の「21世紀少年」全2巻
の出版まで終えてからの、実写映画公開でしたが、
特にヒットもしませんでしたし、難しいところですけ
ど……。




posted by mikikazu at 08:00 | TrackBack(0) | 海外情報(北米) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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