2009年07月20日

Otakon 2009(米メリーランド州ボルチモア)からの話題いくつか。


先にコメントへのお返事です。
・19:10の方 
ありがとうございます。お役に立てば幸いです。
・21:29の方
武井宏之さんのコミコンへのゲスト参加につい
ては、プレスリリースが出ましたので、当ブログ
でも、7月16日付け記事で補足しておきました。
ともあれ、お気遣いありがとうございます。
スタン・リー氏がコンベンションで「ウルティモ」
について語るのは初めてではないので、今回
は武井さんにたっぷりお話してもらいたいなあ、
と期待しています。


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ええっとそれから、お薦めのポッドキャストも。
アイオワ州に拠点を置くオンラインストア兼ディ
ストリビューターのRight Stufが隔週で配信し
ているポッドキャスト番組Anime Todayについ
ては、度々ご紹介していますけど、その最新エピ
ソードの第97回では、先日開催されたアニメエキ
スポでの、Right Stufのパネルの模様が、まるま
る伝えられていました。
本編の方は、基本的にRight Stufの作品の宣伝
で、知っている人は必要ないと思うんですけど、
少しスクロールダウンしたところからダウンロード
出来る"BONUS Download: AX 2009 Panel
Q and A!"は、その後に行われた、観客との質疑
応答の模様なんですね。
Right Stufの社長であるShawne Kleckner氏が、
ファンからの質問に、かなりざっくばらんに答えてくれ
ていて、とても面白かったです。


不況下で生き残るためのビジネス方針や、ファン
サブや違法配信が市場に与える影響、どうして
Right Stufがリリースしている「ARIA」「マリア様が
みてる」には、英語吹替が収録されていないのか、
どうしてアイオワでビジネスをしているのか――
などなどを語る、ユーモアを交えた30分ほどのセ
ッションが楽しめます。
パネル当事者による収録・配信なので、音質は
良好ですし、Kleckner氏も、たくさんの観客に伝
えることを意識して、とてもゆっくり丁寧に喋って
くれますので、リスニングの苦手な方でも、かなり
楽に聴けると思います。
北米のアニメ業界にいる、ビジネス当事者からの
意見を、ぜひ色々参考にしてください。


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さて、やっと本題です。
この週末(7月19〜21日)は、米メリーランド州
ボルチモア市で、東海岸最大規模のアニメコン
ベンションである、Otakon(公式サイト)が開催
されていたんですね。
プレスリリースによると、推定有料入場者数は
2万6350人ということで、昨年の2万6262人と、
ほぼ同じですね。
おそらくはこの辺のキャパが上限で、リリース
でも「成功といっていいだろう」と結んでいます。
2008年度の北米マンガ市場は、前年度比17
%減と初めてのダウン、アニメ市場も引き続き
2%減と、元気のない状態が続いている一方で、
アニメエキスポもそうでしたが、動員数は、まだ
大きな落ち込みを見せていません。ディーラーズ・
ルームの売り上げとかには、影響が出ていそう
ですけど……。
これは、不況でも、コンベンションはお祭りだか
ら頑張って参加しよう、ということなのか、単に
作品にはお金を払わないファンが増え続けて
いるだけ、と考えるのかは、難しいところですね
……。


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今年のOtakonからのレポートについては、まだ
Anime News Networkと、Gia Manryさんの
Anime Viceのものくらいしか目を通していない
んですが、個人的に目に付いた話題を、とりあえ
ず二つだけ紹介してみます。
いつも聴いている東海岸のポッドキャスト陣が、
Otakonには揃って参加している筈なので、そち
らからのレポートも、いずれ期待したいですね。


・石黒昇氏が、木村拓哉氏主演による実写
版「宇宙戦艦ヤマト」を認める

(Anime News NetworkAnime Vice)


オリジナルの「宇宙戦艦ヤマト」でもアニメーショ
ン・ディレクターを務めていた石黒昇氏が、今年
はゲスト参加されていたんですが、既に木村拓哉
氏主演による実写版「宇宙戦艦ヤマト」の話は向
こうにも伝わっていたらしくて、Q&Aセッションで
質問があったようですね。
石黒氏は、本当に実写版「ヤマト」の制作が進ん
でいること、主人公の古代進役は、アイドルグル
ープSMAPの木村拓哉氏であること、などを認め
たみたいです。
また、設定年齢が18歳である古代進を、30代半ば
の木村氏がどう演じるかは興味深い一方で、物語
はSF面よりも、ロマンスに重点を置いたものになる
とのことで、石黒氏個人にとっては関心の薄い企画
である、とも語ったそうです。
僕個人は、木村拓哉氏が出演された実写映画・テ
レビドラマを見たことがないので、古代進役にふさ
わしいのかどうかについては、コメントがありません。


ちなみに現在、2009年12月公開予定で、「宇宙戦
艦ヤマト 復活編」(公式サイト)の制作も進んでいる
ようですが、石黒氏は、2007年9月にゲスト参加
したコンベンションAnime Weekend Atlantaで
受けたインタビューにおいて、「もし西崎義展氏が
新たな『ヤマト』を制作すると言い出したら」という
質問に、「あんまり関わりたくないですね」と答えて
いました。
そのインタビューについては、ポッドキャストAnime
World Orderの2008年5月14日配信回で全編
聴けますので、お薦めです。


・山本寛監督、付き合うなら初音ミク
(Anime Vice)

Bandai Entertainmentのパネルにゲスト参加
していた山本寛監督が、「付き合うのなら、涼宮ハ
ルヒ(涼宮ハルヒの憂鬱)、泉こなた(らき☆すた)、
ナギ(かんなぎ)のうち、誰がいいですか?」という
質問に対して、その3人のどれでもなく、ボーカロ
イドの初音ミクさん、と答えたとか。
理由は、他の3人と違って、ミクさんとは仕事での
付き合いがないから、だそうです。
きっと山本監督は、仕事とプライベートには距離を
置いておきたい方なんでしょうね。


posted by mikikazu at 11:08 | TrackBack(0) | 海外情報(北米) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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