2009年06月09日

「マリア様がみてる」祐巳・祥子編、読了しました。

とりあえずの報告だけですが、ここ数週間ずっと
読んできた、「マリア様がみてる」(今野緒雪 集英社
コバルト文庫)は、祐巳・祥子編のラストとなる、都合
36冊目の「ハロー グッバイ」まで読了しています。
ロサ・キネンシスとなった祐巳さんと、瞳子さんとの、
姉妹としてのお話など、まだまだ読みたいことはたく
さんありますけど、作品としてここで区切るのも、理
解出来る判断です。
あ、合わせて「HEAVENLY BLUE」のりょうさんが
執筆してくれた、ファン小説の「春うらら」も、すっごく
お薦めです。
ちょうど、祐巳さんと瞳子さんのお話を読みたい気分
だったので、とても嬉しかったです。


少女小説として敷居が高いということは特になくて、
普通にジュブナイルとして、読み易かったですね。
逆に、それこそ吉屋信子さん作品のような美文調で
綴られていたら、とてもこの巻数までは読み通せな
かったでしょうから。
合わせて、スピンオフシリーズの「お釈迦様もみてる」
第1巻の「紅か白か」にも目を通しました。
確かに、「お姉さま」でない、祐巳さんの「お姉ちゃん」
ぶりが微笑ましかったですね。僕個人も、「お姉さま」
は要りませんが、「お姉ちゃん」なら欲しいかもですし?
内容については、「マリア様」以上のファンタジーだろ
うとは思います。さすがにリリアンでも、生徒会長が同
性の新入生から、校内でいきなりファースト・キスを奪
ったりはしませんでしたし。
とりあえず、アリスちゃんが幸せに過ごせるような学園
になることを祈ります。


こちらでの、祐巳さんと瞳子さんのお話については……
なにも約束出来ませんけれど、考えてはみますね。


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えっとそれからPS2「アオイシロ」(公式サイト)の改訂
廉価版も、ぼちぼちプレイを進めています。
あまりにも何度も梢子さんを死なせてしまって申し訳
ないので(笑)、さすがに攻略情報を頼っていますけど。
汀・保美・カヤ・コハク、それぞれのルートを終了し、
現在はナミ・ルートの日常パートですね。
このルートは、梢子さんと相手役のナミちゃんとのス
キンシップが多いので、そういう意味では微笑ましくて
好きですね。汀さんとは、キスがあっても友情どまり
なので、あんまり盛り上がらなかったというか。
この改訂版では、綾代さんの描写が増えているとの
ことで、梢子さんへの気遣いとか、その辺でしょうか。
改訂されても、彼女の幽霊話が放置のままのルートと
かあるのは不憫ですけど。
合わせて、マンガ作品「アオイシロ -花影抄-」(片瀬優
ジャイブ)の第1巻にも目を通してみましたが、こちら
は純然たる、多分ナミ・ルートのコミカライゼーション
でしょうか。
前日談になる、「青い城の円舞曲」(江戸屋ぽち 一迅社)
が、百子さんを主役にした、百合色全開の個性的な仕
上がりを許されていたのと比較すると、大人しい出来に
はなっていますね。綾代さん主役の番外編があったの
はよかったですけど。


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今日辺りには、

「クローバー」(乙ひより 一迅社)
「お釈迦様もみてる―学院のおもちゃ」(今野緒雪 
集英社コバルト文庫)
「かしまし〜ガール・ミーツ・ガール〜」全5巻
(画・桂遊生丸 メディアワークス)
「けいおん! 」第1巻(かきふらい 芳文社)
「最後の制服」第1〜2巻(袴田めら 芳文社)

などが届くと思います。
誰のお薦め・レビューを参考に購入しているのか丸わ
かりで、少々恥ずかしいですけど。

posted by mikikazu at 08:03 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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