昨日に引き続いて、イギリス発のお話です。
イギリスのアニメ・マンガ情報サイトUKA-The
UK Anime Networkの代表であるRoss
Liversidgeさんとは、先日連絡が取れて、
日本でもUKA発の記事を紹介させてもらってい
ることをお伝え出来ました。
さらに、今後の日英での交流に繋がればと思い
ます。
そのUKAで現在進行中の、興味深い企画が、
3月17日から始まっている、"Name UKA's Mascot
competition"だったりします。
これは文字通り、新しく創ったUKAのマスコットキ
ャラにふさわしい名前を考えてあげようと、フォー
ラムで募集しているんですね。
名前が選ばれた人には、「ツバサ・クロニクル」の
DVDBOXセットがプレゼントされることになってい
ます。
Ross Liversidgeさんから、画像の提供と掲載許
可をいただきましたので、こちらでも紹介させてい
ただきます。ちょっと大きめですけど、この際です
からそのままで。
見ての通り、彼女のデザインは、初音ミクさんの従
妹といった感じですが、そもそもUKAのTOPページ
には、ミクさんのイラストが飾られていて、そのイメー
ジを残して、というデザイン方針だったので、こうなっ
たようです。
デザインが決定するまでの変遷は、こちらのフォーラ
ムで。
現在までに候補として提出されている名前は――、
・Yuka-chan
・Meikoime
・Minako
・Betty
・Uki Kishi Azumi
・Reginald
・Aoi
・Mizuki(美月)
・Himeko(姫子)
・Airi(愛理?愛莉?)
・Hanako(花子)
・Meia-chan
・Yumi
・Sakura
・Miyako(美夜子)
・Hikaru
・Stiffler
・Lilika
・Rossophia
・Yoshiko
・Yuukei
・Eimi(英美)
・Chiami
・Hinata
・Kissa(フィンランド語で「猫」)
などなどになりますね。たくさんです。
漢字がついているのは、その表記も合わせて考え
られているものですね。
例えばEimi(英美)の漢字の意味は、"British Beauty"
になるから、という発想は、イギリスのサイトとしては
ふさわしいかもですし。
ともあれ、日本語風の名前のみという規定があった
わけではないですが、やはりそういうのが多いみた
いですね。これが例えば、中国映画の情報サイトな
ら、中国風の名前にしたくなったでしょうから。
日本発のポップカルチャーを代表するハロー・キティ
はイギリス・ロンドン出身の筈で、Kittyという名前も
含めて、そういう設定には、西洋への憧れみたいな
ものが含まれていたと思います。
今度は、イギリスのアニメファン達が、マスコットキャ
ラの名前に、自分達の日本への憧憬みたいなものを
重ねているかもしれない、逆の構図が発生している
のが、とても面白いですね。
最終的には候補を四つに絞って、そこから投票で決め
ることになるようです。可愛い名前になりますように。