というわけで恒例ですが、BDZOOM.comによる、
フランスでのマンガ売り上げ月間ランキングの、
2009年1月分記事が掲載されています。
BDZOOM.com 2009年2月25日付け記事
"ZOOM SUR LES MEILLEURES VENTES DE
MANGAS : Février 2009"
まずは、トップ15のランキングを引用してみます。
数字は累計の推定刷り出し冊数です。累計なの
で、出版が古いものは、順位とは食い違います。
1.「NARUTO」第40巻(22万冊)
2.「FAIRY TAIL」第4巻
3.「ハンター×ハンター」第25巻(5万冊)
4.「ONE PIECE」第47巻
5.「NARUTO」第39巻
6.「ベルセルク」第29巻(2万8600冊)
7.「Dofus」第10巻
8.「魔法先生ネギま!」第17巻(3万5千冊)
9.「Übel Blatt」第8巻(3万冊)
10.「Bleach」第30巻
11.「エア・ギア」第13巻(2万冊)
12.「NARUTO」第38巻
13.「聖闘士星矢 エピソードG」第14巻(2万5千冊)
14.「アイシールド21」第23巻(1万5千冊)
15.「D.Gray-man」第13巻(3万5千冊)
というわけで、先月の第39巻に引き続き、「NARUTO」
の最新刊である第40巻が首位をゲットしています。
2月9〜15日間の、書籍全体の週間チャートでも第
2位でしたから(
人気は、年が変わっても相変わらず凄まじいようです。
アメリカ以上に、「NARUTO」が終了されたら困る国に
多分なっていますね。アニメの方のセールスはどうなん
でしょうか。
それから、続いている「ONE PIECE」と「FAIRY TAIL」
のバトルは、先月と入れ替わって、「FAIRY TAIL」が
上位につけました。
フランスでの売れ筋マンガであった、「DEATH NOTE」
(18万冊)、「Samurai Deeper Kyo」(6万6千冊)が
昨年で終了した、その代わりの地位を占める作品に
なっていくようです。
「FAIRY TAIL」にしても「ONE PIECE」にしても、北米
では両者共に1万数千冊程度と、目立たないセールス
成績なのに、フランスではそれをはるかに上回る7万
冊超えの刷り冊数と、チャート・アクションなのが面白い
ですね。
では続いて、Edistatによる、フランス国内での書籍
全体売り上げ週間ランキングの最新分(2月16日〜
22日)から、日本マンガを抜き出してみると、
6位 「NARUTO」第40位
39位 「聖闘士星矢 LOST CANVAS 冥王神話」第4巻
60位 「D.Gray-man」第14巻
79位 「JACKALS 〜ジャッカル〜」第4巻
95位 「NARUTO」第39巻
99位 「エンジェル・ハート」第26巻
125位 「GetBackers-奪還屋-」第31巻
140位 「魔法先生ネギま!」第17巻
192位 「ONE PIECE」第47巻
になります。
月間の方の「エピソードG」と合わせて、「LOST
CANVAS 冥王神話」の新刊が上位にランクインし
ている、「聖闘士星矢」の人気も根強いですね。
「LOST CANVAS 冥王神話」はアニメ化も決定し
ていますし(公式サイト)、ヨーロッパや南米ではそ
れも大きな話題になっていますから、今後も海外
での「星矢」人気は盛り上がり続けていくと思います。
そうそう、以前にも話題にした、かなり怪しいハ
リウッド製実写版「星矢」の話ですが、ネタ元の
The Internet Movie Databaseの実写版「星矢」
ページが、今年2月10日になって、情報が更新
されていて、キャストなどが追加されていますが、
まあ、話半分というか五分の一くらいに思ってい
た方がいいでしょうね……。
今回城戸沙織さん役に名前が挙がっているのが、
Nadia Bjorlinさんという方なんですが、とりあえず
彼女の公式サイトでは、何の話も出ていませんね。