昨年12月13日の先行放送を経て、2009年1月3日
から、アメリカ・CWテレビジョンネットワークでの本放
送が始まった、「仮面ライダー龍騎」の海外向け英語
版リメイクである「Kamen Rider: Dragon Knight」
(公式サイト)の、第1話視聴率・占拠率データが出てい
ます(ソース・Cynthia Turner's Cynopsis -
Cyn Kids 1月12日付け記事)。
土曜午前の、同時間帯の他局番組、及び他の日本製
作品と比較してみますね。対象は、6〜11歳層です。
・同時間帯(11時30分〜12時00分)比較
「SpongeBob SquarePants」(NICKELODEON)
―― 4.1/19
「Robotboy」(CARTOON NETWORK)―― 1.8/9
「Charlie and Lola」(DISNEY CHANNEL)―― 1.8/8
「Suite Life of Zack & Cody」(ABC)―― 1.4/7
「Kamen Rider Dragon Knight」(CW)―― 0.5/2
「Veggie Tales」(NBC)―― 0.4/2
「Care bears」(CBS)―― 0.2/1
・日本製作品との比較
「ポケモン・ダイアモンド&パール Battle Dimensions」
(CARTOON NETWORK)―― 2.0/13
「爆丸 バトルブローラーズ」 (CARTOON NETWORK)
―― 1.9/9
「恐竜キング」(CW)―― 0.9/5
「Power Rangers Jungle Fury」(ABC)―― 0.7/3
「遊戯王5D's」(CW)―― 0.6/3
「ソニックX」(CW)―― 0.5/5
「Power Rangers Jungle Fury」(ABC)―― 0.5/3
「Kamen Rider Dragon Knight」(CW)―― 0.5/2
という結果で、特に抜きん出てはいないというか、
あまり好評とは言えないようです。
同じように日本製特撮作品をベースにしているとい
うことで、おそらくは取って代わりたかったろう、長寿
シリーズではあるけれど既に人気が下降中である、
「Power Rangers」を、新作の「Dragon Knight」
が上回れなかったのは、期待外れだったかもしれま
せんね。
そういうジャンル自体が、もうアメリカの視聴者の好み
から外れているんでしょうか……。
もちろんまだ第1話ですし、先行放送を見た人は見な
かったという可能性もありますから、まだまだこれから
ということにしたいです。せっかくの先行放送で、話題
を集められなかった、という証明でもありますけど……。
本年度中には、劇場版の公開も予定されているとのこ
とですし(英語Wikipedia)、その辺も、テレビ本編の
評判次第になると思います。
ところで、今週の日曜日・1月11日に、ロサンゼルス
で開催されたLOS ANGELES COMIC BOOK AND
SCIENCE FICTION CONVENTION(公式サイト)
には、「Dragon Knight」のスタッフ・キャストの方々
も参加されていました。
サイン会で収録した、彼らからの、ファンへのメッセー
ジを伝える動画が、YouTubeにアップされていたので、
ご紹介しておきますね。貴重だと思います。
なんだか皆さん微笑ましさ全開の、それぞれのライダー
役のキャストさん達の雰囲気を楽しんでください。
主人公Kit Taylor役のStephen Lunsfordさんは、
予告で見たより、ずっとお茶目そうな人だなとか(笑)。
スティーブ・ワン監督を見たのも、「ガイバー:DARK HERO」
(1994)以来かもです。
また、4KidsTVによって公開されている公式の、Wing
Knight役のMatt Mullins氏への独占インタビューも。
演技だけではない、「Dragon Knight」に生かされて
いる自身の、13歳の頃から積み重ねているマーシャル・
アーツの経験や、作品とキャラの魅力について語ってく
れています。
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