2008年12月31日

ICv2による、2008年秋期北米での、売れ筋マンガ・アニメ作品ランキング


昨日は更新する元気がありませんでした。
それはともかく、北米のコミック・アニメ・ゲーム
情報誌/サイトのICv2が、恒例の、2008年秋期
(9月・10月・11月最初の2週)における北米での、
売れ筋マンガ・アニメ作品ランキングを12月29日
付けで、それぞれ発表しています。

・マンガ
"ICv2 Guide: Top 25 Manga Properties Fall 2008"

・アニメ
"ICv2 Guide: Top 10 Anime Properties, Fall 2008"

このランキングは、単純な売上げランキングでは
なく、一般書店・コミック専門店でのそれらも含め
て、小売・流通・製造業者への取材などから、
ICv2が独自に分析した、売れ筋作品ランキングに
なります。
とりあえず、まずマンガのランキングを掲載してみ
ると――。


・マンガランキング

1.「NARUTO」(VIZ Media)
2.「ヴァンパイア騎士」(VIZ Media)
3.「フルーツバスケット」(TOKYOPOP)
4.「Bleach」(VIZ Media)
5.「In Odd We Trust」(Del Rey)
6.「DEATH NOTE」(VIZ Media)
7.「ラブレス」(TOKYOPOP)
8.「ロザリオとバンパイア」(VIZ Meida)
9.「魔法先生ネギま!」(Del Rey)
10.「鋼の錬金術師」(VIZ Media)
11.「かりん」(TOKYOPOP)
12.「WANTED」(VIZ Media)
13.「NORA―The last chronicle of the devildom」
  (VIZ Media)
14.「BLUE DRAGONラルΩグラド」(VIZ Media)
15.「ONE PIECE」(VIZ Media)
16.「.hack//G.U.」(TOKYOPOP)
17.「FAIRY TAIL」(Del Rey)
18.「ベルセルク」(Drak Horse)
19.「+ANIMA(プラス・アニマ)」(TOKYOPOP)
20.「キッチンのお姫さま」(Del Rey)
21.「ヘルシング」(Dark Horse)
22.「逆転裁判」(Del Rey)
23.「ビューティーポップ」(VIZ Media)
24.「桜蘭高校ホスト部」(VIZ Media)
25.「涼宮ハルヒの憂鬱」(Yen Press)


ということになります。
1位の「NARUTO」は当然ですが、夏期に2位につ
けていた「フルーツバスケット」に代わって、「ヴァン
パイア騎士」が前回の5位から上がってきていますね。
これは、9月2日(「ヴァンパイア騎士」第5巻)と、11月
11日(「フルーツバスケット」第21巻)という、調査対象
期間での、それぞれの新刊発売日の違いも影響して
いると思います。
このランキングを出版社別でみると、

VIZ Meida……12作品
TOKYOPOP……5作品
Del Rey ……5作品
Dark Horse……2作品
Yen Press……1作品

ということになって、VIZ Mediaの寡占状態がわか
ります。
VIZ Mediaとしては、日本では最大ベストセラー・マ
ンガである「ONE PIECE」が、もっと上位に来てくれ
たら、という思いがずっとあるのでしょうけれど。
1作品とはいえランクインしている、Yen Pressの「涼
宮ハルヒの憂鬱」も、やはり大健闘といえるのかもし
れません。


今年は厳しい経営状況に置かれてるTOKYOPOPの
期待は、終わりが近づいてきた一番の売れ筋「フルー
ツバスケット」の作者、高屋奈月さんの新作である「幻
影夢想(英題"Phantom Dream")」になるでしょうね。
第1巻の発売が12月16日と、「フルーツバスケット」の
終了を待たずに始まったことは、それだけ翻訳まで待つ
時間も短くなったということで、ファン的には歓迎でしょ
うけれど、セールス的にも同じくらいの勢いがあるのか
どうか――ということについては、次回のオンラインス
トア売上げランキングで、ある程度見えてくると思います。


short_g.gif


続いて、アニメのランキングです。

・アニメランキング

1.「ドラゴンボールZ」(FUNimation)
2.「NARUTO」(VIZ Media)
3.「アフロサムライ」(FUNimation)
4.「DEATH NOTE」(VIZ Media)
5.「バットマン ゴッサムナイト」(Warner Bros.)
6.「ポケモン」(Viz Media)
7.「Hellsing Ultimate」(FUNimation)
8.「デビルメイクライ」(FUNimation)
9.「Bleach」(VIZ Media)
10.「Black Lagoon」(FUNimation)


ということになっていて、枚数的に一番売れたのは
前期1位だった「バットマン ゴッサムナイト」かもし
れませんが、ここでも会社別でみると、FUNimation
とVIZ Mediaという勝ち組の勢いがわかります。
オンラインストアでは売れている筈の、BANDAIの
「コードギアス」や「グレンラガン」が上位に入ってい
ないのは、あくまでアニメファン受けの売れ筋作品
だからでしょうか。それとも、もっと流通的な利点が
あるとか?


short_g.gif


アメリカのホリデイ・シーズンにおける各市場のセ
ールス結果のようなニュースも、そろそろ出回り
つつあるんですが、読んでいると正直気が滅入る、
というくらいに明るい数字がないですね。例えば
AP通信発12月30日付け記事(僕はThe Japan
Timesの紙面で読みました)の、

"Fallout begins after dismal holiday season"

によると、エレクトロニクス商品のセールスは前年
比27%減とか、もの凄い落ち込みのようです。
マンガやアニメがどれだけ影響を受けるかというと、
景気に関係なく、マニアは買いたい物を買うものだ
という意見もあるでしょうし、そんなことを言ってられ
ない場合かもしれません。詳しい数字が出るのを待
ちたいですね。
マンガやアニメの場合は、例え買うお金がなくても、
違法なスキャンレーションやファンサブで、いくらで
もタダで見られるという逃げ道があるのは、さらに不
利な要因になってしまうでしょうし。


short_g.gif

★一般向けであろうとなかろうと、それが自分の
見たい作品なら構わないと思うので、反省の必要
もないと思います。
とりあえず、またアニメ視聴が再開出来るような
状況に落ち着くまで、お待ちしてます。この間の
寸劇ののぞみさんじゃないですけれど、いつまで
だって待てますので。


posted by mikikazu at 11:28 | TrackBack(0) | 海外情報(北米) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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