ぼちぼち養生していきます。
ピグモんさんも、お嬢さん共々、カナダでの「ふたりはプリ
キュア」放送を楽しんでくれると嬉しいです。ご感想、楽し
みにしていますね。
とりあえず、PCに向かう分には問題がないので、
更新も再開していきますね。頑張れ自分。
最近交流の始まった、ブラジル・サンパウロ在住の
クリエイターFelipe Marcantonioさん(作品「XDRAGOON」
公式サイト)から紹介してもらって興味深いと思った
のが、Animadness(アニマッドネス)というバンドです。
Animadness公式サイト(まだTOPページだけですが)
http://www.animadness.com.br/
バンドのライブの模様などが確認出来る、オンライン
写真アルバムサービスFlickrの、
「Animadness' photostream」
http://www.flickr.com/photos/animadness/
公式サイトでの記述によると、Animadnessは2005年
の2月に結成された、HR/HMをベースに、日本アニメ、
特撮、ゲームやJ-Rockからの楽曲を演奏するバンド、の
ようですね。今はフェスティバルなどでの演奏がメインみ
たいです。
2006年4月には、バンドの1stシングルとなる「Labyrinth」
をリリースしており、2009年には2ndシングル 「KASATO
MARU」も予定されているようです。
「KASATO MARU」というのは、1908年(明治41年)に、
第1回ブラジル移民の人たちが乗船して日本からブラジル
へ渡った「笠戸丸」のことだと思います。それから100周年
ということでの、トリビュート作品なのでしょう。
メンバーの皆さんのお名前は、公式サイトとFlickrで一部
異なっていて困るのですが、公式サイト表記を採用すると、
Rodrigo Eiki (ボーカル)
Terumi Kurata (ボーカル)
Felipe Kamakura (キーボード)
Daniel Miura (ギター)
Danilo Ryuji (ギター)
Hideki Sakaguti (ベース)
Marcos Takezo (ドラム)
という方々になっています。Flickr表記との差は、現在のス
テージ・ネームとの違い、かもしれません。
ともあれ、日系ブラジル人の方も多いみたいですから、
日本からのブラジル移民をテーマにする楽曲を作るのも、
わかりますし、それをHR/HMの音像でどう表現するか、
どういう歌詞で歌うのかは、興味深いところです。アニメ・
特撮ファン以外の層にもアピールするかもしれませんし。
Marcantonioさんからのメールには、Animadnessの
1stシングルである「Labyrinth」のMP3ファイルが添付さ
れていて、「日本人の耳で聞いて、どう思う?」という依頼
が書かれてあったんです。
で、実際に聴いてみて驚いたんですが、ボーカルの
Rodrigo Eikiさんは、日本語歌詞で、この曲を歌ってい
るんですね。それも、相当に真っ当な発音かつ文法で。
よくJ-POPの楽曲における英語歌詞の発音や文法が、
おかしいという批判がされますけれど、この「Labyrinth」
の、少なくともスタジオレコーディング・バージョンにおいて
は、ほぼそういう問題はないと思います。
歌唱力やオリジナリティという部分については、また別の
話ですけど、知らない人に聞かせても、外国のバンドとは、
すぐに連想しないでしょう。
楽曲自体は――、JAM Projectとアニメタルの影響が明
白ですが、それなりによくまとまっていると思います。
また、日本語歌詞内での英語フレーズの引用が、じつに
日本の楽曲らしいのが微笑ましいですね。こういうアニソ
ンってあるよね、っていうアレンジになっています。
僕は最近のHR/HMシーンには全く疎いのですが(最後に
買ったのは、B・ディッキンソンが復帰した時のアイアン・
メイデンのアルバム「Brave New World」かな)、今のトレ
ンドに詳しい方が聴いたら、もっと影響とか何かわかるで
しょうか。
ブラジルのHR/HMバンドというと、僕の聴いていたのは
ANGRA、SEPULTURAくらいですね。音楽的には、前者
がずっと近いのでしょうけれど。
その音源自体をアップは出来ないので、例によってですが、
YouTubeに投稿されている、「Labyrinth」のライブ映像
をひとつ置いておきますね。どうでしょう。
ANIMADNESS - Labyrinth [Live Tanabata Matsuri]
そうしてもう1曲。Terumi Kurataさんのボーカルをフィ
ーチャーした「Shooting Star」のクリップも。
歌唱もそうですけど、歌詞の乗せ方とかも、なかなかにい
い感じです。
ANIMADNESS - Shooting Star [Live Tanabata Matsuri]
で、最後はオマケ的ですが、戦隊シリーズのメドレーも。
おお、これが来るか!的なノリをお楽しみください。
最後の曲は、ブラジルで一番人気があるといわれている
作品からですね。会場の盛り上がりもスゴイです。
Animadness - Medley Sentai - Tanabata Matsuri
(2008)