2008年12月19日

ロサンゼルス・タイムズの岸本斉史氏(NARUTO)インタビュー記事


紙名通りに、アメリカ・ロサンゼルスで発行されて
いる日刊紙ロサンゼルス・タイムズ(Los Angeles
Times
)の、12月17日付けArts欄に、現在のアメ
リカで、間違いなく最も売れているマンガである、
「NARUTO」の作者・岸本斉史さんへのインタビュー
記事が掲載されていました(via MangaBlog)。

ロサンゼルス・タイムズ電子版 12月17日付け記事
"Interview: The man behind 'Naruto'"

記事の筆者は、ニューヨーク・タイムズなどでもマン
ガ関連記事を書いていた、Charles Solomon氏。
直接岸本さんと会ったわけではなく、通訳を介しての
メールでのやりとりだったそうです。


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記事の内容は大まかに言って――

・ナルトの人気の理由は、彼が完璧なキャラでないが
 ゆえに、感情移入出来るから

・影響を受けたマンガ家・アニメーターとその作品は、
 鳥山明(ドラゴンボール)
 大友克洋(AKIRA)
 沖浦啓之(人狼)
 桐山光侍(NINKU -忍空-)
 士郎正宗(攻殻機動隊)
 
・デビュー作「カラクリ」について

・「NARUTO」の発想の元(子供の頃の、自分の理想像)

・アクションにリアリティを与えるために、人体描写も
 出来るだけ正確に描く

・映像テクニックを参考にしている映画監督
 北野武
 クエンティン・タランティーノ
 マイケル・ベイ

・海外で「NARUTO」が受けている理由

――という辺りですね。日本のファンの方にも、知られて
いる話が多いと思います。
映画監督のテクニックを参考にしようとしているが、白黒
のマンガで再現するのは難しいものもある(例えばタラン
ティーノ監督のスローモーション描写)というコメントなどは
興味深かったですね。ストーリー・マンガの発展自体が、
映画手法から大きく影響されているわけですから。
最後の、海外での評価についてのコメントは、そのまま
引用させてもらうと、


「『NARUTO』を始めた時には、海外の読者については
あまり考えていませんでした。でも、僕に影響を与えた
マンガ家達が、既に海外で受け入れられていることは、
知っていました」
「彼らが成功していたことで、たぶん僕の作品も、より海
外で認められやすくなっていたんだと思います。
『NARUTO』は、そういったマンガ家達の成功と人気の
おかげをこうむっているんですね」


というもので、上記した、自分に影響を与えてくれたマ
ンガ家達の作品が、既にマンガの読者というものを海
外で開拓してくれていたからこそ、自分の「NARUTO」
もすぐに受け入れられたという、先人への感謝と敬意
を示す、謙虚な意見だと思います。


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★あ――、ところでグーグルさん。
「かれん くるみ SS」検索でうちがトップ、続いてりょうさん
のところのお話を紹介してくれているのはありがたいんです
が、お話のオチの部分の文章まで表示しちゃうのは困るか
なと。まるで狙ったみたいです(笑)。
そこを先に読まれちゃうと意味ないなあ、なんですけど、
こういうのってどうしようもないのかな? んー。
・追記――その後見たら、変わってました。伝わった?

ともあれ、気に入ってくださって幸いでした。転げまわさせた
ら、こちらの勝ち、みたいな(笑)。
いやもう、あれだけ想い入れを話してて、当の本人が現れた
ら、例え犯罪でも(笑)、衝動にゆだねちゃうよね、というお話
だったわけです。
「アオイシロ」のお話も楽しみにしてますね。こちらもなんとか
消化しなくちゃ、って感じですが(汗)。


posted by mikikazu at 11:35 | TrackBack(0) | 海外情報(北米) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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