2008年12月14日

なかなか2号目が出ない、英語版「Megami MAGAZINE DELUXE」


相当に厳しい様子のアメリカの経済状態の中で、今
年のホリデイ・シーズンを、どうマンガ・ビジネスが立
ち回っていくのかは、特に注目して見つめている情報
なんですけれど、そういう意味ではネガティブなニュー
スとして、マンガ出版社TOKYOPOP(公式サイト)が、
今週さらに8人の従業員を解雇した、ということが伝え
られています(ソース・ブログThe Beat 12月12日付け
記事
)。
これは7月の組織再編に伴う39人の大量解雇、先月の
7人の解雇に続くもので、今年に入ってのTOKYOPOPの
経営状況が、かなり厳しい状況にあると想像出来ます。
「これまでで最も売上げの悪い時期のひとつにある」と
いうのが、マーケティング・ディレクターMarco Pavia氏
のコメントで、今後は出版ペースを落としていくことにな
るようです。
オンラインストアでの売上げを見る限り、「フルーツバス
ケット」や「Warriors」シリーズなどの売れ筋タイトルもあ
るのですけれど、他の作品がかなり悪くなってきている、
ということでしょうか。
個人的には、どうやらセールス的にはあんまり芳しくな
さそうですが、お気に入りの「ARIA」(天野こずえ)は、
頑張ってリリースを続けてほしいところです……。


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さて本題。
レイオフということで話を続けると、なんだか申し訳な
いですけれど、今年9月に5名を解雇したことがニュー
スになった(About.com:Manga 10月3日付け記事)
Digital Manga Publishing(公式サイト)で気になって
いるのが、英語版「Megami MAGAZINE DELUXE」
のリリース状況でしょうか。


この英語版「Megami DX」、2006年の7月に、第1号(日
本版の第5号)が翌2007年夏に出版予定と発表されて
いたんですが、実際に北米で出版されたのはかなり遅れ
て、今年2008年の1月になってからでした。
で、続いての第2号(日本版6号)が、2008年11月3日あ
るいは17日に発売予定とされていたのですけど、1ヶ月が
過ぎた現在でも、どうやらまだ発売されていないようです。
アメリカAmazon、そして日本Amazonでも、既に英語版
の表紙が掲載されていますから、出版中止というようなこ
とではないと思いますけど……。
とりあえず、このリリース遅れについての事情がわかる
情報は見つかりませんでした。


北米にも、「メガミマガジン」のような雑誌の読者層がそ
れなりに存在するのは、日本からの輸入商品を扱ってい
るオンラインストアのベストセラー・ランキングに、日本版
がよくランクインしていることからもわかります。
しかし、この英語版「Megami DX」第1号の名前をラン
キングで見かけたことはリリース後ほとんどなくて、北米
ではイマイチのセールスだったのかな、とは思っていました。
アニメ・キャラクターのピンナップ誌という性格上、日本語
が読めなくても輸入版で構わない、という人が多いだろう
とも考えられますし。
あと、他の北米アニメ雑誌なら、記事で扱うのは北米で
正式にリリースされる作品ばかりですから、掲載につい
ても、北米の権利代行者と話をすればいいわけですが、
北米でリリースされていない作品も含んでいる「Megami
DX」の場合、日本側の権利者と直接交渉しなくてはなら
ないわけで、より手間がかかる、ということはあるかもし
れませんね。


日本Amazonでのデータでは、2009年1月30日に、「涼
宮ハルヒの憂鬱」を表紙とした第3号(日本版の第7号)が
発売予定になっているんですが、どうなるでしょう。
この第3号も、アメリカAmazonでは、発売日が2008年10
月7日という、2号より前の日付になっていて、もう訳がわか
りませんけれど。




posted by mikikazu at 12:37 | TrackBack(0) | 海外情報(北米) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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