くるかれ小説「Two in the Bed」へのご感想、ありがとう
ございました。「GoGo!」本編がやってくれないので、勝手
に二次で補完してる感じなんですけど(笑)。
一応、かれんさんとくるみさんのお話については、1作目
「Two in the Room」、2作目「Tea in the Room」から
続く連作になっていますので、未読でしたら、そちらもよろ
しくです。また何か書くかどうかは、視聴が遅れている本編
次第……ですね。
さて本題。
恒例ですが、9月期に引き続き、ドイツのマンガ出版
社2社、CARLSEN COMICSとTOKYOPOPドイツ
における、マンガ売り上げランキングの2008年10&
11月期データです。
うかうかしているうちに、2ヵ月分のデータになっちゃ
いましたけど(汗)。
まずはCARLSENから。
ソースは、CARLSEN MANGA公式フォーラム内
スレッドの、"CARLSEN MANGA!-Bestseller"
になります。
2008年10月期
1.「NARUTO」第32巻
2.「DAISUKI」(雑誌 2008年10月号)
3.「花ざかりの君たちへ」第18巻
4.「片手に拳銃 心に花束を」
5.「ヴァンパイア騎士」第4巻
6.「Black Cat」第20巻
7.「タクミくんシリーズ」第7巻
8.「ブラッドハウンド・スペシャル」(Chibi-Manga)
9.「悩殺ジャンキー」第9巻
10.「裏切りは僕の名前を知っている」第2巻
11.「WANTED」(樋野まつり)
12.「ロイヤル・セブンティーン」第3巻
13.「ハーレムビートは夜明けまで」第2巻
14.「CROWN」第4巻
15.小説「今日からマ王!」第3巻
16.「.hack//G.U.+ 」第3巻
17.「Blood+」第2巻
18.「ふたりエッチ」第36巻
19.「かりん」第6巻
20.「ONE PIECE」第47巻
21.「NARUTO 秘伝・兵の書」
22.「シャーマンキング」第28巻
23.「ドラゴンボールZ Die Saiyajin」第4巻
24.「SILVER DIAMOND」第8巻
25.「ARTY SQUARE」
2008年11月期
1.「NARUTO」第33巻
2.「ONE PIECE」第48巻
3.「DAISUKI」(雑誌 2008年11月号)
4.「純情ロマンチカ」第8巻
5.「裏切りは僕の名前を知っている」第2巻
6.「CROWN」第4巻
7.「シャーマンキング」第28巻
8.「ふたりエッチ」第37巻
9.「かりん」第7巻
10.「S・A〜スペシャルエ・ー〜」第5巻
11.「花ざかりの君たちへ」第19巻
12.「そばにおいてね。」
13.「ARTY SQUARE」
14.「Personal Paradise - Miss Misery」
(Melanie Schober)
15.「SILVER DIAMOND」第8巻
16.「遊戯王」第37巻
17.「ヴァンパイア騎士」第4巻
18.「男が男を愛する時」第8巻
19.「スキップ・ビート!」第12巻
20.「銃夢――Last Order」第11巻
21.小説「その指だけが知っている」
22.「ブラッドハウンド・スペシャル」(Chibi-Manga)
23.「WANTED」(樋野まつり)
24.「E's」第3巻
25.「NARUTO 秘伝・兵の書」
という結果ですね。
やはり毎回指摘しなくてはいけないのは「NARUTO」
の強さで、データのある今年6月期から、ずっと毎月
トップの座から下りません。ジャンプ系では、それを
「ONE PIECE」と「シャーマンキング」が追う、という
感じですね。
続いて、TOKYOPOPドイツの公式フォーラム内スレッド
で報告されている、毎週の売り上げTOP20ランキング
から、動きのある新刊発売週のみで。
2008年第43週
1.「ファインダーの標的」第2巻
2.「ロッキン★ヘブン」第6巻
3.「ラブ・ベリッシュ!」第2巻
4.「Bleach」第29巻
5.「外科医は指先で挑発する」
6.「ブルードラゴン ラルωグラド」第4巻
7.「聖ドラゴンガール みらくる」第5巻
8.「アツイヒビ」
9.「地獄少女」第2巻
10.「To LOVEる」第2巻
11.「DEATH NOTE: L Change the WorLd」
12.「蜜×蜜ドロップス」第7巻
13.「ファインダーの標的」第1巻
14.「科学室へどうぞ」第1巻
15.「ダーリンは生モノにつき」第2巻
16.「ラブ・ベリッシュ!」第1巻
17.「ZOMBIEPOWDER」第3巻
18.「永田町ストロベリィ」第1巻
19.「Bone」第7巻
20.「紳士同盟†」第9巻
2008年第48週
1.「紳士同盟†」10巻セット
2.「蜜×蜜ドロップス」第8巻
3.「紳士同盟†」第10巻
4.「Tränen eines Engels」
(Olga Rogalski作によるドイツ製やおいマンガ)
5.「科学室へどうぞ」第2巻
6.「Bleach」第30巻
7.「永田町ストロベリィ」第2巻
8.「愛してるぜベイべ」第2巻
9.「クレイモア」第3巻
10.「ファインダーの標的」第2巻
11.「ロッキン★ヘブン」第6巻
12.「バトルロワイヤル」第1巻
13.「スクールランブル」第17巻
14.「紳士同盟†」第9巻
15.「テニスの王子様」第25巻
16.「Bleach」第29巻
17.「永田町ストロベリィ」第1巻
18.「DEATH NOTE」第3巻
19.「DEATH NOTE」第2巻
20.「蜜×蜜ドロップス」第7巻
という感じです。
「DEATH NOTE」が刊行終了した、こちらでのジャンプ
作品売れ筋は、「Bleach」「To LOVEる」「クレイモア」
になるようですね。
やおい作品は相変わらず強いですが、ドイツ人作家Olga
Rogalskiさんによる「Tränen eines Engels」が売れて
いる様子なのは、ドイツ国内でもやおいマンガ作家がプ
ロとして通用するレベルで育ちつつある、ということかも
しれません。それを証明するためには、さらなるドイツ人
やおいマンガ家さんの登場が必要でしょうけど。
昨日紹介したスペインの、J-POPに影響を受けたバンド
と同じく、日本のポップカルチャーが世界のあちこちで、
ただ作品を消費するファンに対してだけではなく、クリ
エイターに対しても刺激を与えている様子なのは、とて
も建設的で、未来につながっていくものだと思います。