2005年12月27日

HBK対ヒットマンはノー・フェイク


偶然なんですけれど、今週のWWE「RAW」で解説の
ジェリー・“ザ・キング”・ローラーが、ショーン・マイ
ケルズの自伝を紹介する際に、24日付けの記事で
僕が引用したのと全く同じ箇所を読み上げていまし
たね。やっぱり誰が読んでもインパクトのある言葉
なんでしょう。

ショーン・マイケルズの自伝
「Heartbreak & Triumph: The Shawn Michaels Story」


引き続いて読んでいる内容は、ショーンのWWFチャン
プ時代のお話になってきたんですが、誰もが夢見る
王座につきながらも順風満帆とは全くいかず、苦悩
の日々が綴られていきます。
というのも、ショーンがチャンピオンだった時代は、
ちょうどライバル会社のWCWが、日本にまで波及し
たNWOブームでWWEを視聴率・観客動員で圧倒して
いた頃で、団体の顔であるチャンピオン、ショーンは
人気低迷への責任感とプレッシャーで悩みます。
ブレット・“ヒットマン”・ハートとの確執も、団体のビジ
ネスが順調であれば、あるいはもう少しなんとかなっ
たのかもしれません。


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ともあれ同書はこの辺から、ブレット・ハートに対す
る厳しい批判と怨嗟の言葉がこれでもかと続くように
なっていきます。いわく、

・「あんなゲイみたいなヤツを育てたのはどんな親な
んだ」と、新聞コラムで自分の両親を侮辱された。(P241)

・すぐに謝るのだけれど、舌の根も乾かぬうちにさら
にひどいことを言いふらし、また謝り、またさらに…
…というのがブレットのやり口だ。(P241)

・ショーンが膝のリハビリのために休んだのは、自分
にレッスルマニア大会で負けるのを嫌がったための
嘘だという噂を流された。(P243)

・「フェアにやろう」と和解した直後のプロモで、交互に
喋る筈が、ブレットが1人でずっと喋り続けて、ショー
ンが語る時間を全て奪った。(P244)

・「何が問題なんだ」という問いに「お前だ」と答えると、
ブレットが殴りかかってきた。(P245)


などなど、激しい攻撃が続き、「ヤツは鈍感で、自己
中心的で、人間的にも腐った、他人の苦しみを喜ぶ
ような男だ」(P245)とまで言い切ります。さすがにこ
こまではテレビで言えないでしょう。
また、重鎮のアンダーテイカーを除けば、自分が団
体内でトップのギャラをもらえる選手であり続けると
いう約束があったのに、ビンス・マクマホンがブレット
に自分の倍のギャラの契約をしたと知った時、「ヤツ
は俺より二倍の価値があるというのか!」と怒ってビ
ンスに詰め寄るシーンなどはもうドロドロですね。
ブレットの視点から、モントリオール事件に至る過程
を追ったドキュメンタリー映画「レスリング・ウィズ・
シャドウズ」では、WWE側に対してブレットが全くの
被害者として描かれていましたが、やはり現実は色
々な意見があるものです。どちらが正しいかというこ
とではなく……。
この本に対する、ブレット側からの反論がさらにあっ
たら、また泥仕合になるだけのような気もしますね。
posted by mikikazu at 13:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | WWE | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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